山形県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【山形県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 東北 (四輪自動車)

山形県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ


高畠町(たかはたまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県東置賜郡高畠町 まほろばの里 人口22,4345人

山並みを背景に、(右から)まほろば古の里歴史公園の竪穴式住居と安久津八幡神社の三重塔、マスコットキャラクターの「はたっき・たかっき」が描かれています。2015年の町制120周年、および合併60周年を記念としてミニバイク50cc以下を対象に120枚が交付されています。

高畠町は山形県南東にある町で、東置賜郡(ひがしおきたまぐん)に属しています。町域の東側には奥羽山脈が連なり、福島県との境となる地点に鳩峰峠と二井宿峠があります。町域西側には最上川・矢代川・和田川といった川が流れ、高畠町の市街と耕地がひろがっています。平安時代末期に築かれた高畠城の城下町として発達した地域です。現在の高畠町は果樹作が盛んで、特にデラウエアの出荷量が日本一であり、さくらんぼ、舞茸、ラ・フランスやワイン・ジャムといった果物の加工品を特産としています。主要な産業は製造業であり、金属加工・食品加工を得意としています。また、JR奥羽本線高畠駅の駅舎内に「太陽館」という温泉入浴施設を有しています。

よねおりかんこうセンターは高畠町福沢にある国道13号沿いのドライブインです。米沢牛を提供する「よう山亭」、手打ち十割そばの「蕎せい庵」、ラーメン屋・軽食、直売所などを有する道の駅的な施設です。現在のような道の駅が主流になる前から存在し、施設は古いものですが根強い人気があります。

高畠ワイナリーは高畠町糠野目の砂川南岸にあるワイナリーです。山形県産のぶどうを使った地場ワインを製造するため、南九州コカ・コーラボトリングが100%出資の関連企業として1990年に開設した施設で、無料の工場見学や有料の試飲を行っています。ワインだけでなく、軽食やジェラートも提供する観光農園です。

まほろば古の里歴史公園は、高畠町安久津にある歴史や水田をテーマにした公園です。安久津八幡神社の三重塔やうきたむ風土記の丘考古資料館(県立の考古資料館)を中心に整備されています。高畠町は日向洞窟や火箱岩洞窟(共に国の史跡)など旧石器時代~縄文時代の遺物が残る洞窟がたくさんあるため、古代の竪穴式住居を模したものが建っています。園内の「創造の館」では不定期に陶芸教室など各種体験教室が開かれていたようですが、現在は臨時休業となっています(R4.12月現在)。

道の駅 たかはた(愛称:まほろばステーション)は、前述のまほろば古の里歴史公園の向かいにある道の駅です(国道113号沿い、規模は小~中規模)。レストランと直売所、RVパーク(車中泊用の設備、執筆現在はシャワー室は利用不可となっている)を備え、ウォーキングセンターとして周辺の散策路の中心施設となっています。

犬の宮・猫の宮は高畠町高安にある神社です。犬の宮は8世紀のはじめごろ、猫宮は8世紀末~9世紀のはじめごろに建立されたもののようで、当地の住人を助けた犬・猫を祀るものです。ともに小さな神社ですが、全国から愛犬家・愛猫家が訪れ(犬派猫派のそこはかとない対抗心などあり)首輪や写真を置いて行くようです。毎年7月の第4土曜日には全国のペットの供養祭が行われています。


河北町(かほくちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県西村山郡河北町 雛とべに花の里 人口187641人

雛人形と紅花のイラストが描かれています。町制60周年の2014年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。

河北町は山形県中央やや東寄りにある町で、村山郡に属しています。山形県東部に広がる山形盆地(村山盆地)に位置し、東部には最上川、南部に寒河江川が流れています。平安時代の初期ごろに寒河江庄の一部として開発がはじまり、米や紅花が盛んに生産されるようになると、最上川の舟運を活かした紅花や苧麻(からむし)の集散地として発達しました。現在でも耕地面積が町域の約1/3を占め、さくらんぼや大豆、スリッパ(採算量国内一位、全国の生産量の4割程度を占める)などを特産としています。一方で人口減少と高齢化により平成4~27年の間に農家人口は1/3以下に減少しています。また、全体的に人口と産業従事者が減っているため、第三次産業も小売・卸売業が減少傾向にあります。

河北町児童動物園は河北町谷地の町役場敷地内の西側にある小動物園です。町が運営するもので、もともと同地に保育所があり、地域のこどもの情操教育のため、怪我をした動物を保護していたことから動物園として開園しています。現在は飼育頭数を30種150頭ほどまで増やし、年間約4万人が訪れる当地の観光名所になっています(入園無料)。山形県内では唯一の動物園となります。

谷地八幡宮(やちはちまんぐう)は、前述の町役場(ないし児童動物園)の南西側50mくらいのところにある神社です。寛治5年(1091年)に源義家によって現在の村山市白鳥近辺に創建されたもので、天正年間(1573-1592年)に谷地城主 白鳥長久が鎮守として現在の位置に移したとされています。9月の例祭で行われる「谷地の舞楽」(林家舞楽、重要無形民俗文化財)は1200年ほどの歴史を有し、当地の神職が一子相伝で伝承しているもので、日本四大舞楽の一つとされます。

河北町紅花資料館は、河北町谷地の県道285号沿いにある資料館です。近郷きっての豪農 堀米四郎兵衛の屋敷内に武器・古文書・生活道具などが保存されていたものを、町が紅花や亨保雛の資料館として改修したものです(入館料:大人400円 高校生150円 小中学生70円 鯉の餌100円)。日本庭園や蓮池などもあり、土産物屋やレストランも併設するなど町が運営する資料館としては設備が整っています。

河北町はスリッパの国内生産のうち4割程度のシェアを占めるため、「かほくスリッパ」としてブランド・特産品化しています。元来このあたりでは稲作が盛んであったため、稲わらを編んだ草履表作りが盛んでした。明治時代に村役人の田宮五郎という人が「ぞうり表圧搾機」を発明し、専売特許を取得したことから当地の履物産業が盛んになったと伝わっています。

冷たい肉そばは河北町谷地発祥の郷土料理・ご当地グルメです(由来や発生年とも不詳、なぜか河北町発祥とされる)。キンキンに冷やしたものもありますが、おおむね常温の汁そばで、汁は醤油味の鶏ダシ、具はコリコリした親鳥の肉とねぎというのが一般的です。近年ではご当地グルメとして脚光を浴び、村山地方の飲食店で盛んに提供されるようになりました。河北町には冷たい肉そばを提供する店が13軒程度あります。夏はとても暑く、冬は寒い盆地気候の村山地域の「冷やし文化」の一例となっています。


寒河江市(さがえし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県寒河江市 夢追い 人・緑輝く さくらんぼの都市(まち) 人口40,189人

慈恩寺の三重塔と特産のさくらんぼがシルエットで描かれています、2013年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。

寒河江市は山形県の中央やや東寄りにある市です。山形盆地(村山盆地)の南西部に位置し、南北に細長い市域の北側は寒河江市・村山市・大蔵村の境を成す葉山(標高1,462m)の南麓、市域南部の寒河江川と最上川に挟まれた辺りに市街を成しています。南北朝時代~室町時代初期に築かれた寒河江城の城下町として発達し、江戸時代には商用作物として紅花や苧麻(からむし)が栽培され、寒河江川の砂金が採取されていました。現在の寒河江市は県内随一のさくらんぼの産地として、または寒河江八幡宮の例大祭 寒河江まつりの流鏑馬で知られています。、また、市役所は若き日の黒川紀章が設計したもので、中に岡本太郎作のオブジェがあります。

道の駅 寒河江 チェリーランドは、国道112号沿いにある大規模の道の駅です。施設は寒河江川南岸の河川敷公園の向かいにあり、近隣のチェリーランド河川敷公園と二の堰親水公園、トルコ館、茶室臨川亭、さくらんぼ会館(当地のくだもの狩りの案内施設、内部にJAのジェラート屋があり人気)などを含めて「チェリーランド」と呼びます。2024年にグランピング施設、オートキャンプ場、さくらんぼ種飛ばしコースなどが新設される予定です。

慈恩寺(瑞宝山本山慈恩寺)は寒河江川北岸、寒河江市慈恩寺にある仏教寺院で、現在は慈恩宗の本山です。行基によって見出され、聖武天皇の勅によって746年にインドの婆羅門僧正 菩提僊那(ぼだいせんな)によって創建されたものとされています。かつては国家の鎮護、除災招福を願うため、3院46坊からなる一山寺院を形成し、出羽国の一大宗教拠点でした(現在は3院17坊)。本堂を含め、釈迦如来像、不動明王像、十二神将像、聖徳太子立像など多くの重要文化財を有しています。周囲の中世城郭や行場とともに国の史跡であるため、南側に慈恩寺テラスというガイダンス施設があります。

とうふ工房・清流庵は寒河江市下河原にある株式会社 住吉屋食品(隣に工場がある)のアンテナショップです。豆腐をはじめ豆食品・豆乳やおからを使ったスイーツ、コロッケやがんもなど揚げ物、玉こんにゃくなどを試食しながら購入できる店舗とカフェが併設されています(県道から外れるため分かりづらい場所にある)。

最上川ふるさと総合公園は、山形自動車道の寒河江SAと一体化したハイウェイオアシスとして整備された公園です。「山形の自然と文化交流」をテーマに2000年に開設されたもので、センターハウスを中心にドッグラン、フラワーガーデン、フルーツガーデン、寒河江スケートパークなどがあり、周辺には入浴施設  ゆ~チェリー(公園東側に市民浴場もあり、源泉かけ流しで市民でも市外民でも大人200円 小人100円)、JAさがえの産直センターといった商業施設が出ています。


新庄市(しんじょうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県新庄市 緑輝く いきいき 新庄 自然と共生 暮らしに活力 心豊かに笑顔輝くまち 人口33,027人

背景に山、市の木のモミと市の花アジサイ、公式キャラクター「かむてん」が描かれています。2012年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。

新庄市は山形県の北東部、最上地方にある市です。最上地方は最上川中流にある新庄盆地にほぼ相当し、新庄市は同地域(最上郡)の1市4町3村の中心都市として位置づけられています。江戸時代に戸沢政盛が築いた新庄城を本拠とする新庄藩の城下町として発達し、最上川の舟運の主要積出港を有して栄えた地域です。県内を南北に縦貫する国道13号と東西に走る47号が交差する地点であり、交通の要衝となっています。基幹産業は農業で市域の1/4弱が耕地、そのうち水田が9割を占めるため、郊外には田んぼが広がっています。また、雪深い地域でもあり、年間の日照時間が1,323時間と日本一日照時間が短いまちです。

JR東日本新庄駅は奥羽本線に所属する駅で、当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線の3路線が乗り入れています。西口に最上地方の各市町村が出資する交流拠点として、「ゆめりあ」という名称の施設が併設されていて、mini漫画ミュージアム鉄道ギャラリーがあります。

新庄城(別名:沼田城、鵜沼城)は新庄市堀端町にある史跡です。かつては新庄藩の本拠として三層天守を有した城で、本丸の東側に二の丸・三の丸があり、侍町を形成していたようです。1868年の戊辰戦争で戦闘の舞台となり大半を焼失し、廃城となりました。現在は最上公園として整備され、本丸跡には戸澤神社が建っています。最上地方随一の桜の名所として知られ、当地の春祭り「カド焼きまつり(注:カドとは魚のニシンのこと。春告魚として知られる)」の会場でもあります。

新庄まつりは8月24~26日の3日間にかけて行われる祭りで、幅3m、長さ8m、高さ4.7mに及ぶ山車(当地では「やたい」と呼ぶ)20台ほどが笛・鉦・太鼓・三味線の囃子に乗って市内を巡航します。1756年から行われていて、その前年の宝暦の飢饉によって多数の餓死者が出たことから新庄5代藩主 戸沢正諶(まさのぶ)が領民に活気をもたせ、豊作を祈願するために始めたとされています(ユネスコ無形文化遺産登録、国指定重要無形民俗文化財)。

東山公園は新庄市金沢にある総合公園です。新庄市街東側の丘陵地にあり、テニスコート、陸上競技場、市民球場、プールなど運動施設のほか、あじさいの杜として34種45,000株のあじさいが植栽されています。

東山焼は米沢成鳥焼、山方の平清水焼、尾花沢の上の畑焼と並び山形の4古窯として知られる焼き物です。「出羽の雪のかげり」と言われる鮮やかな青い色彩が特徴です。当地には(有)新庄東山焼という窯・店舗がありますが、こちらは天保12年に藩の御用窯として開かれたものです(コロナ禍のため、当面の間陶芸体験は休止している)。


天童市(てんどうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県天童市 湯のまち天童 あなたの旅に、王手 人口61,092人

将棋の駒の形をイメージしたプレートに縁起物・福を招き入れるとされる「左馬」が描かれています。2009年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。

天童市は山形県東部の村山地方にある市です。山形盆地(村山盆地)の中央付近に位置し、市域の東側半分が奥羽山脈の山地、西側は最上川水系の乱川・押切川(福島県のものとは別、天童市内を流れる20kmほどの川)・立谷川(たちやがわ)・倉津川などが形成する扇状地となっています。江戸時代の1828年に織田氏の織田信美(のぶかず)が入り天童藩として成立、藩では当時流行していた将棋の駒作りを武士たちに奨励し、現在の「将棋の町・天童市」の基礎を作りました。かつては果樹作を中心とした農業や温泉地の観光業を主要な産業としていましたが、耕地は年々減少し、現在では山形市のベッドタウンないし県内観光の拠点として機能しています。2005年の国勢調査をピークに人口は減少局面を迎えています。

天童公園は天童市のほぼ中央にある舞鶴山(標高242.1m)や天童城(舞鶴城、ないし天堂古城)跡周辺を公園として整備したものです。およそ2,000本の桜の名所として知られるほか、毎年4月の桜まつりで行われる「人間将棋」の開催地としても知られています。広さ56haを誇る公園で、2021年にはもみじ園(愛宕沼親水空間~舞鶴山山頂までをデッキとスロープでつないだもの、全長250mの散策路)が開園しています。

道の駅 天童温泉(愛称:わくわくランド)は、天童市鍬ノ町にある国道13号沿いの中規模の道の駅です(駐車場はかなり大きい)。メインとなる駅舎・森林情報館「もり~な天童」、直売所「サンピュア」のほか、本屋やこんにゃく店、足湯などがあります(レストラン無し、フードコート有り、入浴施設無し)。天童市はラ・フランスの生産量が日本一ということもあり、ラ・フランスとその加工品が人気のようです。

天童温泉は、市のほぼ中央にある舞鶴山の北側(前述の道の駅天童温泉近く)にある温泉街です。1911年に灌漑用の井戸を掘るために水田を掘削中に掘り当てた温泉で、JR奥羽本線天童駅の東側に12軒ほどのホテル・旅館が出ています。周辺は温泉通り沿いに商業地になっていて、天の湯(あづま荘脇)、童の湯(ホテル王将脇)に足湯が二つあり、「湯坊いちらく」館内に天童ブルワリー(クラフトビール・クリークなどが飲める)があります。

天童市将棋資料館はJR奥羽本線天童駅に併設されています。天童市は全国の将棋の駒の9割以上を生産することから1992年にオープンした資料館で、チェスやチャトランガ、シャンチーなど類型のゲームを含む将棋のルーツ、駒製作の過程、江戸時代の工人の92セットの駒などが展示されています(入館料:大人320円、高校・学生210円、小中学生100円)。また、当地は将棋のまちということで、道の駅天童温泉内(15作)や歩道の19箇所に詰将棋があります。

御苦楽園(ごくらくえん)は天童市奈良沢乙にある庭園です。昭和初期の不況による失業対策として当地の水戸部酒造の創業者 水戸部弥作によって造園されたもので、「人生の苦しみと楽しみを盛った庭園」という意味合いで御苦楽園といいます(入園料:大人400円 子ども200円)。山形県内外の銘木・銘石があり、柱石には人生の苦楽を教えてくれる名言や格言が刻まれています。

出羽桜美術館は天童市一日町にある美術館です。当地の酒造メーカー出羽桜酒造の3代目仲野清次郎氏が木造瓦葺きの日本家屋を改装して始めたもので、朝鮮半島の陶磁器や工芸品、洋画家 斎藤真一の絵画などが展示されています。


東根市(ひがしねし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県東根市 果樹王国ひがしね 人口47,953人

東根市発祥のさくらんぼ「佐藤錦」のイラストが描かれています。2009年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。

東根市は山形県中央東部の村山地域にある市です。市域東側は黒伏山や甑岳(こしきだけ)など奥羽山脈の山地、市域西側の日塔川、白水川、村山野川、乱川の扇状地に市街を成しています。市街南部に山形空港と陸上自衛隊神町駐屯地、中央部東側が商業地として発達しています。県内3位の農業産出高を誇り、その3/4が果物と全国でも屈指の果物の産地で、さくらんぼ、ラ・フランス、梨、ぶどうなどを特産としています。近年では山形空港、山形新幹線と仙台まで直通の国道48号など有利な交通インフラ環境をもとに、県内で唯一人口が増加傾向にありましたが、平成27年頃からほぼ横ばいとなっています。

関山大滝は東根市関山にある乱川上流部の滝です。高さ10m、幅15mの幅広の滝で国道48号沿いにあり、近くに大滝ドライブイン 泉や(土産屋・食堂)、大滝ドライブイン せいの(定食屋)など商業施設が出ています。夏は水遊び、秋は紅葉の名所とされ、周辺には県指定天然記念物のカツラの巨木があります。

東根温泉はJR奥羽本線東根駅(さくらんぼ東根駅ではない)の北側にある温泉街です。観光宣伝では名産のさくらんぼと山形新幹線の駅名にちなんで、「さくらんぼ東根温泉」とするようです。1910年に農業用水の井戸を掘ったところ掘り当てた温泉で、現在ではホテル・旅館が20軒、共同浴場5軒程度が出ています。足湯(ペット専用もあり)や足湯利用者のための駐車場も整備されています。

山形空港は東根市羽入と神町にまたがって存在する空港です。もともと大日本帝国海軍の神山練習飛行場であったものを戦後の占領期にはアメリカ軍が使用、その後空自が使用するようになり、1964年に民間空港となっています。大きな空港ではなくローカル空港然としていますが、レストランや土産屋などはそれなりに揃っています。隣接する神町駐屯地の第6飛行隊の飛行場としても利用されていて、オスプレイなどが来ると写真を撮りに航空ファンが訪れます。

ひがしねあそびあランド(正式名称:東根市こどもの遊び場)は東根市東根乙にある屋外遊戯施設です。広さ4haの敷地に大型アスレチックや噴水・ざりがに池などの親水設備、トランポリン、工作や泥遊びができるプレイパークなどがはいっています(入園無料)。コロナ禍のため、一時期は県民のみの利用となっていましたが、2022年10月に規制が緩和され、執筆現在(2022.12月)は名前や住所などを記入して入園するようになっています。

東根の大ケヤキは東根市本丸南、市立東根小学校敷地内にあるケヤキの巨木(国指定特別天然記念物)です。樹高28m、根回り24mで樹齢1,000年とも1,500年ともいわれ、日本三大ケヤキの一つとされています。隣接する龍興寺沼公園に無料駐車場があります。


舟形町(ふながたまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山形県最上郡舟形町 人口5,101人

小国川の流れと鮎、右側に国宝指定の土偶、通称「縄文の女神」をモチーフにしたキャラクター「めがみちゃん」が描かれています。2015年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

舟形町は山形県北部の最上地域にある町で、最上郡に属しています。南北6.5km、東西27.4kmの細長い町域を有し、天然鮎(松原鮎という)の遡上で知られる最上小国川が最上川と合流する地点にあります。江戸時代には羽州街道の宿場町 舟形宿として発展し、同街道と庄内地方~山形県の内陸部を結ぶ舟形街道への交通の交差点でした。町域の7割程度が山林や原野、耕地は15%程度でそのうち9割が水田であり、山と田んぼが目立ちます。基幹産業は農業で、林業も行われ、米・鮎・マッシュルーム・山菜・木工品などを特産としています。

舟形若あゆ温泉は舟形町長沢の県民ゴルフ場のあたりにあります。1993年にオープンした日帰り温泉施設で、町内唯一の温泉施設です。お湯は循環式で、かけ流しではないですが入浴料は大人400円・小学生200円と手頃で、町の入浴施設としては浴槽やサウナ等も揃っています。周辺にはあゆっこ村キャンプ場やレストラン、陶芸教室などがあります。併設のレストラン・軽食堂では鮎の塩焼きや、鮎の炊き込みご飯、ラズベリーを使ったスイーツなどが食べられます。

マッシュルームスタンド舟形は、舟形町舟形向山にある若鮎ファームに併設されたレストランです。ピザやパスタ、マッシュバーガーといった洋食を提供する店舗ですが、当地の農園で作ったジャンボマッシュルームが売りで、生スライスが何度でも無料でおかわりできます(マッシュルーム料理店といっても過言ではない)。前述の若あゆ温泉からも近く、当地の人気店になっています。

アユパーク舟形は県道56号新庄舟形線と小国川に挟まれた河川公園です。噴水や水路、ゲートボール場や輓馬会場(人間ばん馬の競技会が行われている)、芋煮会広場などを有する公園です。例年9月に行われるふながた若鮎まつりの会場であり、また6月にはヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形というレトロカーの催しを行っています(2020~2022年コロナ禍により中止)。

アトリエoneは舟形町掘内の県道56号新庄次年子村山線沿いにある手芸雑貨・木工品の店舗です。地域資源の木を使った自分用の箸づくり体験を行うことができます(要予約)。


小国町

小国町ホームページより

山形県西置賜郡小国町


原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コチラのページが便利です
市町村別の目次
コチラのページが便利です
市町村別の目次