原付・小型バイクのご当地ナンバー
【茨城県編】
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茨城県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。
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古河市(こがし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県古河市 風格と希望に満ちた“いきいき古河” 人口138,400人
市の花 ハナモモと足利成氏(あしかがしげうじ)の幼少期をモデルとした「万寿王丸」が描かれています。合併10周年記念として、2015年から、50cc以下のミニバイクを対象に2000枚が交付されています。
古河市は茨城県の県西地域にある市です。2005年に旧古河市・総和町・三和町が新設合併して現在の市域としています。関東平野のほぼ中央部にあたり市域はほぼ平坦、南部に利根川、西部には渡良瀬川が流れています。栃木・群馬・埼玉・千葉・茨城の県境に近く、北関東圏の交通の結節点となっています。室町~戦国時代に古河公方(関東足利氏)の本拠、江戸時代には古河藩の城下町や日光街道の宿場町 古河宿として栄えた地域です。1958年に東北本線が電化され、首都圏のベッドタウンとして人口が増加したため、現在の古賀市は東京のベッドタウン、食料品加工・輸送用機械を得意とする工業都市の2つの面を有しています。旧古河宿の辺りは史跡など古い街並みが残り、「関東(または坂東)の小京都」とされています。
古河駅は古河市域の北西部にあるJR東日本東北本線の駅です。1885年開業の日本鉄道大宮ー宇都宮間に設置された駅で、茨城県では最初に開業した駅です(当時は利根川の架橋が済んでいなかったため、鉄道連絡船が運行していた)。古河市内には駅が1つしか無いため(東武日光線新古河駅は埼玉県加須市にある)当地の中心駅となっていて、周辺は商業地になっています。駅西側は元古河城の城下町・宿場町にあたり、古河歴史博物館、篆刻美術館(はんこの美術館)、古河文学館、鷹見泉石記念館(旧武家屋敷、無料で見られる)といった美術館・博物館があります。
古河総合公園は古河市鴻巣にある都市公園です。面積は22.4haで約2,000本のハナモモが植栽された桃園や大賀ハスの蓮池、古民家や孔雀小屋などがあります。公園南部(古河公方公園)は古河公方がかつて館を構えた場所で、半島状の台地を囲むように御所沼が広がっています。また、園内に古河公方 足利義氏の墓があります。
サンワ設計 ネーブルパークは古河市駒羽根にある公園です。広さ17.6haあり、アスレチックやポニー牧場・地下迷路・釣り堀・ミニSL・バーベキュー場などを備えています。関東の「へそ(中心)」にあるということで「へそ」を意味する「ネーブル」パークとしています。古民家内で農具の展示や、工芸館で陶芸・木工の体験も行われています。
雀神社は古河市宮前町にある神社です。社伝によると崇神天皇(第10代天皇、古墳時代の人)の時代に創建されたものとされ、「雀」は鎮社(しずめのやしろ)から来たとされます(昔このあたりを「雀が原」といったことからとする説もあり)。現在の社殿は1605年に造営されたもので市の文化財になっています。猫神社、ないしアオバズクが生息する神社として親しまれています。境内の大ケヤキは二本の木が合体していることから「夫婦欅」と呼ばれて親しまれてきたものですが、1995年に火災で一部が焼けて現在は強化繊維プラスチックで腐朽を防いでいる状態です。
つくばみらい市
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県つくばみらい市
茨城県南部 活力に満ちた うるおいとやすらぎのまち 人口51,040人
イメージキャラクターの「みらいりんぞう」と稲穂が描かれています。2016年の市制10周年を記念してミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。
つくばみらい市は茨城県の県南地域にあり、2006年に伊奈町と谷和原村が合併してできた市です。市域西側に鬼怒川・小貝川、東側に西谷田川が流れるおおむね平坦な地形で、常磐自動車道谷和原ICの辺りとつくばエクスプレスみらい平駅周辺が市街地、市東部は水田やゴルフ場が目立ちます。もともとは江戸時代初期に関東都代 伊那忠次によって開発された地域で、当時は「谷和原三万石」と呼ばれていました。1980年頃まで農村でしたが、常磐自動車道の開通や常総ニュータウンの開発などを受けて人口5万ほどの市となっています。2005年のつくばエクスプレス開業後はみらい平駅を中心に開発が進み、さらに東京のベッドタウンの様相を強めています。
福岡堰さくら公園は市の北端(北山)にある市立の公園です。岡堰・豊田堰と共に関東三大堰に数えられる福岡堰の周辺を整備したもので、面積2.7haほどです。長さ1.8km、550本の桜並木(ソメイヨシノ)があり当地の桜の名所となっているほか、じゃぶじゃぶ池があり夏場は水遊びができます。
間宮林蔵記念館は小貝川北岸のつくばみらい市上平柳にあります。当地出身の江戸時代の探検家・測量家 間宮林蔵を顕彰するための施設で、全国から集めた資料や遺品などを展示しています。また、移築復元された生家が隣接しています。近隣に専称寺という浄土宗の寺院があり、樺太探険に出立する際に間宮林蔵が自ら建てた墓(かなり小さいもので顕彰碑の裏側にある)があります。
不動院は、つくばみらい市板橋にある真言宗豊山派の寺院です。「板橋不動尊」の名で親しまれています。大同年間(806-810年)に弘法大師空海により開山されたとされる古刹で、本尊の不動明王・二童子立像は空海自らが彫刻したものとされています。
「綱火」とは操り人形による人形芝居と花火を結合させ、お囃子に合わせて人形を操る伝統芸能です。当地では小張愛宕神社と高岡愛宕神社の8月の祭礼として行われ、どちらも火難よけ、家内安全、五穀豊穣などを祈るものです。
神栖市(かみすし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県神栖市 市民とともにつくる“躍進する中核都市”かみす 人口95,400人
イメージキャラクターの「カミスココくん」が描かれています。2016年からミニバイク50cc以下~125cc以下とミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。
神栖市は茨城県の鹿行地域にあり、県の東南端にある市です。2005年に鹿島郡波崎町を編入して市となっています。太平洋に突き出た形の市域の東は太平洋の鹿島灘、西は利根川が流れ、南部は利根川河口と銚子大橋があります。1960年に鹿島開発が行われて人工掘込式の港湾 鹿島港(当地の海岸は砂浜なので底を掘って水深を確保してある)ができると鉄鋼・石油化学・電気といった臨海工業地帯として国内屈指の工業地域になりました。農業は作付面積日本一のピーマンを中心に野菜やメロン、ほかにセンリョウ・門松用の若松・輪菊など花卉が生産されています。波崎漁港を中心にサバ・アジ、はまぐりなどが漁獲され、近年では第三次産業従事者が増加しているため、国道124号沿いを中心に商業も伸びています。
神之池緑地公園は神栖の地名の由来でもある神の池(ごうのいけ)を中心に整備された公園です(広さ73ha)。神之池は鹿島開発以前は現在の7倍の広さ(300haほどになる)のおにぎり型の池でした。現在は周囲4.4kmの散策路やランニングコースや遊具が整備され、レジャーパークやバス釣りのスポットとして親しまれています。園内には2,000本の桜が植栽され、4月にはかみす桜まつり、9月には池の船から打ち上げを行う神栖花火大会が行われています。
日川浜(にっかわはま)海水浴場は毎年夏に神栖市日川のビーチに開設されています。洋上風力発電所の風車がシンボルの砂浜で、海水浴・マリンスポーツ、潮干狩り、釣りなどに利用されています。近くに市営のオートキャンプ場や北側600mくらいのところに神栖市運動公園と神栖市ふれあいセンター湯楽々(入浴施設)があります。
息栖神社(いきすじんじゃ)は神栖市息栖にある神社です。鹿嶋市の鹿島神社、千葉県香取市の香取神社と並んで東国三社のうちの一つとされています。第15代応神天皇の代に日川の地に創建され、その後大同年間の807年に現在の位置に移転したとされています。江戸時代には利根川の水運が発達したため遊覧船も出て、庶民の間で東国三社参りが流行になっていたようです。境内には日本三霊泉に数えられる忍潮井(おしおい)という井戸があります。
サーキットの狼ミュージアムは神栖市息栖の千葉県道・茨城県道44号の息栖大橋あたりにあります。池沢早人師(池沢さとし)氏の漫画「サーキットの狼」に登場する自動車を展示した博物館です(入館料:大人800円 小・中・高校生400円)。コロナ禍により一時期閉館していましたが、現在は開館しています。
牛久市(うしくし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県牛久市 笑顔があふれ やすらぎのあるまち うしく 人口84,680人
日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」とぶどうが描かれています。2013年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。
牛久市は茨城県の県南地域にある市です。利根川と霞ヶ浦に挟まれた稲敷台地上にあり、市域全域がほぼ平坦です。南西に牛久沼(龍ケ崎市内にある)の畔、東部は果樹園と工業団地が広がり、西部のJR常磐線と国道6号あたりが市街地になっています。昭和中期の1960年あたりから東京のベッドタウンとして開発が進み、現在は首都圏・つくば研究学園都市のベッドタウンとして住宅地が目立つ地域です。
牛久シャトー(旧シャトーカミヤ)は牛久市中央にあるワイン醸造所です。実業家 神谷傳兵衛が1898年に当地に用地を購入して神谷ぶどう園を開墾、1903年に創業したフランス種のぶどうとボルドーの高級ワイン製造法を取り入れた日本初の本格的なワイン醸造所です。現在でもワインを生産していますが、レジャー施設として転用が図られており、神谷傳兵衛記念館(旧発酵室)、レストラン「キャノン」(旧貯蔵庫)、土産物屋などができて当地の観光名所になっています。
牛久大仏(牛久阿弥陀大仏)は牛久市久野町にある大仏です。1993年に浄土真宗東本願寺によって創建されたもので、高さ120m(像高100m、台座20m)あり、ブロンズ製の人物像としては世界最大のものです。内部にはエレベーターがあり、地上85mまで登ることができます。周辺には日本一の香炉や庭園、ふれあいガーデンテラス(猿や小動物がいる小動物園、カフェ併設)があり観光名所となっています。
牛久沼かっぱの小径は、牛久沼東畔の牛久城跡~牛久市観光アヤメ園の間にある遊歩道です。牛久沼には河童の伝説がよく残っているため、かっぱ像や河童の碑が建っています。途中にある雲魚亭(小川芋銭記念館)は、近世の画家 小川芋銭(おがわうせん、河童をテーマにした絵が多い)の画室兼居宅を残したものです。また、牛久沼東畔の国道6号沿いは鰻丼の発祥地とされているため「うなぎ街道」と呼ばれています。
鹿嶋市(かしまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県鹿嶋市 ときめきホームタウン かしま 人口67,120人
鹿島アントラーズのマスコットキャラクター「しかお」が描かれています。2013からミニバイク50cc以下~125cc以下とミニカーを対象に交付されています(小型特殊車両は対象外)。
鹿嶋市は茨城県南東部、鹿行地域にある市です。1995年に大野村を編入した市制施行時に佐賀県鹿島市がすでに存在していたため、市名には「鹿嶋」の方を使用しますが、「鹿島」の方もよく用いられています。東は太平洋、西は霞ヶ浦を構成する北浦に面した南北に細長い市域を有し、ハマナスの自生南限地の一つです(太平洋側:鹿嶋市大小志崎、日本海側:鳥取県鳥取市白兎)。古くは鹿島神宮の門前町として発達、昭和40年頃からは鹿島開発として重要港湾 鹿島港ができて鹿島臨海工業地帯が形成されています。現在の鹿嶋市は市域の4割以上が工業用地で、鉄工業・化学工業を得意としています(新日鉄住金の企業城下町とされる)。また、戦国時代の剣士・兵法家 塚原卜伝の出生地でもあります。
鹿島神宮は鹿嶋市宮中にある神社(常陸国一宮)です。千葉県香取市の香取神社、茨城県神栖市の息栖神社と並んで東国三社の一つ、また宮中の四方拝で遥拝される神社の一つです。『常陸国風土記』に存在が確認される古社であり、武甕槌(建御雷神、タケミカヅチ)を祭神としています。古くから武道の神として朝廷と武家の尊崇を受けてきた神社で、地震を起こす大鯰の頭を抑えているといわれる要石や、水上鳥居としては日本最大の一の鳥居などがあります。また、鹿を神使としているため鹿園(エサ100円)があります。
茨城県立カシマサッカースタジアムは鹿嶋市神向寺後山にあるサッカー専用のスタジアムです。1993年に開設されたもので、鹿島アントラーズがホームスタジアムとして使用するほか、2020年の東京オリンピックでも使用されました。当初15,000人収容の施設でしたが、1998年に大規模改修を受けて現在の41,800人収容、2004年にはバックスタンド側にサイン入りユニフォームやトロフィーを展示するサッカーミュージアムを併設しています。
鹿嶋市は戦国時代の剣士・兵法家 塚原卜伝の生地です。塚原卜伝は少年の頃から剣を好み、『卜伝遺訓抄』によると「真剣の仕合十九度、軍の場を踏むこと三十七度、一度も不覚を取らず」といわれる当時の剣豪の筆頭格で、天真正伝香取神道流を修めて鹿島新當流を開いたとされる人物です。JR鹿島線鹿島神宮駅の南口あたりに生誕の地として看板と像、鹿嶋市須賀に墓(寺は焼失したため、墓だけで非常に分かりづらいところにある)があります。
櫻花公園は鹿嶋市光にある公園です。かつて神之池航空基地があったところを公園としたもので掩体壕が残り、中に桜花(旧字体だと「櫻花」、戦時中に日本海軍が開発した特攻兵器で実戦投入された)のレプリカが展示されています。慰霊碑もあり、どちらかというと公園というより記念碑的な施設です。
常陸大宮市(ひたちおおみやし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県常陸大宮市 豊かな自然と調和した 安心・快適な活力のまち 人口39,180人
鮎のぼりを手にしたマスコットキャラクター「ひたまる」と市内を流れる久慈川・那珂川の清流が描かれています。2013年にミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。
常陸大宮市は茨城県北西部の県北地域にある市です。2004年に旧那珂郡大宮町が山方村・美和村・緒方村・東茨城郡御前山村を編入して常陸大宮市となっています。市名は市域にある甲(かぶと)神社に由来し、埼玉県大宮市(現在のさいたま市大宮)との重複を避けるため「常陸」を冠しています。八溝山地の東麓に位置するため、市域西部から北西部にかけて森林が広がり、市全体の6割程度が森林や原野、市街は市域南東部に存在します。大宮地区には水戸北部工業中核工業団地があり、産業では製造業が盛んな印象ですが、温泉の泉源や2つの道の駅、花立自然公園などを有していて観光・宿泊業も盛んに行われています。
道の駅 常陸大宮(愛称:かわプラザ)は常陸大宮市岩崎にある国道118号沿いの中規模の道の駅です。2016年に開駅したもので直売所・レストラン・フードコートのほか、遊具のある広場やバーベキュー場を備えています。また、加工室ではえごまの搾油をガラス越しに見学することができます(火・水・土午前のみ)。久慈川のほとりにあるため夏は川遊びにも利用されています。
辰ノ口親水公園は前述道の駅 常陸大宮の南東側、久慈川の対岸にある公園です。あじさい園や展望台、BMXコース(自転車の貸出あり)、などがある公園です。管理棟に蕎麦屋や淡水魚の展示があります。芝生広場の一部に無料で利用できるキャンプサイトがあり、キャンプやバーベキューに利用されています。また、久慈川堤防には全長1,300mほどの桜並木があり、当地の桜の名所として親しまれています。
山方淡水魚館(やまがたたんすいぎょかん)は常陸大宮市山方の清流公園の近く)にある水族館です。水族館としては日本で二番目に小さいもので、久慈川水系に生息する淡水魚が飼育されています(オオサンショウウオが飼育されているが、これは久慈川には生息していない)。入館料は大人150円小中学生70円で、土日・祝日にはミニ新幹線に乗れます(入館料に含まれる)。周辺に根本酒造(株)という創業1603年の造り酒屋があります(コロナ禍のため、酒蔵見学は現在停止している)。
道の駅 美和は、常陸大宮市鷲子にある国道293号の小規模の道の駅です。1995年に道の駅に登録されたもので、物産館やレストラン、そば打ちができる体験室、ギャラリーなどがコンパクトにまとまっています。特産のしいたけ、キムチ(種類豊富)、パンなどが人気です。
やまがたすこやかランド 三太の湯は常陸大宮市諸沢にある入浴施設です。泉質はph9.7のアルカリ性単純泉で、入浴設備も打たせ湯・寝湯・気泡風呂・ドライサウナ・露天風呂など一通り揃っています。入浴料中学生以上700円、3歳~小学生350円(平日)と普通ですが、16時以降は安くなります。ほかにも常陸大宮市山方に湯の澤鉱泉という入浴・宿泊施設があります(こちらは檜風呂・岩風呂などあり、里山の自然景観をしみじみと楽しめる施設)。
大子町(だいごまち)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県久慈郡大子町 全方位自然基地 人口15,720人
日本三大名瀑の袋田の滝(四度の滝)とイメージキャラクター「たき丸」、紅葉が描かれています。2014年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています(従来様式と選択性)。
大子町は茨城県の北西部、久慈郡に属する町です。325.76k㎡の町域を有しますが、その8割が西側の八溝山系、東側の阿武隈山系の山地で、市街や耕地は町域中央の久慈川に沿った低地・河岸段丘上に集中しています。自然景観を活かした観光や農業を基幹産業としていて、米・茶・りんご・こんにゃくなどが生産され、林業や肉用牛を主とする畜産も盛んです(庁舎は純木造)。年間観光客入込数100万を超える町ですが、1955年に町が誕生した頃から人口は1/3程度に減少していて、今後も1万人以下まで減少すると予想されています。
袋田の滝は大子町袋田にある滝です。久慈川支流の滝川上流にあたり、長さ120m、幅73mあります。岸壁を4度に渡って滑り落ちることから「四度の滝」と呼ばれ、一説には西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ、本当の風趣は味わえない」と絶賛したそうです。冬には氷結することもある滝です。2つの観瀑台(有料)があり、袋田の滝トンネルを通って滝正面に出ることできます。10月~11月頃には滝のライトアップが行われて夜間営業を行っています。
奥久慈温泉郷は大子町内の月居・大子・袋田の3つの泉源を総称するもので、久慈川沿いに温泉宿・ホテルなどが出ているため、実質的に大子町の市街全域を指します。また、国道118号ぞいにある道の駅 奥久慈だいごにも入浴施設があります(泉源は大子温泉)。
永源寺(臥雲山永源寺)は大子町の市街の西側にある曹洞宗の寺院です(JR東日本水郡線常陸大子駅の西側、押川を渡ったところにある)。1446年に創建されたものですが、1864年の天狗党の乱により寺の大半を焼失したため本堂は1953年に再建されたものです。「もみじ寺」という名称で親しまれている紅葉の名所で、境内には地蔵や動物などの石像がありかわいいと評判です(くまもんの石像もある)。
大子広域公園は大子町浅川にある公園です。広さ61haにも及ぶ大規模な公園で、多目的運動場やテニスコートといった運動施設、アスレチックや遊具、散策路、多目的温泉プール「フォレスパ大子」、温泉入浴施設を備えたオートキャンプ場「グリンヴィラ」などがはいっています。
旧上岡小学校(きゅううわおかしょうがっこう)は大子町上岡の国道461号沿いにある廃校です。1879年に創立されたもので、県内の小学校としては旧水海道小学校についで古く、木造校舎となっています。2001年に廃校になってからも地元有志によって保存されていて、地元の絵画・陶芸教室やドラマ・映画・MVなどのロケ地として利用されています。土・日・祝日には校内を見学することができます。
土浦市(つちうらし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県土浦市 水・みどり・人がきらめく 安心のまち 活力のまち 140,800人
霞ヶ浦の帆引船と土浦全国花火競技大会の花火、イメージキャラクターの「つちまる」が描かれています。2013年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。
土屋市は茨城県南部の県南地域にある市です。北部に新治台地、南部に稲敷台地が広がり、その間を境川・桜川・花室川が流れて低地を形成し東部の霞ヶ浦に注いでいます。室町時代に築かれた土浦城の城下町として発達し、江戸時代に入ると土浦藩が成立、水戸街道(現在の国道6号)の宿場町として荒川沖宿・中村宿・土浦宿・中貫宿が置かれていた地域です。戦前には隣接する阿見町に海軍飛行場が開設されたため、海軍の街として栄えたため、現在でも土浦市桜町(JR常磐線土浦駅西側)一帯は北関東最大の風俗街として知られています。現在の土浦市は市東部や北部に大規模な工業団地を有し製造業を強みとしていますが、2000年頃から人口が減少していることもあり伸び悩んでいます。商業では1990年代に駅前から大型商業施設が相次いで撤退し、ロードサイド店舗・郊外型店舗が主となっています。
霞ヶ浦総合公園は霞ヶ浦の西岸、土浦市大岩田にある総合公園です。風車・水生植物園・ジョギングコース・運動場に霞浦の湯(入浴施設)、ネイチャーセンター(自然史博物館)などがはいっています。すべり台とジャングルジムが合体した遊具「ツェッペリン号」がありますが、これは1929年にLZ127 Graf Zeppelin(ツェッペリン伯号、当時最大の飛行船)が霞ヶ浦航空基地に寄航したためです(現在もドイツのフリードリヒスハーフェン市が友好都市)。
土浦全国花火競技大会は土浦市の桜川河畔で行われる花火大会で、日本三大競技花火大会の一つです。日本狼煙協会が後援する大会で、スターマインの部、10号玉(尺玉)の部、創造花火の部の3つの部で構成されています。1925年に当地にある神龍寺の住職が私財を投じて、航空戦死者を慰めるために行ったことが始まりとされています。毎年80万ほどの観覧者を集めるイベントです。
土浦城跡(亀城)は土浦市中央(常磐線土浦駅の北西側400mくらいのところにある)にある城跡です。室町時代に宇都宮流八田氏族の小田氏が築いたもので、その後江戸時代に段階的に改修を加えられていったものと推定されています。太鼓櫓門や霞門が現存しているほか、二の丸にある亀城公園は当地の桜の名所の一つです(当地は市の花が桜ということで、前述の霞ヶ浦総合公園と桜川河畔、真鍋の桜、乙戸沼公園など名所が多数ある)。
茨城県霞ヶ浦環境科学センターは土浦市沖宿町にある博物館・研究施設です。2005年に霞ヶ浦の水質浄化を行う総合的な施設として設置されたものです。展示室や研修室、図書室を備えていて当地の科学博物館として機能を有するほか、野外講座や自然観察会などを行っています。
龍ヶ崎市(りゅうがさきし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県龍ヶ崎市 共によろこび 共に育てる 健康・教育都市 人口76,220人
龍ヶ崎市の街並みを背景にマスコットキャラクター「まいりゅう」が描かれています。市制60周年にあたる2014年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。
龍ケ崎市は茨城県の県南地域にある市です。北部は利根川を挟んで広がる常総台地の稲敷台地、西部は牛久沼と小貝川が流れ、西部から南部にかけて低地となっています。市名は「龍ケ崎」ですが、駅名や県施設などは「竜」の方の字を用います。首都圏から45km圏内にあるため昭和50年代あたりから開発され、人口増加とベッドタウン化が進みました。市の中心は市役所と関東鉄道竜ケ崎駅がある辺りとなりますが、市北部の竜ヶ崎ニュータウン、市北東の藤が丘・中里の辺りにも住宅地・商業地が分散しています。近年は第三次産業従事者が増加しつつ、製造品出荷額も増加傾向にあります。
牛久沼は龍ケ崎市の西部にある小貝川支流の沼です。「牛を食った沼」の伝説(金龍寺に残る)や様々な河童伝説が残る沼で、東畔の国道6号沿いあたりは鰻丼の発祥地とされています。周囲長25.5kmの沼の南側、国道6号沿いに牛久沼水辺公園があり、カワウや白鳥といった水鳥が訪れるということでパンを持って訪れる人が多いようです。
女化神社(おなばけじんじゃ、女化稲荷神社)は隣接する牛久市に囲まれた龍ケ崎市の飛び地にある神社です。主祭神は保食神(=うけもちのかみ、穀物の神)ですが、「昔命を救われた狐が女に化け、恩人の妻となり子を産んだが正体が判明したことを恥じて姿を消した」という狐の伝説が残るため、稲荷神社としても知られています。またm境内に桜があり、お花見スポットとしても親しまれています。
撞舞(つくまい)は高い柱を建てて綱を渡し、様々な動物に扮した演じ手が柱や綱の上で軽業を披露するものです。古代中国の民間芸能が五穀豊穣や雨乞いの神事に結びついたものとされ、利根川下流域に多く伝わっています。当地では八坂神社祇園祭の最終日に行われています。
金龍寺は龍ケ崎市若柴町にある曹洞宗の寺院です。鎌倉~南北朝時代の御家人・武将 新田義貞の子孫である新田義氏が新田荘金山(現在の群馬県太田市)に開いたもので、その末裔 由良国繁が当地に転封されたおりに現在の位置に移転したものとされています。新田義貞というと福井県福井市の藤島神社(新田義貞を祀る)・称念寺(墓所がある)が有名ですが、こちらにも墓所があります。
竹内農場西洋館は龍ケ崎市若柴町にある史跡です。明治~昭和初期に栄華を極めた竹内家のもので、竹内明太郎(日産自動車の前身の快新社、小松製作所の前身小松鉄工所などを設立した実業家・政治家、吉田茂の兄)の別荘として使用されていたものです。以前は笹などが生い茂り心霊スポットとして知られていましたが、現在は藪が払われてすっきりしています。
石岡市(いしおかし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県石岡市 古都1300年の歴史と郷の文化に出会える街 人口72,350人
右側に常陸國総社宮大祭の獅子頭が描かれています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。
石岡市は茨城県のほぼ中央、県南地域にある市です。2005年に旧石岡市と新治郡八郷町が合併して現在の市域としています。関東平野に位置するため市域の大半が平坦で、市域北西側に筑波山系の東端 龍神山(162.8m)と丘陵地、市域西部から南東部に向かって恋瀬川が流れて霞ヶ浦に注いでいます。このあたりは7世紀に大化改新により成立した常陸国の国府が置かれ、長らく常陸府中や常府(じょうふ)と呼ばれていました。同時に茨城県の県名の由来(茨木郡、常陸国成立以前にあったクニ)の辺りも含んでいます。昭和初期頃にはすでに4万人ほどが暮らし、開発が進んでいる地域ですが林野や耕地も多く残ります。
いばらきフラワーパークは石岡市下青柳にある花と緑のテーマパークです(正式名称は茨城県フラワーパークで広さ約30ha)。バラ園、牡丹園、あじさい園、ダリア・芍薬園やフィールドアスレチック、レールバイクなどを有する施設です。特にバラは茨城県の県花として力を注いでいるためm800品種3万株とバラ園としては東日本最大の規模を誇っています。2021年4月に改修工事を終えてリニューアルオープンしています。また、同園の北側400mくらいのところに木内酒造の八郷蒸溜所があり、見学ツアーを行っています(ウイスキーの試飲あり、有料)。
常陸風土記の丘は石岡市街の西側石岡市染谷にあるレクリエーション施設です(無料だが一部有料エリアあり)。シンボルとなっている日本一大きい獅子頭や福島県会津の古民家、大賀ハスの蓮池、古代家屋の復元などがあり当地の桜の名所としても親しまれています。
ダチョウ王国石岡ファームは石岡市半ノ木にある観光牧場です。石岡市に本社をおく城南グリーンシステム株式会社が運営する日本最大級のダチョウの牧場ですが、他にもロバ、アルパカ、インコ、カピバラ、蛇など多数の動物が飼育されています(入園料:中学生以上1000円、3歳以上600円)。動物の餌やりの他バーベキュー場でダチョウの肉や卵を食べることができ、オーストリッチバッグの販売もしています(遊具もある)。
常陸國總社宮(ひたちのくにそうじゃぐう)は石岡市総社にある神社です。今から1300年ほど前の奈良時代天平年間(729-749年)に創建されたものとされています(総社は平安時代に確立されたシステムで、『石岡市史 下巻』では疑問が呈されている)。9月の敬老の日と前後に行われる例大祭は「石岡のおまつり」と呼ばれている大規模なもので、山車12台獅子32代が町中を練り歩き、50万人ほどの観光客を集めます。
石岡府中杉細工とは石岡市で作られる杉細工を指すもので、当地はかつて杉の産地として「府中杉」と呼ばれる杉を産出していました。江戸時代に酒造や味噌づくりが盛んになると酒樽や仕込み樽が盛んに作られていたようです。現在でも小規模ながら行灯や箸立て、おかもちなどが生産されています。また、木工芸として桐工芸も残っています。
下妻市(しもつまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県下妻市 輝く自然・あふれるやさしさ・活力みなぎるまち しもつま ~ひとがいきいきかがやくまち~ 人口41,640人
イメージキャラクターの「シモンちゃん」が描かれています。2015年からミニバイク50cc~125cc以下を対象に交付されています。
下妻市は茨城県西部にある市です。東に小貝川、西に鬼怒川が流れる概ね平坦な土地で、森林は少なく耕地が多くなっています。室町時代~戦国時代に多賀谷氏(武蔵七党野与党)が下妻城(多賀谷城)を築いたことで城下町として発達、その後の1606年に同城に徳川頼房が入って下妻藩が成立、一旦廃藩されるものの1712年に改めて下妻藩となっています。江戸時代には鬼怒川と小貝川に多くの河岸が設けられ、舟運の拠点となっていたようです。市域の半分程度が耕地で米・梨・豚肉などを特産とする農業が盛んな地域ですが、農業従事者は減少を続けています。
道の駅 しもつまは国道294号沿いにある小~中規模の道の駅です(施設は広く駐車場は小さめ)。城のような外観の施設に直売所・レストラン・トイレといったギャラリーがはいっています。納豆工場を併設していて、製造直売・工場見学(ガラス越しの見学で無料)を行っています。開駅は1999年と古い部類に入りますが、2015年にリニューアルしたため設備は一新されています。
https://youtu.be/_Gih4cLhg5U
大宝八幡宮(だいほうはちまんぐう、年号は「たいほう」だが神社は「だいほう」と訛って読む)は下妻市大宝にある神社です。大宝元年(701年)に藤原時忠が創建したものとされ、関東では最古の八幡宮です。主に金運・厄除けで知られる神社で、多数の狛犬や土俵、重軽石、裏手に紫陽花の参道などがあり、茨城百景に選定されるなど見どころの多い神社です。
筑波サーキットは下妻市の南西側、村岡にあるサーキットです。1970年にオープンした施設で、2輪の全日本ロードレース選手権やF4、FJ1600、一般の走行会などが行われ、オープン当初から首都圏近郊におけるモータースポーツの重要拠点として親しまれています。
小貝川ふれあい公園は、下妻市堀篭にある小貝川の河川敷を整備した南北に細長い公園です。サッカー場やソフトボール場といった運動施設やバーベキュー施設などを備えた公園で、北側はオオムラサキ(国蝶)が生息する雑木林、南側にポピーやコスモスが咲くフラワーゾーン、中央部にはオオムラサキの資料やミニミニ水族館を展示するネイチャーセンターがあります。
高萩市(たかはぎし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県高萩市 感性はぐくむ「こころの里City」 人口27,520人
市のキャラクター「はぎまろ」が描かれています。2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています(従来様式と選択制)。
高萩市は茨城県北東側の県北地域にある市です。市域西側は多賀山地で市域の85%ほどが山林や原野、東側は太平洋に接し沿岸部が市街となっています。福島県富岡町から茨城県日立市まで広がる常磐炭田の一角を成し、江戸時代末期から石炭の採掘が行われて1960年代の石油エネルギーへの転換まで石炭の町として栄えました。現在の高萩市では、化学工業・金属加工・木材加工といった製造業や駅周辺、花貫渓谷(はなぬきけいこく)や海岸部に商店やキャンプ場が出て観光業が行われています。耕地面積は市域全体の5%程度で米・野菜・いちごなどが生産され、林業や畜産も行われています。
花貫渓谷は花園花貫県立自然公園(25,000ha、茨城県北地域の自然公園で、自然公園・国定公園のなかで最も広い)の一角を成すもので、市域を流れる花貫川が形成する渓谷です。様々な滝が連なる渓谷で、名馬里ヶ淵(なめりがふち)や汐見滝吊り橋などの見どころを有しています。紅葉の名所とされ、11月には紅葉まつりとしてライトアップやスカイランタンなどが行われています。
高戸小浜海岸は海食崖に囲まれた2つの入江をもつ白砂青松の海岸です。日本の渚百選に選ばれている砂浜で、文化年間に松岡八景(当時の領主 中山信敬が儒学者 亀里亀章に8つの場所を選ばせ、詩句をつけさせたもの)の一つ「高戸の帰帆」となっています(帰帆遥臨高戸浜ー高帰帆遥かに臨む高戸の浜)。
松岡城(龍子山城・手綱城)は高萩市下手綱にある史跡です(築城年不明、室町時代に大塚氏が築いたとされている)。築城当初は山城で、安土桃山時代の慶長7年に戸沢政盛が入封し、龍子山城の麓に城郭を整備し、平城としました。もとより陣屋程度の規模で天守や櫓を備えたものではなかったため、土塁と堀、井戸などしか残っていませんが、周辺には石畳や土蔵など城下町の風情が残っています。
バンクシーの壁画(おそらく偽物)は高萩市高浜町の砂浜堤防にあります。2019年ごろに突然現れた落書きで、これは前年落札された直後に額縁に仕掛けられたシュレッダーで切断された「赤い風船に手を伸ばす少女」(改め「愛はゴミ箱の中に」)をモチーフにしたもののようです。バンクシー(路上芸術家、政治活動家、映画監督)自身が覆面アーティストであるため、本人によるものかどうか判別がついていません。
穂積家住宅は高萩市上手綱にある茅葺き旧家で、1773年に建てられたものです(県指定有形文化財)。当地の豪農によって建てられたものとされ、広い座敷や百坪ほどの庭園を有しています。近年は夏季限定で「高萩茶寮」としてフルーツほおずきや常陸大黒(ベニバナインゲンの茨城県オリジナル品種)を使用したかき氷などを提供していましたが、R5年3月まで屋根の葺き替え工事のため臨時休業となっています。
筑西市(ちくせいし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県筑西市 人と自然 安心して暮らせる 共生文化都市 -市民との協働で進める筑西市の創造- 人口99,418人
マスコットキャラクターの「ちっくん」が描かれています。2013年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。
筑西市は茨城県西部の県西地域北部にある市です。2005年に下館市・真壁郡関城町・明野町・共和町の1市3町が合併して筑西市としています。東西約15km、南北に20kmほどの市域の北東側に阿武隈山系に連なる丘陵地を有するものの、全域がほぼ平坦ないし緩やかな丘陵地帯となっています。鬼怒川・大谷川・小貝川と五行川が流れる肥沃な地域で、市域の半分ほどが耕地、そのうち45%程度が田んぼです。また、県内の梨の主要な産地でもあります。もともと旧下館市のあたりは下館城の城下町・商業都市として発展、また、市域に7つの工業団地を有する県西地域の工業の中心地ですが、人口減少と第二次・第三次産業従事者の流出が共に続き、都市の活力が失われつつあります。
道の駅 グランテラス筑西は筑西市川澄の国道50号沿いにある大規模な道の駅です。北関東最大級の道の駅であり、大きな芝生広場を中心にスタバ、ラーメン屋、蕎麦屋、デザート屋など様々な店舗が出ているほか、コンビニやコインランドリー、マッサージチェアなど地元密着型の施設も充実しています。全国初の本格的なスラックライン(細いベルトベルト状のラインの上でバランスを保つ遊び)の設備を有する道の駅です。
ザ・ヒロサワ・シティは筑西市茂田にあるテーマパークです。金属プレス加工や精密金型の製作会社 広沢製作所(現:廣澤精機製作所)を母体とした総合企業グループが運営するもので、鉄道車両・航空機の保存と展示、博物館と美術館、ゴルフ場、宿泊施設などがまとまっています。
板谷波山記念館は、当地出身の陶芸家 板屋波山(いたやはざん、文化勲章受章者)を記念する施設として1980年に開館したものです。本人の遺志を次いだ財団法人が運営しているもので、1995年に市が周辺を記念公園として整備し、市立の博物館としてリニュアールオープンしています。東京の田端の工房で使用されていたろくろや丸窯、作品の一部が公開されています。
下館羽黒神社は筑西市甲にある神社で、旧下館市の氏神です。当地に下館城を築いた水谷勝氏が1481年に出羽三山から勧請したものです。水谷勝氏は付近の4村に羽黒神社を築き、その後6代城主 正村が久下田城を築いた際にさらに2つの羽黒神社が創建されたことから、「下館七羽黒」と称します(7つのうち稲野辺のものは竹島神社に合祀されている)。
つくば市
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県つくば市 わたしのつくばを見つけよう 人口227,000人
㊤2007年から交付されたローマ字入りのもので、ミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両が対象。㊦2011年に「つくばモビリティロボット実験特区」の施行に伴って交付が始まったロボットナンバー。原付用の黒地と小型特殊用の白地の2種。小型特殊用はロボット特区内を走行するセグウェイ・搭乗型移動支援ロボット・次世代車いすなどモビリティロボットに交付される専用ナンバー。
つくば市は茨城県の県南地域にある市です。1987年に筑波郡谷田部町・大穂町・豊郷町・桜町の3町1村が合併してできた市で、県内初のひらがな表記の市となっています。その後、筑波郡筑波町と稲敷郡茎崎町を編入して現在の市域としています。2005年には人口20万を突破し、翌年の2006年に特例市に移行しています。1969年から学園研究都市の建設が進んだ地域です。日本を代表する研究学園都市として日本有数の大企業の本社、研究センター、筑波大学などを有しますが、2015年には県内2位の都市となっているため小売業など第三次産業が発達、市北部に茨城県を代表する筑波山や温泉を有し観光業も盛んに行われています。
つくば市の市街はつくばセンタービルとバスターミナル、つくばエクスプレスのつくば駅を中心として碁盤の目状に整備されています。つくば駅南側にトナリエつくばスクエア(ショッピングモール)、カピオつくば(イベントホール・催事場)、つくば国際会議場などがあり、遊歩道やカスケードでつながっています。駅北側はつくば市中央公園があり、文化会館と図書館、茨城県立つくば美術館(貸しギャラリー・企画展を行う施設)が隣接しています。
つくばエキスポセンターはつくば市中央公園の北側にある科学館です。1985年に当地で国際科学技術博覧会が行われた際に恒久の施設として建設されたもので、科学技術の展示を幅広く行っています。館外に設置されたH-Ⅱロケットが印象的な施設で、深海6500の模型に乗って深海を体感できる設備やプラネタリウム(設置時日本最大、2020年に3度めの改修工事を受けた)などがあります。
筑波山はつくば市域の北端にある山(標高877m)です。「西の富士、東の筑波山」と言われる美しい山で、男体山と女体山からなり、朝夕に山肌の色を変えることから雅称を「紫峰」ともいいます。宮脇駅ー男体山山頂、つつじヶ丘駅ー女体山山頂の日本のケーブルカーが出ていて、弁慶七戻り、ガマ岩、コマ展望台などの名所・奇岩があります。山麓のケーブルカー宮脇駅に隣接して筑波山を神体とする筑波山神社があり、レストラン・宿泊施設・入浴施設などからなる門前町が形成されています。
つくばわんわんランドはつくば市沼田にある犬と猫のテーマパークです。つくばグランドホテル、料亭「山水亭」、つくば国際ペット専門学校などを経営するサンスイコーポレーションが運営する施設で、犬79種490頭ほどが飼育され、ふれあいやレンタル散歩ができるほか、猫とのふれあいができるねこハウスも設置されています。
洞峰公園(どうほうこうえん)はつくば市二の宮にある都市公園(総合公園)です。洞峰沼を中心に整備された20haの公園で、テニスコート・野球場・プールといった運動施設にゴムチップ・ウレタン舗装された遊歩道、フィールドアスレチック、カフェ・休憩所・展示ホールを兼ねた新都市記念館を有します。※2021年に県がパークPFIとしてグランピング施設等の導入を公表したが、市側が反発しているため同公園が市営になる可能性がある。
サイエンス・スクエアつくばはつくば市東にある科学技術館です。産業総合研究所(=AIST、略称:産総研、経済産業省所管の公的研究機関)が運営する展示施設で、産総研の歴史、ロボット・グリーンテクノロジー・最先端素材などが展示されています(10名以上の場合要予約)。また、向いに地質標本館があり、鉱物・化石・日本列島の地質的構造などをテーマにした展示があります。
那珂市(なかし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県那珂市 人にやさしく文化の香り高いまち 人口53,140人
マスコットキャラクターの「ひまわり大使ナカマロちゃん」が描かれています。2016年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。
那珂市は茨城県の県央地域にある市です。旧那珂町が2005年に那珂郡瓜連町(うりづらまち)を編入して市制施行しています。市域中央部の那珂台地上が市街地、市域北側に久慈川、西側に那珂川が流れ、流域沿いには広大な水田が広がっています。県庁所在地の水戸市とひたちなか市に隣接することから両市のベッドタウンとして人口が増加していましたが、2005年以降は減少傾向に転じています。おおむね国道349号沿いにロードサイド店舗が出ているものの、小規模の店舗が市域に散在する形となっており、現時点では大規模な商業地は見当たりません。
静峰ふるさと公園は那珂市静(しず)にある公園です(広さ12ha)。1965年に当時の瓜連町が町の西側の丘陵を造成したもので、1988年からは遊具や水上ステージ、水鳥の池などが整備されています。八重桜を主として2,000本程度の桜が植栽されているため、日本さくら名所100選に選ばれている桜の名所です。
法満山一乗院(飯田の一乗院)は那珂市飯田にある真言宗智山派の寺院です。14世紀後半に現所在地・那珂市よりやや北方の常陸大宮市石沢に建立されたもので、現在の位置には1700年頃に移っています。佐竹氏の祈願寺や水戸城の鬼門除けとして水戸徳川家や武家の尊崇を受けています。高さ16mの毘沙門天像(日本一の毘沙門天)で有名な寺院です。テーマパーク然としたお寺で賽銭箱も多く、骨董市やだるま市など開かれて賑わっています。
茨城県植物園は那珂市戸(と)にあります。1981年に県内初の植物園として開園したもので、バラ園、沈床花壇、水生植物園、熱帯植物の温室などがあります(入園料320円、70歳以上は160円)。園内に森のカルチャーセンター(木造施設、展示や遊具などあり)、きのこ博士館(きのこ、山菜、うるし、竹の形態と暮らしとの関わりが学べる)を有しています。また、隣接する鳥獣センターは傷ついた野鳥・獣を保護している施設です。
木内酒造は那珂市鴻巣にある酒蔵です。当地の地酒として日本酒「菊盛(きくさかり)」を醸造しています。また、ウイスキーやジン、クラフトビールなども醸造・蒸留も手広く行われていて、酒蔵に店舗と蕎麦屋が併設されています。
古徳沼(ことくぬま)は那珂市古徳にある広さ5haほどの農業用溜池です。古くから白鳥の飛来地として知られていたようで、毎年160羽ほどの白鳥が越冬のため飛来してきます。南東200mくらいのところにある中里ため池でも白鳥が見られます。
水戸市(みとし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
茨城県水戸市 県都にふさわしい風格と安らぎのある 元気都市 人口270,800人
水戸芸術館など水戸市の街並みのシルエットを背景に、マスコットキャラクター「みとちゃん」が描かれています。プレートの形状もわらつと納豆をモチーフにしたものです。2013年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。
水戸市は茨城県県央地域にある市です。茨城県の県庁所在地・最大の都市で、市域は概ね関東平野の常陸台地(常総台地の茨城側)上にあり、市域北側を那珂川が流れ、おおむね市域のほぼ中心に千波湖(せんばこ)があります。水戸は「水の戸口」の意味であり、室町時代の頃から那珂川の舟運で栄えた地域です。江戸時代初期の1609年に徳川頼房が転封されて水戸藩が成立すると、水戸徳川家のお膝元・水戸城の城下町として発展しました。水戸市は商業・サービス業を中心産業とする商業都市ですが、県庁所在地としては耕地面積(28%ほど)が多く、郊外は田んぼが目立ちます。また、製造業は食料品加工を得意としています。
偕楽園公園(千波湖周辺大規模地域公園)は、日本三名園の一つ 偕楽園と千波湖湖畔の千波公園を中心に周辺の緑地・運動公園などを合わせた総称で、総合300haにも及ぶ広さの公園エリアです。偕楽園本園の周辺に茨城県立歴史館(歴史博物館、旧水海道小学校や旧水戸農業高校も展示されている)、水戸市植物公園(大温室を有する植物園)、茨城県護国神社、徳川ミュージアムなどがあり、千波公園側には茨城県近代美術館があります。偕楽園は100種3,000本(本園のみ)の梅が有名で、毎年3月に梅まつりが開催されているため、付近にJR常磐線偕楽園駅という臨時駅が設営されています。
水戸城跡(馬場城・水府城)はJR常磐線水戸駅の北口にある史跡です。御三家の一つ、水戸徳川家の居城となった城で、築城は古く平安時代と鎌倉時代の間の建久年間(1190-1199年)に築かれたものとされています。平成に入ってから二の丸角櫓や大手門の復元をするための寄付が始まり、2021年に復元された大手門と二の丸角櫓が公開されています。弘道館(弘道館公園)は水戸城の三の丸にあり、以前は藩校として使用されていたものです。現在は博物館として利用されていて、偕楽園梅まつりのもう一つの会場となっています(入館料:大人400円、小中学生200円、シルバー70歳以上200円)。
https://youtu.be/0oa8m951NpQ
水戸芸術館は水戸市五軒町にある美術館・コンサートホール・劇場からなる複合施設です。1990年に市制100周年記念として開館したものです。専属の劇団や楽団をもつ施設で、自主企画で展示や演奏、広場ではフリーマーケットなどが行われています。高さ100mのシンボルタワー(アートタワー)があり、高さ86.4mの展望室までエレベーターで上がることができます(大人200円、小中学生100円)。
保和苑は水戸市松本町にある庭園です。元禄時代(1688-1704年)に水戸光圀が寺の庭園を好んで「保和園」と名付けたのが始まりとされます。昭和初期に地元有志が拡張整備し、1.5haの日本庭園となっています。約100種6,000株のアジサイが植栽されていて、当地のあじさいまつりの会場となっています。
七ツ洞公園は水戸市下国井町にある市立の風致公園です。清流と5つの池を活かし、資材も英国から運んだ本格的な英国式の自然風景式庭園です(ロタンダ、カスケード、フォリー、壁泉などあり)。コテージ風の庭園やローズガーデンを有し、映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても知られています。当地のコスプレのメッカとなっています。
鉾田市(ほこたし)
茨城県鉾田市 「いのち」と「くらし」の先進都市 ~自然を尊び、農を誇り、喜びを生みだす 21世紀のまち 鉾田~ 人口45,890人
特産のメロンやさつまいもなどの野菜と、サーフィンをするマスコットキャラクターの「ほこまる」が描かれています。2020年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。
鉾田市は茨城県南東部の鹿行(ろっこう)地域にある市です。2005年に鉾田町・旭村・太洋村が合併してできた市で、東側は太平洋の海岸線、北側で涸沼、南側で北浦の2つの湖に接し、内陸部はほとんどが平坦な地形です。江戸時代に江戸と東北・常陸地方の水陸交通の要衝として物資集散地、ないし野菜の産地として発達した地域です。関東ローム層の土壌と温暖な気候を活かした農業が基幹産業であり、全国の自治体で第2位の規模を誇ります(野菜は2014~2020年7年連続第2位、メロンは全国1位、畜産も盛んで養豚が主体)。合併時の2005年をピークに人口減少が続いており、とくに全体の3割を占める農業従事者の高齢化が顕著です。
鹿島灘海浜公園は国道51号沿いにある県立の海浜公園です。鹿島灘の眺望を活かした公園で、子供用遊具、展望台やボードウォーク、芝のすべり台(ダンボールに乗って滑る)、ドッグランなどがはいっています。国道近くに駐車場があり、レストラン・直売所・公衆トイレがあるので道の駅的な休憩所としても利用されるようです。
大竹海岸鉾田海水浴場は、前述の鹿島灘海浜公園の丘を降りた大竹海岸に毎年設置されています。同海岸は遠浅の海で、海水浴や潮干狩り、初日の出スポットとして親しまれています。一般的にライフセービングというと一般には水難事故の防止や救助活動のことを指しますが、同名のスポーツとして世界大会や日本大会が行われているため、当地には大竹サーフライフセービングクラブ(SLSC)という団体があります。
深作農園(ふかさくのうえん)は鉾田市台濁沢にある農園です。いちご狩りやメロン狩りができる農園にメロンの直売所・ファームクーヘン フカサク(洋菓子店)・パティスリー ル・フカサク(カフェ)が併設されています。大型駐車場に障害者用トイレやベビーベッド等施設が充実していて、当地の観光名所となっています。
フォレストパーク メロンの森は鉾田市安房にある農園です。こちらもメロン狩りなど収穫体験や様々なメロンのスイーツを販売しています。バーベキュー設備があり、常陸牛のバーベキューができます。
とっぷ・さんて大洋は鉾田市上幡木にある健康施設です。プールや温泉入浴施設、レストラン、陶芸工房などが入った複合施設になっています。こちらの温泉はナトリウムー塩化物強塩泉でミネラルを多く含み、水色は黒褐色でほぼ光を透過しません。
取手市(とりでし)
茨城県取手市 50周年 あなたの手 わたしの手 共に作ろう未来の取手 人口10,660人
市の花のフジとツツジ、市の鳥のフクロウとカワセミが描かれています。2020年の市制50周年記念事業の一環としてミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています(ミニカーは交付終了)。
取手市は茨城県の南部、県南地域にある市です。2005年に北相馬郡藤代町を編入し、市の花・市の木・市の鳥を引き継いだことから、それぞれ2つずつ市を象徴する花・木・鳥をもちます(市の木はモクセイと月桂樹)。江戸時代に水戸街道の宿場町 取手宿、また利根川を利用した舟運の物資集散地として発展した地域です。関東平野にあるため市域はほぼ平坦で、北側に小貝川、南側を利根川が流れていて水田が目立ちます。1970年代から東京のベッドタウンとして住宅団地が設営され、人口が増加していましたが1995年をピークに減少に転じています。2025年に桑原地区に「イオンモール取手(仮称)」が開業予定で、国内最大級の開発面積になるとされています(67haほどを開発予定)。
キリンビール取手工場は、取手市桑原の一般国道6号取手バイパスとJR東日本常磐線の間にあります。一般向けに有料の工場見学ツアーを行っていて、ホップの香りを嗅いだり一番麦汁と二番麦汁の味を飲み比べ、VRを使って自分がビール缶になった目線で出荷されるまでを体験することができます(20歳以上一人500円)。
取手緑地運動公園は利根川の河川敷を公園として整備したもので広さは約26haあり、少年野球場4面・青年野球場3面・テニスコート11面・サッカー場2面とパークゴルフ場やバーベキュー場などを有する運動公園です。利根川の下流側は「くるみの森」と呼ばれる森林(11haほど)があり園路が設けられています。また、当地の花火大会のとりで利根川大花火大会が行われる会場となっています。
小堀の渡し(おおほりのわたし)は、取手市の小堀地区と取手緑地運動公園駐車場、取手ふれあい桟橋を結ぶ渡し船です。1914年に利根川の改修工事で取手町(当時)に対岸飛び地ができたため、同年に小堀地区の住民が自主的に渡し船を始め、1967年に公営の渡し船になりました。現在の「とりで号」は三代目で、市の鳥カワセミをイメージしたカラフルな船になっています。
旧取手宿本陣染野家住宅は、取手市取手にある茅葺きの保存家屋です。代々当地の名主を勤めていた染野家の住宅が1687年に水戸徳川家から本陣に指定され、水戸街道を行き来する藩主、藩士のための宿泊・休憩所となりました。こちらの家は1795年に建築されたもので、1987年に史跡に指定され1996年まで改修・復元工事を受けて現在の姿になっています。復元工事の様子や家屋内部、庭園など無料で見られます(裏手に無料の駐車場あり)。
守谷市(もりやし)
茨城県守谷市 豊かな大地に明日の生活と文化を築くまち 人口68,780人
シンプルな単色で市の木の松、市の花のヤマユリ、市の鳥のコジュケイが描かれています。市制20周年を記念したもの、で2022年から50cc以下のミニバイクを対象に300枚が交付されています。
守谷市は茨城県の県南地域にある市です。人口の増加により2002年に単独市制施行し、守谷市となっています。利根川に沿って東西に伸びる沖積台地の猿島台地(高さ15mほど)の先端にあり、利根川と鬼怒川の合流地点があります。下総相馬氏の居城 守谷城(創建年・築城主ともに不明)に、江戸時代に土岐(菅沼)定正がはいって守谷藩一万石となり、城下町として発達した地域です。東京都内から35km~40kmほどのところにあるため、1966年には首都圏近郊整備地帯の指定を受けて東京のベッドタウンとして開発が進みました。2005年にはつくばエクスプレスの開業を受け、労働可能人口の増加により製造業、小売・卸売業、サービス業など農林業を除く各産業が伸びています。
スーパードライミュージアムは守谷市緑にあるアサヒビール 茨城工場の工場見学施設です(2021年4月にオープン)。ビールの原材料から仕込みや発酵、充填にいたるまでの製造工程を見学できるツアーを行っていましたが、現在コロナ禍により要予約となっています(なお、試飲は一人二杯までの模様)。
常総運動公園は守谷市野木崎の鬼怒川沿いにある運動公園です。守谷市は林野が少なく公園が多いのですが、市内最大の公園になっています。陸上競技場・テニスコートなど運動施設とドッグラン、屋内・屋外のプール(犬用あり)などを有する公園で、園内にホテル・入浴施設・レストランや交流施設を兼ねるいこいの郷常総があります。
明治なるほどファクトリー守谷は守谷市野木崎にある明治(旧・明治乳業)の工場見学施設です。当地の工場は主にヨーグルトを生産しているためヨーグルトの製造工程を学べます。2022年6月まで工場見学を休止していましたが、現在は人数など制限のうえで一般見学が受け入れられています。
小さな鳥の資料館は守谷市本町にある猛禽類をテーマにした資料館です。館長の池田 昇氏が私費で解説したもので、猛禽類の写真・剥製などを展示するほか、猛禽類の保護・リハビリ活動やエデュケーションバードとしての訓練を行っています。
大洗町(おおあらいまち)
茨城県東茨城郡大洗町 人が輝き・海が育む・ふれあいのまち大洗 人口15,790人
海をイメージした青いラインと波、カモメとイメージキャラクター「アライッペ」が描かれています。2015年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。
大洗町は茨城県の県央地域東側にあります。西側は那珂川水系の汽水湖 涸沼(ひぬま)、北側は那珂川河口で、南部はゆるやかな丘陵地帯、町域北寄りの鹿島臨海鉄道大洗駅周辺が市街になっています。古くから漁業が盛んな地域で、明治~大正時代にはバスや水浜線(路面電車、1966年に廃線)が通り、県内屈指の海水浴場を有する観光地として知られるようになりました。2011年の東日本大震災で観光客が減少し、当地の商業は大打撃を受けましたが、現在は回復しています。2012年のアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台となり、現在も聖地として観光客が訪れています。
アクアワールド・大洗は大洗町の北西端県営大洗公園内にある水族館です。太平洋と那珂川河口に面した水族館で、延床面積約19,800平方メートル5階建ての関東最大級の施設です。特にサメとマンボウの展示(剥製、生体共に)に力を注いでいます。日本の水族館では最大規模のキッズコーナーやテーマ別のマーケットプレース・フードコートなどを有しています。また、研究機関としてサメとクラゲの定点調査を行っていたりします。
大洗港区(茨城港)は大洗町中部の太平洋側にある港湾です。もともとの日立港、常陸那珂港、大洗港が一つになったもので、港一帯がみなとオアシスの認定を受けています。港に沿って西側には大洗マリンタワー(展望台・土産屋・カフェなどを兼ねる)、シーサイドステーション(直売所、ガルパンギャラリーなどの商業施設、茨城県初のアウトレットモールの名残)、大洗わくわく科学館などがあり、東側にはめんたいパーク大洗や海鮮市場・食堂と牡蠣小屋などが出ています。
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)は大洗町磯浜町にある神社です。本殿は茅葺きで9世紀に創建されたものとされ、那珂川対岸のひたちなか市にある酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)と二社で一つの信仰を形成しています。磯に立つ神磯の鳥居や初日の出スポットとして有名な神社で、境内には捕鯨など関する資料が展示されている大洗海洋博物館があります。
大洗あんこう祭は地元の商工会や商店街が主催するイベントで、毎年11月に大洗マリンタワー前芝生広場で行われています。冬の味覚あんこうを堪能するする企画で、あんこう汁が振る舞われ、あんこうの吊るし切りがあります。2012年からアニメ「ガールズ&パンツァー」とコラボしていて、2013年からは痛車コンテストも行われるようになりました。2019~2020年はコロナ禍のため中止となりましたが、2022年は開催が決定しています。
小美玉市(おみたまし)
茨城県小美玉市 人と輝く水と緑の交流都市 人口48,750人
茨城空港の飛行機とマスコットキャラクター「おみたん」が描かれています。2020年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。
小美玉市は茨城県の県央地域にある市です。2006年に東茨城郡小川町・美野里町、新治郡玉里村が合併してできたもので、旧自治体の頭文字を一つずつとって「小美玉」としています。南部で霞ヶ浦に接し地形はほぼ平坦、市域北西側にJR常磐線の羽鳥駅、南東側には茨城空港と航空自衛隊百里基地があります。昔から農業が盛んな土地柄で水田よりは畑が目立ちます。小川地区はニラ・いちごなどの農業、美野里地区は酪農をはじめ畜産、玉里地区は霞ヶ浦の内水面漁業とそれぞれ異なる産業の強みをもちます。製造業はプラスチック製品や金属製品も作られますが、食料品製造が第一位となっています。
茨城空港(百里飛行場)は小美玉市百里・与沢にある飛行場で、2010年から民間共用化されて茨城空港として営業しています。同空港の周辺には商業施設がなかったため、地域振興を目的としてそらのえき そ・ら・ら(空の駅、ヤギのいる公園とレストランなど商業施設)が開設されて、霞ヶ浦の鯉の加工品やヨーグルト当地の野菜などを販売しています。そ・ら・らは現在5カ年程度の拡張整備の構想があり、観光農園・チーズやソーセージの工房など体験施設やBBQ広場、サイクルステーションなどの拡張案が検討されているようです。航空自衛隊百里基地は航空観閲式(陸自の中央観閲式、海自の観艦式と並ぶ自衛隊最大のイベント)が3年おきに行われる航空自衛隊の基地で、関東の防空の要となっています。
素鵞神社(そがじんじゃ)小美玉市小川古城の公民館の裏手にある神社です。社伝によると1529年に当地の漁民橋本源左衛門、孫左衛門の兄弟が河口で魚を取っていたところ鯉に守護された御神体を発見し、小川城主 薗部宮内少輔の庇護を受けて創建したとされています。こじんまりとした神社ですが、百里基地の戦闘機が描かれたオリジナルの御朱印帳を扱っていることで知られています。
タカノフーズ納豆博物館は小美玉市野田にある企業の資料館です。タカノフーズは小美玉市に本社を置く、「おかめ納豆」のブランドで知られる業界最大手の食品メーカーです。同資料館は水戸工場に隣接し、工場見学や各種納豆の試食などがあり、好評を博していましたがコロナ禍のため当面の間は臨時休業となっています。
ひょうたん美術館は小美玉市小岩戸にある美術館です。ひょうたん約2万点のほか刀剣・火縄銃・兜など武具、掛け軸などの古美術、火鉢・徳利などの古道具が土蔵の中に展示されています。
八千代町(やちよまち)
茨城県結城郡八千代町 共生大地に 人が輝き 躍動するまち 人口20,880人
八千代町特産の梨・メロン・白菜が大きく描かれています。町制50周年記念として2022年2月から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。
八千代町は茨城県県西地域にある町で結城郡に属しています。関東平野の中央付近に位置するため全域がほぼ平坦、町域の東には鬼怒川が流れておおむね下妻市との境になっています。鬼怒川の沖積平野を利用した農業が盛んな土地柄で、日本一の生産量を誇る白菜と県の銘柄産地に指定されている梨のほか、メロン・さしま茶などが生産されています。また、近年は工業団地が整備されて製造品出荷額も伸びつつあります。
八千代グリーンビレッジは八千代町松本にあるキャンプ場・温泉・バーベキュー・コテージの複合施設です。八千代憩遊館(けいゆうかん)という施設があり、レストランや直売所、入浴施設を兼ねています。北側は八千代町町民公園となっています(運動公園なので遊具はないが、蓮池や桜並木はある)。
東蕗田天満社(ひがしふきたてんまんしゃ)は八千代町東蕗田にある神社です。学問の神様とされる菅原道真を祀ったもので、1288年に北野天満宮から勧請を受けて創建されたと伝えられています。裏参道の桜並木が有名で、当地の桜の名所として親しまれています。
筑波流源湖(つくばりゅうげんこ)は八千代町小屋にある県下最大の管理釣り場です。奈良時代の河川改修で鬼怒川の流れが変わったときにできた湖で、現在はへら鮒釣りの人気スポットになっています(温水洗浄機付きトイレ・食堂を兼ねる施設あり)。