山梨県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【山梨県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


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山梨県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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甲府市(こうふし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県甲府市 人がつどい 心がかよう 笑顔あふれるまち 人口193,100人

武田家をモチーフにしたもので、軍配を象ったプレートに「こうふ開府500年」のロゴとシンボルマーク(中央上)、右上に「風林火山」のロゴが描かれています。背景は甲州印伝でよく使われたトンボ柄の図案となっています。

甲府市は山梨県の最大都市・県庁所在地で、人口20万には及ばないものの中核市に指定されています。1519年に武田信虎(15代、信玄の父)が居館である躑躅ヶ崎館(現在の武田神社)を築き、「甲」斐の「府」中(中心都市くらいの意味)で甲府と名付けました。宝石研磨・甲州印伝・手彫印章(はんこ)などの工芸で知られています。

甲府城(舞鶴城)は1583年か1585年に徳川家康の命によって築かれた城であるとか、豊臣秀吉が対徳川家のために浅野家に命じて作らせたとかいわれる城です(順に『甲府城総合調査報告書』、『甲斐国志』、甲府市の説)。周辺は舞鶴城公園として整備され、天気の良い日には富士山が見えます。公園近くの山梨防災新館のなかに山梨ジュエリーミュージアムがあります。

甲斐善光寺は浄土宗の寺院です。本堂(金堂)は東日本最大級の木造建築で、天井に2匹の大きな龍が描かれ、手を叩くと多重反射による共鳴が起きる「鳴き龍」で有名です。また、暗闇の中を錠に触れるお戒壇めぐりもできます。

御岳昇仙峡は甲府市街地の北にある国の特別名勝で「日本五代名峡」の一つです。柱状節理の花崗岩、安山岩の奇岩がいたるところにみられます。渓流の変化も多く、とくに新緑と紅葉の季節は見事です。

印傳屋上原勇七 印傳博物館2階では甲州印伝(鹿革に漆で模様をつけたもの)の製造工程と年代物の展示品が見られます。1階はショップになっています。


韮崎市(にらさきし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県韮崎市 夢と感動のテーマシティ 人口29,480人

イメージキャラクターの「ニーラ」と市の将来像である「夢と感動のテーマシティ」をイメージした虹と流れ星のイラストが描かれています。

ニーラは韮崎市制施行55年(2009年)を記念して誕生した絵本「ニーラ」の主人公です。夢をかなえる不思議なカエルと少女の物語で、文は東京ディズニーランドの総合プロデューサーをつとめた堀貞一郎氏、絵は絵本作家で大月市立図書館館長をつとめる仁科幸子さんによって描かれました。

韮崎市は、清和源氏の流れを汲む武田家の初代・武田信義が韮崎市の武田八幡宮で元服し、墓所も願成寺にあることから「武田の里」としています。また、日本プロサッカーリーグ・ヴァンフォーレ甲府の主要ホームタウンであり、市内にクラブハウスもあることから「サッカーのまち」としています。また地元の韮崎高校は中田英寿の出身校で、サッカーの全国高校サッカー選手権大会の常連校です。

新府城(韮崎城)は「続・日本の百名城」の一つで、1581年に武田勝頼によって築城されました。勝頼が移り住んでわずか68日で織田氏の侵攻にあい、自ら火をかけたことから「悲運の城」などと呼ばれます。近くの新府桃源郷は60haの面積を有する桃林で見ごろは4月中~下旬になります。

道の駅にらさきは国道141号沿いにある未来的な外観の道の駅です。道路を挟んで向かいに入浴施設「ゆ~ぷるにらさき」があります。141号(清里ライン)を少し北に行くとパン屋さんが二軒と和菓子屋さん 金精軒(水まんじゅうが人気)と萩原製菓(こちらはくるみ餅)があります。

韮崎旭温泉 韮崎旭の湯は温泉通に有名な温泉で、近くの老人ホームで利用するために掘られたものです。源泉かけ流しで湯温はぬるめ、泉質は塩素ーナトリウム・炭酸水素塩泉で、浸かっていると気泡がつくそうです。


笛吹市(ふえふきし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県笛吹市 「桃・ぶどう日本一と温泉の郷」「甲斐国千年の都」 人口69,460人

桃とブドウ、温泉の湯けむり、笛吹川の清流が描かれています。

笛吹市は国中地方、甲府盆地の東寄りに位置する市です。古くから地域の中心的な役割を果たしたらしく多くの古墳が残されています。2006年度に桃・ブドウの生産量が日本一だったことをうけ、「桃・ぶどう日本一の里」「日本一桃源郷」を宣言しています。

石和温泉郷(いさわおんせんきょう)は市内の石和温泉・春日居温泉・日の出温泉の総称です。石和温泉と春日居温泉は源泉が隣接し実質的に一体化しています。日の出温泉は旅館一軒を残すのみとなっています。公衆浴場石和温泉石和源泉足場ひろば(武田24将+信玄+女性3名の顔出しパネルがある)。

御坂町成田にある山梨県立博物館は「かいじあむ」という愛称で知られる博物館です。常設展示は原始時代から現代まで順番に並んでいますが、自由動線でどこから見てもいいようになっています。2019年に「すごすぎる!ねこ展」という企画展示を行い好評を博しました。

当地は果物の生産だけでなく、加工品のワインも特産となっています。ルミエールワイナリー・山梨マルスワイナリー 本坊酒造・モンデ酒造では工場見学と試飲ができます。笛吹ワインではワイン造り体験(自分で踏んでジュースを作る>ジュースを試飲>ワインになったら届く)を行っています。また、石和温泉駅観光案内所内にもワインサーバーがあり、市内で造られるワインの試飲ができます(足湯もある)。

ラーほーとは当地のB級グルメで、ほうとうの麺を使ったラーメンのことをいいます。

石和町川中島にあるみそ工房の里、味噌づくりの体験教室を行っています。


忍野村(おしのむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県忍野村 美しいむら、人にやさしいむら あふれる自然ときれいな水 そして雄大な景色 人口9710人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。2008年からミニバイク50cc以下~125以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。

忍野村は忍野八海(富士山の湧水・国指定天然記念物・名水百選)で知られる観光業が盛んな村です。延暦19年(800年)の富士山の噴火を鎮めるため浅間神社が創建され、忍野に集落が形成されていったとされています。忍野八海は、富士登山の前の水垢離(みずごり=体を清めること)の地として、庶民の行楽志向が高まる江戸時代から有名な観光地になっています。

株式会社ファナックは、忍野村に本社をおく工場の自動化に照準を合わせた電気機器メーカーです。工作機械の数値制御装置、産業用ロボットなどで世界有数のシェアを誇ります。本社周辺はできるだけ木を切らずに建設されていて、「ファナックの森」と呼ばれることがあります。工場は特徴的な黄色の外観です。

忍草(しぼくさ)にあるさかな公園は水をテーマにした公園で、園内に桂川からとった水が流れています。富士湧水の里水族館(入館料:高校生以上420円、小中学生200円)と森の学習館が入っています。

四季の杜おしの公園には岡田紅陽写真美術館と小池邦夫絵手紙美術館があります。周辺に忍野しのびの里(テーマパーク)・忍術皆伝の道(アスレチック)があります。しのびの里には忍者ショー・手裏剣道場・からくり屋敷・貸衣装などがあります(当地に忍者のゆかりは無いが、ショーをやっている靁凮刄は伊賀の阿修羅と兄弟集団)。

アンティーク古美術里庵は岡田紅陽写真館の裏手100mくらいのところにあります。1階はイギリスの柱時計やランプ古伊万里など、2階は和家具・陶磁器が中心の骨董店です。カフェが併設されています。


道志村(どうしむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県道志村 緑と清流と歴史の郷 人口1,676人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。

道志村は山梨県の東端にあり南都留郡に属している村です。南北4km東西28kmと東西に細長い形状の村域は95%程度が森林、北は道志山塊、南は丹沢山塊に挟まれた村の中央を道志川に沿って国道413号(一部は愛称として道志みち)が通っています。自然が残るアウトドアフィールドとしてキャンプ場がたくさんあります。

横浜市水道局の道志川からの取水は1897年からはじめています。森林破壊による水源の保全が問題になると1916年に横浜市が丹沢山塊の北麓の2,873haを取得し(道志村の約1/3にあたる)、以来道志村と横浜市は共同で水源林の保全に努めています。村役場前にある獅子頭共用栓は、横浜市水道局が明治20年に創設された頃のものです。

みなもと体験館道志・久保分校は、同名の廃校になった校舎を利用したカルチャースクールとして活用したものです。山菜採りなど自然体験、ピザ焼き、バームクーヘン作り、手打ちうどんといった体験を行っています。

道志村の特産品はクレソン(生産量日本トップクラス)です。クレソンは一年中採れる野菜ですが旬は3~6月ごろです。道志村ではお土産として饅頭・羊羹・ケーキ・味噌などにクレソンが入ったものがあります。

道の駅どうしは国道413号線沿いの中型の道の駅です。道志村特産のクレソンの直売をしていて、レストランにもクレソンを使った料理があります(バイカーが多く土日祝は混雑する、鮎の塩焼きが人気で川遊びもできる)。


鳴沢村(なるさわむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県鳴沢村 心地よく健やかに暮らせるために みんなでつくる鳴沢村 人口3,152人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。

鳴沢村は古くは若彦路(山梨県と静岡県を結ぶ古代の官製道路、金王路)の街道に沿って発展しました。交通の要衝であったため、戦国時代には橋田の関所がおかれていたようです。現在は富士山観光と別荘地で知られる村となっています。

鳴沢氷穴は総延長156メートル、幅1.5~11メートル、高さ1~3.6メートルの溶岩洞です。文部省によって特別記念物に指定されていて、年間を通して気温が低いため氷柱がみられます。養蚕が盛んな頃は蚕の卵を保存するために用いられました。

鳴沢の溶岩樹型は国の特別天然記念物に指定されています。864年の富士山の噴火によって溶岩に飲み込まれた木が残したもので、非常に珍しいものです。流動する溶岩が木を取り囲んだ際、樹木が高温の熱によって焼失し地面に穴として残ります。周辺はあまり整備されておらず林になっています。

魔王天神社はフツヌシノカミ(武神・剣の神)を祀っています。山自体を御神体として遥拝するため本殿はありません。

パディフィールドは初心者でも乗馬の練習ができる馬場です。スタッフが馬を引く引馬から基本的な乗馬のレッスン、外乗の観光ツアーまで様々なコースがあります(ウエスタンスタイル、ヘルメットなどは別途料金)。紅葉台木曽馬牧場は木曽馬(外国のものより体高が低い)を扱っていて、流鏑馬の授業もあります(高校生以上)。

道の駅なるさわは物産館、日帰り入浴施設、湧水のある道の駅です。富士山が綺麗に見え、パワーストーンも売っているという個性的な道の駅になっています。鳴沢いきやりの湯は村民専用です。


西桂町(にしかつらちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県西桂町 水と山と織物の里 人口4,298人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。2008年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。

西桂町は山梨県東部の郡内地方にある町で、南都留郡(みなみつるぐん)に属しています。北部の三つ峠山(標高1,785m)と南の杓子山北麓に挟まれた標高600mほどの町で、南西から北東にかけて桂川(相模川の上流部でヤマメやイワナ、鮎、ニジマスの放流がほぼ毎月行われるため釣り場として有名)が流れています。ハイキングコース・ロッククライミングのゲレンデで知られる三つ峠の登山口の一つです。織物や木工といった製造業を主要な産業としていますが、近年は首都圏に近い観光地として観光業に力を入れています。

三つ峠は開運山、御巣鷹山、木無山の3つの山々ないし開運山を指す言葉で、峠が3つあることを言うわけではありません。古くは奈良時代から修験道の霊山として知られ、「神鈴峰」「仙水山」とも呼ばれます。山頂付近に屏風岩と呼ばれる標高差130mほどの崖があり、ロッククライミングの名所とされています。三つ峠には主な登山ルートが3つありますが、三つ峠駅からのルートは三つ峠さくら公園や神鈴の滝(しんれいのたき)といったみどころがあります。

郡内織(ぐんないおり)は山梨県の郡内地方で産出される織物で、平安時代の書物に「甲斐の布」とあることから、1000年ほどの伝統があるとされています。主に絹製品であったことから「甲斐絹(かいき)」と呼ばれることもあります。マフラーや座布団、服地(服裏地)、ネクタイなど様々な製品が作られています。近隣の富士吉田市と西桂町の郡内織の紹介・工場見学の案内などの情報サイトができています。

三つ峠グリーンセンターは西桂町下暮地にある宿泊施設です。三つ峠登山の拠点施設となっていて、レストラン・入浴施設・スポーツ施設や体験施設を兼ねています。体験メニューには陶芸体験のほか、そば・うどん・味噌づくりなどがあります。風呂は温泉ではなく、湧水を沸かしたものです(サウナ無し、内風呂・竹酢液の露天風呂・薬草風呂)。

あしたばガラス工房は西桂町下暮地にある小さな硝子工房です。グラス、器、花器などの製品を作るほか、吹きガラスやペーパーウェイト作り、アクセサリーの製作といった体験メニューがあります。

わっぱファームは収穫体験ができる農園です(収穫できるものは時期による)。干しいもなど天日干し野菜も売っていて、富士吉田市のFUJIHIMURO(アートギャラリー、富士見1丁目)で行われる氷室どよう市に出品されています。


富士河口湖町(ふじかわぐちこまち)

山梨県富士河口湖町 富士山と湖と高原の町 人口26,540人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。

富士河口湖町は2003年に河口湖町・勝山村・足和田村が合併して誕生した町です。2006年には上九一色村の南部を編入しています。富士五湖のうち山中湖を除いた4湖を有し、環境省発表の「富士山がある風景100選(総数104)」のうち、最多の22箇所がある観光業が盛んな町です。

河口湖 音楽と森の美術館(旧オルゴールの森美術館)は多数のオルゴールとともにタイタニックに搭載予定だったオーケストリオン(音楽演奏機械)が展示されています。生演奏やオペラが行われる日もあるようです。また、庭園にはオールドローズが植栽されています。

河口湖さるまわし劇場は全天候型・年中無休で猿まわしが見られる劇場です。施設内はバリアフリーです。公演には英語・韓国語・中国語の字幕表示があります(大人1700円、中高生1200円、小学生以下800円、他の各種観光施設に割引クーポンなどがあったりする)。

ブルーベリーの里 河口湖自然生活館は河口湖の北岸西側にあります(バス停があって河口湖駅から来れる)。お土産の販売・カフェ・ジャム作り体験がある道の駅的な施設です。富士山のフォトスポットとして有名な大石公園がすぐ前にあります。

富嶽風穴は青木ヶ原樹海にある溶岩洞です。総延長201m、高さは8.7mで青木ヶ原樹海の中では最大のものです。夏場でも温度が低く氷柱がみられ、冷蔵機器がない時代は天然の冷蔵庫として利用されていました。

西湖いやしの里根場(ねんば)は、かつてあった根場集落(1966年の26号台風で大雨による土石流を受け壊滅した)を復元した野外博物館です。20棟ほどの茅葺きの棟が復元され、土産物屋・そば処・体験コーナー・工芸品の展示などになっています。


富士吉田市(ふじよしだし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県富士吉田市 富士の自然と文化を活かし ともに築く 自立と創造のまち 人口48,780人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。

富士吉田市は郡内地方の中心都市で、富士山信仰の拠点として発展してきました。現在の富士吉田市は北部を市外が占め、南部は陸上自衛隊の北富士演習場が多くを占めます。市域の多くを国定公園が占め、富士急ハイランドのある観光都市として知られる市です。

北口本宮富士浅間神社は、主祭神をコノハナノサクヤビメとする富士山信仰の神社で、富士登山吉田口の起点に建っています。拝殿の脇には富士太郎杉・富士夫婦檜の名を持つ大樹があります。鎮火祭(吉田の火祭)は富士山の夏の山仕舞いを意味する祭りで、8月26日・27日に行われます。

富士吉田は溶岩の石が多く、稲作には不向きとされてきたことからほうとう、吉田うどん(コシが強く・辛子などをかけてたべる)など粉食が一般的でした。現在では長年の土壌改良がによる稲作が行われていて、「美富士の夢来」「ミルキークイーン」などの有名銘柄を産出しています(味噌と甘酒もある)。

上吉田にあるふじさんミュージアム(富士吉田市歴史民俗博物館)は、富士山が歴史上の人物に与えた影響や富士山登山・信仰の歴史などを解説しています。もともとは郷土館でしたが、富士山が世界遺産に登録されたことを受けて増改築されました。影像資料を多く配するなど凝った作りになっています。

道の駅 富士吉田は富士山レーダードーム館・ふじやまビール ハーベステラス・キッズUSランド、富士山の湧水などが周囲にある道の駅です。


山中湖村(やまなかこむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山梨県山中湖村 富士山・山中湖と共に生き、人が育ち、人と人がつながり、みんなで築く、活力に満ちた山中湖村 人口5,826人

富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。山梨側の富士山地域は富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、鳴沢村、山中湖村、道志村の1市2町4村で構成されています。

山中湖村は山梨県東部南都留郡の村で、富士五湖の一つ山中湖(臥牛湖)の周囲に広がっています。富士山と山中湖の絶景で有名で、県内有数の観光地としてホテル・キャンプ場・別荘・テニスコートが多く見られます。村全体が標高1,000m付近であり、年間平均気温は9.4度と北海道並みです。

山中湖は面積6.57k㎡と富士五湖のうち最大(逆に深さは最も浅い)で、鯉やウグイ、ワカサギが生息しています。比較的波が穏やかであるため冬場は結氷し、ワカサギの穴釣りができます(近年は氷の厚みが足りない年が多く、ドーム船が主となっている)。1956年にフジマリモ(県指定特別記念物)が発見されました。湖岸には全長13.5kmのサイクリングロードがあり、スポニチ山中湖ロードレースが行われます。

山中湖文学の森公園は山中湖の南にあり、徳蘇峰館・三島由紀夫文学館・山中湖キャンプ場・蒼生庵(旧家)などがあります。山中湖を詠んだ俳句や歌などの句碑(歌碑)が点在する散策路が森林のなかを通っているので、山野草や野鳥の観察ができます。また、情報創造館の辺りに山中湖観光協会があります。

クラフトの里ダラスヴィレッジは山中湖東岸にあります。ドッグラン付きのバーベキュー施設ですが、吹きガラス・陶芸・アートソープなどの体験もやっています。

2022年4月に山中湖花の都公園内の敷地を使ったワイン生産が始まっています。「ワインのまち」として知られる北海道池田町で開発された耐寒性の品種が導入されています。

石割神社は標高1,413mの石割山の8合目にあります。駐車場(無料)から403段の石段を登り、さらに約30分ほど歩きます。御神体の「石」の字に割れた岩や、人一人がやっと通れるくらいの岩の隙間があり3度くぐるとご利益があるそうです。


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