原付・小型バイクのご当地ナンバー
【静岡県編】
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静岡県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。
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牧之原市(まきのはらし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県牧之原市 ふれあいビタミンあいのまち 人口45,810人
茶畑、サーファーと波越しの富士山、静岡空港の飛行機と牧之原市を象徴するものを詰め込んだデザインです。市制10周年を記念して交付されました。
牧之原市は茶園の面積が静岡市に次いで全国2位、荒茶(出荷段階ひとつ手前まで加工されたお茶)の生産量は全国1位です。同市は深蒸し茶発祥の地で、深蒸し茶は通常の煎茶に比べてコクや旨みが深いのが特徴です。グリンピア牧之原では茶つみ体験・工場見学のほかお茶うけや茶器の販売も行っています。
牧之原市には自由の女神像がある静波海水浴場やサーフポイントとして有名な鹿島ビーチ・片浜海水浴場・須々木海岸など様々なマリンアクティビティースポットがあります。
静岡空港(静岡富士山空港)は牧之原市と島田市にまたがる地方管理空港です。地方空港が過剰となり、政府が離島以外は空港新設をしない方針を打ち出しているため「最後の地方空港」と呼ばれることがあります。
さがらサンビーチで毎年4月に行われるさがら草競馬大会では県内外から40頭ほどの馬が集まり、約700mの砂浜で競争します。マルシェ・フリマ・露店が出店し、人間草競馬やポニーの乗馬体験なども行われます。
相良城跡の本丸には牧之原市史料館があります。同史料館は遠江相良藩の初代藩主 田沼意次(たぬまおきつぐ)を中心とした資料展示が行われています(賄賂政治で有名な人で、「白河の清きに魚も住みかねてもとの濁りの田沼恋しき」の落首で知られる)。
西伊豆町(にしいずちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県賀茂郡西伊豆町 ”ふるさと”と言いたくなる夕陽のまち 人口7,798人
駿河湾に沈む夕日を背景に大田子海岸の男島、女島、めがねっちょ(ゴジラ岩、またはイズら)が描かれています。西伊豆町誕生10周年記念として2016年に交付されています。
西伊豆町は伊豆半島の西岸にある町です。鉄道駅は無く、町域を流れる宇久須川・仁科川の流域に沿って市街が形成されています。温泉や海水浴場、富士箱根伊豆国立公園及び名勝伊豆西南海岸といった自然景観を有し、主に観光地として知られます。また、わさびの生産やところてん作り、鰹節が地場産業として根付いています。堂ヶ島、大田子海岸、黄金岬公園など夕陽の景観が有名で、2005年に「日本一夕陽宣言」をしています。
大田子海岸(おおたごかいがん)は田子湾にある50mほどの小さな海水浴場です。「メガネっちょ」または「イズら」と呼ばれる奇岩の眺めで知られていて、ここから望む夕陽は日本夕陽百選に選定されていて夕陽展望所があります。夕陽の見頃は春分・秋分の5日前くらいとされています。
西伊豆町の海岸は国の名勝西伊豆南海岸、伊豆半島ジオパークとなっています。黄金崎、堂ヶ島では奇岩・海蝕洞・柱状節理などがみられ、洞窟めぐりの観光船が出ています。
西伊豆町は堂ヶ島温泉・浮島温泉・宇久須温泉の3つの温泉を有し、市内にはしおさいの湯、沢田公園露天風呂、西伊豆町中公衆浴場せせらぎの湯、西伊豆町大浜公衆浴場なぎさの湯などの日帰り入浴施設が充実しています。
宇久須地区には昔、伊豆珪石鉱山(珪石はガラスの原材料)がありました。現在は「ガラス文化の里」として観光客誘致を展開していて、現代ガラス専門の美術館 黄金崎クリスタルパーク(カフェ・体験工房を併設した美術館・工芸館)などがあります。
イカサマ丼とは短冊切りのイカ刺し身、漁師秘伝のたれに漬けたイカ刺し身の二種を酢飯にのせた丼です。酢飯には刻んだ沢庵・大葉やごまが入っていて、卵の黄身が乗っかっています。そこへ醤油をちょいちょいと落として食べるものです。また、潮かつおというカツオの塩蔵品(正月飾りを付けてカツオを吊るしたもの、1300年ほどの昔から伝わり縁起が良いとされる)が作られます。
静岡市(しずおかし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県静岡市 活発に交流し価値を創り合う自立都市 人口705,000人
上部に「サッカーのまち」のロゴ、右側にサッカーグラウンドに立つ清水エスパルスのマスコットキャラクター「パルちゃん」のデザインです。
清水区(旧清水市)はJリーグプロサッカークラブ 清水エスパルスのホームタウンで、同サッカークラブのホームグラウンド「IAIスタジアム日本平」を有しています。
静岡市は世界遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の一部 三保の松原、徳川家康が終の棲家とした駿府城、家康が建造した静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)、家康の亡骸を埋葬した久能山東照宮、登呂遺跡などの観光資源が豊富で、年間約2,500万人の観光客が訪れます。
静岡市は、緑茶・わさびの栽培、桜えび・マグロの水揚げ、プラモデルの生産などが全国トップクラスです。当地では5月にツインメッセ静岡で「静岡ホビーショー」というプラモデルの見本市が開かれます。
大道芸ワールドカップは、毎年11月初旬に駿府城公園及び葵区市街地(清水区にサテライト会場)で行われます。多数の協賛を集め、4日間の延べ来場者が150万を超えるビッグイベントです。音響や設営、ロジスティクス等の業務を除いて全ての運営が市民ボランティアの手によって行われています(2020~2021年はコロナ禍の為中止)。
駿河の工房 匠宿は国内最大級の伝統工芸体験施設です。和染・竹細工・漆・陶芸などの体験ができます。企画展示を行うほか、ギャラリーやカフェも併設しています(2021年5月にリニューアルオープンした)。
掛川市(かけがわし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県掛川市 あなたの夢、描いた続きは掛川で。 人口114,900人
下段に茶畑、左側にイメージキャラクターの「茶のみやきんじろう」が描かれています。
茶のみやきんじろうは掛川の歴史と繋がりの深い二宮尊徳(二宮金次郎)をモチーフにしています。当地には二宮尊徳の報徳思想を広めることを旨とする大日本報徳社があります(明治8年設立、見学できる、二宮金次郎グッズを販売している)。
掛川市は全国有数のお茶の産地です(静岡県全体の20~25%程度)。掛川茶の主流は深蒸し茶で、まろやかなコクがありあざやかな水色(すいしょく)と豊潤な香りになります。静岡県では世界農業遺産に認定された茶草場農法(茶園周辺で刈り取ったススキやササなどを有機肥料とする農法)で、高品質なお茶を作り出しています。
掛川市はかつて掛川城(雲霧城、松尾城とも)の城下町・東海道掛川宿として発展してきました。掛川城公園には掛川城二の丸茶室、掛川城二の丸美術館、遺構の二の丸御殿(入場可)公園周辺には掛川ステンドグラス美術館が建っています。掛川城には忍者や戦国武将姿で観光案内をするボランティア、「掛川城戦国おもてなし隊」がいます。
掛川花鳥園は「花と鳥とのふれあい」をテーマにしたテーマパークです。従来型の動物園と違い、熱帯性植物が植栽された温室内でオオハシ、インコ、孔雀などの鳥類とふれあうことができます。フクロウ・ヘビクイワシのショーも行っています。
アニメ「氷菓」で使われた加茂荘花鳥園は花菖蒲や紫陽花などが植栽されていて、カモが池を泳いでいます(上記施設と間違われることが多いみたい)。
袋井市(ふくろいし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県袋井市 人も自然も美しく 活力あふれる 日本一健康文化都市 人口88,400人
市の木金木犀(左)市の花コスモス、市の鳥フクロウ(右)のアイコンと袋井市のキャラクター「フッピー」が描かれています。上部の緑のカーブは特産品のメロンと茶をイメージしたものです。
フッピーはミミズク(羽角があるもの)をモチーフにしたキャラクターです。耳のように見えますが耳朶ではありません。市では市の鳥であるフクロウの目撃情報を募集しています。
クラウンメロンは静岡県袋井市、森町を中心として作られるアールスメロン(品種)の地域ブランド名です。温室栽培で一本の苗から一果のみを実らせることで大きく甘いクラウンメロンが採れます。主に贈答品として喜ばれる最高級メロンです。袋井市は年間2,200時間前後と日照期間が長い地域の一つです。
「たまごふわふわ」は袋井市に江戸時代から伝わる名物・郷土料理です。玉子とだし汁をつかったメレンゲのような料理です。
可睡ゆりの園は3万坪の敷地に150品種200万本のゆりが植栽されています。開園は5月末~7月上旬です。周辺にお雛様・牡丹・風鈴で有名な可睡斎というお寺があります(曹洞宗の寺院で徳川家康ゆかり)。
袋井市の農産物直売所とれたて倶楽部。生鮮は午後には売り切れになるみたいですが、カフェやお土産屋さん、フードコートなどが入っていてテラス席はペットOKです。
磐田市(いわたし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県磐田市 光と風・水と緑 ひとが、まちが、いま輝き出す 人口167,200人
市のキャラクター「しっぺい」が描かれています。市制10周年記念として交付されました。
当地の見付天神には、霊犬悉平太郎(しっぺいたろう、長野県の光善寺だと早太郎)が、神を偽って村の娘をとって食っていた妖怪 狒々を退治したという伝説・民話が残っています。日本まんが昔話では「猿神退治」として紹介されています(ゲーム「大神」のアマテラスのモチーフでもある)。
磐田市はプロサッカークラブジュビロ磐田のホームタウンであり、ヤマハスタジアムは同サッカークラブのホームグラウンドです。また、ラグビーの普及にも力を入れています。「地域ブランド調査2021」のスポーツのまちとして思い浮かぶまちで初めて全国一位になったと公表されました。
磐田市の特産品は、海老芋、温室メロン、茶、白ネギなどです。とくに海老芋は日本一の生産量を誇ります。ヤマハ発動機や河合楽器製作所、東洋ピアノ製造が市内に工場を持っています。
福田(ふくで)と読みます。シラスの漁業とベルベット(別珍)・コール天といった繊維産業が盛んです。クリーム大福で有名な和菓子屋さんがあります。
又一庵見付本店。きんつばが有名でほかにもどら焼きや静岡メロン、笹麩餅などを多様な商品を扱っています。カフェを併設していてパフェやパンケーキなども食べられます。
浜松市(はままつし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県浜松市 やらまいかスピリッツ! 創造都市・浜松から。 人口798,000人
「バイクのふるさと浜松」をテーマにしたバイクの形のプレートです。
浜松市は本田技研工業(通称ホンダ)創業の地であり、スズキ(現浜松市中区中島一丁目で創業)・ヤマハ(浜松で日本初の本格的オルガンを製造)が本社を置く工業が盛んな都市です。2003年からオートバイ産業の振興と交通安全啓発を目的としたイベント「バイクのふるさと浜松」を毎年開催しています。スズキ歴史館と浜松広報館(エアーパーク)。
また、同市は世界的な楽器生産地でもありヤマハ、カワイ、ローランド、スズキ楽器製作所が立地することから「楽器の街」などと呼ばれることがあります。アクトシティ浜松の一画を占める浜松市楽器博物館は日本で唯一の公立の楽器専門の博物館です。
浜松城は元は曳馬城といい、徳川家康が1570年に入城したおり浜松城に改称しました。その後、譜代大名に引き継がれるうちに改修を受けています(遺構は石垣・曲輪)。現在は浜松城公園として整備されていて、浜松市美術館が敷地内に入っています(ガラス作品が主)。
西区は浜名湖の東岸一帯に広がっています。はままつフラワーパークとテーマパーク浜名湖パルパル、浜名湖オルゴール博物館、浜名湖かんざんじ温泉 華咲きの湯などがあり、全国的にも有名な観光地になっています。ぬくもりの森とふくもり(有料でフクロウ、チンチラ、ハリネズミが触れる)が話題になっています。
藤枝市(ふじえだし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県藤枝市 元気供奏・飛躍ふじえだ 人口143,600人
市制60周年記念のナンバープレートで、市の花フジとサッカーボール、グラウンドが描かれています。
藤枝市のサッカーの歴史は古く、過去に多くの一流選手を輩出してきました。藤枝サッカーの特徴は、小学生から社会人・シニアまで老若男女問わず数多くのサッカーチームが存在することです。市ではサッカーをスポーツの枠を超えた市の文化・地域活性化の礎としています。現在は「元祖サッカーのまち」や「蹴球都市」で検索しないと出てきません。
藤枝市のほぼ中央にある蓮華寺池公園では約260本のフジが植栽されており、4月下旬から5月上旬にかけて藤と鯉のぼりが共演する藤まつりが開催されます。周辺に藤枝市郷土博物館・文学館があります(入館料:高校生以上200円、駐車場無料、藤まつり時は有料)。
朝比奈地区(現在の岡部町あたり)は京都の宇治、福岡の八女と並ぶ「玉露」の三大産地のひとつです。茶室 瓢月亭や四季折々の茶花が楽しめる茶花園、物産館などがあります。道の駅 玉露の里。
田中城跡は現在は水堀、石垣・移築された櫓を残すのみですが、珍しい同心円状の縄張りと徳川家康が鯛の天ぷらを食した地として知られていて、お城好きには根強い人気があります。
藤枝市プロモーション映像「ふふふ ふじえだ」(長い)。
松崎町(まつざきちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県賀茂郡松崎町 花とロマンの里 豊かな自然と文化の薫るまち 人口6,563人
下部背景に石部の棚田、上部背景になまこ壁の模様、右側に花畑を歩くマスコットキャラクター「まっちー」、右上に雲見海岸から見る富士山と牛着岩が描かれています。
なまこ壁(海鼠壁)は漆喰の部分を盛り上げるように塗る工法、またその工法で塗られた壁を指し、土蔵などでよくみられる日本の伝統技法です。松崎町には鏝絵の展示を行う伊豆の長八美術館と静岡県有形文化財の「雲龍」がある長八記念館(浄感寺)があります。
石部(いしぶ)の棚田は静岡県棚田等十選の一つ、伊豆半島ジオパークに含まれている石積みの棚田です。90%ほどが耕作放棄地だった2000年から復田を開始し、現在4.2ha約370枚の田が稼働中です。棚田で作られる古代米からは「百笑一喜」という焼酎が製造されるそうです(観光地として展望台・見学用の道が整備されている)。
岩科学校は伊豆地域最古の小学校校舎(明治13年竣工)で、国の指定文化財になっています。日本の伝統的ななまこ壁とアーチ窓や半円型バルコニーが混じった擬洋風建築になっていて、2階の和室には入江長八の鏝絵「千羽鶴」が残されています(長八美術館とセット割引のチケットがある)。
松崎町の特産品の一つ、桜葉漬け(主に桜餅に利用される)は全国シェアの7割ほどを占めています。なお、桜葉漬けを練り込んだ桜葉そばも全国シェアの9割ほどを占めるそうです。
松崎町の温泉や足湯は非常に多いのでリンクを貼っておきます(無料で浸かれる温泉情報-松崎町温泉組合)。大沢温泉 依田之庄(2020年にオープン)。
焼津市(やいづし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県焼津市 人がキラリ 海がキラリ まちをキラリ 人口139,500人
焼津の海の波をイメージした不規則な凹凸のプレートに魚河岸シャツの豆絞りをイメージした水玉模様のナンバープレートです。
魚河岸・鰹縞シャツは焼津市の特産品です。元来焼津港で働く漁業関係者の仕事着で、手拭い生地で作った「手ぬぐいじゅばん」というシャツが始まりとされています。他にももんぺ型のズボン大漁旗パンツや魚パン(ぎょパン)というものもあります。
焼津はヤマトタケルがアメノムラクモで草を薙ぎ払い、賊を焼き討ちにしたことが地名の由来になっています(静岡市清水区には草薙の地名が残る)。
焼津市には焼津漁港(焼津港・小川港の総称)と大井川港があります。焼津漁港はマグロの水揚げ量日本一であり、全国の1/3のマグロが水揚げされます。また、カツオ・サバの水揚げでも有名です。大井川港はシラス・桜えびなどの沿岸漁業と貨物港の2つの面をもちます。
焼津さかなセンターは焼津ICの近くにあります。卸売店が並ぶ魚介専門の商店街といった趣でどことなくレトロな雰囲気です。焼津漁港親水広場ふぃしゅーな内には釣り場や潮溜まり、アクアスやいづ(プール)や深層水ミュージアムが入っています。
飴屋河合は面白い形の創作和菓子が多い老舗和菓子屋さんです。いちご餅やだるま最中など可愛らしい菓子が多く手土産にも良さそうです。
小山町(おやまちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県小山町 富士をのぞむ 活気あふれる 交流のまち 人口18,460人
富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。静岡側の富士山地域は富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町の4市1町で構成されています。
足柄サービスエリア(EXPASA足柄)は下り側が小山町になります。コンビニエンスストア、フードコートのほか、入浴施設のあしがら湯が入っています。金太郎ラウンジのドクターフィッシュの足湯が人気です。
富士スピードウェイはFIA(世界自動車連盟)のグレード1の世界トップレベルの施設を持つサーキットです。国内トップレベルのレースから国際的なレースまで幅広く利用されています。2021年には東京オリンピックの自転車競技の会場となりました。
富士浅間神社(須走浅間神社)は世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の一部です。平安時代初頭、富士山東麓の噴火を治めるための鎮火祭が成就したため、返礼として創建されたとされています。
国道138号の道の駅 すばしりは富士山に一番近い道の駅です。土産屋レストランなどのほか足湯と湧き水があります。また、東富士演習場が近いので自衛隊グッズも売っています。
キノコ料理 山小屋、夏は富士5合目「東富士山荘」、冬は須走でキノコ料理をやっています。
御殿場市(ごてんばし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県御殿場市 緑きらきら、人いきいき 人口88,370人
富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。静岡側の富士山地域は富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町の4市1町で構成されています。
御殿場市は富士登山の拠点として栄え、東海道線(現御殿場線)開通以後は富士登山口・避暑地として発展してきました。1912年からは陸軍が演習場を開設し、現在も市域の1/3を防衛関連の施設が占めます。御殿場市・小山町・裾野市にまたがる東富士演習場では富士総合火力演習が行われています。
御殿場高原時之栖はクラフトビールの醸造所 御殿場高原ビールを中心にレストラン・スパ・パン工房・お土産屋などが建っていて観光地化しています。時之栖美術館はアクアリウムが見どころになっています。
御殿場プレミアム・アウトレットは国内最大の商業施設です。ウエスト・イースト・ヒルゾーンに分かれています。メリーゴーラウンドやスパもあります。
印野の御胎内健康センターには気泡風呂、露天風呂、檜風呂など6種の湯船があります。近くに御胎内清宏園があり、園内に御胎内神社と印野の隧道があります。隧道内は全長68mほどの狭いトンネルになっています。
富士山からの最速下山で有名な大砂走り。砂地はクッションが効きますが、砂に隠れている岩に引っかからないよう足元に注意が必要です。
裾野市(すそのし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県裾野市 富士のすそのの健康文化都市 人口51,220人
富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。静岡側の富士山地域は富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町の4市1町で構成されています。
西に愛鷹山、東に箱根山外輪、北西に富士山を望む裾野市は工業が盛んで、大企業の工場を多数有することから市民一人あたりの製造物出荷額は県下トップクラスです。また、沼津市・三島市のベッドタウンになっています。2020年にトヨタ自動車がWoven city計画を発表し、トヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場の跡地が先端技術の実験・研究都市となる予定が発表されています。
裾野市の特産品はいちご(きらび香、紅ほっぺ等)、やまといも、蕎麦、裾野ポーク、モロヘイヤなどです。モロヘイヤはご当地グルメすその水ギョーザに用いられます。また、当地は古くから芝の生産を行っていて、富士芝と呼ばれる野芝(紅葉する)の一種を生産しています。
須山は別荘地とレジャーランドが集約していて、日本で最も早くオープンするスキー場スノーパークイエティ、遊園地ぐりんぱ、富士サファリパークなどがあります。また、世界遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」に登録されている須山浅間神社があります。
古民家でいちごのスムージーやかき氷などを売っているいちご農園 いちごの里 berry good。
さし身処鮮海、刺身定食550円でご飯おかわりできます。
富士市(ふじし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県富士市 いただきへの、はじまり 人口248,400人
富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。静岡側の富士山地域は富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町の4市1町で構成されています。
富士市は静岡県東部にある市です。県内3位の人口を誇り、富士(岳南)都市圏の中心市となっています。市域北側の富士山、南側の田子の浦(駿河湾西沿岸)に挟まれた平地を市街とし、市域西側には富士川(ふじかわ、笛吹川と釜無川が合流したもの)が流れています。明治期以降、富士山の豊富な地下水と優良なミツマタを利用した製紙・パルプ産業を主とした工業都市として発展し、国内屈指の「紙のまち」となりました。現在の富士市は2006年に代3次産業従業者数が第2次産業を上回り、2009年に王子製紙富士工場の製紙ラインの一部が操業停止となるなど、業態の転換が図られています。一方で1960~70年代に問題となった大気汚染による喘息・水質汚染・騒音公害は沈静化し、現在は長年の環境基準値の測定、脱硫、低炭素化、浚せつなどによって川魚が戻るなど従来の環境を取り戻しつつあります。
富士山こどもの国は富士山麓の富士市桑崎にある都市公園です。静岡県が設置する大規模な有料公園であり、面積は94.46haでキャンプ場・乗馬体験・カヌーのレンタル・クロスカントリーコース・パークゴルフ場・小動物の広場などで構成されています(定番の引き馬のほかにヤギやウサギのお散歩がある)。
かぐや姫ミュージアムは富士市伝法にはかぐや姫ミュージアムがあります。当地のかぐや姫伝説は「富士山縁起」(富士山及び富士山信仰にかかわった寺社に関する由来や伝説などを記した縁起書の総称)をもととするもので、かぐや姫は月ではなく富士山の洞穴に隠れ、おじいさんは愛鷹権現、お婆さんは犬飼明神であるとされています。
富士川(ふじかわ)楽座は静岡県道10号の富士川沿いにある大型の道の駅です。ハイウェイオアシスとEXPASA富士川(上り)に併設される形になっています。プラネタリウムやちょっとしたアトラクション、当地出身の物理学者 戸塚洋二氏のニュートリノ館等が入っています。晴れていれば富士山が見える眺めのいい道の駅で、フジスカイビューという観覧車があります。
富士川は日本三急流の一つで、かつては頻繁に水害を起こしました。雁(かりがね)公園で行われるかりがね祭りは雁堤の人柱となった僧や氾濫の犠牲者を弔う祭りで、蜂の巣と呼ばれるかごに向かって松明を投げます。
富士宮市(ふじのみやし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
静岡県富士宮市 富士山と食のまち 人口130,800人
富士山のナンバープレートです。富士山地域の4輪のご当地ナンバーと親和性のあるデザインとなっています。静岡側の富士山地域は富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町の4市1町で構成されています。
富士宮市は静岡県東部にある市です。富士山の南山麓にあり、古くから山岳信仰の聖地として、富士山本宮浅間大社の鳥居前町・宿場町として栄えた地域です。市域に富士山頂があるため市域内の高低差が日本一(3,741m)となっています。湧水が豊富な地域でニジマスの養殖ややぶきた茶の生産、酪農で知られています。
富士宮市は富士山本宮浅間大社(浅間大社=せんげんたいしゃ)の鳥居前町として発展してきました。同神社は全国に約1,300ある浅間神社(富士山を信仰の対象とする)の総本社です。本宮境内には富士山の湧水が湧き出す湧玉池があり、国の天然記念物に指定されています(ビートたけし原作「教祖誕生」でロケ地として使われた)。
静岡県富士山世界遺産センター(山梨県にも同名のセンターがある)は富士宮市宮町の市街にある博物館です。世界遺産に登録された富士山の保護・保存・整備のための拠点施設と学術調査機能をあわせもつ施設ですが、内部はタイムラプスを用いた映像を用いて海~富士山頂までの疑似登山体験ができるようになっています(入館料300円、15歳未満・70歳以上は無料)。
富士宮市北部標高700~1,000mに広がる朝霧高原は夏の避暑地や富士山観光の名所となっています。養分の多い黒ボク土を活かした酪農が行われていて、随所にキャンプ場、富士山ワイナリーや富士正酒造など醸造所があります。テレビに取り上げられて有名になったまかいの牧場もあります。
白糸の滝・音止めの滝は富士宮市上井出にある幅150m落差20mの滝です。市北部の湧水群に源を発し、市域を流れる富士川水系芝川の滝で、2つの滝に挟まれた中洲のエリアはお土産屋さんや食事処が並んでいます。滝から下流500mくらいのところに狩宿の下馬ザクラという一本桜があって、日本最古級のヤマザクラとして国の天然記念物になっています。
奇石博物館は富士宮市山宮にある博物館です。「奇石」をキーワードに様々な美しい石、奇妙な石が展示されています。ぐにゃぐにゃ曲がるこんにゃく石や光ファイバーの役割をするテレビ石などの展示・解説を受けることができます。展示の多くは触れることができ「触ってください」と書かれています。砂利に埋もれた宝石探しのアトラクションを行っていて、近くに入浴施設があります。
下田市(しもだし)
静岡県下田市 自然と歴史を活かし、やすらぎと活力のある美しいまち 人口21,400人
下田の海を背景にサーフィンとマスコットキャラクター「ぺるりん」を組み合わせたデザインです。市制50周年記念として交付されました。
https://youtu.be/QA_FGqCGwR0
ぺるりん(ひらがな表記が正しい)は、下田市と姉妹都市関係の米ロードアイランド州ニューポート生まれとなっています。下田は「開国のまち」がキャッチフレーズで黒船祭を行っていることから、ペリーとペンギンを組み合わせたネーミングになっています。
1853年、黒船来訪として知られるペリー艦隊が日本に来たのは江戸湾入り口の浦賀ですが、1854年3月に日米和親条約が結ばれると下田・函館の2港が開港し、艦隊は下田に移りました。下田市にはペリー艦隊来航記念碑とペリー艦隊が行進したペリーロード、ペリー艦隊乗組員の墓所があり、下田開国博物館ではペリー艦隊と開国の経緯を知ることができます。
下田市は海水浴と温泉、自然が豊富で観光業が盛んです。白浜海岸の白浜大海水浴場・白浜中央海水浴場を始めとして9つの海水浴場を有しています。また、総排水量1300tのアクアドームペリー号を中心とした下田海中水族館はイルカとのふれあい体験・ショーを中心とした水族館で、コツメカワウソやアザラシ、ペンギン等も見ることができます。
下田市田牛ににある竜宮公園(龍宮窟)は伊豆半島ジオパークのジオサイトの一つで、海岸近くの弱い地層が海水によって侵食された大型の海食洞です。洞窟内は直径50mほどの天蓋が開けていて明るく、ドラマやCMのロケ地としてよく使われています。
下田の温泉は観音、蓮台寺、相玉、河内、白浜の5つを総称して下田温泉と呼びます(加えて吉佐美温泉がある)。日帰り温泉をやっている場所も多くあり、足湯として伊豆急下田駅開国の湯、まどが浜海浜公園に海遊の足湯があります。
三島市(みしまし)
静岡県三島市 せせらぎと緑と元気あふれる協働のまち・三島 ~環境と食を大切に~ 人口106,927人
三嶋柄という模様で描かれた富士山と桜が描かれています。市制80周年記念として2022年4月からミニバイク50cc以下を対象に交付されています(下二桁04,09,42,44,49は欠番)。
三島市は静岡県東部の伊豆半島の付け根にある市です。西側からの伊豆半島及び箱根峠の玄関口となる市で、元は三嶋大社の門前町として発達した地域です。人口の多い静岡県において、だいたい平均くらいの人口を有していますが、面積が62.02k㎡と狭く、市域東部は山林が多いため人口密度は高いほうです。主要な産業は汎用機械器具・食料品加工・電子部品・デバイスといった製造業で、京浜工業地帯の外縁部を構成しています。商業も盛んで、国道1号・136号沿いや三嶋大社周辺に商業地を成しています。市内に大学共同利用期間の一つ、国立遺伝学研究所があるほか、三島茶碗や標高50m以上で栽培される箱根西麓三島野菜などでも知られています。
三島スカイウォーク(箱根西麓・三島大吊橋)は、三島市笹原新田にある歩行者専用吊り橋です。長さ400mの吊り橋で、歩行者専用のものとしては日本一長い吊り橋となっています(高さ70.6m)。周辺にフォレストアドベンチャー(全国35箇所に展開する野外遊戯施設)、ドッグラン、スカイガーデン(花がいっぱいの商業施設)、東側300mあたりに山中城跡公園などがあり観光地になっています。
三嶋大社は三島市大宮町にある神社です(伊豆国総社、伊豆国一宮)。旧東海道に隣接し、周辺に伊豆国(豆州)の国府があったものと考えられています。続日本後紀や延喜式などにも記載がある神社で(創建年不詳)、オオヤマツミとコトシロヌシを祀っています。広い境内に樹齢1200年を超える金木犀の老木(国の天然記念物)や源頼朝・北条氏子腰掛岩、宝物殿を有するほか、桜の名所や鹿がいる癒やしスポットとして親しまれています。門前町には人形や風鈴、焼き物といった工芸品を扱う店舗が多いです。
楽寿園は三島市一番町にある市立公園です。7.2haの広さで、楽寿館(1890年に建造された京風の建物)、三島市郷土資料館、動物広場、蒸気機関車の静態保存などがあります(入場料300円)。この公園の池から源兵衛川という約1.5kmのせせらぎが市内を流れていて、夏場は親水スポットとして親しまれています。
伊豆フルーツパークは三島市塚原新田にある観光農園です。いちご・メロン・みかん狩りを周年行っているほか、土産屋や浜焼きが楽しめる大型のレストラン、洋菓子を販売する複合施設があります。当地を代表する観光地になっています。
佐野美術館は三島市中田町にある私立の美術館です。1966年に当地出身の実業家・名誉市民第1号の佐野隆一の寄付によって開設されたもので、日本刀・陶芸・青銅器・仏像・能面などを所蔵しています。とりわけ日本刀のコレクションで知られ、天下三名槍のひとつ、本多忠勝の愛槍だった「蜻蛉切」が年に数回展示されます。