京都府ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【京都府編】

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京都府ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

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亀岡市(かめおかし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

京都府亀岡市 カメばカムほど亀岡 人口86,816人

豊かな緑と豊富な水、亀岡市の観光マスコットキャラクター「明智かめまる」が描かれています。また、亀の甲羅をイメージした六角形のプレートになっています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

亀岡市は京都府中西部にある市です。このあたりは、奈良時代におかれた丹波国の政治経済・文化の中心地であったことから仏教文化が栄え、戦国時代末期には明智光秀が丹波亀山城と城下町を築いたことで近代的な発展を遂げたといいます。現在の亀岡市は京都市・大阪のベッドタウンとしての側面を有するほか、パルプ・紙製品、電気機械など製造業を主要な産業としています。一方で、亀山城址と城下町・保津川下り・トロッコ列車・湯の花温泉・出雲大神宮(丹波国一宮)といった多様な観光資源を有しています。また、農用地が多く京都府内有数の規模を誇ります。

出雲大神宮は亀岡市千歳町千歳にある神社です。丹波国一宮、また「元出雲」の俗称どおり、社伝では「出雲大社が勧請を受けた」とされています(一般には逆に出雲大神宮が勧請を受けたとする)。おおむね縁結びの神社として親しまれており、境内には因幡の白兎にちなんだ兎の像がちらほら置かれています。

亀山城(亀岡城)は亀岡市荒塚町内丸にある日本の城です。明智光秀によって築かれたもので、説話によると明智光秀の娘・玉子(細川ガラシャ)が内堀に落ちたところを亀によって助けられ、光秀は褒美として亀に「明智」の姓を与えたうえ「かめまる」と呼んで可愛がったといいます。現在は「大本」という新宗教の本部と神苑が置かれており、見学にはチケットが必要です(高校生以上300円)。

道の駅 ガレリアかめおかは亀岡市余部町(あまるべちょう)にある国道9号の道の駅です。同名の生涯学習施設に併設されており、広大な駐車場を有します。併設ということで、道の駅としてはあまり大きな販売スペースを割いていませんが、精肉や野菜など食品の販売のほかにカフェがあります。

亀岡市と右京区嵐山の間にある保津峡は川下りやトロッコ列車で有名です。保津川下りは1895年頃から遊覧船が運行したいうことで、およそ130年余の歴史があります。川下りの終盤に差し掛かると琴ヶ瀬茶屋という「船上コンビニ」からみたらし団子やイカ焼き、ジュースなどを買って食べます。現在はラフティングというゴムボートに乗って川下りをするレジャーも行われています。


京丹後市(きょうたんごし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

京都府京丹後市 旬の京丹後 人口51,444人

市名上に「世界ジオパークのまち」の文字、丹後半島間人(たいざ)の後が浜にある名勝 立岩(たていわ)と、間人ガニが描かれています。2015年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

京丹後市は京都府北部にある市です。日本海に突き出した丹後半島の大部分を占める市で、2004年に竹野郡網野町・丹後町・弥生町、中郡峰山町・大宮町、熊野郡久美浜町が合併してできたものです。北側で日本海に面し、山陰海岸ジオパークの経ヶ岬、立岩、丹後松島といった景勝があります。カニに代表される水産物や丹後ちりめんで知られる地域ですが、丹後杜氏の故郷でもあるため現在でも醸造関連の企業が多く残っています。

丹後半島は世界ジオパーク「山陰海岸ジオパーク」の一部で、複雑な海岸線をしています。ジオサイト(ジオパークの見どころ)の一つ「立岩」は周囲1kmにも及ぶ玄武岩の1枚岩で、第31代用明天皇の第三皇子 麿子親王が鬼を岩で封じたとされており、今でも波の高い夜には鬼が泣く声がすると言われています。また、京丹後市丹後町袖志にある経ヶ岬には明治時代に点灯した第一等灯台があり、近代化産業遺産に認定されています。

琴引浜(ことひきはま)は京丹後市網野町掛津地区と遊地区にまたがる砂浜です。全長1.8kmは鳴き砂の浜としては国内最大級であり、摩擦係数が高い石英を多く含むことで、砂が乾燥した時期に歩くと「キュッキュ」と音が鳴ります。周辺に海水浴場・キャンプ場・温泉(期間によっては足湯)などがあります。砂の表面が綺麗でないと鳴らないため保全活動が行われており、2001年に世界初の禁煙ビーチとなっています。

道の駅丹後王国「食のみやこ」は京丹後市弥栄町鳥取にある府道53号の道の駅です。もともと農業公園としてオープンしたものなので34haもの広大な敷地を有し、西日本最大級の道の駅になっています。内部も公園然としており、広場や散策路、小動物園などの間に商業施設が並ぶという形式になっています。


宮津市(みやづし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

京都府宮津市 自然と文化の架け橋、海園都市みやづ 人口16,285人

日本三景の一つ天橋立(あまのはしだて、あまのはしたて)が描かれています。プレートの形状は「股覗き」をイメージしたもので上部がくぼんでいます。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています(下一桁4,9および下二桁42は欠番、従来様式と選択性)。

宮津市は京都北部にある市です。与謝郡与謝野町、宮津湾と阿蘇海を挟んで市域が南北に分かれており、これを天橋立が繋ぐという特徴的な市域を有しています。市の中心部は南側にあり、宮津湾の最奥、栗田半島の付け根辺りになります。いわゆる「海の京都」を代表する地域で、天橋立周辺の公園、寺社、道の駅といった観光資源を有し、年間約300万人の観光客が訪れるといいます。もともと宮津城という細川藤孝・忠興ゆかりの海城がありましたが明治時代に失われており、現在は遺構の太鼓門が小学校の正門として利用されています。この門の周辺の川沿いに当時の城壁を再現した白壁が続いています。

日本三景の一つ、天橋立は3.6kmに及ぶ砂州が宮津湾内を走るような形で形作られています。いわゆる白砂青松の砂州で約7,000本の松の殆どが自生しているものです。この上を京都府道607号天の橋立線が走っており、この道は一般車両は入れませんが、125cc以下の二輪や自転車で通行可能です。砂州には句碑や記念碑、恋愛成就の神社として知られる天橋立神社などがあります。

天橋立ビューランドは宮津市文殊にある遊園地です。天橋立の白砂青松が空を飛ぶ龍の用に見える「飛龍観」として知られるビュースポットであり、文殊山の山頂までモノレールまたはリフトで上ります。山頂には観覧車や展望レストラン、展望台などがあります。

天橋立温泉は宮津市文殊にある温泉です。この地域はもともと天橋立を望む文殊堂で知られる知恩寺という寺院の門前町で、観光拠点としてホテルや旅館が多かったようです。昭和末期の温泉ブームの影響で、当時は温泉がなかった当地の観光客が少なくなったために1999年に開鑿された歴史の浅い温泉で、ホテル・旅館などで利用されています。JR天橋立駅の前に「知恵の湯」という日帰り入浴施設があります。

傘松公園は宮津市大垣にある公園です。天橋立ビューランドに並ぶ天橋立のビュースポットで、散策路や展望デッキ、レストランなどがありこちらでは「斜め一文字」という景観が見られます。こちらもリフトかケーブルカーを使って上ります。


向日市(むこうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

京都府向日市 大極殿のあるまち 向日市 人口56,059人

モウソウチクを型どったナンバープレートに向日市歴まちPRロゴマークがワンポイントで描かれています(市名左)。また市名上に「むこう、むこう」の文字が入ります。2016年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付、2018年からはミニカー・小型特殊も対象になっています。

向日市は京都府南部にある市です。京都府南部の15市町村をいう山城地域に属しており、北・東・西で京都市、南側で長岡京市に接しています。面積は7.72k㎡で全国で3番めに小さい市です。京都府屈指の人口密集エリアで住宅地・商業地がよく発達しており、2020年からやや人口が増加していますが、少子高齢化は進んでいます。開発の進んだ地域ですが、たけのこや千両ナスを特産としており、竹林やため池、水田などがみられます。

竹の径は向日市の西側にあるハイキングコースです。京都市洛西竹林公園、当地の向日回生病院あたりから始まる1.8kmほどの長さの道で、連綿と竹垣と竹林が続いています。この竹林は特産の筍(京たけのこ・または乙訓たけのこなどという)の栽培地で、基本的には農業用の道路という位置づけですが、風情のある散歩道として知られています。

向日市は、今から1200年以上前の奈良時代に長岡京があった地域の一つです。784年に平城京から平安京に都を遷すまでの10年間我が国の政治の中心であった都で、近年まで遺構が見つかっていませんでしたが、昭和54年から向日市において門跡や大極殿の跡が発見されて発掘調査が進みました。現在は阪急西向日駅から少し北に朝堂院跡や大極殿跡が公園として残っています。


大山崎町(おおやまざきちょう)

大山崎町ホームページより

京都府乙訓郡大山崎町 天王山・淀川 歴史と文化 うるおいのあるまち 人口16,275人

山崎の戦い(天王山の戦いと呼ばれる)を戦った羽柴秀吉と明智光秀のイラストの背景に天王山、桂川・宇治川・木津川を表した川、町の花サクラが描かれています。町制施行50周年記念として2018年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

大山崎町は京都府南部にある町で、乙訓郡(おとくにぐん)に属しています(大山崎町1町のみ)。本能寺の変を受けて備中高松城攻めから引き返した羽柴秀吉と明智光秀の軍が争った、いわゆる「天下分け目の山崎の戦い」で知られる地域です。日本でのえごま油発祥の地 離宮八幡宮があり、江戸時代まで油の生産が盛んに行われていました。また、名水で知られる地域でもあるため酒造業との関連が深く、アサヒグループ大山崎山荘(1932年、実業家 加賀正太郎が立てたイギリス風建築)、府境をまたいで大阪府島本町に山崎ウイスキー館があります。現在の大山崎町は製造業を主要な産業とする町ですが、京都市と大阪府の間にあるアクセスの良さや豊かな自然といった条件から人口増加が続いています。

アサヒグループ大山崎山荘美術館(旧:アサヒビール大山崎山荘美術館)は大山崎町銭原の天王山中腹にある美術館・博物館です。昭和初期に建てられたもので、イギリス・チューダー様式の山荘を復元整備し、朝日麦酒株式会社創業者の山本為三郎のコレクションを展示して美術館としています。また、本館以外に安藤忠雄設計の地中館・山手館があり、テラスに面したカフェからは宇治川・桂川・木津川の3川が合流して淀川になる合流地点が見えます。

妙喜庵(みょうきあん)は大山崎町大山崎西谷のJR山崎駅前にある仏教寺院です。「待庵(たいあん)」という国宝の茶室があり、これは千利休作と推定される唯一のものです。にじり口から内部を見学することができますが、予約制で往復はがきによる一ヶ月前からの予約が必要です。また、近くの大山崎町歴史資料館に待庵の複製が展示されています。

聴竹居(ちょうちくきょ)は大山崎町大山崎谷田にある歴史的建造物です。1928年に建築家藤井厚二の自宅として建てられたものです。日本人の感性、気候風土やライフスタイルに合わせた和洋折衷の木造住宅で、国の重要文化財に指定されています。予約制ですが内部の見学ができ、築100年ほど経過した建造物とは思えない斬新なアイデアや技術が盛り込まれています。


宇治田原町(うじたわらちょう)

宇治田原町ホームページより

京都府綴喜郡宇治田原町 心をつなぎ ともに創る 茶文化のまち 人口8,811人

2枚の茶葉を重ねたデザインで、町名の上に「日本緑茶発祥の地」のロゴが入ります。二枚のうち下の葉は緑、上の葉は排気量に応じた色になります。2021年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

宇治田原町は京都南部にある町で、綴喜郡(つづきぐん)に属しています。京都市からは宇治市を挟んで南東側にあり、滋賀県との県境にあたる地域です。宇治市と並んで宇治茶の生産地として知られる場所で、鎌倉時代から茶葉の生産が始まり、江戸時代には茶業に革新をもたらした青製煎茶製法が生まれたとされています(それまでの茶葉は赤茶か黒色で、風味も落ちたようだ)。ほかに古老柿(ころがき、干し柿)の生産が地場産業で、11月ごろになると稲刈りの終わった田に「柿屋」と呼ばれる柿を干すための棚がみられます。

正寿院は宇治田原町奥山田川上にある高野山真言宗の寺院です。今から800年ほど前の1200年に建立されたもので、その後の1596年に中興されています。夏季の風鈴まつりでよく知られており、「風林寺」とも呼ばれる寺院で当地の観光名所になっています。

永谷宗円生家は宇治田原町大字湯屋谷にある歴史的建造物です。永谷宗円は江戸時代の庄屋で、茶業のほかにも田地の改良に取り組んだ人です。当時は熱処理するだけだった茶の製法に「揉む」工程を加えたり当時は煮るだけだった工程をむす方式にしたりと15年かけて茶葉製法を改良し、現代の煎茶製法の基礎を築きました。土・日・祝日に内部を見学可能で、当時の焙炉(ほいろ、茶を乾燥させる道具)が残っており、映像でお茶の製法や宗円の足跡を知ることができます。


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“京都府ご当地ナンバープレート紹介・一覧” への1件の返信

  1. 長岡京市にも
    バイクのご当地ナンバープレート作って欲しい
    隣の向日市があるのに
    悲しい
    長岡京市も沢山自慢できる物あるのに

外峯まゆみ へ返信する コメントをキャンセル

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