兵庫県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【兵庫県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


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兵庫県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

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神河町(かみかわちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県神崎郡神河町 兵庫のまんなかでキラリと光るまち 人口9,925人

町のマスコットキャラクター「カーミン」と町花のサクラのデザインです。2015年からミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

神河町は兵庫県の中央部にある町で、神崎郡に属しています。2005年に神崎町・大河内町が合併してできた町です。1000m級の山々に囲まれた格好の山間の町で、町域の8割を山林が占め、小田原川・越知川・市川といった河川沿いの平野部に集落が点在しています。町域北西側に砥峰高原(とのみねこうげん)を有し、これは関西地方で有数の高原地帯として観光名所になっています。窯業や土石製品などの製造業を主要な産業としていますが、近年は従業者が減りつつありかわりに第3次産業の進展がみられます。

砥峰高原(とのみねこうげん)は、神河町の北西側に広がる標高800~900mの高原です。90haに及ぶ日本有数のススキの大群生地で、春に山焼きを行うことによって美しい草原が守られ、秋にはあたり一面がススキの絨毯になります。映画「ノルウェイの森」、NHK大河ドラマ「平清盛」や「軍師官兵衛」のロケ地にもなりました。とのみね自然交流館という施設があり、食事やトイレ、土産物の販売などがあります。

神埼農村公園ヨーデルの森は神河町猪篠にある町立の農業公園です。馬、カンガルー、アルパカなどがいる牧場や猛禽類、ペンギンや犬・猫など小動物といった多数の動物が飼育されていること特徴の公園で、各種体験ができる施設も有しています(入園料:中学生以上1,200円、小学生以下700円)

峰山高原リゾートホワイトピークは神河町上小田にあるスキー場です。2017年に開設されたもので、現時点では国内で一番新しいスキー場になっています。勾配の緩やかな初心者向けゲレンデとして知られており、ノーマルタイヤでもアクセス可能であること、国内最大級のキッズパークを有することなどからファミリーに人気があります。また、オフシーズンはキャンプ場となっています。


芦屋市(あしやし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県芦屋市 憧れを、日常に。 人口93,377人

㊤海・山・川の自然を背景に、ヨット・桜・花火をレイアウトし、自治体名上に「ASIYA CITY」の青文字㊦芦屋市花のコバノミツバツツジを散りばめたもの。市名右側に「ASIYA」の文字。どちらも2017年からミニバイク50cc以下を対象に交付されている。

芦屋市は兵庫県南東部にある市です。神戸市と西宮市に挟まれた格好の市域を有し、これは県内で2番に小さいものですが、人口密度が高くk㎡あたり5,000人ほどが暮らしています。国際観光文化都市に指定されており、「庭園都市」を標榜する瀟洒な地域であり、特に市域北部は関西有数の高級住宅地として知られています。市街化区域の9割ほどが住宅街で、市単独でこれといった産業を持ちませんが、人口密度が高いため商業施設や文化施設、公園などが充実しています。また、市域北側は瀬戸内海国立公園に含まれる六甲山があり、都市に近い自然を満喫できる場所として観光地化されています。

ヨドコウ迎賓館は芦屋市山手町にある住宅(国の重要文化財)です。もともと造り酒屋・櫻正宗当主のために別邸として建築されたもので、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが設計したものです。1989年から一般公開され2016年11月からリニューアル工事が行われて、2019年から一般公開が再開されています(入館料:大人500円、小・中・高校生200円)。

谷崎潤一郎記念館は芦屋市伊勢町にある文学館です。芦屋市立美術博物館と図書館の間にある施設で、数寄屋風の邸宅と日本庭園で構成されており、小説家谷崎潤一郎に関する資料を保存しています。なお、玄関横にある巨石は1938年の阪神大水害のときに邸宅に飛び込んできたもので、「細雪」に仔細に書かれています。また、同エリアから西に行って芦屋川を渡ると虚子記念文学館(明治ー昭和期の俳人、高浜虚子を記念する施設)があります。


洲本市(すもとし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県洲本市 笑顔あふれる生活交流拠点~みんなでつくる元気な“すもと”~ 人口39,759人

菜の花と水仙を左右に配し、市のランドマークである三熊山の天守閣(洲本城)や海が描かれています。2017年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

洲本市は淡路島の中央部にある市です。淡路島の行政上の中心地であり、島全体の約3割を占めます。2006年に津名郡五色町と新設合併していますが、市章・市旗は変更されていません。かわりに市の鳥としてチドリ、市の魚としてサワラが指定されています。瀬戸内海国立公園に含まれる三熊山と洲本城跡、洲本温泉などの観光資源を有し、観光産業が盛んでおおむね海沿いにホテルがみられます。また、立川水仙郷という水仙の名所を有しています。

洲本城(別名三熊城)は洲本市街から南にある三熊山上にある日本の城・国の史跡です。三好氏の重臣・安宅治興が築いたもので、その後蜂須賀氏や仙石家に与えられ、脇坂氏によって改修されています。上の城と下の城をつなぐ「登り石垣」という珍しい遺構が良好な状態で残っていることが高く評価されており、下の城まで含めると西日本最大級の規模を誇ります。天守台に建つ小さな模擬天守は、1928年に昭和天皇の即位式を記念して建造されたものであり我が国最古の模擬天守です。現在は展望台としての機能を失っていますが、天守台からの眺めが良く、当地の観光名所となっています。

淡路島モンキーセンターは洲本市畑田組にある動物園です。1967年に開園した施設で、野生のニホンザル約350頭に名前を付けて生態観察を行っています(入園料:大人1,000円 小学生まで400円)。飼育するのではなく野生のサルを餌付けしている施設は珍しく、冬の「サル団子」や仲間と遊ぶ様子などニホンザルの自然な行動がみられる貴重な施設となっています。なお、春には人間と同じくサルが花粉症に悩む様子がみられるそうです。

洲本市民広場は洲本市塩屋にある都市公園です。近代化産業遺産に含まれる旧鐘紡洲本工場の赤レンガ建築群に囲まれた公園で、図書館やレストラン、作者の堀井雄二氏が当地の出身ということで、ドラゴンクエストの記念碑などがあります。


稲美町(いなみちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県加古郡稲美町 水と緑 風薫る 万葉のまち 人口30,596人

町名の横にPRキャラクターの「いなっち」が描かれています。2013年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

稲美町は兵庫県中央南部にある町で、加古郡に属しています。東側で神戸市、三木市、南側で明石市と接する地域で、田園都市として農業基盤を維持しながら、阪神地域のベッドタウンとして開発が行われています。古くから穀倉地帯であったため、水田開発のために作られたため池が多くみられることが特徴的です。現在は製造業が主要な産業となっており、米の加工品(米パン、味噌、酒、みりんなど)が多く作られるほか、金属の加工などが行われています。米(万葉の香)および大麦などのほかに、トマトやメロンを特産品としています。

稲美中央公園は稲美町国安にある公園です。運動用の多目的グラウンド・テニスコート・子供用の遊具・キャンプ場などを備える大きな公園で、R4年にリニューアルされています。古来より歌に「いなみ野」と詠まれてきた地域であるため、園内に万葉の森という日本庭園を有していることが特徴的です。また、周辺に郷土歴史館と播州葡萄歴史館(小さい施設だが入館無料)という施設があります。

いなみ野ため池ミュージアムは、全国最多のため池を擁する兵庫県の東播地方全体のため池を展示物として見立てた博物館で、ため池の保全・研究・親水活動などを行うものです。いわゆるフィールドミュージアムですが、県下最大となる加古大池(面積49ha)の管理棟に少し展示があります。また、管理棟近くには水生植物園があります。ほかにも、稲美町内には天満大池(ため池百選、県下最古のため池とされる)もあります。


赤穂市(あこうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県赤穂市 はばたけ 未来へ 赤穂 人口44,873人

観光マスコットキャラクター「陣たくん」、雁木模様(下部)と勘亭流文字の文字で赤穂義士をイメージさせるものとなっています。また、市名のところに「赤穂市」ではなく「播州赤穂」の文字を採用しています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

赤穂市は兵庫県南西部にある市です。岡山県との県境にあり、北部が山地・丘陵地、南部は瀬戸内海に面した千種川(ちくさがわ、名水百選)が形成した低地となっています。江戸時代に最大6万石を誇った赤穂藩の中心地であり、のちに「忠臣蔵」として伝わる元禄年間の赤穂事件が起きた地域です。現在の赤穂市は臨海部の工業地帯を背景に発達したため、主要な産業は製造業(化学・窯業・土石製品・電気機械器具など)で、近年は小売・卸売業の比率が高くなってきています。製塩が地場産業であり、赤穂の塩と塩味饅頭(しおみまんじゅう)、いかなご、坂越(さこし)の牡蠣などを特産品としています。

赤穂城跡は赤穂市上仮屋にある日本の城・国の史跡です(日本百名城の一つ)。1649~1661年に浅野長直(浅野長政の孫にあたる)によって13年かけて築城された城で、戦を意識した堅固なものとなっています。五稜郭のような形状の変形輪郭式の城は珍しく、ほかに本丸庭園・二の丸庭園(復元)が国の名勝となっています。周辺には蔵造りの赤穂市歴史博物館、赤穂大石神社(大石邸の一部含む)、赤穂玩具博物館などがあります。

兵庫県立赤穂海浜公園は赤穂市御崎にある公園です。面積71.7haの広大な公園で臨海部にあり、塩田跡を活用したものです。人工湖である赤湖と白湖周辺に遊園地「わくわくらんど」、海洋科学館、塩田を再現した塩の国(塩づくり体験棟を含む)、オートキャンプ場などがあります。ヤシの木が舘並ぶ太陽のプロムナードがインスタ・TikTok映えスポットとして人気があり、当地のマラソン・トライアスロン大会(南側はビーチに隣接する)や牡蠣祭り、グルメフェスの会場でもあります。

海の駅しおさい市場は赤穂市坂越にある商業施設(魚市場)です。坂越の漁業協同組合が運営する施設で、その日に捕れた魚を浜焼きで食べることができる市場となっています。牡蠣で有名なかましま水産に隣接していて、毎年1月の牡蠣まつりが有名です。

奥藤酒造(おくとうしゅぞう)は赤穂市坂越にある造り酒屋です。慶長年間から400年ほど続いており、奥藤酒造郷土館という酒造りの道具や廻船関係の資料の展示のほか、当地の地酒「忠臣蔵」や「乙女」の利き酒ができる施設があります(入館無料)。

桃井ミュージアム&カフェは赤穂市御崎にある博物館です。当地の伝統工芸品 雲火焼(うんかやき)や赤穂緞通ほか骨董品などを展示するミュージアムに瀬戸内海に面した水琴窟で有名な庭園、カフェが併設されています(入館料:大人500円、小中学生200円、金券を買って内部で利用できるというシステム)。赤穂緞通の方に興味がある方は、赤穂緞通工房ギャラリー東浜も見てみると良いと思います。


川西市(かわにしし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県川西市 元気でうるおいのあるオンリーワンのまちづくり 人口150,053人

川西市のシンボルキャラクター「きんたくん」と市花のリンドウ、猪名川の流れが描かれています。2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

川西市は兵庫県南東部にある市です。大阪府との県境にあり、東側で大阪府池田市と箕面市、南に伊丹市、西側は宝塚市となっています。第56代清和天皇の末裔、清和源氏の本拠地となった地域で、市花のリンドウも源氏の旗印からきています。現在の川西市は大阪のベッドタウンとして発展してきた経緯があり、サービス業や卸売・小売業、不動産など第3次産業が主要な産業となっています。大消費地に近いことから桃やいちじく、北摂栗、植木などが生産されています。

川西市の多田地区は、今から1000年以上前に清和源氏が武士団を形成した土地です。清和源氏とは清和天皇の皇子のうち4人、孫の王のうち12が臣籍降下(皇族が姓を与えられ、臣下に降りること)して源氏を名乗ったもので、一般に武家として知られます。川西市多田院多田所にある多田神社は清和源氏とゆかりのある源氏三神社の一つで、源満仲、頼光、頼信、頼義、義家の五公が祭られ「清和源家発祥の地」といわれています。

満願寺は川西市万願寺町にある高野山真言宗の寺院です。川西市の飛び地にあり、周囲は宝塚市になっています。多田神社を建立した源満仲が帰依し、以来源氏一門の祈願所として栄え、鎌倉時代には後醍醐天皇によって勅願寺となっています。紅葉の見事さや坂田金時の墓があることで知られています。

川西市最北部の黒川地区は「日本一の里山」と呼ばれています(にほんの里100選)。この地区の特産品「一庫炭(菊炭)」は、お茶席用の高級品として全国に出荷されています。毎年9月上旬~11月上旬にかけて黒川ダリヤ園がオープンし、約460品種1,200株のダリヤが様々な花を咲かせます。また、ハイキングスポットでもあり、日蓮宗霊場の能勢妙見山(大阪府能勢町)までケーブルカーが出ていましたが、2023年12月に営業を終了しています。


神戸市(こうべし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県神戸市 BE KOBE 人口1,498,825人

海のと山の稜線をイメージさせる波型の表現に神戸市のシンボル「神戸ポートタワー」が描かれています。2011年6月からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカーを対象に交付されています。

神戸市は兵庫県南東部にある市です。兵庫県の県庁所在地及び最大の都市で、9つの区に分かれています。もともと深い湾があるため古代から海上交通の要所であったとみられ、遅くとも遣隋使の頃には港が開かれていたようです。江戸時代には酒造が発達し、「灘の生一本」という言葉で全国に知られるようになりました。現在でも港湾関連の産業が盛んであり、世界500余の港とつながる国内屈指のコンテナポートであるほか、食料品・はん用機械器具・輸送用機械器具・鉄鋼業など日本を代表する製造業が集中しています。現在は、高度経済成長期に開発されたニュータウンを中心に人口減少が進んでおり、2023年に人口150万を下回っています。

神戸ポートタワーは、神戸市中央区波止場町にある和楽器の鼓のような外見をした建造物です。1963年に建設されたもので、展望台や内部に360度のパノラマが得られるカフェや店舗を有しています。神戸港のシンボルとして長らく愛されてきた同タワーですが、2021年から工事のため休館となっていました。2024年春から改修工事を終えてリニューアルオープンし、同時にガラス張りで360度の風景がみられる屋上展望フロアが開設されます。

神戸市灘区・東灘区には「灘五郷」(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)という有名な日本酒の蔵元が集まる地域があります。この地区は、酒造りに適した宮水(西宮神社の南東側一帯の湧水)と酒造好適米山田錦(兵庫県が国内生産の8割を占める)の産地が近かったことから、室町~江戸時代から日本酒の名産地となっています。各蔵元の紹介や見学に関する情報は灘五郷酒造組合のHPにあります。

有馬温泉は神戸市北区有馬町にある温泉です。有馬温泉は日本書紀、風土記、万葉集に紹介される日本三古湯の一つであり、日本最古ともいわれています。泉質も豊かであり、塩化物を含む「金泉」と無色透明の「銀泉」があります。環境省が指定する療養泉の9つの主成分のうち7つを有する世界的にも珍しい温泉です。


三田市(さんだし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県三田市 明日の風が見えるまち 人口107,744人

三田市のPRキャラクター「キッピー」が右側に描かれています。2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています(従来様式と選択性)。

三田市は兵庫県南東部、六甲山地の北側にある市です。1980年代から大規模な団地開発が行われて人口10万を超える市となりましたが、それ以前は人口3~4万人の典型的な農村であったために田園都市となっています。現在の人口は緩やかな減少傾向にあります。おおむね製薬など化学工業を中心とする製造業が主要な産業となっている一方、阪神地域では最も農業の盛んな地域でもあるため三田米・三田牛・母子茶といった特産品があります。

兵庫県立有馬富士公園は三田市福島にある公園です。有馬富士(標高374m)、千丈寺湖、福島大池など地域の豊かな自然を活用した県内最大の都市公園で、園内には林・水辺・草地の各生態園や棚田、自然学習センター、子供向け遊具が揃った遊びの王国などがあります。

兵庫県立人と自然の博物館(愛称:ひとはく)は三田市弥生が丘にある自然史系の博物館です。国内の公立博物館としては最大級の規模を誇り、恐竜・昆虫・植物・動物・鉱物など展示内容も多彩です。標本にさわれるコーナーや恐竜の化石のクリーニングの様子が見れるコーナーがあることが特徴で、深田公園という大きな公園に隣接しているため子供を遊ばせるスペースもあります。


丹波篠山市(たんばささやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県丹波篠山市(旧篠山市) おしゃれなワクワク農村へ 人口39,647人

マスコットキャラクターの「まるいの」と「まめりん」(上側のみ)を筆頭に、特産品の黒豆・猪・栗・松茸がキャラクター化されたものです。市名変更の2019年5月からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

https://youtu.be/4CLBTnyG1Cs?si=_VpGoWxF8WiwFqsh

丹波篠山市は兵庫県東部にある市です。古くから京都と山陰の各地域を結ぶ交通の要衝 丹波国の一部であった地域で現在も宿場町や篠山城跡が残っています。市域の3/4程度を林野が占めるため里山が残る地域としても知られており、栗・山の芋・イノシシ肉・枝豆・松茸などが特産品となっています。また、丹波焼といわれる焼き物が生産されており、これは日本六古窯の一つです(およそ800年ほどの歴史を有する)。産業は製造業・不動産業の割合が高くなっていますが、温泉や重伝建、特産の農産物やデカンショ節(日本遺産)などで知られており、観光業も盛んに行われています。

篠山城は丹波篠山市北新町にある日本の城・国の史跡です。1609年に徳川家康が諸大名に命じて交通の要衝であった笹山に築城させたもので、当時は15カ国20の大名が工事にあたり、縄張りは築城三名人の一人 藤堂高虎が行っています。天守の代わりに置かれた大書院は1944年に失火により焼失しましたが、現在は復元されて観光名所となっており、三の丸広場はデカンショ祭りなどのイベントに使用されています。城の周囲は広範にわたって伝統的建造物保存地区になっており、西側には武家屋敷群、東側には当時の商人町が残っています。

丹波篠山 大正ロマン館は丹波篠山市北新町、前述の篠山城北側にある歴史的建造物です。もともと篠山町の町役場として使われていたもので、大正12年に建てられた木造の洋風建築です。篠山城下町観光の拠点施設として改修を受けており、内部はレストラン・土産屋・庭園・テラス・観光案内所などになっています。

デカンショ節とは丹波篠山市を中心に盆踊り歌として用いられる民謡で、「デカルト」「カント」「ショーペンハウエル」の頭文字から取った、「出稼ぎしよう」「ドッコイショ」の転訛説などがあり語源が判っていません。主として元来用いられてきたみつ節の変形と考えられています。2015年に「丹波篠山 デカンショ節」として日本遺産になっています。


丹波市(たんばし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県丹波市 丹(まごころ)の里 60,897人

丹波竜をモチーフにしたマスコットキャラクター「ちーたん」が描かれています。2012年にミニバイク50cc以下1,600枚、90cc以下200枚、125cc以下200枚の2,000枚が限定交付されています。

丹波市は兵庫県東部にある市です。2004年に旧氷上郡の柏原町・氷上町・青垣町・春日町・山南町・市鳥町の6丁が合併してできたもので、いわゆる丹波竜(タンバテタニス・アミキティアエ)が2006年に新種として発見されたことで知られています。また、田園地帯が広がることから黒大豆や栗、山の芋、茶など多くの特産品を有する地域でもあります。市域の多くは中山間地域に属し、秋から冬にかけて「丹波霧」と呼ばれる霧が発生します。全般に農業のイメージが強い地域ではありますが、工業も盛んでパルプや紙製品、電気機械などが製造されています。

白毫寺(びゃくごうじ)は丹波市市島町にある天台宗の寺院です。705年に開基されたもので、鎌倉時代には93坊を有し隆盛を極めたものの天正時代にあった明智光秀の丹波攻略の際に焼け落ちてしまったようです。現在は藤棚や庭園の心字池で知られる寺院ですが、境内には石仏や雌雄の孔雀、石庭のセッコクなどがあり見どころの多い寺院になっています。

丹波竜化石工房 ちーたんの館は、丹波市山南町谷川の丹波市役所山南支所の裏手ある丹波竜に関する情報発信や体験学習の拠点施設です(入館料:高校生以上210円 小・中学生100円)。博物館としては小さなものですが、丹波竜の発掘現場のレプリカやここでしかみられない丹波竜の全身の骨格(レプリカ)、VRコーナーなどがあります。

道の駅 丹波おばあちゃんの里は丹波市春日町にある道の駅です。舞鶴若狭自動車道の春日IC/JCTを降りてすぐにあり、かなり規模の大きなものとなっています。レストラン・土産屋のほかに大きなフードコートと恐竜をモチーフにした公園を有しています。


姫路市(ひめじし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県姫路市 生きがいと魅力ある住みよい都市 人口521,799人

姫路城の帽子をかぶったイメージキャラクター「しろまるひめ」が描かれています。2011年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています(従来様式と選択性)。

姫路市は兵庫県の南西部にある市です。もともと播磨国の中心地であり、現在でも県下2位の規模となっています。市域北部は700~900m級の山々が連なる田園地帯で、南部では瀬戸内海に接し、大小40ほどの島々を有しています。世界遺産の姫路城が非常に有名で、別称の「白鷺城」にちなんで市の花はサギソウ、市の鳥もシラサギとなっています。市内には大規模な工場が多く立地し、製造業が産業の主役となっていますが、百貨店・商店街など商業もよく発達しており、ほかに漁業や観光業なども行われています。地酒・菓子・革製品・蒲鉾やちくわ・明珍火箸(火箸を束ねて風鈴としたもの)などを特産としています。また、かりんとうの発祥地の一つ(諸説あり。当地のものは南蛮菓子に由来する)とされており、名物になっています。

姫路城は姫路市本町にある日本の城・国の特別史跡です。白く美しい外観から「白鷺城」とも呼ばれるこの城は国宝・重要文化財・ユネスコ世界遺産に指定されており、三名城や現存十二天守にも数えられる近世城郭の代表的な遺構です。周辺にある市立動物園・博物館・美術館、好古園(歴代城主や武士が住んでいた西屋敷跡を庭園としたもの)とともに当地を代表する観光地となっています。

姫路セントラルパークは姫路市豊富町にあるサファリ形式の動物園/遊園地です。ライオンやトラ、シマウマがいるサファリエリア、スリルライドや観覧車などがある遊園地エリア(スペースワールドから移設されたアトラクションもある)、夏期営業のアクエリア、冬季営業のスケートリンクが入る大規模なレジャー施設です。関西一円では知名度が高く、CMから「姫セン」と呼ばれて親しまれています。

書寫山圓教寺(えんぎょうじ、円教寺とも)は姫路市書写にある天台宗の寺院です。もともと比叡山・大山とともに天台宗の三代道場であったもので、現在でも西国三十三所のうち最も規模が大きいです。堂や門、像など多数の文化財を有するほかに、境内は国の史跡になっていて映画やドラマのロケ地によく使われていたりします。


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