島根県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【島根県編】

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島根県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

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美郷町(みさとちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県邑智郡美郷町 「美肌県美肌町」、新しい力で築くオンリーワンのまち 人口4,007人

江の川(ごうのかわ)とカヌーを漕ぐPRキャラクター「みさ坊」、町花のシャクナゲが描かれています。また自治体名上に「misato town」の文字が入ります。2019年からミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

美郷町は島根県中央部にある町で、邑智郡(おおちぐん)に属しています。「みさとちょう」及び「みさとまち」は国内に多数ある人気の自治体名であり、秋田県・宮崎県に美郷町、美里町と書くものでは埼玉県(ついでに「三郷市」も「みさと」と読む)、宮城県、熊本県にあります。島根県の美郷町は2004年に邑智郡邑智町と大和村が合併して生まれたもので、島根・広島内を流れる江の川が大きく西に湾曲する中山間地にあたります。江戸時代には天領石見銀山の支配地として舟運が発達していました。現在の美郷町は農林業の比率が高く、イノシシ肉や温泉を前面に押し出した観光業も発達しつつありますが、少子高齢化に歯止めがかかっていないため働き手不足が顕在化しつつあります(高齢化率47.4%)。バリ島マス村と姉妹関係にあるため、サンバルという辛味調味料(チリソースの一種)を特産品にしています。

道の駅 グリーンロード大和は美郷町長藤にある国道375号の小規模の道の駅です。内装に木をふんだんに使った小さい道の駅で、カフェと地元の農産物、こんにゃくなどを売る販売スペースがあります。周辺の江の川沿いに散策路が整備されており、春には桜が咲いています。

千原温泉は美郷町千原の千原川沿いにある温泉です。もともと切り傷・火傷・皮膚病に効き目のある療養目的の温泉として昭和50年代前半までは湯治客専門の湯でしたが、現在は日帰り入浴の施設があります。炭酸ガスを含む黄褐色のお湯で、2021年度の「ひなびた温泉」の全国ランキングで1位に選ばれています。

美郷町の特産品「山くじら」はイノシシ肉のことで、獣肉を食す事が禁忌である時代には山くじらの看板を出すことになっていました。美郷町ではイノシシの狩猟を猟友会に一任せず、農家が自ら狩猟者となることで毎年一定数のイノシシの捕獲に成功しており、これが特産品となっています。


大田市(おおだし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県大田市 自然・歴史・人が光り輝く 人口31,311人

プレート右側にPRキャラクター「らとちゃん」が描かれています。サザエの殻に樹脂や菜種油などを入れて灯りとして用いた螺灯(らとう)をモチーフにしています。また、自治体名上に「Ginzan Walking Museum」の文字が入ります。石見銀山の世界遺産登録5周年を記念して交付されたもので、2011年にミニバイク50cc以下を対象に100枚が交付されています。

大田市は島根県中央部の日本海側にある市です。2005年に旧大田市と温泉津町(ゆのつまち)・仁摩町が合併して現在の大田市になっています。市域の西部に戦国時代後期~江戸時代前期に日本最大の銀山であった石見銀山遺跡(世界遺産)があります。現在の大田市は農・水産業、及び電子回路・部品、食料品生産、石州瓦やガラス製品といった製造業を主要な産業としています。また、先程述べた石見銀山遺跡のほか三瓶山(国立公園)や温泉、海水浴場などの観光資源を有しています。

石見銀山遺跡は大田市大森町にある鉱山の遺跡です。最盛期には世界で流通する銀の1/3を占めたといわれる日本の銀輸出のうち、かなりの部分を産出していたと考えられています。ガイダンス施設として石見銀山世界遺産センターや明治時代の建物を利用した「いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)」があるほか、「龍源寺間歩」という坑道が一般開放されており、内部が見学できます(山道を2.3kmほど歩く必要がある)。

三瓶山(さんべやま)は大田市と飯南町にまたがる火山です(日本二百名山)。男三瓶山(標高1,126m)を主に6つの峰が爆裂火口を取り囲んでおり、ハイキングスポットや麓の温泉郷(三瓶温泉)で知られています。また、三瓶町多根(三瓶山北麓にあたる)に島根県立三瓶自然館(サヒメル)という自然史系の博物館があります。

道の駅 ごいせ仁摩は大田市仁摩町大国にある県道31号の道の駅です。2022年1月に開駅したまだ新しい施設で、物販・レストラン・共用スペースのほかに、伝統芸能である石見神楽が上演可能な屋根付きステージやドッグラン、RVパークなどが併設されています。また、周辺の仁摩健康公園に仁摩サンドミュージアムという砂とガラスをテーマにした博物館があり、世界最大の砂時計があります。


松江市(まつえし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県松江市 水と緑、歴史と教育を大切にし 伸びゆく国際文化観光都市 人口199,211人

松江城の中に白抜きで「MATSUE」と書かれたもので、松江城築城400年記念として2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています(従来様式と選択性)。

松江市は島根県北東部にある市です。県庁所在地・中核市で、2005年に旧松江市と八束郡鹿嶋町・島根町・美保関町・八雲村・玉湯町・宍道町・谷塚町が合併し新たに松江市としています。しかしながら人口は減少しつつあり、2021年度に人口20万を割っていると考えられています(住民基本台帳ベース)。汽水湖である中海と宍道湖に挟まれて中央がくびれた格好の自治体で、旧八束町域は中海に浮かぶ島で構成されています。中心地となる旧松江市はもともと松江藩の城下町として栄えたため商業がよく発達していますが、現在はサービス業(医療・教育・研究)が市の主要な産業となっています。また、松江城や由志園など観光名所があり観光業が域外マネーの獲得を支えています。産物としては宍道湖のシジミやアゴ(トビウオ)が有名ですが、日本三大茶処の一つであるためお茶や和菓子も特産品になっています。

松江城(千鳥城とも)は松江市殿町にある日本の城・国の史跡です。現存十二天守の一つであり、天守は国宝に指定されています。城周辺では神在月(10月)の頃に美しい行灯(あんどん)がほのかに光る「松江水燈路」が開催されます。松江城近隣には武家屋敷や興雲閣(明治36年築の擬洋風の迎賓館)、小泉八雲記念館と旧居などがあります。また、お堀巡りの遊覧船があり、こちらも人気です(中学生以上1,500円、小学生800円)。

宍道湖(しんじこ)は松江市と出雲市にまたがる汽水湖です(日本百景)。面積79.25k㎡、周囲長47kmあり全国7番目の広さの湖になります。特にシジミが有名ですが、スズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・鯉・シジミを合わせて「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」と呼びます(頭文字をとって「スモウアシコシ」と覚えられている)。東岸に島根県立美術館や松江しんじ湖温泉、宍道湖南東側には玉造温泉があるほか、日本の夕日百選に選定されています。

由志園(ゆうしえん)は松江市八束町波入にある日本庭園です。大根島の観光開発を目的に1975年に開かれたもので、ボタンや高麗人参の栽培で知られています。幾度も造成を重ねて現在は1万2千坪(40,000㎡)の池泉回遊式庭園となっており、売店やカフェ、料亭などの施設があります。足立美術館(島根県安来市)に並ぶ山陰地方最大級の日本庭園です。

松江フォーゲルパークは松江市大垣町の国道431号のそばにある、熱帯植物と鳥類に特化した全天候型テーマパークです。国内最大規模の温室を含む4つの展示の温室と外部の施設で構成されており、動植物を扱うテーマパークとしては珍しくバリアフリーで、冬は加温されています。猛禽類のショーやペンギンとのふれあい体験などを行っています。


安来市(やすぎし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県安来市 民謡・安来節のルーツ 人口35,199人

豆絞りの手ぬぐいの縁取りに、市のPRキャラクター「あらエッサくん」が描かれています。2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下とミニカーを対象に交付されています。

安来市は島根県東端の市です。2004年に旧安来市・能義郡広瀬町・伯太町が合併して新たに安来市としています。東西22km、南北28kmの市域を有し、概ね市域北部の中海沿岸の三角州に市街を形成しています。「どじょう踊り」という滑稽な踊りを含む民謡、安来節の発祥地として知られる地域で、江戸時代には山陰地方の交通の要衝として栄えたといいます。古くから優良な砂鉄が採れたためにたたら製鉄が行われており、現在でも高級特殊鋼「ヤスキハガネ(安来鋼)」を産出しています。主要な産業は製造業でやはり鉄鋼業が最も多く、次に食料品の加工がきます。一方で農林水の第一次産業従事者も多く、梨・いちご・たけのこ・どじょうといった産物や織物・焼き物など伝統工芸品を特産品としています。

足立美術館は安来市古川町にある美術館です。近代から現代の日本画を中心に陶磁器などを展示する施設で、特に横山大観のコレクションと日本庭園で知られています。「庭園も一幅の絵画である」という足立全康(創設者)の言葉通り、5万坪に及ぶ庭園は毎日手入れされており、国内はもとよりフランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』に三つ星(最高評価)として掲載されるなど海外でも高い評価を受けています。

月山富田城跡(がっさんとだじょうあと)は安来市広瀬町富田にある日本の城(山城)です。戦国大名尼子氏の本拠として知られるこの城は国指定史跡・日本100名城・日本遺産の構成要素になっており、天然の地形と規模の大きさから往時は「難攻不落の城」とされていました。山城ですので交通は不便ですが、標高は190mしかなく毎年多くの観光客が訪れています。また、麓の登り口あたりに道の駅 広瀬・富田城があります。

和鋼博物館は安来市安来にある博物館です。現在の高級特殊鋼の源流となった和鋼・玉鋼をテーマとする施設で、たたら吹きや近世の製鉄、日本刀などの展示があります。博物館内にのミュージアムショップではヤスキハガネの刃物を販売しています。

道の駅 あらエッサは安来市中海町にある国道9号(国道180号も近い)の道の駅です。鳥取県米子市との県境から600mくらい入ったところにあります。道の駅 広瀬・富田城が歴史資料館と広瀬絣センターを中心とした小規模なものであるの対し、こちらは普通の商業施設といった感じで、農産物直売所と古民家レストラン、海産物と水産加工品を売るスペースがあります。


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