山口県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【山口県編】

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山口県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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下松市(くだまつし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県下松市 笑いと花と童謡のまち 人口55,437人

市のPRキャラクター「くだまる」と流れ星、松を描いたナンバープレートです。市制施行80周年記念として、2019年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

下松市は山口県の南東部、周南地域(周南・下松・光地区)にある市です。北に中国山地、南に瀬戸内海を臨む地域で、島嶼部として瀬戸内海に浮かぶ笠戸島と古島を有しています。同市は鉄鋼や輸送用機械器具といった製造業を主要な産業としている工業のまちで、臨海部に大規模な工場群があります。下松という地名は「推古天皇の頃に松の木に大星が降り、7日7夜光輝き続けた」という言い伝えから「星が下った松」ということで「下松」になったという説があり、くだんの松がJR下松駅前の金輪神社に「鼎の松五代目」として残っています。近年は山口県内で唯一人口が増加している自治体でしたが、現在は減少傾向に転じています。笠戸島(かさどしま)のとらふぐ・ひらめ養殖が有名で、これらを特産品としています。

笠戸島は下松市街から見て南にある三日月型の島で、面積11.77k㎡と瀬戸内海の島としては大きい方です。古くから造船業で栄えた島で現在は本土と笠戸大橋という橋で繋がっており、レジャー/レクリエーションの地となっています。具体的にははなぐり海水浴場、潮風ガーデン、大城温泉(おおじょうおんせん、国民宿舎 大城)などがあり、キャンプ場も整備されています。また、8月には手作りの筏でタイムを競うくだまつ笠戸島マリンイカダレース大会が開催されています。

下松スポーツ公園は下松市河内にある公園です。球技場や体育館、温水プール、全周660mのウォーキングコースなど運動施設が主体の公園ですが、複合アスレチックや遊具などもあり、しだれ桜・ポピー・コスモスなど四季折々の花の名所としても親しまれています。

ひらめきパーク笠戸島(下松市栽培漁業センター)は、笠戸島の北部にある漁業センターです。2020年にリニューアルされた施設で、日本最大規模のタッチングプールを有しています。魚とのふれあい体験や餌やり、魚の捌きかた教室などを行うほか、館内で笠戸ひらめを販売しています。また、保護した猫を職員として飼育しているため猫好きに人気がある施設です。毎月第1・第3日曜日にプチ海の駅として鮮魚や野菜など地場産品を販売しています。


岩国市(いわくにし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県岩国市 豊かな自然と都市が共生した活力と交流にあふれる県東部の中核都市 人口124,294人

特産の岩国レンコンの形のプレートに、錦帯橋と岩国錦帯橋空港のPRキャラクター「ソラッピー」が描かれています。2014年に岩国錦帯橋空港開港一周年を記念して交付されたもので、ミニバイク50c以下800枚、90cc以下と125cc以下が100枚の計1,000枚が交付されました。

岩国市は山口県の北東部にある市です。2006年、旧岩国市と玖珂郡由宇町・玖珂町・本郷村・周東町・錦町・美川町・美和町が合併して発足した自治体で、873.72k㎡と山口市に次ぐ県下2位の広さを有しています。市域北側から西側にかけては中国山地の山や丘陵地が広がるため約8割が森林となっており、2級水系の錦川流域とこの川が分かれる今津川・門前川の三角州周辺に市街があります。歴史的には吉川氏がおさめる岩国藩(吉川藩)の城下町や山陽道の宿場町として発達した地域であり、現在は化学工業、パルプ・紙、繊維工業といった製造業を主要な産業とする工業のまちとなっています。また、沿岸部に海上自衛隊と米海兵隊、民間が共用する岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)があります。岩国れんこん、地酒(「獺祭」、「雁木」など)、高森牛、鮎などを特産品としています。

錦帯橋(きんたいきょう)は、岩国市岩国にある5連の木造アーチ橋(全長193.3m、幅5m)です。日本三名橋・日本三大奇橋に数えられる橋で、元は1673年に岩国藩三代目藩主 吉川広嘉によって作られたとされる橋で、補修や架け替えなどを行い続けて現在見られるものは3代目です。伝統的な木造建築の技法の「木組み(釘を使わない工法)」と石積みにこだわった橋梁です。また、桜の名所でもあり周辺の吉香公園(吉川氏の居館跡を整備したもの。菖蒲園やシロヘビの館などがある)とともに日本のさくら名所100選に選定されています(入橋料:中学生以上310円、小学生150円)。春・秋には錦帯橋が架かる錦川に観光船が出ています。

岩国城は岩国市横山にある史跡(山城)です。1601年に岩国藩初代藩主の吉川広家によって築城が開始され1608年に完成、もともと4重6階の天守を有していたそうですが1615年の一国一城令によりこれは破却されました。その後は城の麓に陣屋が置かれて長らく当地の政治の中心となっていたようです。1962年に当時の絵図をもとに天守が復興されており、山上と麓の吉香公園がロープウェーで結ばれています。

地底王国美川ムーバレーは岩国市美川町にある体験型のテーマパークです。玖珂鉱山(くがこうざん)というタングステン鉱石などを採掘していた鉱山の跡地を、「超古代文明」をテーマにレジャー施設としたものです。歴史的資料や記念施設というよりは地域おこしのためのテーマパークとなっており、全長1kmに及ぶ洞窟内でライトと地図を持って謎解きをするアトラクションなどが行われています。入浴施設やレストラン、土産屋なども併設されており、本格的な観光地になっています。

道の駅 ピュアラインにしきは、岩国市錦町府谷にある国道187号沿いの小規模の道の駅です。錦川に注ぐ中ノ瀬川の屈曲部にあり、清流のイメージと道の駅裏手にある明治38年創業の錦町農産加工のこんにゃく製品がウリです。鮎・わさび・イノシシ肉などが人気です。


下関市(しものせきし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県下関市 自然と歴史と人が織りなす交流都市 人口248,193人

波をイメージした背景にフグとクジラが描かれています。合併10周年記念として2015年にミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

下関市は山口県西部にある市です。2005年に旧下関市・豊浦郡菊川町・豊田町・豊浦町・豊北町が合併して新下関市となり、同日に豊浦郡が消滅しています。関門海峡に面し、本州最西端となる地域で県庁所在地の山口市を凌ぐ県内最大の都市となっています。日本最大のフグの集積地として全国的に知名度が高く、ほかにも市立しものせき水族館「海響館」や宮本武蔵と佐々木小次郎が対決した巌流島(船島)が有名です。古くから海運・貿易・金融に関する産業が盛んな地域であり、現在でも山口県の経済的中心となっているほか、飲食・宿泊など観光業も行われています。また、捕鯨発祥の地とされていることがあり、現在でも日本の調査捕鯨などを支援しています。

市立しものせき水族館「海響館」は下関市あるかぽーとにある水族館です。長府地区にあった下関市立水族館の後継として2001年に開館したもので、ペンギンやイルカ・アシカ・スナメリといった大型水生動物や、土地柄フグが100種以上展示されています。地元下関の海にこだわった展示や日本で唯一となるシロナガスクジラの全身骨格標本が特徴です。また、周辺には「はい!からっと横丁」(遊園地)、あるかぽーとテラス(飲食・物販を行う)があり、少し西へ行くとやまぎん資料館(山口銀行旧本店、無料で見学可)があります。

赤間神宮(あかまじんぐう)は下関市阿弥陀寺町にある神社です。壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祀るもので、明治の神仏分離まで阿弥陀寺という仏式の寺であり怪談「耳なし芳一」の舞台がこちらです。龍宮城を模したという朱塗りの門(水天門・国の登錄有形文化財)が非常に印象的です。安徳天皇の命日である5月の2~4日に先帝祭という大規模な祭事が行われています。

下関市には道の駅が3つあります。①道の駅 北浦街道 豊北は下関市豊北町にある国道191号の道の駅です。海岸沿いにあり海鮮を推しています。同施設は2016年および2018年に行われた道の駅ランキングで1位になっています。②道の駅 きくがわは下関市菊川町にある国道491号の道の駅です。併設のレストランでは名産のそうめんを推しています。③道の駅  蛍街道 西ノ市は下関市豊田町にある県道34号の道の駅です。温泉の日帰り入浴施設があり、長門鉄道を走っていた蒸気機関車が展示されています。

火の山公園は下関市火の山山頂にある都市公園です。「火の山」とはもともと都に敵の襲来を知らせるための狼煙台が築かれていたことに由来した名称で、明治時代から戦後までは砲台が置かれ、下関要塞の一部であったため民間人の入山が禁止されていました。現在は関門海峡を一望でき桜やツツジ、チューリップの名所とされる公園となっており、ロープウェイで簡単に山頂部までアクセスすることができます。また、屋外に戦艦大和の46センチ砲弾が展示されています。


防府市(ほうふし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県防府市 人・まち元気 誇り高き文化産業都市 防府 人口114,826人

防府ブランドの「幸せます」のロゴとPRキャラクター「ぶっちー」が描かれています。また、自治体名がひらがなの「ほうふ市」になっています。2015年からミニバイク50cc以下1,000枚、90cc以下100枚(交付終了)、125cc以下100枚が交付されています。

防府市は山口県中央南部にある市です。県庁所在地の山口市と周南市に挟まれた格好の沿岸部のまちで、本土側に加えて向島や佐波島など瀬戸内海に浮かぶ5島を有しています。中国・四国地方にまたがる瀬戸内工業地域の一角をなす工業のまちであり、臨海部に工業地域が発達しています。自動車やゴム製品の加工・製造などを得意とする一方、航空自衛隊の基地を有する軍事のまちでもあります。かつてこのあたりは周防国(すおうのくに)の中心地であり、国府や国分寺などが置かれていました。現在の防府市は県庁所在地の山口市、コンビナートの周南市が近いこと、東西に新幹線停車駅があるため交通の便がよいことなどから、県内の自治体としては人口減少が緩やかです。陶器や鱧、水産練り製品やういろうなどを特産品・名物としています。

防府天満宮は防府市松崎町にある神社です。菅原道真が宮中で失脚し、九州の太宰府に流されたおりに当地が宿泊地となったようで、道真が亡くなった翌年の904年に開かれた我が国最初の天満宮です。日本三大天神の一つとされており、防府市一帯は同神社の門前町として発展してきた歴史があります。全国の天満宮ではうそ替え神事という神事が行われていますが、同神社では節分祭に牛替え神事という神事が行われており、これはくじにより秋の御神幸祭で神牛を務める(生きた)牛が当たるという全国的にも珍しい行事です。

毛利博物館は防府市多々良にある博物館です。旧長州藩藩主、明治維新後に公爵となった毛利元昭が建てた本邸を博物館としたもので、雪舟の四季山水図(国宝)や三子教訓状(毛利元就が3人の子に書いた文書。いわゆる「三本の矢」の書状)・甲冑・刀剣・茶道具など美術工芸品が展示されています。また、本邸に付帯している庭園があり、こちらも国指定名勝となっています。

阿弥陀寺(防府市)は防府市牟礼(むれ)にある華厳宗の寺院です。名称通り阿弥陀如来を本尊とし、東大寺の周防別所として創建されたとされています。1180年に焼き討ちされた奈良の東大寺の再建に関わる寺院で、当時は周防国から木材を供出したため、木材切り出し人夫のための石風呂が設けられており、これが文化財となっています。同寺はあじさい寺として知られるほかに、毎月第1日曜日には前述の石風呂に入ることができます(お湯の風呂ではなくサウナに近い)。

道の駅 潮彩市場 防府は防府市新築地町にある市道の道の駅です。同時に三田尻港(商用港だが野島と連絡する旅客航路がある)と隣接するみなとオアシスでもあります。臨海部の工業地帯の奥にあるため道の駅としてはかなり観光地感が薄い施設で、主に防府市で水揚げされた水産物を販売しています。


和木町(わきちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県玖珂郡和木町 「元気・やる気・日本一」のまちづくり みんなでつくろう!! 助け合いのまちづくり 人口5,749人

町制施行40周年を記念して制作されたデザインプレートで、町の花ツツジが描かれています。自治体名がひらがなの「わき」になっているほか、番号は40しか無く先頭部の仮名二文字で区別します。2013年からミニバイク50cc以下80枚、90cc以下5枚、125cc以下10枚が交付されています。

和気町は山口県の北東部にある町です。玖珂郡(くがぐん)に唯一残る町で、岩国市と広島県大竹市に取り囲まれた県内で最も小さい自治体です。町域のだいたい50%が山林ですが、残りは宅地化されており田畑はあまり見当たりません。瀬戸内海に面し、かつては農業と海苔の養殖が盛んに行われていたようですが、現在は臨海部に石油コンビナートが発達しており、重化学工業を得意とする工業のまちになっています。昔からヤマモモが自生していたようでこれを町木とするほか、ジャムやアイスクリームなどに加工して特産品としています。また、小瀬川河口部は周防国(現在の山口県)と安芸国(現在の広島県)の間で長く国境争いが起こっていた地域でもあります。

蜂ヶ峯総合公園は、和気町瀬田紺屋作にある都市公園です。バラ園・ミニ動物園・遊具・アスレチック・キャンプ場などを有し、観覧車やミニSLなどがあったりポニーやうさぎが飼育されていたりと人口6千の町としてはかなり大がかりな施設となっています。


周防大島町(すおうおおしまちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県大島郡周防大島町 ひと・まち★きらり 元気 にこにこ 安心で 21世紀にはばたく先進の島 人口13,513人

PRキャラクターの「みかトトとみかキン」が描かれています。合併10周年記念として、2014年にミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

周防大島町は山口県南東部の屋代島を中心に、周囲の5つの有人島、25の無人島からなる島嶼部のまちです。2004年に大島郡久賀町・大島町・東和町・橘町が合併して発足しています。同地域の中心となる屋代島はその形状から「金魚島」ともいわれる島で(単に「大島」と呼ぶ場合も多い)、瀬戸内海では淡路島と小豆島に次ぐ3番めの大きさとなります。島嶼部ではありますが、本土とは1~2kmほどの距離ですので対岸の柳井市神代と大島大橋によって繋がっています。農業と漁業が盛んな土地柄であり、県内のみかん生産の8割程度を占めることから「みかんの島」として知られる一方で、瀬戸内海の自然的景観や海水浴場など観光資源があり宿泊・飲食業などの観光関連の事業も行われています。しかしながら、人口減少が顕著であり県内2番目に大きい減少率となっています。

なぎさ水族館は当地の伊保田港と松山・柳井をつなぐフェリー乗り場の近くにある水族館です。敷地面積約400㎡と小さめの施設ですが、タッチングプールや沖合の海域公園地区に群生地があるニホンアワサンゴの展示などがあります。水族館の向かいに「陸奥記念館」という町立の博物館があり、これは当地の沖合3kmで沈んだ同名の旧日本海軍戦艦の遺品や構造物をサルベージして展示しているものです。

道の駅 サザンセトとうわは周防大島町西方にある国道437号の道の駅です。レストランや売店のほか、公園や博物館「服部屋敷」(古民家)、鮮魚店などで構成されています。当地はハワイ州カウアイ郡との姉妹都市提携を行っていることもあり、ハワイアンムードが漂っています。

日本ハワイ移民資料館は周防大島町西屋代にある資料館です。1860年に日本の遣米使節がハワイに寄港したおりに、カメハメハ4世から労働者の供給を懇願する信書を託されたことで日本人労働者のハワイ移民計画が始まりました。その後の1885年~1894年の間に全国で3万、当地からは4千人弱の人員がハワイに移民しています(これは官約移民の統計によるので、自由移民やその後の移民を加えると5千を超えるといわれている)。


田布施町(たぶせちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県熊毛郡田布施町 笑顔と元気あふれる 住みよいまち田布施 人口13,877人

田布施町合併60周年記念の60年を還暦になぞらえて、町章が赤い頭巾とちゃんちゃんこを着たロゴマークが描かれています。2015年にミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

田布施町は山口県南東部の室津半島(熊毛半島)の付け根にある町で、熊毛郡に属しています。瀬戸内海にそそぐ2級河川の田布施川の河口部に市街を成すほか、北側の岩国市に囲まれた場所に飛び地(小行司地区)を有し、また瀬戸内海に浮かぶ馬島(山口県側)を有しています。岸信介・佐藤栄作の二人の元総理大臣の故郷として知られる地域です。瀬戸内工業地域の一角を成す光市や岩国市のベッドタウンとして発展してきた歴史を有し、町内の沿岸部にも工場があるため製造業の従事者が割合としては多いです。

ふるさと詩情公園は田布施町下田布施の田布施川南岸にある公園です。童謡や唱歌の碑30基が並んでいます。一部はミュージックボックスが設置してあり、実際に歌を聴くことができます。また、同公園の田布施川沿いに約4kmほど桜並木が続いており、春には桜の名所となっています。周辺に田布施地域交流館があり、野菜・果実・鮮魚・惣菜などを販売しています。

田布施町大岩は田布施町麻郷奥にある岩です。外周20mほどの大岩で、広場にぽつんとあります。「源義経が石城山(光市)の岩を蹴飛ばし、ここまで転がってきた」というような民話が残る岩で、周辺の道路に「謎の大岩」という看板が出ています。

馬島は尾津漁港から南1kmほどのところに浮かぶ島です。海水浴場やキャンプ場(のんびらんど うましま)などがあり、公営渡船で10分ほどで行けるため気軽に訪れることができるレジャー地として人気があります。


美祢市(みねし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県美祢市 市民が夢・希望・誇りをもって暮らす交流拠点都市 美祢市 人口21,615人

秋吉台と当地で出土するアンモナイト、桜の花びらが描かれています。2013年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

美祢市は山口県中央西よりにある市です。2008年に旧美祢市・美祢郡美東町・秋芳町が合併して新美祢市としています。中・東部に日本最大のカルスト台地である秋吉台が広がり、市域全域がMine秋吉台ジオパークとして認定されており、様々な化石が出土することで知られる地域です。国内有数の石灰石の産出拠点としてセメントなど製造業が発達する一方で、市の東部では秋吉台国定公園を中心に観光業が行われています。梨・ごぼう・栗などを特産品としておりとくに秋芳梨が有名です。

秋吉台国定公園は美祢市の中・東部に広がるカルスト台地を国定公園としたもので、面積は45.02k㎡あります。石灰岩の地質が雨水によって侵食されたもので、丘陵地に白い石灰岩が林立する様相を呈し、ドリーネと呼ばれる窪地がたくさんあります。園内には展望台や散策路、秋芳洞(日本最大規模の鍾乳洞)、美祢市立秋吉台科学博物館(入館無料)などがあります。

道の駅 おふくは美祢市於福町にある国道316号の小規模の道の駅です。レストラン・売店のほかに温泉入浴施設と手作りシャーベット工房を有しています。また、同施設から北側300mくらいのところに昔使われていた石灰窯の跡が残っています。

別府弁天池は美祢市秋芳町にある湧水です。別府厳島神社という神社の境内にあり、水深約4mほどの池になっています。Mine秋吉台ジオパークのジオサイト(ジオパークの見どころ・名所)並びに名水百選に選定されているもので、日差しによりコバルトブルーないしターコイズブルーの色合いに見えます。生活用水・灌漑用水のほか魚の養殖に利用されています。また、町内には白水の池と水神池(青池)という湧水があり、それぞれ色合いが異なります。

道の駅 みとうは美祢市美東町にある国道435号の小規模の道の駅です(国道からかなり離れたところにある)。近くを流れる大田川の河川公園と一体的に整備されたもので、水遊びができる道の駅になっています。美東町はごぼうが特産で、コロッケやかき揚げのほかお菓子やお茶などに加工して販売しています。


柳井市(やないし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県柳井市 人が輝く・夢が生まれる 瀬戸内のふれあい元気都市 人口29,840人

プレート右側に民芸品の金魚ちょうちんが描かれています。2012年からミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

柳井市は山口県南東部にある市です。2005年に旧柳井市と玖珂郡大畠町が合併して新柳井市としています。瀬戸内海に突き出た室津半島(熊毛半島)の付け根と半島の東岸、島嶼部からなり、当地と屋代島(周防大島)、愛媛県松山市の三津浜港を結ぶ柳井港を有しています。かつては水陸交通の要衝として農産物などが集積され、瀬戸内海屈指の商港として栄えた地域であり、柳井駅北側に当時の面影をうかがわせる白壁の町並みが残っています。甘露醤油(再仕込み醤油)の発祥の地として知られますが、近年は自然薯栽培の発祥地としても知られるようになってきています。

柳井市古市金屋伝統的建造物保存地区は柳井市柳井津にある伝統的建造物保存地区(伝建)です。約1.7haが指定されており、かつて「岩国藩の御納戸」と呼ばれた往時をしのばせる町家が並んでいます。当地の観光名所として古い家屋が博物館として公開されていたり、金魚ちょうちんの手作り体験ができたりします。また、柳井市町並み資料館という資料館があり、この建造物は周防銀行の本店として明治時代に造られたものです。

やまぐちフラワーランドは柳井市新庄にある花とみどりの公園です。県内の花卉栽培の振興を目的に県が整備したもので、100種12万本の花と21のテーマ別ガーデン、観覧車などを有しています。

余田臥龍梅(よたがりゅうばい)は柳井市余田にある梅の巨木です。同地区の赤子山の斜面にある野生の梅で龍が伏せたような姿から「臥龍梅」の名を冠しており、国の天然記念物となっています。この木のほかに梅70本ほどが植えられて梅園となっています。


周南市(しゅうなんし)

周南市ホームページより

山口県周南市 ここから、こころつながる 人口136,886人

愛称の「しゅうニャン市」を取り入れ、猫をモチーフにしたデザインです。数字が無い「・」の部分は猫の足跡になっています。2018年にミニバイク50cc以下を対象に400枚が交付されています。

周南市は山口県の南東部にある市です。2003年に徳山市・新南陽市・熊毛町・鹿野町の2市2町が合併して発足した自治体で、市域北側に1,000mの山地とそれに続く丘陵地、南部では瀬戸内海に面し狭い平地を有します。そのほか大津島や黒髪島といった島嶼部を有しており、一部は定期航路が設定されています。沿岸部に周南コンビナートを有しており、化学製品・石油・石炭製品・窯業・土石といった製造業を得意とする工業のまちです。一方で、周南市徳山動物園やこ工場群の夜景(日本夜景遺産)、郊外の丘陵地では温泉を主とする飲食・宿泊業が行われるなど観光資源も豊富です。

周南市徳山動物園は周南市徳山にある動物園です。1960年に徳山市立動物園として開園したもので、130種500点ほどの動物が飼育されています。この動物園一帯はかつて徳山藩主毛利氏の屋敷があった場所で、園内に毛利氏ゆかりの史跡が残っていることが特徴的です。近年は2027年の全園リニューアル完了を目指し、施設などのリニューアルが段階的に行われています。

道の駅 ソレーネ周南は周南市戸田にある国道2号の道の駅です。2014年に開業したもので、地域住民によって設立された一般社団法人が運営しています(のわりにかなり広い)。野菜や鮮魚などを扱う市場、レストラン、ベーカリー、土産屋など一般的な構成ですが、「福祉型の道の駅」というテーマで高齢者が栽培する野菜の集荷や高齢社宅の見守り、医療等の相談などを行っています。

回天記念館は周南市の本土側から10kmほどの沖合に浮かぶ大津島(おおづしま)にあります。当地の小学校跡を利用して特攻兵器「回天」に関する記念館としたものです。大津島は太平洋戦争中に使用された特攻兵器(人間魚雷)「回天」の訓練基地の一つが置かれていた場所で、現在も記念館周辺には整備工場の跡や運搬用のトンネルなどが残っています。


萩市(はぎし)

萩市ホームページより

山口県萩市 誇るべき歴史と美しい自然が織りなすふるさとを愛し、心のよりどころとなる、あたたかいまち 人口42,052人

左側に松下村塾、右側に萩ジオパークの須佐ホルンフェルスを背景にカヌーを楽しむPRキャラクターの「萩にゃん」が描かれています。萩反射炉や城下町など市内の5点が「明治日本の産業革命遺産」に世界遺産登錄された5周年記念として、2020年からミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

萩市は山口県北部にある市です。2005年に旧萩市・阿武郡川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村が合併して新萩市としています。当地の中心市街はもともと長州藩の拠点であった萩城の城下町として発達したもので、吉田松陰が指導し幕末から明治期に日本を主導した人材を多く輩出したことで知られる松下村塾や、藩校であった明倫館など多数の旧跡を有しています。知名度が高いため飲食・宿泊といった観光関連の産業が盛んです。一方で農業・漁業の比率も高く、夏みかんやフグ・剣先イカ(須佐命イカ)・かまぼこなど練り物のほか、萩焼という焼き物が有名です。

松陰神社は萩市椿東および東京都世田谷区にある神社です。1907年に松下村塾出身の伊藤博文と野村靖が中心となって創建された神社で、幕末の思想家・教育者である吉田松陰とその門人の木戸孝允、山縣有朋ら53柱を祀っています。境内に松下村塾が現存しており、松蔭幽囚の旧宅や歴史館、宝物殿などがあります。

萩城(指月城)は萩市街の北西側、日本海にぽっかり突き出した形の指月山にある日本の城/国の史跡です(日本100名城)。関ヶ原の戦いで敗軍の将となった毛利輝元が同地に築城したもので、石垣と堀のほかに長屋が残っています。周辺は萩城跡指月公園として整備されており桜の名所とされていますが、とりわけ「ミドリヨシノ」という全国でも萩市でしか見られない希少な桜(ガクは緑、花弁は白)のうち1樹が志都岐山神社の狛犬の脇にあり、山口県の天然記念物となっています。

萩・明倫学舎は萩市江向にある史跡/ビジターセンターです。江戸時代に全国に300ほど置かれた藩学の一つであり、当時では最大級のもので水戸藩の弘道館や岡山藩の閑谷学校と並び日本三大学府の一つとされていました。現在では明倫小学校(国の史跡)が残るほか、明治日本の産業革命遺産や萩ジオパークを紹介するビジターセンターとなっています。

道の駅 萩往還は萩市椿にある主要地方道萩秋芳線の道の駅です。幕末の偉人像や吉田松陰記念館(無料)などを有する道の駅で、見蘭牛(けんらんぎゅう、または見島牛。萩市の見島という島嶼部で飼育される牛。外国種との交配を全くしていない希少な種)を食べさせるダイニングがあります。萩市にはほかにも道の駅が点在しており、萩しーまーと、萩・さんさん三見、ハピネスふくえ、ゆとりパークたまがわ、うり坊の郷 katamataがあります。


山陽小野田市(さんようおのだし)

山陽小野田市ホームページより

山口県山陽小野田市 スマイルシティ山陽小野田 人口58,335人

レノファ山口FCのマスコットキャラクター「レノ丸」と市のPRキャッチフレーズ「スマイルシティ」のコラボデザインです。2020年にミニバイク50cc以下を対象に200枚が交付されています。

山陽小野田市は山口県の南東部にある市です。2005年に小野田市と山陽町が合併して発足した自治体で、瀬戸内海に広く接する扇形の市域を有しています。明治期からセメントや化学工業を中心とした工業都市として発達した経緯があり、現在も製造業を主な産業としています。市としては厚狭駅周辺を中心市街と位置づけていますが居住区は分散しており、小野田駅周辺・公園通り周辺(南小野田駅周辺)・羽生漁港周辺などにも市街が発達しています。かまぼこなど水産加工品やかぼちゃなどを特産品とするほか、民話「三年寝太郎」の伝承が残る地域として知られており、これが焼酎や菓子などの名称として使用されています。

江汐公園(えじおこうえん)は山陽小野田市高畑にある公園です。江汐池という池を中心に整備されたかなり広い公園で、5万株のミツバツツジのほかバラ園やあじさい園を有するほかキャンプ場が整備されています。

きらら交流館は山陽小野田市焼野海岸にある研修宿泊施設です。焼野海岸(日本の夕日100選)を望む展望風呂(トロン温泉)があり日帰り入浴も可能な施設ですが、令和5年3月よりリニューアル工事のため長期休館に入っています。

ドライブインみちしおは、山陽小野田市埴生にある24時間営業の国道190号沿いのドライブインです。あさりがたっぷり入った貝汁(380円)やホルモンうどんが有名で、レストランのほかに2つの源泉を有する温泉入浴施設があります。山陽小野田市は道の駅といった大規模な観光交流施設がないため、こちらの商業施設が「当地の顔」になっています。


原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

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