原付・小型バイクのご当地ナンバー
【愛媛県編】
全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上
四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 四国 (四輪自動車)
愛媛県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。
当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。
松野町(まつのちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県北宇和郡松野町 深い緑、住んだ水、森の国 人口3,900人
松野町のナンバープレートには桃が描かれています。松野町は県内有数の桃の産地で、果実の出荷以外にも桃ジャムやピーチワインを「森の国ブランド」として認定しています。
松野町役場から徒歩約5分の所に「森の国まつの虹の森公園」があります。虹の森公園では、四万十川に生息する淡水魚などが見られる「おさかな館」や、吹きガラス体験ができる「森の国ガラス工房風音(かざね)」などがあり家族連れで楽しめます。レストランや直売所もあり。

滑床渓谷(なめとこけいこく)は四万十川の支流目黒川の上流12kmにもおよぶ大渓谷で、「足摺宇和海国立公園」の一部になっています。侵食によるなめらかな川床が特徴で雪輪の滝(ゆきわのたき)は日本の滝100選に選ばれています。
松野町役場の最寄り駅、JR予土線松丸駅には「森の国ぽっぽ温泉」があります。駅舎前が足湯、駅舎の2階部分が天然温泉になっていて露天風呂も楽しめます。
八幡浜市(やわたはまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県八幡浜市 過去に学び 現在をみつめ ともに創ろう 輝く未来 人口33,700人
八幡浜市のご当地ナンバープレートは、産品の「みかん」と「さかな」です。愛媛県は全国有数のみかんの産地で、なかでも八幡浜市は県内トップの生産量を誇ります。
八幡浜の先人たちは山の斜面に石段を築き、段々畑を造り、土地の狭さを克服しました。八幡浜のみかんは、潮風により風通しが良く、海面と石段の照り返しにより光合成が促進されるという利点があり量・質共に全国トップクラスです。西宇和のみかんのなかでは「日の丸」「真穴みかん」などが有名です。また、八幡浜は日本一大きい柿富士柿の産地でもあります。

八幡浜港はトロール漁業の基地として知られています。「道の駅 八幡浜みなっと」併設のどーや市場では水揚げされた魚を浜値で買うことができます。水揚げされた魚を使って特産品の練り物、じゃこ天、カマボコ・ちくわなどが作られ各地に送られます。

八幡浜の温泉は四国・中国地方では唯一モール泉という植物の有機物(腐植質)を含む温泉です。泥炭や石油となる地質の前段階というのがわかりやすいでしょうか。八幡黒湯温泉みなと湯ではその名の通り黒っぽいお湯が楽しめます。
鬼北町(きほくちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県北宇和郡鬼北町 鬼の棲むまち 人口10,400人
鬼北町のゆるキャラ「鬼王丸(おにおうまる)」の描かれたナンバープレートです。
鬼北町の道の駅「広見森の三角ぼうし」に、2015年2月、身長約5m,体重約700kgの鬼「鬼王丸」が降臨。鬼王丸は高い造形技術で精巧なフィギュアを製作する「海洋堂」と、世界的造形作家、異形のクリーチャーを得意とする竹谷 隆之氏により作られました。
2016年11月には、道の駅「日吉夢産地」に「柚鬼媛(ゆきひめ)」のモニュメントが完成しました。地元に残る子もけ岩や乳神様の伝承をイメージした母神像で、幼い鬼王丸を抱いています。「家内安全」「縁結び」「安産祈願」の3つの願いを叶える力があります。こちらは優しい感じに仕上がっています。

鬼北町の特産品は「鬼北熟成きじ」と柚子です。手間を惜しまず長い時間をかけて飼育された雉は、処理後一定の低温で48時間寝かせ肉を美味しく熟成させます。その後液体急速凍結で冷凍され、保存・出荷されます。
おまけ:座敷雛の動画、筍は本物だそうです。
松前町(まさきちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県伊予郡松前町 めぐみ、めぐるまち、まさき 人口30,600人
松前町のご当地ナンバープレートは特産物の「はだか麦」をモチーフにしたデザインです。
愛媛県ははだか麦の生産量が日本一で全体の3分の1以上を生産しています。はだか麦は主に六条大麦で、揉むだけで簡単に皮が剥がれ、実が取り出せることからはだか麦と呼ばれています。麦飯や麦味噌の原料として使われています。松前町でははだか麦プロジェクトとしてはだか麦を使ったおやつを考案しています。おやつらしいザクッとした食感が魅力です。
松前町では「はんぎり」と呼ばれる桶に乗って体を上下に揺らして進むはんぎり競漕H-1グランプリが行われます。
松前町は「享保の大飢饉」から村を救った偉人「義農作兵衛翁」の出身地です。松前町には義農作兵衛の墓や義農公園、義農神社があり、作兵衛の「義農精神」を受け継いでいます。
四国中央市(しこくちゅうおうし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県四国中央市 交通の要衝 日本一の紙のまち 人口86,000人
四国中央市のナンバープレートには、マスコットキャラクター「しこちゅ~」とコスモスが描かれています。里芋の体にティッシュや水引など紙工芸を表すものを持っています。
四国中央市はその名の通り四国のほぼ真ん中北側にあり、古くからの交通の要衝です。現在では「松山自動車道」「高知自動車道」「高松自動車道」「徳島自動車道」が交差・接続しています。

水と自然に恵まれた四国中央市では川之江城山公園の桜、三島公園のツツジ、あじさいロード&下長瀬あじさい公園とあじさいの里、翠波高原のコスモスや富郷渓谷の紅葉など四季折々の景観が楽しめます。

南に法皇山脈のある四国中央市は、水とコウゾが豊富で江戸時代から製紙業が盛んです。紙造りの歴史を伝える紙のまち資料館があり、市を代表する夏祭り「四国中央紙まつり」も開催されます。四国中央市の水引は「伊予の水引」として全国的に有名で、一般的な慶弔袋のほか芸術的な水引細工も販売しています。
おまけ:うどんの自販機の動画
砥部町(とべちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県伊予郡砥部町 四国・愛媛・あそべ・とべ 人口21,000人
砥部町のナンバープレートはどんぶり鉢の形で、イメージキャラクター「とべっち」が描かれています。とべっちは頭に砥部焼の笠をかぶりみかんの顔をした陶街道を巡る旅人です。町の名誉町民・坂村真民さんの代表的な詩『念ずれば花ひらく』が記されています。
砥部焼は約230年の歴史があり、他の陶磁器に比べてやや厚手で割れにくいのが特徴です。そのため日常使いのご飯茶碗、マグカップ、どんぶり鉢、そば猪口などが人気です。砥部焼祭りは4月と11月の年2回催されます。
砥部町は梅が特産品であり、七折梅園では七折小梅が生産されています。2月には30種16,000本の梅が咲き七折梅まつりが催され、梅の加工品や当地の農産物の直売が出ます。
砥部町では自然・歴史・文化・砥部焼にちなんだ53箇所を「陶街道五十三次」としています。陶街道五十三次スタンプラリーが行われていて、スタンプを集めると砥部焼のメダル(コースター兼用)がもらえます。
今治市(いまばりし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県今治市 サイクリストの聖地 人口155,800人
今治市のナンバープレートはしまなみ海道をイメージしています。しまなみ海道は四国と本州、瀬戸内の7つの島を7つの橋で結ぶ全長約60kmの道路です。生活道路・観光道路の側面も強く「サイクリストの聖地」と呼ばれています。
今治市は造船・海運業・舶用工業が集積する「日本最大の海事都市」です。とくに外航船主の集積は、北欧・香港・ギリシアに並んで世界の4大船主の一つとなっています。毎年バリシップと呼ばれる国際海事展が行われます。また、タオル生産は日本一で国内生産量の約5割を占めます。今治タオルは品質の良さが特徴で吸水性について厳しい品質基準をクリアしたタオルだけが今治タオルブランド認定商品を名乗れます。

再建された今治城(吹揚城)は日本三大水城の一つで堀には海水が使われています。当時は海運の要所今治らしく船で直接城に入ることができたとされています(お堀にサメが出現!動画)。また、2015年には「村上海賊」が日本遺産に認定されています。村上海賊ミュージアム。
おまけ:腹巻きがかわいいご当地キャラ:バリィさんの紹介ページ
宇和島市(うわじまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県宇和島市 ココロまじわうトコロ 人口74,800人
うわじま牛鬼まつりの牛鬼の山車が描かれたナンバープレートです。宇和島市では毎年7月23・24日に和霊神社の夏祭り「和霊大祭」が行われます。合わせて22日から24日まで「うわじま牛鬼まつり」が行われ、最終日の24日には「うわじま闘牛大会・和霊大祭場所」と続きます。
宇和島は闘牛の街として有名です。年4回の定期闘牛大会が行われ大相撲のように〇〇場所と呼ばれます。闘牛たちには、横綱、大関などの番付が与えられ、豪華な化粧まわしをする闘牛もいます。

宇和島はリアス式海岸を利用したマダイ・ハマチ・真珠などの水産養殖が盛んです。宇和島の養殖本マグロを「だてまぐろ」といい、市内のお店各所で食べられます。また、ブラッドオレンジの生産・加工が有名になりつつあります。2021年宇和島のブラッドオレンジを使用した「ブラッドオレンジ梅酒」が全国梅酒品評会にて金賞を受賞しました。
おまけ:ガイヤ・オン・ザ・ロード
西条市(さいじょうし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県西条市 住みたい田舎全国1位 人口107,000人
西条市の清らかな水の流れと西条まつりのだんじりが描かれています。西条まつりは嘉母神社・石岡神社・伊曽乃神社・飯積神社の例祭(秋まつり)の総称です。
金糸刺繍により豪華に装飾されたみこしやだんじり、太鼓台など約150台が奉納され、その数は日本一とも言われています。夜には提灯が灯され祭りの雰囲気を盛り上げます。祭りの見どころの一つ、かきくらべでは各地区のかき夫がさしあげなどを披露します。
西日本最高峰石鎚山の麓にある西条市は、地下水の自噴井(湧き水)が確認されているだけでも2000本ほどあり「うちぬき」と呼ばれています。うちぬきは飲料に適したおいしい水で、西条では古くから生活用水として親しまれ、1985年には名水百選に選ばれました。また、うちぬきで育てられた春の七草は西日本一の生産を誇り、「西条の七草」として地域団体商標に登録されています。
2020年地産地消をコンセプトにした道の駅 いとまちマルシェがオープンしました。
新居浜市(にいはまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県新居浜市 あかがねのまち 人口118,500人
新居浜市のご当地ナンバープレートは、スタジオジブリで作画監督を務め、新居浜市の観光大使でもある近藤 勝也氏が手がけました。新居浜太鼓祭りの山車である太鼓台の装飾「房と龍」をモチーフにしたデザインになっています。
毎年10月に行われる新居浜太鼓祭りは四国三大祭りの一つで(ほかは徳島の阿波踊り・高知のよさこい祭り)、日本三大喧嘩祭りに数えることもあります。重さ約2.5トンの太鼓台を約150人の「かき夫」が担ぎ、街を練り歩きます。総数52台の太鼓台が一斉に街に繰り出すため、各所で鉢合わせが起きます。

JR新居浜駅から徒歩1分の所にある「あかがねミュージアム」で、実物の太鼓台を間近で見ることができます。市内各地区の太鼓台が順番に展示されており、2~3ヶ月ごとに入替わります。ご当地キャラを用いた地域活性化プロジェクト「新居浜まちゅり隊」です。
松山市(まつやまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛媛県松山市 いで湯と城と文学のまち 人口512,600人
司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」をイメージしたナンバープレートです。二輪では最初のデザインナンバープレートとなります。
「坂の上の雲」は秋山好古:陸軍大将 日本騎兵の父と言われている。秋山真之:海軍中将「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」で有名。正岡子規:俳人文学者で近代短歌や俳諧の中興の祖。松山市出身の3人を中心に明治という楽天的(ロマンティシズム的)な時代を描いた歴史小説です。
松山城(伊予城は)市内中心の勝山にそびえます。勝山の標高は132mですが、ロープウェイで長者ケ原まで行くことができます。また、松山城・愛媛県美術館・松山市民会館のある城山公園は桜の名所(日本桜の名所100選)としても知られています。2021年松山城天守閣にVR体験コーナーが登場、リアルな城攻め体験ができます(動画)。
松山市は夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台で、市内では「ぼっちゃん」「マドンナ」という語をよくみかけます。市内には「マッチ箱のような汽車」と称された坊っちゃん列車が復元運行されています(動力はディーゼル)。小説の中でしばしば登場する道後温泉は、万葉集にみられる日本三古湯の一つで、道後温泉本館は坊っちゃん湯とも呼ばれています。
上島町(かみじまちょう)

愛媛県越智郡上島町 25の島々からなる 人口6,200人
町の花サクラを背景に島々をつなぐ橋とマスコットキャラクターの「かみりん」、岩城島の青いレモンが描かれたナンバープレートです。
合わせて25の島々からなる上島町は橋のまちでもあります。ゆめしま海道として弓削大橋、生名橋、岩城橋が架かっています。美しい瀬戸内海の上を走る道路は、生活道路のほか観光道路としての側面もありサイクリストに人気です。

上島町の特産品はかき・エビ・タイ・海苔といった海の幸や、瀬戸内の気候を利用した柑橘類です。とりわけ岩城島の青いレモンが有名です。

「ゆげ海の駅舎ふらっと」は、ヨットやボート、自転車でも入れる海の駅舎です(トイレ・シャワーやコインランドリーなどがあります)。
上島町ではかみじま事典という子どもたちがつくる子どものための事典づくりのプロジェクトを行っています。