原付・小型バイクのご当地ナンバー
【愛知県編】
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愛知県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。
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原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ
美浜町(みはまちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県知多郡美浜町 ひと・まち・自然 健康に輝く 人口22,700人
美浜町のランドマーク野間埼灯台(通称野間燈台)が描かれています。2015年の町制60周年を記念し、50cc以下のミニバイクを対象に300枚が交付されました。
美浜町は愛知県は知多半島の知多郡に属する町です。面積は46.2k㎡で東西は伊勢湾と三河湾の2つの湾に面し、中央部が知多丘陵となっています。玉ねぎ(愛知県の生産量シェア4割ほど)、みかんでは「みはまっこ」「あまみっこ」等の産地ブランド銘柄を有しますが、近年は第三次産業が伸びていて観光地化しつつあります。上野間の鵜ノ池周辺は日本有数のカワウの繁殖地となっていて「鵜の山ウ繁殖地」として国の天然記念物に指定されています。
野間埼灯台(のまざきとうだい、野間灯台とも)は美浜町小野浦にある県内最古の灯台です。1921年に設置された中型の灯台で高さ18mあり、現役の灯台であり2008年にLED灯器に交換されています(光は弱くなったが省エネ化し災害に強くなった)。昔は「野間灯台を囲う鉄柵に恋人同士で南京錠をかけると、恋愛が成就する」というジンクスがありましたが、南京錠の重みで柵が倒壊したそうです。
まちの駅 食と健康の館は2005年に小野浦海水浴場にオープンした施設です。農産物の直売コーナーとレストラン・カフェを有する道の駅的な施設で、体験工房では製塩の体験を行なっています。県内唯一の流下式枝条架(竹の小枝で作られた枝条架に塩水を撒き、水分を蒸発させて塩を取り出す装置)がシンボルとなっています。
南知多ビーチランドは伊勢湾奥田海岸沿いにある総合海浜公園(遊園地+水族館+海水浴・潮干狩り)です。同施設の水族館「海洋館」は1000t級大水槽を主軸に150種7,000匹の魚を展示しています。こちらの海獣のショーはレベルが高い、客席との距離が近いと定評があり、アシカ・イルカ(7頭と多い)・ペンギンのショーを行っています。同名のテーマパークを運営する株式会社おもちゃ王国と提携していて、隣接地にはおもちゃ王国南知多が開設されています。
山本音吉(やまもとおときち、後にジョー・マシュー・オトソン)は、美浜町の歴史的人物で1832年に「宝順丸」が嵐で遭難したおりにアメリカ太平洋岸に漂着、日本人で初めてロンドンの土を踏み、シンガポールで世界初の聖書の日本語訳を刊行に協力しました。初めてイギリスに帰化した日本人であり、後に通訳としてほぼ世界を一周しました。遺骨は町内の良参寺の宝順丸乗組員の墓に眠っています。
南知多道路沿いにあるえびせんべいの里は試食・工場見学などができるお菓子工場です。場内にえびせんべいの歴史が展示されています。えびせんべいだけでなく、梅小花・わさび小花やイカ七味など多種の菓子・珍味を取り扱っています。
岡崎市(おかざきし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県岡崎市 人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 人口381,100人
㊤岡崎市非公式キャラクター「オカザえもん」と花火㊦夕暮れの岡崎城と市の花サクラの2種類です。どちらも市制100周年を記念して交付されました。
岡崎城(龍城)は徳川家康(幼名竹千代)生誕の地です。同城は岡崎公園内にあり、周辺に三河武士のやかた家康館、菅生神社、龍城神社などがあります。また、2023年の大河ドラマ「どうする家康」放送に向けて岡崎市徳川家康公顕彰推進評議会のオリジナルロゴマーク&キャッチコピーが完成しています。
我が国で観賞用の花火がみられるようになったのは江戸時代からですが、江戸時代初期には火薬の製造は幕府によって規制されており、唯一徳川家康ゆかりの三河地区にのみ火薬工場がありました。現在も岡崎市を中心とした三河・遠州地区には多くの狼煙製造者や問屋が集中していて、伝統産業となっています。当地では8月の岡崎城下家康公夏まつりのメインイベントで花火大会が行われます。
岡崎市の特産品八丁味噌は約2年長期熟成された豆味噌で、大豆の旨味を凝縮した濃厚な味わいが特徴です。75歳まで生き、当時としては長寿であった家康公が好んで食したと言われています。
カクキュー八丁味噌の郷には資料館が併設されていて、八丁味噌の製造工程が紹介されています。味噌蔵の工場見学ができてお味噌汁の試飲もあります。
春日井市(かすがいし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県春日井市 書のまち春日井 人口306,500人
四輪自動車の春日井ナンバーと同一のデザインで、マスコットの「道風くん」と春日井サボテンのPRキャラクター「春代・日丸・井之介」が描かれています。
春日井市には平安時代の能書家 小野道風(みちかぜ/とうふう)の出身地であるとする伝承があります。道風は和様書道の基礎を築いた人として知られ、「野跡」と呼ばれるその筆跡は雄渾豊麗、温雅などと評されます。春日井市は「書のまち」をキャッチフレーズにしていて、道風記念館が建てられています。
春日井市はサボテンの生産が盛んで、実生サボテンでは全国のシェアの8割を占めます。元来果樹栽培の副業として営まれていましたが、1959年の伊勢湾台風の影響が少なかったことから、栽培主体をサボテンに切り替えたといいます。市では食用のウチワサボテンを栽培、給食にするなどサボテン料理・菓子等をアピールしています。サボテンを使った食品を売っている春日井サボテンラボ&ショップ。
春日井市には王子グループに属する製紙会社 王子製紙の工場があります。同工場ではコート紙、上質紙~クラフト紙、紙おむつからティッシュまで様々な紙製品が製造されています。春日井市には同社が運営する王子バラ園があり、一般に開放されています。
知多市(ちたし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県知多市 ちょうどいいまち 知多 人口83,890人
知多市商工会の公認キャラクター「梅子」とキャッチフレーズ「ちょうどいいまち 知多」のロゴ、市の花ウメのデザインです。
知多市の特産品、佐布里梅(そうりうめ)は明治時代初期に鰐部亀蔵という人によって作られ、同市の佐布里地区を中心として栽培されています。佐布里緑と花のふれあい公園(梅っ花そうり)には約25種6,000本の梅が植えられていて、2~3月中旬の開花時期にあわせて佐布里池梅まつりが催されます。
新舞子マリンパークは緑浜町にある人工島の公園です。名古屋市から最も近い海水浴場として知られ、海水浴・バーベキュー・海釣りなどに用いられます。
大智院は「めがね弘法」という愛称で知られる真言宗智山派のお寺です。八百比丘尼が植えたとされる樹齢千年余の大楠や、めがねをかけた弘法大師像(身代大師)があります。
岡田地区(旧岡田村)は知多市の特産の一つ知多木綿の生産が盛んでした。今では岡田町並保存会がガイドを行っていて、木綿蔵ちた(現在は工房になっている)では木綿織体験ができます。
阿久比町(あぐいちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県知多郡阿久比町 調和の中で豊かに実るまち阿久比 人口28,290人
阿久比町マスコットキャラクター「アグピー」が描かれています。町制60周年記念として50cc以下600枚の交付になりました。
アグピーは町制50周年「ほたるサミットあぐい」のキャラクターとして生まれました。阿久比町は1983年から「自然と人間の共生 ホタルを守ろう」を合言葉にホタルの保護活動を続けています。現在、白沢大池周辺の白沢ほたるの里では10万を超えるホタルを見ることができます。
当地で秋分の日に行われる虫供養は、農作業で犠牲になった田畑の虫を供養する行事です。平安時代から約800年続いていることから愛知県の無形民俗文化財に指定されています。
ちたブルーベリーは2021年に白沢にオープンしたブルーベリー農園です。当面は女性専用ソロキャンプ、青空カフェ、各種イベント用の貸し切りスペースとして利用できるようです。オーナーのこだわりを感じるお洒落な農園です。
阿久比町の特産品は梅とれんげ米「阿久比米れんげちゃん」です。れんげ米とは、苗を植える前にれんげを育てて土に鋤き込むことで有機肥料にする、昔ながらの育て方で作られたお米をいいます。また、丸一酒造株式会社では「ほしいずみ」という日本酒が造られています。
あま市
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県あま市 人・歴史・自然が綾なす セーフティー共創都市 人口87,650人
あま市のナンバープレートには、戦国大名 前田利家の正室「お松の方(芳春院)」と甚目寺観音の三重塔、梅の花が描かれています。
お松の方の生誕地はあま市の七宝町沖之島瑞円寺のあたりで、お寺の脇にお松の方生誕の碑が残っています。お松の方は11歳で前田利家に嫁ぎ、2男9女の母になりました。学問と武芸に優れた女性だったと言われています。あま市には他にも蜂須賀小六正勝公顕彰碑や福島正則生誕の地があります。
あま市の市名はもともとの海部郡(あまぐん)の地名を残し、一方で難読都市名を避けるためにひらがなの「あま」の表記となっています。
甚目寺(じもくじ=甚目寺観音)は 597年 創建されたとされる真言宗智山派の寺院です。法隆寺や四天王寺に次ぐ歴史がある同寺院は、徳川家康が名古屋城を築城した際に四方を護る尾張四観音の一つとしました。
上萱津には日本で唯一の漬物の神様が祀られている萱津神社(かやづじんじゃ)があります。言い伝えによると、ウリ・ナス・タデ・藻塩といった供物が腐るのを惜しんだ土地の人々が、供物を瓶に入れて奉納するとほどよく漬物(塩漬け)になったといわれています。境内には漬物を治める香の物殿があり、香の物祭には多くの漬物業者・製塩業者が参詣します。
七宝町は七宝焼発祥の地です。七宝焼とは金・銀・銅など金属の上にガラス質の釉薬を焼き付けた伝統工芸品のことで、当地のものは「尾張七宝」ともいいます。あま市には七宝焼アートヴィレッジがあり、歴史の展示や七宝焼の実演・体験教室を行っています。
犬山市(いぬやまし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県犬山市 人が輝き 地域と活きる“わ”のまち 人口73,420人
犬山市のナンバープレートには、木曽川と犬山城(国宝天守)、犬山市のキャラクター「わん丸君」が描かれています。
犬山城(白帝城)は織田信長の叔父・広近が築いた平山城です。別称の白帝城は李白の詩「早發白帝城(早に白帝城を発す)にちなんで荻生徂徠が名付けたものです。現存十二天守の一つ(櫓と門は復興)で、2004年まで個人が所有していました(現在は財団法人が所有)。周辺は公園になっていませんが、猿田彦神社・三光稲荷神社・針鋼神社があり、緑の多い場所となっています。
犬山城下町は犬山市文化史料館、IMASENからくりミュージアム、犬山藩の学問所であった敬道館跡などがあり、飲食店が多く並んでいます(犬山忍術道場で手裏剣も打てる)。
日本モンキーパークは犬山官林にある名古屋鉄道の子会社、名鉄インプレスが運営する(以下明治村、リトルパークも同様)遊園地です。名前の通り日本モンキーセンターが併設されていますが共通入園はできず、別途に入園料を払う形になっています。同モンキーセンターは猿専門の動物園で73種600頭の猿が飼育されています。
博物館明治村は明治時代をテーマにした野外博物館です。帝国ホテル中央玄関や宇治山田郵便局やなどの歴史的建造物を収蔵していて、ドラマの収録やアニメのモチーフによく使用されます。世界コスプレサミットのサブ会場としても有名で、週末はコスプレイヤーが多く見られます。
リトルワールドは犬山市と岐阜県可児市に跨る野外民俗学博物館です。日本のテーマパークで第二位の面積の敷地に世界各国の建築物、多様な衣装、工芸品などが展示されています。
尾張旭市(おわりあさひし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県尾張旭市 ともにつくる元気あふれる公園都市 人口81,950人
尾張旭市のイメージキャラクター「あさぴー」が大きく描かれています。50cc以下の白ナンバーのみの交付です。
「ともにつくる元気あふれる公園都市」のキャッチフレーズの通り、尾張旭市には110箇所以上の公園・児童公園があり、市として整備に力を注いでいます。2022年3月には城山公園にバラ園が開設されました(遊具広場も「スカイパーク」に名称変更した)。
尾張旭市には市の面積の約6分の1を占める広大な公園愛知県森林公園があります。体育館・植物園、児童遊園地や芝生広場、バーベキュー場、ゴルフ、乗馬、テニスなどの施設があります。とりわけ植物園は「森林浴の森100選」に選ばれていて、展示館があるなど充実しています。
尾張旭市は、日本紅茶協会によって人口1人当たりの「紅茶のおいしい店」が日本一多い市として認定されており、「紅茶のまち」として紅茶フェスティバル等が行われています。尾張旭市には「シュラバスター」と「ティーバトラー」というご当地ヒーローがいて、紅茶のティーバッグ(キャラティー)にもなっています。また、尾張旭市観光協会はカフェの紹介、おいしい紅茶の淹れ方など紅茶に関する動画を多数発信しています。
日本一紅茶がおいしい街なのに茶畑が無い、そんな尾張旭市観光協会では尾張旭ブランドの茶葉をつくるためにOWARIASAHIBARIというプロジェクトを行っています(紹介動画)。
刈谷市(かりやし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県刈谷市 人が輝く 安心快適な産業文化都市 人口149,800人
マスコットキャラクターの「かつなりくん」が描かれています。50cc以下の白ナンバーのみの交付になりました。
かつなりくんは刈谷藩初代藩主の水野勝成がモチーフです。水野勝成は「倫魁不羈(りんかいふき)=凄すぎて誰にも縛りつけることはできない」と称された人で、諸国を巡り戦場に出ては抜け駆けで大暴れ、藩主としては名君と謳われちゃっかり88年を生き抜いた戦国武将です(刈谷の生まれという説もある)。
新名神高速道路(E1A)沿いにある刈谷ハイウェイオアシスは、高速道路・一般道路の両方からアクセスできるレジャーエリアで、東京ディズニーランド、USJに次いで国内3位の年間入場者数を誇ります(観覧車・メリーゴランドほか商業施設多数、温泉やえびせんべいの里もある)。
刈谷市郷土資料館は亀城小学校旧本館を改装したものです。昭和レトロな玩具・道具などの展示のほか、教室や茶の間の復元展示、機織りの実演も行っています。
刈谷市では7月に200年以上続く万燈祭(まんどまつり)が行われます。武者絵や歌舞伎絵などが描かれ、内部に照明を施した万燈は重さ60kgにも及びますが、これを一人で担ぎ上げ笛や太鼓の音に合わせて舞を披露します。
刈谷駅周辺では毎年秋にマンガ・アニメの総合市刈谷アニメコレクションが開かれコスプレイヤーが集まります(コロナ禍のため2019年は中止、2020年はオンライン開催となった)。
蒲郡市(がまごおりし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県蒲郡市 海とみどりに包まれた安心して暮らせるまち 人口80,060人
蒲郡のシンボル・観光名所の竹島と蒲郡みかん、市の花ツツジが描かれています。
竹島は三河国定公園の中核を成す無人島で、本土とは約400mの橋(竹島橋、縁結びの橋とも呼ばれる)で結ばれています。400mしか離れていないにも関わらず、対岸の植生とは大きく異ることから国の特別天然記念物に認定されています。島には日本七弁天の一つ、八百富神社(やおとみじんじゃ)があります。
蒲郡は露地栽培と温室のみかんを栽培しており、一年を通してみかんを出荷しています。「蒲郡みかん」として地域ブランド化されていて、糖度が高く程よい酸味を兼ね備えることから全国的にも評価が高い商品です。
ラグーナテンボスは海陽町にある複合リゾート施設です。テーマパーク「ラグナシア」、商業施設「ラグーナフェスティバルマーケット」、ホテル、温浴施設「ラグーナの湯」などが入っています。世界コスプレサミット期間中は「ラグコス」としてオールナイトイベントが開かれます。
竹島水族館(愛称タケスイ)は市が管理する水族館です。日本で1,2を争う施設の古さから「施設を見て不安になった」とアンケートに書き込まれるなど廃館が懸念されていましたが、各水槽に手書きの説明パネルを採用し、タッチプールを設営するなどアットホーム路線に転向し人気を博しています。
蒲郡は「蒲郡温泉」「三谷温泉」「形原温泉」「西浦温泉」の4つの温泉郷を有する一大温泉地です。三谷温泉は僧行基によって発見されたとされる古湯、蒲郡温泉は市街からのアクセスの良さ、西浦温泉は海辺の風景とカフェ、片原温泉は5万株の紫陽花(夜にはライトアップされる)とそれぞれの良さがあります。
幸田町(こうたちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県額田郡幸田町 人と自然を大切にする緑住文化都市 人口42,200人
茂る葉っぱの縁取りに特産品の筆柿と幸田町環境オリジナルキャラクター「えこたん」が描かれています。50cc以下の白ナンバーのみの交付です。
環境オリジナルキャラクター「えこたん」は、パンフレット、環境グッズ、イベント、環境教育のほか、市内を循環する無料コミュニティバス「えこたんバス」でも活躍しています。
また特産品の筆柿は、珍宝柿、ちんぽ柿とも呼ばれ、全国の生産量の87%程度が幸田町で作られています(残りは長野県)。市場に出回る時期が富有柿などより一ヶ月程度早く、濃厚な甘さが特徴です。皮が薄いので剥かずに食べることもできます。
幸田町は産業の集約と住宅地の開発によって、全国的に人口が伸び悩んでいる20015ー2020年の間も7.4%の人口成長を遂げています(愛知県全体は0.8%)。一方農家数は2010年で1,041戸と1970年の2,017戸から半減、農業就業人口も4分の1以下になっています。
幸田町では2016年からアイサンテクノロジーと名古屋大学が共同で自動運転車(遠隔型自動運転システム)の為の3Dマップ作りを始め、同年6月22日に乗車体験会が開催されました。2017年には全国で初の公道での実験が行われています。
須美にある国道23号・国道23号岡崎バイパス(下り)の道の駅 筆柿の里・幸田(フランクフルトと海鮮丼が人気、閉まるのが早い)。
江南市(こうなんし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県江南市 だれもが主役、みんなで築く、みんなの郷土 人口97,900人
マスコットキャラクター「藤花(ふじか)ちゃん」、市の花フジと川の流れが描かれています。50cc以下の白ナンバーのみの交付になりました。
藤花ちゃんは漫画家・イラストレーター・小説家のくらはしかん(倉橋寛)氏がデザインしました。氏は中日スポーツでおなじみの「おれたちゃドラゴンズ」の作者で、江南市に在住しています。
前飛保町寺町の日輪山曼荼羅寺(日輪山曼荼羅寺)の境内にある曼陀羅寺公園では、4月下旬から5月上旬にかけて12種60本の藤が花をつけ江南藤まつりが開催されます。他にもツツジ・ボタン・シャクナゲ(いずれも春の花)が植えられていて見ごたえがあります。
フラワーパーク江南は木曽川流域に広くひろがる国営木曽三川公園の一角を成す公園です。温室・屋上庭園を兼ねたクリスタルフラワー内では様々なワークショップが開かれ、売店ではハーブティーが飲めます。市内の和洋菓子店が出店する江南スイーツフェスティバルやマルシェなどのイベントも行われます(駐車場 入園無料)。
木賀町大門にある布袋の大仏は高さ18mコンクリート製の住居一体型薬師如来像です。近くの踏切からみると大仏がサングラスをかけているように見える(というかターミネーター)ということから、珍スポットとして有名です。
知立市(ちりゅうし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県知立市 輝くまち みんなの知立 人口71,990人
㊤市の花かきつばたと川の流れをイメージしたイラスト、市制40周年時のもの㊦市制50周年記念、あんまきとマスコットキャラクター「ちりゅっぴ」、50cc以下400枚、50~90cc15枚、90~125cc80枚、ミニカー5枚の交付となっています。
三河八橋は伊勢物語の昔から知られるかきつばたの名勝地で、在原業平がかきつばたの歌を詠んだことで知られています(かきつ姫公園の落田中の一松も同様のかきつばた伝承がある)。無量寿寺の境内にある八橋かきつばた園には、復元された八ツ橋があり在原業平の像が建っています。
知立名物大あんまきの藤田屋さん。オーソドックスな小豆や抹茶のほかにもチーズや天ぷらバージョンもあります(ほうじ茶味は期間限定)。
池鯉鮒(ちりゅう)と読みます。もともと知立市の名の由来になった知立神社の古い呼び名が池鯉鮒神社です。神社の池に鯉や鮒が多かったことから池鯉鮒の名がついたそうです。
↑生地に醤油が入っている素朴な味わいのたこ焼き、予約の電話をして注文を伝えてから取りに行くといいでしょう。駐車場はありません。
毎年5月2~3日に行われる知立まつりは江戸時代からの歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。西暦の偶数年には本祭りが行われ、山車の上で上演される知立山車文楽と知立の山車からくりが披露されます。からくり人形は専門家が作ったものではなく、首以外は雑木や布切れなどから町の人々が作ったものだそうです。
かきつばた(杜若)はアヤメ(菖蒲)に酷似しますが、①水生②花弁の白い部分が剣型(アヤメは網型)③葉がアヤメより幅広く柔らかい、の3点で見分けることができます。
豊川市(とよかわし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県豊川市 光と緑に映え、ゆたかで、住みよい、夢のあるまち 人口182,400人
プレート右側に市の花サクラと豊川市の観光マスコットキャラクター「いなりん」、下部に山と川のデザインです。市制70周年記念として700枚が交付されました。
豊川市には日本三大稲荷の一つ豊川稲荷(妙源寺)があり、豊川いなり寿司が名物・ご当地グルメです。いなりんは「いなり寿司食べりん(いなり寿司食べて下さい)」の4文字を取って名付けられました。豊川市は名古屋市と共に「稲荷ずし発祥の地」とされています。
豊川市は豊川稲荷の門前町から発展し、曹洞宗の専門僧堂があります。豊川稲荷の参道には飲食店が多く立ち並び、境内ではほいとも祭や豊川手しごと市(豊川きつね祭)が開かれることがあります。
旧東海道赤坂宿~御油宿間には600mにわたって約300本の御油の松並木があり、全国的にも有名です。音羽川沿いに御油の松並木公園となっています(「東海道中膝栗毛」で弥次さん喜多さんがキツネに化かされた場所)。御油の松並木資料館は松並木から1kmほど南に行ったところにあります。
豊川のお祭りは沢山ありますが、手筒花火の手筒祭り、地元の青年が花魁や武士に扮装して練り歩く雨乞い祭り、囃子方「ヤンヨウガミ」が歌に合わせて所構わず寝っ転がるうなごうじ祭(うじむし祭)、きつねと天狗が子どもたちを食紅で真っ赤に染めるどんき祭りが有名です。
南知多町(みなみちたちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県知多郡南知多町 太陽と海と緑豊かなまちづくり 人と自然! みんなの汗で光るまち 人口17,390人
下部背景に海、右側に町のキャラクター「ミーナ」が大きく描かれています。50cc以下の白ナンバーのみの交付になりました。
南知多町は知多半島の最南端で漁業・観光業が盛んな町です。主産業の漁業は7つの漁港を有し、沿岸漁業を中心に県下一の漁獲量を誇ります。魚介はとらふぐ、鯛が有名でしょうか、各漁港ごとに水揚げ対象が異なるので漁港周辺を巡ってみるのもよいでしょう。
千鳥ヶ浜にある内海千鳥ヶ浜海水浴場は愛知県下最大の海水浴場です。周辺にはホテルや海の家が並び、夏は観光客で賑わいます。砂浜は川をはさんで内海海岸海水浴場とつながっています。
247沿い豊岡かに川にあるポン菓子専門店ぽんかふぇは家田製菓株式会社の工場直売店です。常時30種以上のポン菓子を取り揃えていて、カフェでは知多みかんジュースを飲むことができます。
観光農園花ひろばは四季折々の花が植栽されていて、花摘みやイチゴ・ブルーベリーの収穫体験を行っています。犬同伴の入園・コスプレ撮影もOKです。野菜の産地直売もやっています(春先の菜の花が人気、カフェはあるが規模が小さい)。
知多半島の最南端羽豆岬には羽豆神社、羽豆岬展望台、SKE48「羽豆岬」記念歌碑などがあります。師崎港から10分ほど高速船に乗ると、2つの離島 篠島と日間賀島に渡ることができます。どちらも海水浴や釣りのメッカとして知られ観光地になっています。
弥富市(やとみし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県弥富市 LOVE10弥富~みんなの笑顔でつくる街 人口44,590人
左側に市の木サクラ、左側に市のキャラクター「きんちゃん」と市の花「キンギョソウ」を配したデザインです。
弥富市は金魚の日本有数の産地で、当地で産出される金魚は「弥富金魚」として特産品になっています。同市は日本にいる金魚の全品種約26種類がすべてそろう金魚生産・流通の拠点となっており、毎年10月には金魚日本一大会が開催されます。
弥富市の三ツ又池公園はシバザクラとネモフィラが植栽されていて、毎年4月中旬から5月上旬にかけて公園一面が赤、ピンク、白のシバザクラ、スカイブルーのネモフィラがきれいな絨毯みたいになります。
海南こどもの国は県立の児童公園です(児童公園とはいっても面積10万㎡)。一回50円で乗れる足踏み式のゴーカート、足踏み式ボートがあります(遊具や児童用プールなどは無料)。前述の三ツ又池公園から大体600mくらいのところにあります。
弥富市はもともと金魚と文鳥のまちでした。昭和50年代には文鳥生産者は200戸以上で全国シェアの8割を担ったといいます。現在は1戸だけとなっていて、地元では歴史民俗資料館に文鳥職員のぶんちゃんを迎え、文鳥をモチーフとしたパンや大福を開発するなど「弥富の文鳥」を盛り上げようとしています。
国道1号線が155号と交差する辺りににある文鳥電話ボックス。中の電話はちゃんと使えます。
鯏浦(うぐいうら)町と読みます。近鉄弥富駅とJR弥富駅が並んでいます。
稲沢市(いなざわし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県稲沢市 自然の恵みと心の豊かさ 人が輝く 文化創造都市 人口136,900人
マスコットキャラクター「いなッピー」が描かれたナンバープレートです。50cc以下1000枚、50cc~90cc200枚、90~125cc300枚の交付になりました。
いなッピーの頭は植木とアシタバの緑、体がイチョウ・銀杏の黄色で、国府宮裸祭りのはちまきとフンドシをしています。稲沢市は植木・苗木の日本四大生産地として全国的に知られています。また、銀杏は日本一の生産量を誇り「祖父江銀杏(そぶえぎんなん)」として地域ブランド化されています。
稲沢フルーツ園と稲沢バナナ園、どちらも温室でフルーツを育てている果樹園で、バナナの解説・収穫体験などを行っています。
尾張大国霊神社(国府宮)で行われる「国府宮はだか祭(こうのみやはだかまつり)」は、日本三大奇祭に数えられることがあります。数千人ものはちまき・ふんどし、白足袋姿の「裸男」がもみ合う祭りです。天下の厄災を搗き込んだ土餅を神職の手により埋める事で、世に生じた罪穢悪鬼を土中に還し厄払いをします。
祖父江砂丘は木曽川沿いにできた河畔砂丘で、湿潤で植生豊かな日本の内陸部では珍しいものです。毎年10月~11月頃に砂の芸術展「稲沢サンドフェスタ」が開かれます。
岩倉市(いわくらし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県岩倉市 健康で明るい緑の文化都市 人口47,930人
岩倉市PR大使「い~わくん」が描かれたナンバープレートです。
い~わくんは鯉のぼりの糊落とし作業「のんぼり洗い」と市の中心部を北から南へとゆったり流れる五条川の桜をモチーフにしたキャラクターです。
五条川両岸には15kmに及ぶ約1,800本の桜並木があり、さくら名所100選に選ばれています。散り際には川面が桜の花びらで覆われます。3月下旬~4月上旬には岩倉桜まつりが開催されます(のんぼり洗いの実演もある)。
五条川では、「鯉のぼり」の糊落とし作業「のんぼり洗い」が大寒の頃から始まります。400年続く伝統的な手法「のんぼり洗い」は、岩倉市の初春の風物詩となっています。岩倉市内には鯉のぼりを造る業者が2軒あり、糊はもち米から作られているため川の魚がエサにするそうです。
日本三大地鶏の一つ、名古屋コーチンは岩倉市の古くからの特産品の一つです。当地では「ひきずり」と呼ばれる名古屋コーチンのすき焼きが郷土料理になっています。岩倉市名古屋コーチン振興会では毎年鶏供養を行っています。
2022年5月大地新町に、東海地方を中心に展開するトルコサンドイッチチェーン「メガケバブ」岩倉店が開店しています。
大府市(おおぶし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県大府市 みんな輝き 幸せ感じる 健康都市 人口92,180人
公式マスコットキャラクター「おぶちゃん」が描かれたナンバープレートです。
大府市は知多半島の付け根にあたり、健康・医療・福祉・介護関連の機関が集中するウェルネスバレーを擁する自動車産業が盛んなまちで、愛知用水を利用した近郊農業も行っています。2022年の「住み続けたい自治体ランキング」(リクルート社のアンケートによる)では愛知県下5位になっています。
大府市はWHO(世界保健機関)の提唱する健康都市連合に加盟し、「市民主体の生涯スポーツ推進」、「歩きたくなるまちづくり」が評価されています。大府市はスポーツが盛んで、多目的グラウンド・テニスコート・プール・体育館など施設も充実しており、大府市ゆかりのオリンピックメダリストが数多くいます。
あいち健康の森公園は大府市と東浦町に跨る県営の都市公園です。100haの敷地に体育館・球技場・ベビーゴルフ場、子どもの森・大芝生広場があり親子で楽しめる空間になっています。ほたるの里には森岡ホタル保存会によってホタルの幼虫が放流されています(子どもの森と薬草園が人気)。周辺にはJAあぐりタウンげんきの郷(ファーマーズマーケット)があります。
長草天神社では毎年どぶろく祭りが行われています。500年以上の伝統があるお祭りで、参拝者にどぶろくがふるまわれ、投げ餅が行われます。この祭りには酒好きの「猩々(しょうじょう)」という怪物が現れ子供を竹の棒で叩きます(無病息災・頭が良くなる利益があるとされる)。また、大府市は全国どぶろく研究大会を開催していて、どぶろくコンテスト(全国のどぶろくの品評会)を行っています。
蟹江町(かにえちょう)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県 海部郡蟹江町 かわ ひと まち 表情豊かないきいき小都市(こまち) 人口37,080人
背景に水郷をイメージした水色のライン、上部に「水郷のまち」とマスコットキャラクター「かに丸くん」ロゴ、右側に町の花ハナショウブが描かれています。
蟹江町は5本の川が流れていて、河川が総面積の5分の1を占める水郷のまちです。町を大きく蛇行する佐屋川沿いの佐屋川創郷公園では、毎年6月頃に色とりどりのハナショウブが見ごろを迎えます(花弁の付け根が黄色いのがハナショウブ、カキツバタと違い水生ではない)。
かに丸くんは、以前はロゴマークを3次元化した色々と無理矢理感があるキャラクター(旧バージョン)でしたが、現在は爪が稼働したり巨大だった目が違和感の無いサイズになっていたりします。「カニエ」の地名は1215年の「水野家文書」の中に出ていて、その頃は周囲が海で蟹がたくさんいたようです。
蟹江町には愛知県で唯一「名湯百選」に選ばれている尾張かにえ温泉があります。もともと川のヨシ原の一角に冬になると魚が集まる場所があり、掘削した結果発見された温泉です。尾張温泉東海センターや無料で楽しめる足湯かにえの郷、尾張温泉かにえ病院などがあります。
川の多い当地は川魚の鯉・フナ・ドジョウ・なまずなど、あるいは汽水域を好むボラを食す文化があり郷土料理になっています。鮒味噌やもろこ寿司などが有名です。
北名古屋市(きたなごやし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県北名古屋市 健康快適都市 誰もが安全・安心に暮らせるまち 人口86,070人
右側に名古屋芸術大学生がデザインした「キツツ」のイラストが描かれています。市制10周年記念として限定200枚が交付されました。
北名古屋市は2006年に西春日井郡師勝町と西春町が合併して誕生した市で、名古屋市の北に位置します。名鉄犬山線で名鉄名古屋駅まで10分と愛知県下3番目の人口密度を誇るベッドタウンになっています。
北名古屋市には昭和の日常をテーマにした昭和日常博物館(北名古屋市歴史民俗資料館、北名古屋市東図書館3F)があります。昭和の時代のごく一般的な家庭の様子や、昔懐かしいゲーム・おもちゃなどが展示されており、子供の頃の記憶が蘇ってきます(入場無料)。
二子瀬古にある極上わらび餅たなか屋さん。黒蜜きなこやココア、生チョコのわらび餅があります。
清須市(きよすし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県清須市 水と歴史に織りなされた安心・快適な環境都市 人口69,690人
市章と織田信長が10年間居城とした清州城(きよすじょう)が描かれたナンバープレートです。
清洲城(きよすじょう)は、織田信長が桶狭間の戦いのおりこの城から出陣したとされています。また、本能寺の変の後にこの地で「清州会議」が行われたとされ、歴史的に重要な役割を果たしました。現在の清洲城は移転・復興されたもので、天守も模擬天守(内部は博物館)となっています。
清州城から北西へ大手門を渡ったところに清州城跡公園(元の清州城があったところ)になっていて、本丸土塁や復元された石垣があります。園内には甲冑などを展示している清洲ふるさとのやかたがあり、地下が清洲甲冑工房になっています。
あいち朝日遺跡ミュージアムは、2020年にオープンした弥生時代の遺跡 朝日遺跡を紹介する博物館です。出土品の展示やパネルによる説明のほか、ジオラマやアニメーションを駆使して当時の衣食住を紹介しています(ジオラマが精緻)。また、企画展示や体験型の教室なども充実しています。
清須市カレーチェーン「CoCo壱番屋」発祥の地で、西枇杷島店は同チェーンの1号店です。ファンからは聖地と呼ばれたりしています。また、同店舗には壱番屋記念館(予約制の博物館)が併設されています。
田原市(たはらし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県田原市 Wind&Wave 新しい風を起こし 時代の波を乗り切る 人口60,210人
左側に市章、右側に市制10周年記念ロゴ、下部背景に菜の花の丘が描かれています。市制10周年を記念して50cc以下300枚、50~90cc50枚、90~125cc50枚、小型特殊200枚、合計600枚の交付になりました。
渥美半島の大部分を占める田原市は、例年市町村別農業産出額で上位に入る(R1年度は1位を宮崎県都城市に譲った)農業が盛んな土地柄で、「農業王国」などといわれることがあります。黒潮による温暖な気候を利用した近郊農業はキャベツ、メロン・スイカなどが有名でしょうか、畜産物は豚を中心に乳牛・肉牛で県内シェア25~40%ほどを占めます。また、東海漬物のきゅーりのキューちゃんの専門工場があります。
図柄になっている菜の花は田原市の花で、17ha約1000万本が植えられています。1月から3月にかけては、渥美半島菜の花まつり(メイン会場伊良湖ガーデン)が開催され、渥美半島全体で開花をみることができます。
渥美半島の秋の菊温室の電照は日本夜景遺産に選ばれていて、ナイトツアーが行われています。
2022年4月から伊良湖温泉温泉スタンドが運用開始となっています。100円で34リットルです。場所は伊良湖町宮下3000伊良湖旅客ターミナルから東200mくらいのところです。
田原市の道の駅は3つあります。1.国道259号沿いの道の駅 田原めっくんはうす(2018年にリニューアルした、メロンが人気、品揃えが良く見やすい)。国道42号沿いの道の駅 あかばねロコステーション(海沿い、BBQテラスとサーフィンスクールあり、しらすが人気)、フェリークルーズのターミナルになっている伊良湖クリスタルポルト(ラーメン屋やヤシの実博物館が入っている。2023年にリニューアルオープンの予定)。
豊橋市(とよはしし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県豊橋市 輝き支えあう水と緑のまち・豊橋 人口374,800人
マスコットキャラクターの「トヨッキー」が手筒花火を揚げているナンバープレートです。
トヨッキーは=豊(とよ)+鬼(き)で、赤鬼をロボット風にアレンジしたものです。当地の安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)では豊橋鬼祭が行われます。このお祭りは少なくとも1,000年の伝統があるとされ、赤鬼・青鬼が浄罪として厄除けのタンキリ飴と白い粉を撒き、町を巡りながら厄除けをして回ります(鬼に頭をなでてもらう)。
手筒花火は孟宗竹に火薬を詰めた吹き上げ式の花火で、豊橋市の吉田神社が発祥の地と言われています。当地では吉田神社の豊橋祇園祭以外でも市内各所の祭りや「炎の祭典」などで手筒花火が実施されます。
豊橋カレーうどんは地域おこしの一環で2009年頃から提供をはじめたものです。とろろご飯の上にカレーうどんが乗っていることで、余りがちなカレーのだしを余さずカレーライス・カレー雑炊として食べられるというものです。また、「おいしさイナズマ級!」のブラックサンダー発祥の地で、生産も主に豊橋市で行われています。
豊橋鉄道大清水駅の自販機には「あつい」「つめたい」のほか「ぬる~い」が販売されていて、珍スポットとして有名です。駅側が電車の待ち時間に飲みきれるよう配慮した結果だということです。
国道23号の道の駅 とよはし。農産物直売所が2店舗ほかコッペとサンドオリーブの風・ヤマサちくわ・ジェラートサンタ等が店舗として入っています。
長久手市(ながくてし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県長久手市 人が輝き 緑があふれる 交流都市 人口61,500人
積み木をイメージしたデザインで、配色・デザイン等地域コミュニティーバス「N-バス」と統一感のあるものとなっています。ミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。
長久手市は全国で一番平均年齢が若い自治体です。また、2015年度の国勢調査で人口増加率でも日本一となっています。「長久手市」の「長」は旧長淵村からとったもので、「久手」とは「湫」(湿地を表す語)を万葉がなに変えたもので、鴨田川に沿った低地帯を指すと考えられています。
長久手市と瀬戸市は2005年の国際博覧会「愛・地球博」の開催地で、開催に合わせて日本初の磁気浮上鉄道「リニモ」が開通しました。リニモは最高速100km/h程度の狭義のリニアモーターカーで、静粛性・乗り心地が大変優れています。
市内には日本の世界の自動車とクルマ文化をテーマにしたトヨタ博物館があります。同博物館の140台の車はほとんどが動態保存となっていて、イベントの際には敷地内を自走します。名都(めいと)美術館では日本画の展示のほか、ワークショップやミニコンサートが行われています。
愛・地球博公園(モリコロパーク)は愛・地球博長久手会場の跡に開設された公園で、約190haの敷地を有する広域公園です。敷地内にジブリパークが開園予定(2022年11月1日に開園、2023年秋には全面開園)となっています。
当地は1584年の小牧・長久手の戦いの一戦場です。徳川家康が陣取ったといわれる色金山歴史公園、長久手古戦場、血の池公園、首塚に記念碑や解説などがあり、歴史散策をするにはいい場所です。
半田市(はんだし)
出典元「日経研調べ ご当地プレート」
愛知県半田市 情熱、蔵出し。半田市。 人口116,900人
新美南吉童話イメージキャラクター「ごん吉くん」が描かれています。童話「ごん狐」の作者新美南吉氏の生誕100周年記念事業として交付、50cc以下の白ナンバーで限定3,000枚の交付になりました。
半田市は「ごん狐」や「手袋を買いに」の作者 新美南吉(にいみなんきち)氏の出身地です。半田市には新美南吉記念館があり、新美南吉文学の世界に触れることが出来ます。記念館周辺には「ごん狐」の描写にちなんで彼岸花が植えられています。
半田市は江戸時代中期頃から醸造業が発達し、醸造の町として発展してきました。当地には明治時代にパリ万博で金牌を受賞した幻のビール「カブトビール」を復刻生産・提供する半田赤レンガ建物、日本唯一の酢の博物館ミツカンミュージアム、酒蔵を改装した國盛酒の博物館などがあります。
半田市の春の祭りで曳き廻される山車は豪華な造りが特徴で、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、一部の山車にはからくり人形も備えられています。これらの豪華な山車10地区31輌が5年に一度集結するのが「はんだ山車まつり」です。勇壮な曳き廻しの後、一堂に会す様子はまさに圧巻で50万人もの観客が訪れます。
豊田市(とよたし)
愛知県豊田市 未来のフツーをつくろう 人口422,500人
豊田スタジアムとグランパスエイトの「グランパスくんファミリー」が描かれています。排気量の色分けは図柄のスタジアム部分で判別できます(上記は白ナンバー)。
豊田スタジアムはプロサッカークラブ「グランパスエイト」の本拠地で、2002年にFIFAワールドカップの試合会場にすることを念頭に建造されたスタジアムです。陸上競技場ではない球技用のスタジアムとしては国内二番目の規模です(席数約45,000 延べ面積97,004㎡)。多目的広場に市やサーカスなどが立つこともあります。
豊田市はトヨタ自動車が本社を置く企業城下町で、市名の由来は同企業の社名です。日本で私的団体の名前を有する自治体は、奈良県天理市と豊田市の2つだけです。工業都市として有名な豊田ですが、農業も盛んで抹茶の原料になるてん茶や桃、梨、シンビジウム(蘭の一種)の栽培が行われています。
豊田市は観光資源が豊富にあります。①豊田市街には豊田市美術館とトヨタ会館(技術博物館)があります。②足助町の町並みは重要伝統建造物保存地区に指定されていて美しく、紅葉やカタクリの花で知られる香嵐渓(こうらんけい)があります。③徳川300年の礎石となった松平郷では松平東照宮、高月院、松平城址などが見どころです。
みよし市
愛知県みよし市 笑顔がいいじゃん!みよし市 人口62,780人
名古屋グランパスの「グランパスくん」と三好稲荷閣の大提灯のコラボナンバーです。
三好大提灯まつりは三好稲荷閣で毎年行われるお祭りで、高さ10m重さ1tを越す提灯3張りが奉納されます。これらの提灯は「世界最大の吊り下げランタン」としてギネス世界記録に認定されています。棒の手(農民武術の型の披露で愛知県で広く行われる)やスターマインもあり、露店120店舗ほどが出る盛大なお祭りです。
みよし市は愛知県のほぼ中央に位置し、「三好面」といわれる洪積台地の上にあります。トヨタ自動車の工場(下山・三好・明知)があることから、西三河自動車工業地域の一角を成します。
市のほぼ中央にある三好池は農林水産省のため池100選に選ばれる巨大なため池で、農業用水として使われています。カヌー競技場があり、国内外の様々な大会が行われています。
みよし市の特産品は柿(富有柿、次郎柿など)梨、ぶどうであり、「みよし柿カレー」が話題になっているようです。
安城市(あんじょうし)
愛知県安城市 幸せつながる健幸都市 人口184,100人
安城七夕祭りをイメージした竹飾りと吹き流し、安城市のマスコットキャラクター「サルビー」が描かれています。白色プレート500枚、桃色プレート150枚が交付されました。
安城七夕まつりの1,000本を超える竹飾りストリートは長さ日本一となっていて、期間中は100万人が訪れる七夕まつりです。サルビーは市の花サルビアをモチーフにしたキャラクターです。安城市には「環境戦隊サルビアン」というご当地ヒーローもいます。
安城市は、1920~30年代にかけて農業に先進技術を取り入れたことから「日本のデンマーク」と呼ばれた農業都市で、いちじく、梨「愛甘水」(新品種として「甘ひびき」)、チンゲンサイ(生産量県下トップ)が有名です。また、自動車工業を中心とする機械工業が発達した工業都市でもあります(TOYOTAの下請け、孫請け会社が多い)。
安城産業文化公園デンパークは、高さ19mの大風車や3,600㎡の温室を持つ農業公園です。料理や工芸などのカルチャースクールと道の駅(第二駐車場)の機能を兼ねています。冬季は園内のイルミネーションと花火によるショーが行われます(ソーセージが人気)。
倉庫を改装したギャラリー&カフェの13倉庫(プリンが人気)。
新城市(しんしろし)
愛知県新城市 市民(ひと)がつなぐ 山の湊(みなと) 創造都市 人口44,580人
2019年に500枚限定で交付されました。桜の名所として知られる桜淵県立自然公園のデザインです。
桜淵県立自然公園はJR東新町から南1kmくらいのところにある公園で、桜の名所であり「三河の嵐山」という異名で知られています。園内の芝生公園には木造茅葺の釜屋建民家(移転してきたもの)があります。図柄に描かれている橋は桜淵にかかる歩行者専用橋の笠岩橋です。
長篠城(末広城)は、1508年に菅沼元成によって豊川と宇連川の合流地点に築かれた平城です。遺構としては土塁・空堀・曲輪(野牛曲輪)がよく残っています。桜の名所・紅葉の名所でもあり、5月5日には長篠合戦のぼり祭り(甲冑行列と火縄銃実演)が行われます。
https://youtu.be/uRO5np9sCUo
長篠の戦い決戦場跡(長篠・設楽原古戦場)は長篠城から西に2km強、三河東郷駅から北に1kmほどのところにあります。当時を思わせる馬止柵や絵巻物風の案内の看板があります。こちらは6月に設楽原決戦場まつりが行われます。
長篠堰堤(余水吐)は日本三大美堰提の一つ、テレビや動画などで「三河のナイアガラ」などと紹介されて観光名所化しています。長篠発電所は1912年に完成した日本初の立軸型発電所で、現在も稼働しています(濡れた岩は滑るので運動靴推奨)。
道の駅もっくる新城。(足湯あり、ジビエと長い五平餅で有名、温泉卵かけご飯のモーニングが好評)
豊山町(とよやまちょう)
愛知県西春日井郡豊山町 小さくてキラリと輝くまちづくり 人口15,630人
町制50周年記念のナンバープレートで、50cc以下の白色ナンバーのみ交付となりました。街の花サザンカと県営名古屋空港を連想させる航空機が描かれています。
豊山町は愛知県下最小の自治体です。面積の1/3を名古屋空港が占め、残り2/3が住宅地とエアポートウォーク名古屋(商業施設・シネコン)など商業地になっています。
名古屋空港は1952年-2005年の間日本国内の主要空港の一つでした。中部国際空港の開港によって、現在では同空港を拠点とする航空会社は1社のみとなっています。2015年に愛知県が「航空のフィールドミュージアム」化する構想を発表し、あいち航空ミュージアム、MRJミュージアムができています(MRJ=三菱リージョナルジェット、三菱スペースジェットともいう)。
豊山町は元プロ野球・メジャーリーガーのイチロー(鈴木一朗)選手の故郷です。豊場四ツ塚にはアイ・ファインという記念館が建っています。施設の運営は鈴木宣之(チチロー)氏が代表を務める運営会社BTRが行っています。
他の1.5~2倍ほどのサイズのいちご大福や、見た目アイスバーなのに溶けないお菓子「くずバー」を売っている秀清堂。
原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ