原付・小型バイクのご当地ナンバー
【岡山県編】
全47都道府県を網羅 掲載市町村区550以上
四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車) 」または 地方版図柄入りナンバープレート 中国 (四輪自動車)
岡山県ご当地ナンバープレートの紹介です。少しだけ地域の紹介もしています。
(当サイトの画像は、日本経済研究研さんの承諾を貰って使用しています。コピー転載は禁止されています。)
原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ
原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ
岡山市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県岡山市
岡山県南部 県庁所在地 庭園都市おかやま 人口約720,800人
岡山市のご当地ナンバープレートは、㊤民話桃太郎の登場キャラクター ㊥岡山城と後楽園のタンチョウの2種類で、どちらも高校生によるデザインです。追記・・㊦2019年2月に新たに交付されたナンバープレート。プロサッカークラブ「ファジアーノ岡山 」と女子バレーボールクラブチーム「岡山シーガルズ 」のキャラクターやロゴをあしらったデザインです。
岡山市は桃太郎ゆかりの土地で、桃太郎のモデルとなった(と言われている)吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る神社(吉備津神社 、吉備津彦神社 )があります。吉備津彦命は吉備国(今の岡山県と周辺)を平定した人物で、その時戦った相手が「温羅(うら)」と言われています。昔話桃太郎は、この伝説をモデルにしているとされ、温羅は鬼として表現されていますが、岡山市には人望の厚い統治者であったと言う伝説もあります。
この温羅に扮して踊るのが「おかやま桃太郎まつり 」のメインイベント「うらじゃ」です。顔にペイントをし、派手な衣装を着て、ノリのよい音楽に合わせて、街のいたるところで思い思いの踊りを披露する岡山市の一大イベントです。
「岡山城」は黒漆で塗られた外見から「烏城(カラスの城)」とも呼ばれ、お隣兵庫県の「姫路城(白鷺城)」とよく対比されます。岡山城は、豊臣秀吉の時代、宇喜多秀家により築城され、江戸時代は小早川家、池田家へと受け継がれます。(第2次大戦の空襲で天守が焼失、現在は鉄筋コンクリートの復元天守です。)
池田綱政の時代に、旭川を挟んだ岡山城の対岸に造られたのが「後楽園 」で、水戸偕楽園、金沢兼六園と共に、日本三名園の一つと言われています。池泉回遊式の庭園内には、江戸時代よりタンチョウが飼育され、毎年1月1日には数羽のタンチョウが放鳥される他、月に1・2回程度ゲージから出され、園内を散歩しています。
笠岡市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県笠岡市
岡山県西南部 瀬戸内海に面した港町 人口約49,100人
笠岡市のナンバープレートには、カブトガニ博物館のマスコットキャラクター「カブニ」くんが描かれています。笠岡湾の神島水道は、日本で僅かに残る「カブトガニ」の繁殖地で、国の天然記念物に指定されています。神島水道の東岸には、世界で唯一のカブトガニをテーマにした博物館「笠岡市立カブトガニ博物館 」があり、生きたカブトガニを観察できます。(隣接する公園には、同じ時代に生きた、恐竜のオブジェも展示されています。)
また笠岡市の南に広がる瀬戸内海には、大小30あまりの島々からなる笠岡諸島があり、密かな観光スポットになっています。その一つ「真鍋島 」は、「猫の島」とも言われ、島民の人口より猫の生息数が多い、猫好きにはたまらない島です。
勝央町
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県勝田郡勝央町
岡山県北東部 坂田金時(金太郎)終焉の地 人口約11,100人
勝央町のナンバープレートには、町のマスコットキャラクター「きんとくん」が描かれています。きんとくんは、坂田金時(金太郎)の生まれかわりのようです。
童謡で歌われる「金太郎」は、歴史上実在した人物、源 頼光の四天王の一人「坂田金時」とされています。源 頼光らが九州に 向かう途中、現在の勝央町で、 「坂田金時」は重い熱病にかかり亡くなります。この時「坂田金時」を祀ったのが、平地区にある「 栗柄神社 」とされています。
また勝央町には、日本に一つしかない四角い土俵「角土俵 」があります。毎年勝央町立勝央北小学により奉納角力(すもうと読みます)大会が行われ、現役の力士が来ることもあります。
勝央町では近隣自治体と協力して、黒大豆「作州黒」の栽培・特産化を進めています。特に人気なのが「黒大豆の枝豆」です。売り出されるのが10月中旬の僅かの期間で、価格は高めですがすぐ売り切れます。
早島町
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県都窪郡早島町
岡山県南部 人・物・情報のクロスポイント 人口約12,100人
早島町のご当地ナンバープレートは、早島町立早島中学校の1年生がデザインしました。文化交流施設・いかしの舎 や早島公園のソメイヨシノ、町筋、駅筋、駅前街路のガス灯風街路灯など、早島町の歴史を感じさせるアンティークなデザインです。
早島町は古くからの交通の要衝で、江戸時代には多くの四国金比羅参詣の人々で賑わい、現在は東西に国道2号線、南北に瀬戸中央自動車道の大動脈が走っています。町の北部には「岡山県総合流通センター」があり、中国・四国地方の流通の拠点になっています。流通センターの一画に、1991年「岡山県総合展示場コンベックス岡山 」が開業し、展示会・見本市など文化・情報の発信地になっています。
津山市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県津山市
岡山県北部 歴史が息づく城下町 人口約101,000人
津山市のご当地ナンバープレートは、㊤津山まなびの鉄道館の「旧津山扇形機関車庫」と㊦津山城址鶴山公園の「備中櫓」の2種類です。
津山まなびの鉄道館 にある「扇形機関車庫」は、現存する施設としては京都梅小路の扇形庫に次いで、日本で2番目の規模です。日本で1両だけ製造された「DE50形ディーゼル機関車」や人気の「D51形蒸気機関車」(こちらは、大阪弁天町の交通科学博物館2014年閉館、に展示されていた車両。元気でやってるのかな。)など13両(2018年10月)が展示されています。月に数回「転車台回転実演」も行われます。(イベントスケジュールはコチラ )
※2018年10月14日「旧津山扇形機関車庫と転車台」が鉄道記念物に指定されました。
城下町津山のシンボル「津山城跡」に、2005年「備中櫓」が復元されました。
「備中櫓」津山市ホームページより
津山城は、明治の廃城令により取り壊されましたが、石垣は往時の壮大さを残しています。津山城址は「鶴山公園 」として整備され、さくら名所百選にもなっています。
また津山市は古い面影を残す名所が多く、回遊式大名庭園「衆楽園 」や国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「城東町並保存地区 」などがあります。
倉敷市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県倉敷市
岡山県南部 古い町並みが各所に残っている歴史ある町 人口約482,500人
倉敷市のご当地ナンバープレートは、ジーンズの柄です。まるでデニムの生地でできているように見え、ステッチやパッチ、タブが印象的です。ビスまでオリジナルで、ジーンズへのこだわりを感じさせます。
倉敷市では江戸時代に、干拓により生まれた土地で綿花の栽培が盛んになり、綿織物が地場産業として定着します。明治時代には、クラボウ(倉敷紡績)などの紡績所が開業、繊維の町として倉敷は発展します。1960年児島地域で、日本で最初のジーンズが生産・発売され、児島は「ジーンズ発祥の地」「ジーンズの聖地」になります。また倉敷で生産されるジーンズの生地「デニム」は、世界的に評価が高く、多くの高級ジーンズブランドの生地にも使用されています。児島には、地元ジーンズメーカーのショップが連なる「児島ジーンズストリート 」があります。
さて倉敷市は数多くの著名人を輩出していますが、昭和の大棋士「大山康晴十五世名人」も倉敷市出身です。倉敷市では「大山康晴十五世名人」の偉業を讃え、1993年「倉敷市大山名人記念館 」を建設、毎年11月前後に女流タイトル戦「大山名人杯倉敷藤花戦」が行われます。
倉敷市には、古い町並みを残した「美観地区」や「大原美術館」、宗像三女神を祀り日本一の藤がある「阿智神社」、「ボートレース児島」など見どころがたくさんあります。詳しくはコチラ倉敷観光WEB
和気町
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県和気郡和気町
岡山県南東部 豊かな自然、住みやすさと便利さを実感できるまち 人口約14,000人
和気町のナンバープレートは、2種類です。
㊤和気町のPRキャラクター「タンタン」(岡山県自然保護センターのタンチョウ)「わけまろくん」(和気清麻呂がモチーフ)「フジコちゃん」(藤公園の藤をイメージ)が描かれたナンバープレートです。
㊦タンチョウの里、和気町を現したデザイン。
「和気清麻呂 」は、奈良時代から平安時代にかけて活躍した、和気町出身の人物です。宇佐八幡宮神託事件において、僧「弓削道鏡」が自ら天皇位を得ようとしますが、清麻呂が「道鏡をしりぞけよ」という神託を述べ、道鏡の野望を阻止します。このことから「和気清麻呂」は、皇統の断絶という日本最大の危機を救った人物と評され、戦前には十円紙幣の肖像にもなっています。
和気町藤野にある藤公園 には、全国各地から約100種類の藤が集められており、種類の多さでは日本一を誇ります。花の房が1メートルもある藤や、総延長500メートルの藤棚など見どころ満載です。(花の見頃は4月下旬~5月上旬)
また和気町には、タンチョウの飼育頭数日本一の「岡山県自然保護センター 」があります。国の特別天然記念物「タンチョウ」は、現在北海道に約1,000羽、世界中でも2,500羽~3,000羽しか生息していないと推測されています。自然保護センターではタンチョウの保護・育成、野生復帰を視野に入れた放鳥などの訓練を行っています。(タンチョウ以外にも、多くの動植物の自然観察ができます。)
吉備中央町
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
加賀郡吉備中央町
岡山県ど真ん中 22 世紀のふるさと 人口約11,200人
吉備中央町のご当地ナンバープレートは、町のマスコットキャラクター「へそっぴー」が描かれています。「ブッポウソウ」がモチーフで、「おっへぇそぅ」が口ぐせです。鳥にもかかわらず、おへそが有るのが特徴です。(岡山のへそ吉備中央町では、ブッポウソウの保護活動に取り組んでいます。)
吉備中央町の役場「賀陽庁舎」を訪れて、まず驚かされるのが、中庭の枯山水庭園「友琳の庭 」。友琳の庭は、吉備中央町出身で昭和を代表する造園学者「重森三玲氏」の作品です。吉備中央町には重森三玲氏の処女作「天籟庵」や「重森三玲記念館」、この他にも歴史のある日本庭園があります。「吉備中央町・庭園巡りコース -日本庭園の美を実感できる一日はいかがですか? -」
赤磐市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県赤磐市
岡山県中南部 人“いきいき”まち“きらり” 人口約43,900人
赤磐市のご当地ナンバープレートは、市のマスコットキャラクター「あかいわモモちゃん 」と特産物の桃(白桃)・ぶどう(マスカット・ピオーネ)をあしらったデザインです。
赤磐市は全国有数の「くだもの王国 」で、桃(白桃)・ぶどう(マスカット・オブ・アレキサンドリア シャインマスカット ニューピオーネ)など多くの果物が収穫されています。中でも岡山県を代表する果物「白桃」は赤磐市が発祥の地で、他の桃より甘みが強く、あふれんばかりのたっぷり果汁、新鮮な香りが自慢です。赤磐市のくだもの狩り 岡山県の桃狩りのできる観光農園
また赤磐市にはテーマパーク「おかやまフォレストパーク ドイツの森 」があります。季節で変化する満開の花(コスモス・ひまわり・菜の花・チューリップなど)を楽しんだり、動物たち(アルパカ・うさぎ・アイガモなど)とのふれあい、ソーセージ・パン・バター作り体験など、家族で一日楽しめます。
浅口市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県浅口市
岡山県南西部 浅口市の星は「シリウス」です 人口約33,700人
ナンバープレートに描かれているのは、浅口市役所から5kmほど北、竹林寺山頂にある「国立天文台 岡山天体物理観測所 」です。浅口市付近は晴天率が高く、天文観測には大変適した場所です。 岡山天体物理観測所の敷地内は、一般公開されており、188cm反射望遠鏡を見学室の窓越しに見ることができます。夏休み頃には特別公開として、普段は入れない188cm反射望遠鏡ドームに入ることもできます。
隣接する岡山天文博物館 では、岡山天体物理観測所の紹介や、4次元デジタル宇宙シアター(4D2U) により最新の宇宙像を目のあたりにできます。現在 岡山天体物理観測所では、国内最大の口径3.8mの光学赤外線望遠鏡を、京都大学と共同で建設しています。
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総社市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県総社市
岡山県南西部 チャレンジするまち 人口約67,200人
総社市のナンバープレートは、2種類。㊤国の重要文化財「備中国分寺の五重塔 」㊦総社市が生誕の地「雪舟」のねずみを型取ったものです。備中国分寺は、聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうちの一つで、現存する五重塔は江戸時代に再建されています。江戸時代の建築様式を色濃く残す姿が、田園風景の中にぽつんと建つ総社市のシンボルの一つです。
雪舟は総社市井尻野の宝福寺で、お坊さんになるための修行をしていました。お経を読まずに毎日好きな絵を書いていたので、罰として本堂の柱にくくりつけられました。この時自分の涙で、足の指を使って、見事なネズミの絵を書いたと言われています。その後 京都・中国で学び「秋冬山水図」「天橋立図」など、数多くの水墨画を残しました。
玉野市
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県玉野市
岡山県南端 港湾都市 連絡船の街 人口約59,500人
朝日新聞に連載されている4コマ漫画、ののちゃんの主人公「ののちゃん」が描かれたナンバープレートです。ののちゃんの原作者、いしい ひさいち氏は玉野市出身で、ののちゃんは玉野市イメージキャラクターとして活躍しています。(たまののののちゃんと言われているらしい。)
また玉野市のほぼ中央にある「深山公園」には、日本では珍しい「イギリス庭園 」があります。イギリス人庭園技師により設計された本格的イギリス式庭園で、20世紀における伝統的なイギリス庭園を表現しています。約7,500平方メートルの敷地に、約100種類・7000本の草花が植裁され、1年を通じて素敵なガーデニングが楽しめます。
矢掛町
出典元「日経研調べ ご当地プレート 」
岡山県小田郡矢掛町
岡山県南西部 宿場町の面影が残る街 人口約13,800人
矢掛町のナンバープレートには、やかげ観光大使「やかっぴー」が描かれています。遠くに見えるのは、江戸時代 参勤交代などで大名・旗本・お供の人達などが宿泊した宿舎「本陣」「脇本陣」です。
旧山陽道の通る矢掛町は、江戸時代に宿場町として栄え、今もその面影を残しています。江戸時代の宿舎がそのまま残る、本陣「旧矢掛本陣石井家住宅 」・脇本陣「旧矢掛脇本陣高草家住宅 」は、どちらも国の重要文化財に指定されています。(有料ですが、本陣・脇本陣ともに屋敷内を見学できます。)
また矢掛町は果物の栽培が盛んで、いちご狩り、梨狩り、ぶどう狩り、いも掘りなどの観光収穫体験 ができます。
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