徳島県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【徳島県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 四国 (四輪自動車)

徳島県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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鳴門市(なるとし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

徳島県鳴門市 渦の国鳴門 人口56,200人

鳴門の渦潮を背景に、「徳島ヴォルティス」(サッカーJリーグ)と「徳島インディゴソックス」(プロ野球四国アイランドリーグ)のキャラクターやロゴをあしらったナンバープレートです。

鳴門海峡は潮の流れが速くイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」の一つといわれています。鳴門公園には展望台、ガラス床で渦潮が見れる「渦の道」、観潮船の乗り場、大塚国際美術館(紹介動画)があります。

船を引き戻すほど潮の流れが速い鳴門海峡では、身の締まった魚介が育ちます(とくに鯛が有名)。わかめや牡蠣も有名です。陸の特産品は鳴門金時、れんこん、大谷焼です。

鳴門鯛と渦潮、徳島県観光情報サイト阿波ナビより

道の駅「くるくる なると」は202年24月29日オープン(執筆段階では予定)です。地域の特産品を活かした「食のテーマパーク」になります。

ドイツ館は板東俘虜収容所で過ごしたドイツ兵たちの活動の様子や、地域の人々との交流の様子を展示した史料館です。ドイツ人捕虜を「ドイツさん」と呼び、スポーツや音楽など文化の交流があったとされています。

鳴門市にししゃもねこのバスが走るにゃーの動画


石井町(いしいちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

徳島県名西郡石井町 太陽と緑の田園都市 人口25,300人

イメージキャラクター「ふじっこちゃん」の描かれたナンバープレートです。ふじっこちゃんは町の花フジから生まれた妖精です。

石井町のシンボル、樹齢200年余りの紫藤があるのが「藤の寺地福寺」で、こちらの花房は1mにも及びます。地福寺では毎年4月下旬から5月上旬に「藤まつり」が開催され、町内外から多くの人が訪れます。

童学寺の藤も有名です。幼少の空海が書道や密教を学んだとされ、いろは四十八文字を創作したと伝わっています(境内見学は無料、庭園拝観料200円)。

石井町と上板町を結ぶ「高瀬橋」は、吉野川に架かる最長の沈下橋(潜水橋)です。全長は522mありますが、水面から数メートルの高さに架っているため増水時には水没します。増水時に流木などが引っかからないように欄干はありません。このため転落事故が起きないように注意が必要です。


徳島市(とくしまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

徳島県徳島市 心おどる水都・とくしま 人口257,600人

阿波おどりに使われる高張提灯の形をしたナンバープレートに、男踊りと女踊りが描かれています。2016年から50cc以下~125cc以下のミニバイクを対象に交付されています。

徳島市は徳島県東部の市で、徳島県の県庁所在地です。吉野川河口の三角州上に位置するため、市域を無数の川が流れています。古くは外様大名の蜂須賀氏が築いた徳島城の城下町として発展しました。現在は徳島県全体の人口の1/3が集中する政治・経済の中心地となっています。吉野川によって形成される徳島平野は肥沃な土地であり、四国の市町村中一位の農業産出額を誇ります。また、漁港はもたないものの、吉野川河口の汽水域は漁場としても良好で、150隻程度の漁船を有し、アオノリなど養殖も盛んに行われています。

徳島中央公園(旧称徳島公園)はJR四国徳島駅の北側~東側をぐるっと取り巻く公園です。徳島城跡を利用した公園で1906に開園ということですから、100年余の歴史があります。徳島市立徳島城博物館や表御殿庭園(国の名勝)があるほか、公園南東側には鷲の門が復元されています。往時をしのぶため、蜂須賀桜(カンヒザクラとヤマザクラの一代交配種、ソメイヨシノより色味が強く、花弁の先に赤いサシがはいる)が植栽されています。

阿波おどりは日本の著名な伝統芸能で、約400年の歴史をもっています。徳島市阿波おどりは8月に4日間開催され、総計100万人を超える人出がある一大イベントです。また、新前橋に阿波おどり会館という施設があり、時期でなくとも踊り方や阿波踊りの歴史について学べるようになっています。近年、収支の悪化が懸念され、そのうえコロナ禍が追い打ちをかけた格好になりましたが2022年は通常通り開催されています。

眉山(びざん)は徳島市街に隣接する山(最高地点で標高290m)で、徳島市のシンボル的存在です。山麓には眉山公園があり、市街からロープウェイで登ることができます。当地の桜と夜景の名所とされています。また、公園内のパゴダ(ミャンマー式の仏塔)は太平洋戦争の戦没者を慰霊するものです。

徳島県文化の森総合公園(八万町向寺山)は置県100周年を記念した文化公園で、面積40.6haを有します。県立図書館・県立博物館・県立近代美術館などがはいる三館棟があり、当地の文化・交流施設となっています。公園ゾーンには落差30mのカスケード(階段状の人口滝)があります。森林ゾーンにある王子神社は「猫神さん」の名で親しまれる神社です。

阿波十郎兵衛屋敷は徳島市川内町にある徳島藩士 板東十郎兵衛の屋敷跡です。徳島の人形浄瑠璃を伝える歴史資料館的な施設で、毎日人形浄瑠璃が上演されています。


松茂町(まつしげちょう)

松茂町ホームページより

徳島県板野郡松茂町 夢フライト21・松茂-空と海が輝く緑の臨空都市をめざして 人口14,820人

マスコットキャラクターの「松茂係長」が描かれています。

松茂町は鳴門市、徳島市に挟まれたベッドタウンであり、徳島空港(愛称:徳島阿波おどり空港)を擁する徳島の玄関口です。空港南部は月見ヶ浜海浜公園になっていて、↑動画のような海が見渡せます。また、月見ヶ浜海浜公園内のビジターセンターにはレストラン、売店、シャワー等が入っています。

松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館は入館料無料(体験や研修室は有料)で上記2つを楽しめます。第3土曜日14時から人形浄瑠璃の公演があり、無料で観ることができるようです(HPはちょっと分かりづらいかも)。向かいがマツシゲートマルシェになっています。

ハレルヤスイーツキッチン松茂本店は付属の工場を見学できるようです(たぬきケーキづくり体験もあります)。「阿波狸合戦」の金長狸にちなんだ金長まんじゅうが人気です。


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山口県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【山口県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


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下松市(くだまつし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県下松市 笑い・花・童謡のまち 人口57,300人

市の公式マスコットキャラクター「くだまる」と流れ星、松を描いたナンバープレートです。市制施行80周年記念として、2019年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

下松市は山口県の東南部(周南・下松・光地区)にある市です。北に中国山地、南に瀬戸内海を臨む笠戸島や古島といった半島・島嶼部を有して、全体に瀬戸内海を抱えたような市域となっています。また、臨海部に大規模な工場群が立地し、瀬戸内海工業地域の一角を成しています。下松とは変わった地名ですが、「推古天皇の頃に、鷲頭庄青柳浦の松の木に大星が降り、7日7夜光輝き続けた」という言い伝えから、星が下った松ということで「下松」になったという説があります。現在その松は「鼎の松5代目」としてJR下松駅前にある金輪神社に植えられています。近年は山口県内で唯一人口が増加傾向にある自治体となっています。

下松スポーツ公園は下松市河内にある公園です。球技場や体育館、温水プールなど運動施設が主体の公園ですが、複合アスレチックや遊具などもあり、しだれ桜・ポピー・コスモスなど花の名所としても親しまれています。全周り660mのウォーキングコースが人気で、よく人が歩いているようです。

笠戸島は下松市街から南にある三日月型の島で、面積11.77k㎡と瀬戸内海の島としては大きい方です。本州と笠戸大橋で繋がっており、はなぐり海水浴場、潮風ガーデン、大城温泉(おおじょうおんせん、国民宿舎 大城)などがあり、キャンプ場も整備されて多くの訪問者を引き付けるレクリエーションの地となっています。8月には手作りの筏でタイムを競う「くだまつ笠戸島マリンイカダレース大会」が開催されます。

ひらめきパーク笠戸島(下松市栽培漁業センター)ではタッチングプールによる魚とのふれあい体験や魚の捌きかた教室など行っています。館内見学もできます(きれい)。職員の猫たちが有名になり、観光スポットとしても人気です。笠戸島はふぐの養殖が盛んであり、2019年には結城無農薬栽培のレモンを飼料に加えた「レモン笠戸ふぐ」が特産品となっています。


岩国市(いわくにし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県岩国市 豊かな自然と都市が共生した活力と交流にあふれる県東部の中核都市 人口125,373人

岩国レンコンの形のプレートに日本三名橋の一つ「錦帯橋(きんたいきょう)」と岩国錦帯橋空港のPRキャラ「ソラッピー」が描かれたナンバープレートです。2013年の岩国錦帯橋空港開港一周年を記念して2014年に交付されたもので、ミニバイク50c以下800枚、90cc以下と125cc以下が100枚の計1,000枚が交付されました。

岩国市は山口県の北東部にある市です。2006年、旧岩国市と玖珂郡由宇町・玖珂町・本郷村・周東町・錦町・美川町・美和町が合併してできた市です。873.72k㎡と山口市に次ぐ県下2位の広さを有しますが市域北側から西側にかけて中国山地の山地・丘陵地が広がるため、市域の約8割が森林です。二級水系の錦川流域とこの川が分かれる今津川・門前川の三角州周辺に市街を成しています。江戸時代に吉川氏がおさめる岩国藩(吉川藩)の城下町・山陽道の宿場町として発達した地域です。現在の岩国市は化学工業、パルプ・紙、繊維工業といった製造業を主要な産業としています。農業・林業・漁業の第一次産業も行われていますが、後継者不足により年々小規模になってきています。岩国れんこん、地酒(「獺祭」、「雁木」など)、高森牛、鮎などを特産品としています。

錦帯橋は、岩国市岩国の錦川に架かる5連の木造アーチ橋(全長193.3m、幅5m)です。日本三名橋や日本三大奇橋に数えられる橋です。元は1673年に岩国藩三代目吉川広嘉によって作られたもので、これはすぐに流失してしまいました。現在見られる錦帯橋は3代目で、伝統的な木造建築の技法 木組み(釘を使わない工法)と石積みにこだわった橋梁となっています。また、桜の名所であり、周辺の吉香公園(吉川氏の居館跡を整備したもの。菖蒲園やシロヘビの館などがある)とともに日本のさくら名所100選に選定されています(入橋料:中学生以上310円、小学生150円)。

岩国城は岩国市横山にある史跡(山城)です。1601年に岩国藩初代藩主の吉川広家によって築城が開始され1608年に完成、4重6階の天守を有していましたが、1615年の一国一城令によりこれは破却されました。一方麓の御土居(吉香神社周辺)には陣屋が置かれ、長らく当地の政治の中心となりました。1962年に「天守構造図」という当時の絵図をもとに天守が復興され、山上と麓の吉香公園がロープウェーで結ばれています。

岩国錦帯橋空港(岩国飛行場)は岩国市旭町にある空港・飛行場・基地です。1938年に設置され岩国海軍航空隊が使用していました。終戦後に米軍に接収され、現在ではアメリカ海兵隊が管理・運営を行い、海上自衛隊と民間機が共同利用する空港となっています。2012年の民間機による定期便の再開に伴い、フードコートや売店などがある旅客ターミナルビルができています。

道の駅 ピュアラインにしきは、岩国市錦町府谷にある国道187号の小規模の道の駅です。錦川に注ぐ中ノ瀬川の屈曲部にあり、清流のイメージと道の駅裏手にある明治38年創業の錦町農産加工株式会社のこんにゃく製品がウリです。鮎・わさび・イノシシ肉などが人気です。

潮風公園 みなとオアシスゆうは岩国市由宇町(ゆうちょう)の国道188号沿いにある公園です。瀬戸内海臨海部を広く公園としていて、幅450mほどの海水浴場・遊歩道・岩国市ミクロ生物館(顕微鏡で見る小さな生物館)・レストラン・ハンバーガー屋などがあります。当地は漁業を行っているため物販コーナーで鮮魚を販売しています。


下関市(しものせきし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県下関市 自然と歴史と人が織りなす交流都市 人口263,100人

名産品のフグ(当地ではフク)とクジラのナンバープレートです。

下関市は水産業が盛んで以前は捕鯨が主でした。いまでも調査捕鯨の基地となっています。フグの水揚げ高は全国の8割を占めます。近年、アンコウの水揚げ高も日本一ということが判明しています。

下関は全国で初めてフグ食が解禁された地域で、日本で唯一のフグ専門市場やフグの水産加工場、処理場が整っており、各地で水揚げされたフグが下関に集まり出荷されます。現在のフグ料理は下関で考案されたもので、街には本場フグ料理の店が沢山あります。下関市立しものせき水族館「海響館」ではペンギンやアシカなどの展示のほか、フグの生態やフグの毒(未だに謎の部分が多い)について学べます。

下関市では、くじらを広める活動の一環として、2月の「学校給食・くじら交流の日」に、クジラメニューの給食が提供されます。

瓦そば、下関市公式観光サイト 楽しも!より

下関は歴史のターニングポイントとなった数々の重要な出来事が起こった土地です。1185年には壇ノ浦の戦いにおいて平家が滅亡、その後の鎌倉幕府が成立します。1863年の下関事件、翌年には四国艦隊下関砲撃事件が関門海峡で勃発し長州は敗戦しますが、攘夷から倒幕へと舵を切ったと言われています(巌流島も下関にあります)。

おまけ:フグ食の歴史がよくわかる歌動画(3分)。


防府市(ほうふし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県防府市 幸せますのまち 人口114,700人

防府ブランド「幸せます」のロゴマークと観光マスコットキャラクター「ぶっちー」が描かれています。

「幸せます」は山口県の方言で「幸いです。うれしく思います。助かります。ありがたいです。便利です」の意味があります。防府市では「幸せます」を商標登録し数多くの商品に利用されています。

ぶっちーは胸の部分が神社の鳥居になっていて、防府天満宮をアピールしています。防府天満宮は日本三大天神に数えられることもある(諸説あり)神社です。ゴールデンウィーク中は「幸せますウィーク」として花回廊が設置されます。16種約1,100本の梅園があります。

防府天満宮表参道には防府市まちの駅うめてらすがあります。おみやげ屋さんにカフェが併設されています。近くの長州鋳物記念館では見学・クラフト体験ができます(要予約)。

特産品のハモは、防府天満宮にちなんで「天神鱧」としてブランド化されています。


和木町(わきちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県玖珂郡和木町 緑の風薫る文化のまち 人口6,000人

町制施行40周年を記念して制作されました。町の花ツツジが描かれています。

通常ナンバープレートの番号は、平仮名・アルファベット+数字4桁(あ1234など)ですが、和木町のナンバープレートは、平仮名2文字+40(町制施行40周年を記念して40固定)で、平仮名2文字で車両を識別します。平仮名2文字は、和木町にちなんだ語句が並ぶようです。(例 にあ40・せた40・わき40など)

バラ園(八ヶ峰総合公園内)、(山口県和木町)公式Web Siteより

1987年にオープンした「蜂ヶ峯総合公園」は、子供から年配の方まで楽しめる総合公園で、すべり台・ブランコなどの子供広場、ミニ動物園、スポーツ施設・キャンプ場、パットゴルフ・バラ園など多くの施設が整っています。ローラー滑り台が人気ですが早すぎてお尻が熱いという声も。

和木町の特産品のページです。


周防大島町(すおうおおしまちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県大島郡周防大島町 人と自然が響き合う笑顔あふれる安心のまち 人口16,300人

PRサポーター「みかトトとみかキン」が描かれています。魚(金魚)とみかんが融合した「みかトト・みかキン」は、体験型修学旅行の記念ピンバッジとしてデザインされました。

明治から大正にかけて周防大島町からハワイへ約4,000人が移住し、今も日系人としてたくさんの方が活躍しています。現在周防大島町は、カウアイ島と姉妹都市を提携し、ハワイゆかりの施設やイベントなどがあり、「瀬戸内のハワイ」と呼ばれています。

周防大島東側伊保田には陸奥記念館なぎさ水族館、陸奥海水浴場と陸奥キャンプ場があります。「瀬戸内海なのに陸奥?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、長門型戦艦ニ番艦陸奥がいまも周防大島沖に眠っていることからきたものです。

みかん鍋、周防大島ドットコム・・・山口県周防大島町より

周防大島町は、山口県産みかんの約80%を生産しています。秋から冬にかけては観光みかん狩りや名物みかん鍋が楽しめます。おまけの猫動画


田布施町(たぶせちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県熊毛郡田布施町 笑顔と元気あふれる 住みよいまち田布施 人口15,000人

田布施町合併60周年記念のロゴマークが描かれています。60年を還暦になぞらえて町章が赤い頭巾とちゃんちゃんこを着ています。

共同組合 田布施地域交流館は産地のフルーツ・パン・弁当などを販売しています。併設されているカフェ「sakura michi」のいちごやいちじくのパフェ、フルーツを使った甘酒が人気です。オンライン販売もしている(株)農多さん。イチゴ狩り・ブルーベリー狩り情報です。

2016年に田布施町全域がどぶろく特区に指定されています。地元の山口県立田布施農工高等学校が許可を取り開発が進んでいるようです。

田布施町の特産品いちじく、田布施町観光協会より

瀬戸内に面する田布施町の麻里府港から渡船で約10分の所に馬島があります。馬島海水浴場周辺はのんびらんど うましま(キャンプ場)として整備されており、ゴールデンウィークや夏休みは多くの人が訪れます。


美祢市(みねし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県美祢市 日本最大のカルスト台地 人口25,200人

日本最大のカルスト台地 秋吉台と、秋吉台で出土するアンモナイトが描かれています。

美祢市の中・東部には特別天然記念物・国定公園「秋吉台」が広がります。約3億5千万年ぐらい前、サンゴが堆積してできた石灰岩の地層が隆起してできたカルスト台地で、秋芳洞、大正洞、景清洞など雨水によってできた洞窟が400ほどあります。秋吉台展望台からは秋吉台を眺望することができます(カフェ・おみやげ屋さんあり)。

秋吉台自然動物公園サファリランドは東京ドーム8個分の敷地に600頭羽の動物を有し、エサやりバスツアーを行っています。サファリゾーンに入らなくてもふれあい動物公園、キッズサファリ、レストランなど利用可能です。秋芳洞との共通入場券で割引あり。

名水百選 別府弁天池、山口県美祢市 秋吉台国定公園 観光情報より

美祢市の特産品は秋芳梨、厚保栗、ごぼう、大理石が有名です。美祢市の特産品のページ


柳井市(やないし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

山口県柳井市 伝統が息づく白壁の町 人口32,100人

柳井市の郷土民芸品「金魚ちょうちん」が描かれたナンバープレートです。

赤と白の体にパッチリした黒い目、どこかひょうきんな金魚ちょうちんは、山口県の夏を代表する民芸品の一つです。8月には「柳井金魚ちょうちん祭り」が行われ、金魚ねぶたが町を練り歩きます。

やまぐちフラワーランドは花とみどりの公園です。100種12万本の花、21のテーマ別ガーデンがあります(高校生以上510円 中学生以下250円 駐車場無料)。レストランありと観覧車があります。

白壁の町並み、柳井市ホームページより

柳井市は自然薯(じねんじょ)栽培発祥の地です。自然薯を畑で栽培することは不可能とされていましたが、柳井市の政田自然農園が「クレバーパイプ」を発明し栽培を可能にしました。現在ではこの栽培方法が全国に普及しています。

柳井市の特産品情報です。


周南市(しゅうなんし)

周南市ホームページより

山口県周南市 ここから、こころつながる 人口138000人

愛称の「しゅうニャン市」を取り入れ、猫をモチーフにしたデザインです。「・」の部分も肉球になっています。

周南市は2016年4月1日にエイプリルフールとして「周南市はしゅうニャン市になります」と広報したところ話題になったため、17年から愛称として「しゅうニャン市」を採用。2019年には市による「しゅうニャン市」活動への支援は廃止され、民間団体による活動となっています。しゅうニャン市ネコ部です。しゅうニャン市橋守隊です。

周南市の主要産業は重化学工業で、出光興産、トクヤマ・トクソー、日鉄新製鋼などが拠点事業部を構え、周南コンビナートが形成されています。工場群の夜景は日本夜景遺産に認定されており、夜景クルーズが行われる観光要素でもあります。

石舟温泉、山口県周南市より

2015年に徳山フグ・周防ハモ・周南タコが「しゅうなんブランド」として登録されています。とくに粭島(すくもじま)はフグ延縄漁発祥の地でありフグの名産地です。


萩市(はぎし)

萩市ホームページより

山口県萩市 維新とマグマの胎動の地 人口50,180人

萩ジオパークと市のキャラクター「萩にゃん」がカヌー競技の魅力をアピールしています。

ジオパークとは「大地の公園」の意味で、地質科学的な遺産を保全・教育・ツーリズムに役立てる取り組みです。萩ジオパークは過去1億年にも及ぶ火成活動によって造られた、美観・奇観・単成火山などを含んでいます。萩ジオパークビジターセンターは明倫学舎二階にあります。

阿武川は山口県では錦川に次ぐ延長・流域面積です。上流には阿武川ダムが置かれ、下流では橋本川・松本川に分かれて三角州を形成しています。阿武川には阿武川カヌー特設競技場が置かれ、カヌースラロームための競技・ウォーミングアップコースがあります。萩阿武川温泉ふれあい会館、キャンプ場の受付もこちらです。

萩焼、萩市観光協会公式サイトより

萩城城下町には江戸時代の白壁の商家や町家が並び、高杉晋作誕生地や木戸孝允旧宅など幕末の面影を残しています。町家を活かしたお洒落なカフェが多く、とくに萩焼が好きな方はお店周りが進みそうです。

萩市街から南に涙松遺跡~萩往還梅林園方面と下っていくと道の駅萩往還があり、松田松陰記念館が併設されています(入場料無料、松田松陰歴史館より評判が良い)。


山陽小野田市(さんようおのだし)

山陽小野田市ホームページより

山口県山陽小野田市 スマイルシティ山陽小野田 人口62,290人

レノファ山口FCのマスコットキャラクター「レノ丸」と市のPRロゴマークのコラボデザインです。

レノファ山口FCは山口県全市町をホームタウンとするプロサッカーチームです(クラブカラーはオレンジ)、山陽小野田市にはおのだサッカー交流公園内にクラブハウスと練習施設をもっています。レノ丸はライオンの戦う”獅子”と維新の”志士”をイメージしたキャラクターです。

山陽小野田市は古くから窯業のまちとして発展してきました。窯業と聞くと焼き物や瓦を連想する方が多いと思いますが、山陽小野田ではセメント・ガラス製品が主として作られてきました。市内には「徳利窯」で知られる旧小野田セメント製造株式会社竪窯やきららガラス未来館があります(未来館は吹きガラスやアクセサリー作りなどの体験あり)。

厚狭には「寝太郎物語(三年寝太郎)」が伝わり、三年寝太郎像があったり寝太郎祭りが行われていたりします。

きらら交流館は焼野海岸を一望できる「トロン温泉」が売りのホテル(日帰り入浴可)です。トロン温泉は薬事法に基づいた人工温泉で、天然鉱石のトロン鉱石やトロン浴素(遠赤外線効果や微弱な放射性あり)を用いたものです(立たないと海岸が見れない、50度のサウナが個性的、全般に低価格)。


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広島県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【広島県編】

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大崎上島町(おおさきかみじまちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県豊田郡大崎上島町 海景色の映えるまち 人口7,900人

みかんとブルーベリーが描かれたナンバープレートです。

ナンバープレートのデザイン通り大崎宇和島ではみかん、ベリー類の生産が盛んに行われています。ブルーベリーは、西日本では初めて大崎上島で栽培が開始されました。柑橘類の生産ではみかんを中心にデコポンや八朔、せとか、レモン、ブラッドオレンジも栽培されるようです。また、イチゴやいちじくなども生産されています。中原観光農園さん秀ちゃん農園さん

シーカヤック体験、ひろしま公式観光サイト Dive Hiroshimaより

きのえ温泉ホテル清風館は大崎上島南東側にあります。瀬戸内の島々が見渡せる露天風呂が人気です。日帰り入浴可、タオル貸出ありと気軽に訪れることができます。コーヒーが飲めたりお土産を売っていたりする大崎上島観光案内所です。

大崎上島への行き方


庄原市(しょうばらし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県庄原市 庄原いちばん 人口33,218人

日本さくら名所100選にも選ばれている庄原上野公園の桜が描かれています。

上野公園の桜は夜桜が有名で、上野池沿いの桜がぼんぼりによりほのかにライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

庄原市東部にある国の名勝 帝釈峡は全長18kmにも及ぶ峡谷で、鍾乳洞や滝、奇岩などがあります。なかでも雄橋は、長さ90 m, 幅19 m, 高さ40 mの石灰石でできた天然橋で、岩盤を貫くように帝釈川が流れています。下流には雄橋より少し規模の小さい雌橋があり、言い伝えによると二匹の鬼が帝釈川に橋を架けたとされ、雄橋・雌橋として残っているそうです。帝釈峡は遊覧船で見て回ることもできます。

比婆牛、庄原市公式ホームページより

庄原市北部は西日本では最も寒冷な地域で豪雪地帯に指定されています。ひろしま県民の森スキー場をはじめ4つのスキー場があります。ひろしま県民の森センターにはレストラン、入浴施設(日帰り入浴可)があります。宿泊はわんこもOKです。


三原市(みはらし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県三原市 人の笑顔でつながるまち。 人口89,540人

広島空港から離陸する旅客機と瀬戸内の島々、三原城天守台の石垣が描かれています。2015年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付開始、2021年に在庫がなくなり交付終了しています。

三原市は広島県南部にあり、2005年に旧三原市、本郷町、久井町、大和町が合併してできた市です。歴史的には1567年頃に建造された三原城の城下町・軍港を起源とし、旧三原市街地の後背にそびえる桜山の谷間に湧原、駒ケ原、小西原の3つの「原」から三原と称しています。市域北西側に広島空港、市街に山陽新幹線・山陽本線・呉線が乗り入れるJR三原駅、瀬戸内海側に尾道糸崎港があり交通の要衝となっています。

三原城は小早川隆景により沼田川の河口に築城された城(海城)です。JR三原駅北口側すぐにあり、海側に開けた造りになっていて満潮時には海に浮かぶように見えることから「浮城」とも呼ばれます。瀬戸内海の交易の拠点、また水軍の軍港としての役割を担っていました。毎年11月に三原浮城祭りが行われています。

広島市立中央森林公園は1993年に開港した広島空港の周辺に整備された公園です。面積267haと広大であり、空港の開港を記念した日本庭園 三景園(6haの回遊式庭園)、展望広場、ゴルフ場、多目的グラウンドなどが含まれています。空港を一周する12.3kmのサイクリングコースは国際自転車競技連合公認のロードレースコースとなっています。

佛通寺(ぶっつうじ)は三原市高坂町にある臨済宗仏通寺派大本山の寺院です。中国三十三観音霊場の第十二番札、紫陽花の寺二十四か寺の第二十一番札所となっています。県内屈指の紅葉の名所とされ、秋には多くの参拝客や観光客を集めます。

三原やっさタコは三原市のプライドフィッシュとしてブランド化されています。三原沖には岩場が多く、タコが海流に逆らって岩に張り付くことにより身が締まり足が短く太くなると考えられています。2012年に国道2号線沿いに道の駅 みはら神明の里がオープンしていて、たこ飯やたこ焼きなどが評判です。


廿日市市(はつかいちし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県廿日市市 世界遺産を未来につなぎ、多彩な暮らしと文化を育む都市・はつかいち 人口116,201人

日本三景「安芸の宮島」を象徴する大鳥居が描かれたナンバープレートです。2014年の市制施行25周年を記念して、ミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています(従来型と選択式)。

廿日市市は広島県の西部にある市です。1988年に単独で市制施行して発足しています。瀬戸内海に面していて市街の南側に厳島(安芸の宮島)が浮かんでいます。市域の北側は広島県・山口県・島根県の県境となる冠山山地や十方山などがあり、おおむね沿岸部に市街を形成しています。とりわけ世界遺産に登録されている宮島の厳島神社が有名な地域で、元来は中国山地の木材を活かした木材産業の町として発展しましたが、広島市に隣接するためベッドタウンの側面も有しています。現在の廿日市市の主要な産業は製造業・サービス業・不動産業です。また、現在の形のけん玉の発祥の地で、「ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市」という大会が行われています。

宮島は瀬戸内海西部に浮かぶ面積30.39k㎡の島です。古代から島そのものが信仰の対象になっていたようで、島内に厳島神社(全国に500ほどある同名の神社の総本社)が建ち、平安時代頃から歴史に登場するようになります。日本三景の一つとして非常に有名な観光地で、コロナ禍以前は年間300~400万ほどの観光客が訪れています。宮島に渡るにはJR宮島口駅か広電宮島口駅からフェリーで約10分ほどの船旅になります。

(承前)宮島には商店街(清盛通りまたは表参道商店街)があり、お土産やもみじ饅頭などを販売しています。また、ロープウェーで弥山山頂の獅子岩展望台まで登れるなど観光地として整備されています。厳島神社本殿と宝物殿、宮島歴史民俗資料館、宮島水族館などみどころがたくさんあります。清盛通りから一つ外れた筋に入ると町家通りといって、昔の宮島のメインストリートが残っています。風情のある通りに商店が出ていて、こちらも人気のスポットです。

紅葉谷公園は宮島の商店街とロープウェイ乗り場(紅葉谷駅)の間にある公園です。弥山の麓にあるモミジを主体とした公園では日本一有名な公園で、イロハモミジ560本、オオモミジ100本、ウリハダカエデやヤマモミジなどが40本ほどあり、紅葉の名所となっています。鹿や猿がいるようで、動物の写真を撮る人が多いようです。

道の駅 スパ羅漢は廿日市市飯山にある国道186号沿いの小規模の道の駅です。名称通り日帰り入浴施設を有し、小さめですが内風呂、露天、打たせ湯、サウナと一通り揃っています(入浴料大人700円、小人350円、幼児150円。泉質はラドン泉、源泉温度が低いため沸かしている)。周辺に尾瀬川温泉や羅漢峡(景勝地)などがあり、国道沿いにカフェやレストランなどが出ています。一人分のすっぽん鍋がついたすっぽん定食(一人前1500円)が人気メニューです。

まちの駅 ADOA大野は廿日市市大野にあるまちの駅です。地域の産品の売り場とフードコートが一体になった施設で、市内にあるまちの駅の拠点施設として、2021年に開設されています。まちの駅としてはかなり大きな施設でフードコートもお好み焼き、和食、カフェがあり、食べるものが選べます。

もみのき森林公園は廿日市市吉和にある県立の森林公園です(森林浴の森100選)。オートキャンプ場やサイクリング兼クロスカントリーのコース、アスレチックフィールド、野外ステージやスキー場がある公園で売店もあり、夏は水遊び、秋は紅葉を見ながら散策、冬は雪遊びと当地のレクリエーション施設として親しまれています。


東広島市(ひがしひろしまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県東広島市 やさしい未来都市 人口188,400人

東広島市のナンバープレートには、市の花ツツジと赤瓦と白壁の酒蔵が描かれています。

東広島市西条は「酒都」と呼ばれます。西条酒蔵通りには7社の酒蔵が集い、兵庫県・灘、京都・伏見とともに日本三大銘醸地とされています。西条では近代酒造技術(軟水醸造法、国産動力式精米)が生まれ、「広島杜氏のふるさと」「吟醸酒誕生の地」でもあります。周辺はレストラン・カフェなどが多く、お酒が飲めない方も楽しめます。

東広島市では毎年10月初旬に「酒まつり」が行われます。メイン会場の酒ひろばでは全国の地酒約1000銘柄を味わえるほか、全国各地の酒のあても味わえます。酒まつりでも人気のコーナー美酒鍋会場では、西条名物美酒鍋(びしょなべ)が堪能できます(要予約)。日帰り温泉ホットカモの動画(2分)。

西条柿、東広島デジタル 観光ガイドより

仙石庭園(せんせきていえん)は、20年の歳月をかけて作られた大名式庭園の形式をとっている石庭(日本庭園)です。園内は随所に銘石が並び様々な風景とともに石の良さを楽しむことができます。


広島市(ひろしまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島市ホームページより

広島県広島市 国際平和文化都市 人口1,197,600人

㊤平和のシンボル鳩の描かれたナンバープレートです。㊦広島東洋カープ&サンフレッチェ広島のデザインです。

鳩は平和の象徴といわれます。これは1949年の世界平和評議会のポスターにピカソの「鳩」が用いられたことからきたものです。広島市は1945年8月6日に人類史上初の都市に対する核攻撃を受けたことから、原爆ドーム、平和記念公園広島平和記念資料館など当時の悲惨さを伝え、平和を願う施設が随所に見られます。原爆ドームはユネスコの指定する世界遺産(負の遺産)です。

広島東洋カープの本拠地「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」(広島市民球場)は南区蟹江にあります。サンフレッチェ広島の本拠地は「エディオンスタジアム広島」(広島広域公園陸上競技場)は安佐南区大塚西にあります。以前は広島ビッグアーチという愛称で親しまれていました。

湯の山温泉、ひろしま式観光サイト Dive! Hiroshimaより

広島城は毛利輝元によって太田川の河口に築かれました。太田川には鯉が多く生息することから「鯉城」ともよばれます。原爆によって天守が倒壊したものの、1958年に鉄骨鉄筋コンクリート構造で復元され、歴史博物館として歴史資料を展示しています。場内に大本営跡地(日清戦争時、日本初)やお茶屋さんがあります。


三次市(みよしし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県三次市 みよし 人よし 元気よし 人口49,625人

中国山地の山々と霧、市のシンボル 巴橋(ともえばし)と観光イメージキャラクター「きりこちゃん」が描かれています。2014年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカーを対象に交付されています。

三次市は広島県北部にある市です。中国山地と吉備山地の間、江の川(ごうのかわ)流域の三次盆地に位置し、市域の3/4が森林です。江の川は中国地方では最大の川であり、支流が三次盆地で合流するためかつては舟運で栄えた地域です。現在の三次市は農林業と製造業(電子部品、輸送用機械器具・金属製品)を基幹産業とする地域で、第三次産業は従業者の比率が少ない傾向にあります。2015年に、広島県と島根県を南北に縦貫する尾道松江線が当地を起点に開通しています。米のほかに大根・白菜・たまねぎなど野菜が生産され、畜産は肉用牛の飼育が盛んです。ぶどうとワイン、鮎などを特産品としワニ料理(サメ)を郷土料理としています。秋から早春にかけて濃い霧が市街地を覆うことがあり、「霧の海」として知られています。

広島三次ワイナリーは三次市東酒屋町にある ワイナリーです。当地は県内随一のぶどうの産地であり、ワイン工場の見学や試飲ができるほか、物産館やカフェ、BBQ設備も併設されています。ワイナリー周辺は観光エリアとして整備されていて、奥田元栄・小由女美術館(レストランあり)、みよし遊びの王国、トレッタみよし(バイキング・レストラン、パン工房などある農業交流施設/直売所)などの施設が固まっています。

道の駅ゆめらんどは布野は、三次市布野町下布野にある国道54号沿いの小規模の道の駅です。開駅が古くややくたびれた印象ですが、物産館・レストランのほか食品加工場、体験農園、カフェ陽だまり、屋外芝生ステージなどがあります。また、駅の裏手は布野川の親水公園を兼ねています。バイキング形式の郷土料理とダチョウ料理が人気のようです(布野川の鴨の写真を撮る人もちらほら)。

湯本豪一記念三次もののけミュージアムは三次市三次町にある博物館です。日本の風俗史家・妖怪研究家の湯本豪一氏が収集した資料や作品を展示する施設で、2019年に当地の市街地に開館しています。常設展として三次を舞台にした「稲生物怪録」(江戸時代の絵巻・物語で妖怪や怪異についてまとめたもの)の再現、書籍・日用品・玩具にみられる妖怪といった展示がなされています(入館料:大人600円、高校・大学生400円、小・中学生200円)。

尾関山公園は三次市三次町にある都市公園(総合公園)です。江の川沿いにある小さな山一つがまるまる公園となっています。もともとこの山に三吉氏(藤原鎌足の子孫)が築いた出城があり、江戸時代に福島正則の重臣尾関正勝が入場して、「尾関山」と呼ばれるようになったそうです。サクラ・ツツジ・モミジの名所とされる公園で、特にサクラは種類が多く八重・牡丹・枝垂れなどの花が4月いっぱいまで見られます。


尾道市(おのみちし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県尾道市 瀬戸内の十字路 人口127,700人

多くの島を有する尾道市のナンバープレートは「船尾と波」をイメージしたデザインです。

尾道市は古くから水運で栄えた海事都市です。尾道市には造船所20ほど舶用工業40社ほどが集積がするなど、造船関連産業の集積所になっています。

尾道市は本州四国連絡道3ルートのうち、西側にあるしまなみ海道の本州側入り口です。しまなみ海道は、本州と四国、瀬戸内の7つの島を10本の橋で結んでいます。やまなみ街道が2015年に開通したことで尾道市は「瀬戸内の十字路」となっています。

でべら干し、無料写真素材 おのみちやより

2015年尾道水道が、2016年には芸予諸島の村上海賊が日本遺産に認定されています。また、しまなみ海道が「サイクリストの聖地」として観光要素でもあることから、2009年から9年連続観光客数過去最高を継続しました(その後コロナ禍によって観光客数は落ち込んでいます)。

芸予諸島しまなみ海道にある因島は中世において村上海賊の拠点でした。因島水軍城(歴史資料館)をはじめ中世の砦の跡が島内随所に残っています。


呉市(くれし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県呉市 つなぐ手に海・技・人が光るまち 人口228,600人

松本零士氏のデザインで戦艦大和の球状艦首(バルバスバウ)と錨が描かれています。右下には氏のサインも入っています。

1903~1945年には呉市に呉海軍工廠がおかれ、数々の軍艦及び舟艇が生産されました。大和ミュージアムには、戦艦大和の1/10スケール模型をはじめ呉の歴史、造船技術、大戦で培った技術が戦後の経済復興に果たした役割などが展示されています。

大和ミュージアムに隣接する場所に、海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)があります。こちらではゆうしお型潜水艦「あきしお」 (SS-579)が展示されており、艦内に入ることも出来ます(入館無料)。

呉市ホームページより

前述2施設がある呉港から呉駅までは、大型商業施設レクレ・ゆめタウン呉とペデストリアンデッキでつながっています。レクレの中には入浴/宿泊施設「スパソラニ広島 呉」が入っています。

入船山公園内にある入船山記念館は呉の郷土資料、大日本帝国海軍資料、金唐革関連資料などを展示しています。本館は旧呉鎮守府司令官官舎で国の重要文化財に指定されています。近隣に呉市立美術館、旧呉海軍工廠塔時計、旧東郷邸などがあります。


府中市(ふちゅうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

広島県府中市 オオムラサキの里 人口36,481人

府中家具の蟻組み(ありぐみ)と国蝶オオムラサキが描かれています。

府中市は東京都府中市と区別するため「備後府中」と呼ばれることがあります。

府中市の僧殿町では、準絶滅危惧種であるオオムラサキを守るため「オオムラサキを守る会」が結成されています。オオムラサキの里ではオオムラサキの保護、育成、自然に返す活動が行われています。

オオムラサキは広義のタテハチョウの中では最大の種で、適度に管理された雑木林を好み、日本の里山風景の一部を成します。雄は名の由来通り光沢のある青紫の翅表をもち、雌は翅が丸く斑点も黄色です。↓奈良県橿原町の方の動画です(判りやすく短い動画を選んでいます)。

蟻組みとは木板どうしをつなげる伝統的な組手の技法で、主にタンスなど家具に用いられます。府中市は江戸時代から「ものづくりの町」として発展し、桐の国内有数の産地でもあります。府中市では「府中家具」として地域団体商標に登録しブランド化しています(家具が地域団体商標となるのは初)。府中家具の館さんです。


竹原市(たけはらし)

「広島ニュース 食べタインジャー」より引用

広島県竹原市 元気と笑顔が織りなす、暮らし誇らし 人口26,040人

市の木、市を代表する素材「竹」と大久野島のうさぎが描かれたデザインです。

竹原市といえば製塩や酒造で栄えた町のイメージが強いですが、市名の由来どおり竹林が豊富で竹産業が盛んに行われ、竹細工・タケノコが特産品となっています。竹原まちなみ工房では竹細工体験ができます。

竹原まちなみ保存地区は「安芸の小京都」と呼ばれた木造建築の街並みを保存しています。ノスタルジックな街並みは、映画「時をかける少女」「るろうに剣心 最終章 The Final」テレビドラマ「マッサン」のロケ地でもあります。アニメでは「たまゆら」です。近くに道の駅たけはらもあります。

大久野島(おおくのしま)は忠海から3km沖合の島で、第二次世界大戦中毒ガスを開発していた島です(当時の住人は強制退去となった)。毒ガス資料館に戦前の要塞の時代、毒ガス製造の歴史など展示があります。現在では1000羽を超えるウサギが生息し「うさぎの島」と呼ばれるようになっています。

おまけ:デザインマンホールが想像以上に可愛い。


海田町(かいたちょう)

海田町ホームページより

広島県安芸郡海田町 子育てしやすい 誇れる我がまち 人口30,483人

㊤織田幹雄氏、「日本初の金メダリスト生誕の地」のロゴ海田町の名誉町民で日本人初のオリンピック金メダリスト㊥旧千葉家住宅 江戸時代中期の建築様式を伝える県の重要文化財㊦PRキャラクター「ヒマ太君」と町の花ひまわり

海田町は、日本を代表する陸上選手・指導者で日本初の金メダリスト 織田幹雄氏が生まれた地です。氏は1928年のオリンピックアムステルダム大会三段跳びで金メダリストになりました。当時日本から優勝者が出るとは誰も考えておらず、旗の用意が無かったため織田氏が持参したものを掲揚したという逸話が残っています。

旧千葉家邸宅は、近世山陽道の宿場町として栄えた海田町を代表する商家です。1774に建築され書院は広島県の重要文化財、泉庭が名勝に指定されています。織田幹雄スクエアとして海田公民館、織田幹雄記念館と一体になっています。

社団法人 海田町シルバー人材センターはひまわり煎餅、海田おこし、海田名所煎餅などを製造・販売しています。


原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

岡山県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【岡山県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 中国 (四輪自動車)

岡山県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ


岡山市(おかやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県岡山市 桃太郎のまちおかやま 人口719,500人

㊤桃太郎の登場キャラクター㊥岡山城と後楽園のタンチョウ㊦プロサッカークラブ「ファジアーノ岡山」と女子バレーボールクラブチーム「岡山シーガルズ」のキャラクターとロゴ。

岡山市には桃太郎のモデルとなったと言われている吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る神社(吉備津神社吉備津彦神社)があります。吉備津彦命は吉備国(今の岡山県と周辺)を平定した人物で、その時戦った相手が「温羅(うら)」と言われています。温羅に扮して踊るのが「おかやま桃太郎まつり」のメインイベント「うらじゃ」です。

岡山城は黒漆で塗られた外見から「烏城(うじょう=カラスの城)」とも呼ばれます。岡山城は宇喜多秀家により築城され、江戸時代は小早川家、池田家によって整備・拡張されました。第二次大戦の空襲で天守が焼失し、現在は鉄筋コンクリートの復元天守です。2021~2022年11月まで改修が行われます。

岡山ばらずし、岡山観光WEB【公式】より

後楽園は岡山藩主・池田綱政によって岡山城対岸に造られた大名庭園(池泉廻遊式庭園)です。日本三名園の一つ、国の特別名勝に指定されています。池田綱政が詠んだ和歌にちなんでタンチョウが飼育されており、毎年1月1日にはケージの外に出て園内を散策します。期間限定で夜間イルミネーション「幻想庭園」が行われています。


笠岡市(かさおかし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県笠岡市 まったり、のんびり、ゆったり 人口50,160人

緑の大地と瀬戸内の海、笠岡市をさわやかな風が吹き抜ける様子をカブトガニ博物館のキャラクター「カブニ」くんが眺めるデザインです。カブニくんはカブ海(み)ちゃんと2016年に結婚、カブ希、カブ望(の)ちゃんが生まれています。

カブトガニ(カブトガニ目カブトガニ)は東アジア、東南アジアに生息する鋏角類(サソリやクモの仲間)です。日本では瀬戸内海や九州に生息しています。笠岡湾の神島水道は日本では僅かに残るカブトガニ繁殖地として国の天然記念物に指定されています。

神島水道の東岸には、世界で唯一のカブトガニをテーマにした博物館「笠岡市立カブトガニ博物館」があり、生きたカブトガニを観察できます。隣接するカブトガニ博物館公園には、カブトガニと同じ時期を生きたおよそ2億年前の恐竜が展示されています。道の駅ベイファームです。

笠岡市の南に広がる瀬戸内海には、大小30あまりの島々からなる笠岡諸島があり、観光スポットになっています。その一つ真鍋島は、「猫の島」とも言われ、島民の人口より猫の生息数が多い猫好きにはたまらない島です。


勝央町(しょうおうちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県勝田郡勝央町 ほどヨイ!田舎 えーがん!勝央 人口11,240人

町のマスコットキャラクター「きんとくん」が描かれています。きんとくんは坂田金時をモデルにしたキャラクターです。

伝説の一つによると、童謡・童話で有名な金太郎は坂田金時の幼名であり、源 頼光の四天王の一人とされています。源 頼光らが九州に賊退治に向かう道中、現在の勝央町で坂田金時は重い熱病にかかり亡くなります。この時、金時を祀ったのが平地区にある栗柄神社とされています。

勝央町には日本に一つしかない四角い土俵「角土俵」があります。毎年勝央町立勝央北小学により奉納角力(すもうと読みます)大会が行われ、現役の力士が来ることもあります。

おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジは産地直売、乗馬・収穫体験、キャンプ場などを兼ねた農業公園です(入園無料)。

勝央町では近隣自治体と協力して黒大豆「作州黒」の栽培・ブランド化を進めています。煮豆にするとツヤと風味が良いのが特徴です。黒大豆の枝豆は人気があり、10月中旬に売り出されるとわずかな期間で売り切れます。


早島町(はやしまちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県都窪郡早島町 はやしま夢織る町 人口12,670人

文化交流施設・いかしの舎(や)と早島公園のソメイヨシノが描かれています。

いかしの舎は早島の代表的町家寺島家(畳表・経糸問屋)を回収したもので、町家の雰囲気を楽しみながらお茶が飲めるカフェです。日本庭園や展示室などもあります。

戸川家記念館は旗本戸川家の書物蔵を回収した歴史資料館です(入場無料)。国鉾つつじ公園や国鉾神社参拝の際はがあります。2021年にリニューアルオープンした早島町観光センターはJR早島駅前にあります(カフェ、物販など。プリンが人気)。

早島町花ござ手織り伝承館、岡山観光WEB【公式】より

早島町は古くからい草、畳表(早島表)の生産で栄えた町ですが、い草の生産は昭和40年代から衰退、平成12年度には全く無くなりました。一方で、い草加工は花ござ織りを中心に伝統工芸として残っています。毎年7月に早島・倉敷花ござ祭りが開かれます。


津山市(つやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県津山市 暮らし、ほんもの。 人口103,700人

㊤津山まなびの鉄道館の旧津山扇形機関車庫㊦桜と津山城址鶴山公園の備中櫓

津山まなびの鉄道館にある扇形機関車庫は、現存する施設としては京都梅小路の扇形庫に次いで日本で2番目の規模です。日本で1両だけ製造された「DE50形ディーゼル機関車」や人気の「D51形蒸気機関車」など13両が展示されています。月に数回転車台回転実演も行われます。

津山城(鶴山城=かくざんじょう)は明治の廃城令により石垣を除いて取り壊されましたが、2005年に備中櫓が復元されるなど復元計画が進んでいます。津山城址は「鶴山公園」として整備されていてさくら名所百選にもなっています(入園無料)。

つやま小旅より

津山市は古い面影を残す名所が多く、回遊式大名庭園「衆楽園」や国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている城東町並保存地区などがあります。道の駅久米の里ではジャンボピーマンアイス、ホルモンうどんが人気です。個人制作の1/3Zガンダムはコクピットが稼働し人が乗れるように設計されています。


倉敷市(くらしきし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県倉敷市 ひと、輝くまち 倉敷  人口477,100人

ジーンズのデザインです。まるでデニム生地ように見えステッチやパッチ、タブが印象的です。リベット風のオリジナルビスを採用しています。

アパレル関連メーカーが集積する児島地域は、1965年に日本で初めてジーンズの生産を手掛けました。ミシュラングリーンガイド・ジャポンに「日本のジーンズの都」と紹介されるなど、国際的にも知名度が高まりつつあります。児島ジーンズストリートは倉敷美観地区に次ぐ観光名所になっています。

倉敷美観地区はレトロな白壁なまこ壁の蔵屋敷・柳並木などが保存されていて、観光地区として整備されています。大原美術館やアイビースクエア、倉敷民藝館や日本郷土玩具館など文化的な施設が勢ぞろいしています。観光地とあっておしゃれなカフェ、レストラン、お土産屋さんなどお店が立ち並んでいます。倉敷館観光案内所(川舟のチケット購入もこちら)です。

酒津焼(さかづやき)、倉敷観光WEBより

「昭和の大棋士」大山康晴十五世名人は倉敷市出身です。倉敷市では大山康晴十五世名人の偉業を讃え、1993年「倉敷市大山名人記念館」を建設、毎年11月前後に女流タイトル戦「大山名人杯倉敷藤花戦」が行われます。

おまけ:倉敷駅のからくり時計(6分半あります)。


和気町(わけちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県和気郡和気町 元気 やる気 日本一のまちづくり 人口約14,190人

㊤和気町のPRキャラクター「タンタン」「わけまろくん」「フジコちゃん」が描かれた可愛らしいデザイン。㊦国の特別天然記念物タンチョウと「タンチョウの里」のロゴ。

和気清麻呂は、奈良時代から平安時代にかけて活躍した和気町出身の貴族です。宇佐八幡宮神託事件において、僧である弓削道鏡が天皇位を得ようとしますが、清麻呂が宇佐八幡宮に赴き、「道鏡をしりぞけよ」という神託を持ち帰ることで道鏡の野望を阻止します。皇統の断絶という危機から国を救った人物、忠節の人と評され、戦前には十円紙幣の肖像にもなっています。

藤野にある藤公園には全国各地から約100種類の藤が集められており、種類の多さでは日本一を誇ります。花の房が1メートルもある藤や、総延長500メートルの藤棚など見どころ満載です(みごろは4月下旬~5月上旬)。

和文字焼きまつり、和気町ホームページより

和気町にはタンチョウの飼育頭数日本一の岡山県自然保護センターがあります。タンチョウは北海道に約1,000羽、世界中でも2,500羽~3,000羽しか生息していないと推測されています。自然保護センターではタンチョウの保護・育成、野生復帰を視野に入れた放鳥などの訓練を行っています。タンチョウ以外も多くの動植物の自然観察ができます。

和気鵜飼谷温泉(わけうがいだにおんせん)はph9.5のアルカリ性単純温泉です(日帰り入浴可)。


吉備中央町(きびちゅうおうちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

加賀郡吉備中央町 おっへぇそう! 人口10,507人

キャッチフレーズの「おっへぇそぅ!」の文字と町のマスコットキャラクター「へそっぴー」が描かれています。左上側に白抜きで岡山県と吉備中央町の位置を示した地図が入ります。2017年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

吉備中央町は岡山市の北西側、ちょうど岡山県の中央部にある町で、加賀郡(吉備中央町1町のみ)に属しています。2004年に上房郡賀陽町と御津郡加茂川町が合併してできた町で、同時に加賀郡(旧地名から一字ずつとった)が新設されました。昔から「吉備高原」と呼ばれる標高200~697mほどの丘陵地に位置し、旭川・宇甘川(うかいがわ)・加茂川が町域を流れ、渓谷や多くのため池が特徴的な地域です。基幹産業は農業で、水稲・野菜・黒大豆・ぶどうやブルーベリーなどが生産され、林業や畜産も行われます。近年は働き手不足による耕地面積の減少、店舗数・販売額の低下による商業の衰退が見られ、都市の活力を失いつつあります。白菜と白菜キムチ・ピオーネ(ぶどう)・ブルーベリー・チーズなどを特産品としています。

宇甘渓(うかんけい)は吉備中央町下加茂にある旭川の支流、宇甘川(うかいがわ、「うかんがわ」とも)の渓谷です。シンボルの赤い橋「あかばし」の周辺に遊歩道が整備されていて、モミジ・ケヤキ・ウルシなどの紅葉の名所とされています。なお、吉備中央町は川の景観が特徴で、豊岡川流域は初夏にはホタルの名所、滝や奇岩・岩肌を見るには鳴滝森林公園(キャンプ場有り)があります。

湯の瀬温泉(岡山県)は吉備中央町豊岡下にあります。源泉はアルカリ性単純温泉で、温度29度と低いため加温して用います。豊岡川の沿岸に湯の瀬温泉(入浴施設)と湯の瀬温泉郷キャンプ場があります。川を下流の方へ下っていくと国道429号あたりに小森温泉があります。

吉備中央町には道の駅が2つあります。①道の駅かようは、吉備中央町北にある国道484号沿いの小規模の道の駅です。直売所・和風レストラン・ドッグラン・コンビニ・体験実習室などを備える施設で、規模は小さいながら一通り設備が整っています。②道の駅 かもがわ円城は吉備中央町上田西にある国道429号の道の駅です(前述の道の駅 かようよりやや大きい)。こちらはバイカーの聖地として親しまれていて、円城白菜を使ったキムチが人気です。

重森三玲記念館は吉備中央町吉川公民館の隣にあります。当地で生まれた重森三玲という人は昭和を代表する作庭家・造園学者であり、庭園史研究で多大な功績を残した人です。京都だと東福寺の「八相の庭」、重森三玲庭園美術館が有名でしょうか。記念館に隣接して天籟庵(てんらいあん)という茶室とコンクリートでできた庭があります。

癒しの散歩道 裕園は吉備中央町吉川にある公園です。県道72号周辺にあるもので、15年かけて個人が整備したもので、丘を切り開いて遊歩道の石畳やイベント会場などが整備されています。食事処があり、蕎麦・うどんやジュースなどを販売しています(入園無料、火・水・木曜日は休園)。


赤磐市(あかいわし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県赤磐市 人“いきいき”まち“きらり” 人口44,500人

市のマスコットキャラクター「あかいわモモ」と特産物の桃・ぶどうをあしらったデザインです。

赤磐市は全国有数の「くだもの王国」で、白桃・ぶどう(マスカット・オブ・アレキサンドリア、シャインマスカット、ニューピオーネ)など多くの果物が生産されています。なかでも岡山県を代表する果物 白桃は赤磐市が発祥の地です。赤磐市のくだもの狩り情報です。

赤磐市には農業公園「おかやまフォレストパーク ドイツの森」があります。季節の花を楽しんだり、動物たち(アルパカ・うさぎ・カンガルーなど)とのふれあい、ソーセージ・パン・バター作り体験など家族で一日楽しめます。地ビールもあります。

茶臼山城(吉井城山公園)は空堀・郭・井戸・土塁などが比較的良好に保たれている山城です(標高180m)。二層(プラス地下)の模擬天守が建っています。駐車場があり、近くまで車で行くことができます。


浅口市(あさくちし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県浅口市 星と海のまち 人口35,020人

浅口市役所から5kmほど北、竹林寺山頂にある国立天文台 岡山天体物理観測所が描かれています。

浅口市付近は晴天率が高く天文観測には大変適した場所です。 岡山天文博物館周辺には国立天文台188cm反射望遠鏡および京都大学せいめい望遠鏡(3.8m)があります。博物館内では岡山天体物理観測所の紹介や、4次元デジタル宇宙シアター(4D2U) により最新の宇宙像を目のあたりにできます。

金光町大谷は金光教(幕末三大新宗教の一つ、神道十三派のうちの一つ)の本部があり、参拝のための門前町になっています。そのノスタルジックな雰囲気から映画「とんび」のロケ地になっています。

金光まんじゅう、浅口観光協会より

1991年寄島干拓地内に陸のサンゴと呼ばれるアッケシソウが自生していことが判明し、本州唯一のアッケシソウ自生地として天然記念物に指定、保護されています。また、三郎島海岸から見える三つ山の風景が動画サイトなどで人気です。

おまけ:手延べうどんを伸ばす動画(1分)。


総社市(そうじゃし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県総社市 チャレンジするまち 人口約67,060人

㊤国の重要文化財「備中国分寺の五重塔」㊦雪舟のねずみを型取ったデザイン。

備中国分寺は、聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうちの一つで、現存する五重塔は江戸時代に再建されています。田園風景の中にある五重塔は吉備路のシンボル的存在です。

総社市は水墨画の巨匠 雪舟の故郷です。雪舟は幼い頃、宝福寺で禅僧になるための修行をしていましたが、お経を読まず毎日好きな絵ばかり書いていたので、罰として本堂の柱にくくりつけられました。この時雪舟は涙と足の指を使って、本物とみまごうばかりの見事なネズミの絵を書いたと言われています。その後明(中国)で学び、「秋冬山水図」「天橋立図」「破墨山水図」など数多くの水墨画を残しました。

第五回そうじゃキャラ弁大賞、総社市公式より

総社市には市名の由来である備中国総社宮や古代山城 鬼の城(きのじょう)があります。総社市は歴史が古く史跡・古墳が非常に多い市です。


玉野市(たまのし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県玉野市 たまたまたまのを、またまたたまのに。 人口60,100人

瀬戸内海の波と、朝日新聞に連載されている4コマ漫画「ののちゃん」の主人公が描かれたナンバープレートです。

ののちゃんの原作者いしい ひさいち氏は玉野市出身で、ののちゃんは玉野市イメージキャラクターとして活躍しています。玉野市は重要港湾である宇野港を有します。宇野港の貨物は9割がフェリー輸送で、四国ならびに瀬戸内の島々への玄関口となっています。

宇野港周辺はホテル・飲食店・スーパー等商業施設が多く、瀬戸内温泉 玉の湯(日帰り入浴可、瀬戸内海を見渡す露天風呂あり)、海の駅 シーサイドマート玉野魚市場、玉野競輪場などがあります。

玉野市のほぼ中央にある深山公園(みやまこうえん)には深山イギリス庭園があります。20世紀の伝統的なイングリッシュガーデンとなっていて、約7,500平方メートルの敷地に約100種類・7000本の草花が植裁されています。深山公園には道の駅みやま公園も併設されています(穴子が人気のようです)。


矢掛町(やかげちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

岡山県小田郡矢掛町 歴史かおる文化の町 人口14,040人

やかげ観光大使「やかっぴー」が描かれています。背景は江戸時代に参勤交代などで大名・旗本・お供などが宿泊した宿舎 本陣と脇本陣です。

2020年、矢掛町矢掛の一部が重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。矢掛町は江戸時代に宿場町として栄え今もその面影を残しています。江戸時代の宿舎本陣「旧矢掛本陣石井家住宅」、脇本陣「旧矢掛脇本陣高草家住宅」は、どちらも国の重要文化財に指定されています。

圀勝寺の椿は樹齢300年を超える、岡山県矢掛町公式観光サイトやかげ観光ネットより

旧山陽道は町家を活かしたお洒落なレストラン・カフェや商店が立ち並び、観光地化が進んでいます。道の駅 山陽道やかげ宿

また矢掛町は果物の栽培が盛んで、いちご狩り、梨狩り、ぶどう狩り、いも掘りなどの観光収穫体験ができます。


高梁市(たかはしし)

高梁市ホームページより

岡山県高梁市 ひと・まち・自然にやさしい高梁 人口28,022人

備中松山猫城主・さんじゅーろー。3本の線はシャインマスカット、ピオーネ、ベンガラの着色です。

高梁市の特産品のシャインマスカット、ピオーネはぶどうの品種です。弁柄(ベンガラ)は酸化第二鉄を主要発色成分とする赤の顔料です。市の北側吹屋地域はかつて銅とベンガラの巨大産地として栄え、今でも赤い町並みの吹屋ふるさと村、笠畝坑道ベンガラ館があります。

臥牛山(標高487m)にある備中松山城は連郭式山城で現存十二天守の一つ。天守、二重櫓・土塀などが重要文化財に指定されており、日本三大山城の一つに数えられます。「天空の城」の一つであり時期、条件などがあえば雲海に浮かぶ姿を見ることができます。

JR備中高梁駅から北側紺屋町美観地区まではレストラン、居酒屋などが並びます。和・洋問わずお菓子屋さんが好評です。


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島根県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【島根県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 中国 (四輪自動車)

島根県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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美郷町(みさとちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県邑智郡美郷町 美肌県美肌町 人口4,712人

江の川(ごうのかわ)とカヌーを漕ぐ美郷町のマスコットキャラクター「みさ坊」のデザインです。

美郷町は秋田県と島根県にあるので、区別するため邑智郡美郷町または島根県美郷町と呼ばれることがあります。1991年からバリ島マス村との交流があります。

三郷町の真ん中を流れる江の川は島根県と広島県を流れる1級水系です。日本ランキングでは延長12位、面積16位です。江の川の流れを活かしたカヌーアンドキャンプ美郷には初心者OKなカヌー・カヤックの体験、キャンプ場・トレーラーハウス宿泊などアウトドアが満喫できる施設が揃っています。

美郷町の特産品「山くじら」はイノシシ肉のことで、獣肉を食す事が禁忌である時代には山くじらの看板を出すことになっていました。美郷町ではイノシシを生きたまま捕獲し、ガイドラインや法令をクリアした衛生的な施設で食肉処理され、「おおち山くじら」のブランドで出荷されます。

千原温泉は底板の間から源泉が湧き出る足元湧出源泉で、黄褐色に濁った湯からポコポコと気泡が湧き立ってきます。源泉かけ流しのナトリウムー塩化物、硫酸温泉で34度とかなりぬるめ、湯治にはもってこいです。


大田市(おおだし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県大田市 自然・歴史・人が光り輝く 人口34,350人

マスコットキャラクター「らとちゃん」が描かれています。サザエの殻に樹脂や菜種油などを入れて灯りとして用いた螺灯(らとう)をモチーフにしています。

世界遺産 石見銀山(いわみぎんざん)はかつては日本最大の銀山でした。戦国時代後期から江戸時代前期にかけて世界の銀の1/3を産出していたと推測されています。産出された銀は国内はもとより、明、ポルトガル、オランダなどとの交易にも使用され世界に流通しました。龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は常時一般公開されているほか、石見銀山世界遺産センター石見銀山資料館で詳しく石見銀山を知ることができます。

天ぷらまんじゅう、島根県大田市公式サイトより

琴ヶ浜は鳴り砂(歩くとキュッキュと音がなる)で有名です。近くの仁摩サンドミュージアムは世界最大の砂時計がある砂の博物館で、鳴り砂の解説やガラス工芸体験などを行っています。

湯泉津温泉(ゆのつおんせん)はレトロな感じの温泉街で、JR山陰本線温泉津近くにあります。薬師湯さんは大正ロマン感じる佇まいです。

道の駅ごいせ仁摩です(便利、商品よし、ご当地感はなし)。


松江市(まつえし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県松江市 水と緑、歴史と教育を大切にし 伸びゆく国際文化観光都市 人口206,200人

松江城築城400年記念のナンバープレートです。

松江城(千鳥城とも)は現存十二天守の一つで天守は国宝に指定されています。松本城、犬山城、彦根城、姫路城に加えて5番目の国宝です。松江城周辺では神在月(10月)の頃に美しい行灯(あんどん)がほのかに光る「松江水燈路」が開催されます。松江城近隣には松江歴史館、竹島資料館などがあります。

宍道湖(しんじこ)南側には日本三名泉の一つとも言われる玉造温泉があり、数寄屋造りの和風旅館で旅の風情を満喫できます。玉造温泉の温泉むすめ

御城印も買える面白自販機、松江観光協会より

松江フォーゲルパークは熱帯の花と鳥類に特化した全天候型テーマパークです(冬は加温されている)。動植物を扱うテーマパークとしては珍しくバリアフリーです。猛禽類のショーやペンギンとのふれあい体験などをしています。

出雲地方松江市には小泉八雲が妻セツと暮らし、 日本の怪談話や日本文化を世界に紹介しました。松江市には、小泉八雲の原稿や書籍を集めた小泉八雲記念館や、明治の面影を残す小泉八雲旧居があります。


安来市(やすぎし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

島根県安来市 安来節のルーツ 人口38,880人

豆絞りの手ぬぐいの縁取りに、市のイメージキャラクター「あらエッサくん」が描かれています。

安来市は安来節発祥の地です。安来節は「どじょうすくい(踊り)」という滑稽な踊りを含み、お座敷芸として親しまれています。安来節演芸館では本格的な安来節と、どじょうすくい踊りが鑑賞でき、名物のどじょう料理も楽しめます。

日立金属安来工場では、高級特殊鋼「YSSヤスキハガネ」(YSS=ヤスギスペシャルスチールの略称)を生産しています。YSSヤスキハガネは、刃物や工具の素材として堺、関、越前などに出荷され、工作機械、自動車部品などに広く利用されています。安来市には和鋼博物館があり、たたら製鉄や日本刀・甲冑・新素材に関する展示があります。

足立美術館は近代日本画を扱う美術館で、横山大観の作品130点や陶磁器などが展示されています。広大な日本庭園をもつことで有名で、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの3つ星に認定されています。

「暗黒の醤油」で有名な矢田醤油店さん(金山寺味噌も人気)です。


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鳥取県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【鳥取県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 中国 (四輪自動車)

鳥取県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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日野町(ひのちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県日野郡日野町 おしどりの住むまち 人口3,202人

日野町の鳥・鳥取県の鳥に指定されているオシドリのデザインです。日野町は滋賀県蒲生郡日野町と区別するため、鳥取県日野町または日野郡日野町と呼ばれることもあります。

日野町を流れる日野川には、毎年10月頃から3月頃までオシドリが飛来します。オシドリはとても警戒心の強い鳥ですが、日野川のオシドリ観察小屋から多いときには1,000羽以上の姿を間近に見ることができます。金持テラスひのはお土産屋さんですが、宝くじ売り場や金持神社の分祀があります。

日野町には金持神社(かもちじんじゃ)という縁起の良い名前の神社があり、金運・開運祈願の神社として知られています。かつて周辺に鉄を算出する山が三つあったことが金(鉄)持と呼ばれるようになった由来だそうです。

オシドリを観察するお雛様、日野町観光サイトより

日野町では「福寄せ雛プロジェクト」を行っています。全国からお雛様に定住してもらい、日野の生活を楽しんでもらおうという計画です。定住したお雛様は一年を通して展示されています。


琴浦町(ことうらちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県東伯郡琴浦町 小さいくせに全部ある惑星「コトウラ」 人口17,220人

琴浦町の特産品を持った漫画・アニメキャラクターの琴浦さん、牛とトビウオ(あご)が描かれたデザインです。

「琴浦さん」(2011~2015年)は累計400万アクセスを超える人気web漫画で、後に漫画として単行本化、TVアニメ12話が放送されました。後のスピンオフ作品では琴浦町が舞台となっています。

鳴り石の浜はごろた石という楕円形の石が集積する浜辺で、波が行き来すると「カラコロ」と音がします。「よく鳴る=良くなる」と験を担ぐ意味合いがあり、石に願いを書いた石絵馬を投げると願いが叶うと言われています。

光(みつ)地区は観光地ではありませんが、日本一の鏝絵の密度と古い町並みが相まってアートを感じる一角になっています。鏝絵とは漆喰を用いたレリーフのことで、筆やノミではなく左官鏝を用いて仕上げます。もともとは網元や豪商の蔵などに富の象徴として造られたものです。神崎神社には美しい木の彫刻がたくさんあり、なかでも龍の大彫刻は圧巻です。


岩美町(いわみちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県岩美郡岩美町 しまっておいた日本がある 人口11,380人

岩美町の海と浦富海岸にある千貫松島(せんがんまつしま)のデザインです。

周囲50m、高さ10mの洞門に見事な松が生える千貫松島は、その見事さに旧鳥取藩主の池田綱清が「わが庭にこの岩つきの松を移すことができた者に、禄千貫を与えよう。」と言ったといわれています。

岩美町の主な産業は水産業で、市町村別ズワイガニ(松葉ガニ)の漁獲量が日本一です。冬の味覚松葉ガニは、甲羅の大きさが11cm以上になると産地識別タグが付けられます。松葉ガニは鳥取県のプライドフィッシュであり、「とっとり松葉ガニ」の商標で販売されます。「5輝星(いつきぼし)」はさらに上位の格付けとなります。

もさエビ、岩美町観光協会より

真ガキと異なり岩ガキの旬は夏で、鳥取県産のものは素潜り漁等で採られた天然ものです。鳥取県では、県内で採取された岩ガキを「夏輝(なつき)」、墨袋を取り除いたケンサキイカを「白輝姫(しらきひめ)」ブランドとして販売しています。

岩美町観光協会です。岩美町は海岸線の海の風景、25mほどの深さまで見えるクリアブルーの海が人気で、遊覧船、シーカヤック、グラスボート、トビウオすくいなど海の体験があります。


倉吉市(くらよしし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県倉吉市 活気あふれる元気な倉吉 人口48,560人

イメージキャラクター「くらすけくん」のイラストと白壁土蔵群、右側に打吹山(うつぶきやま)と市の花 ツバキが描かれています。

打吹玉川地区の玉川沿いにつらなる白壁土蔵群は、江戸・明治時代に建てられた赤瓦白壁の町並みが、当時の落ち着いた雰囲気そのままに残っています。玉川を中心に約9.2ヘクタールが「 倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区」に指定されています。倉吉白壁土蔵群観光案内所倉敷ふるさと工芸館

鳥取県は二十世紀梨の生産で日本のシェア約50%を有し、倉吉市の特産品にもなっています。倉吉市には日本で唯一の梨の博物館、鳥取県立鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」があります。

倉吉市は「ふるさと名物」として”レトロ&クールツーリズム”を指定、レトロな町並みとポップカルチャーの融合がみられます。くらよしフィギュアミュージアムです。

「なぜ鳥取に里見八犬伝?」:倉吉市は里見八犬伝のモチーフとなった里見忠義と8人の家臣が晩年を過ごした場所とされます(美濃里見氏説に依る)。舅である大久保忠隣の失脚に連座して忠義は安房(南総)を没収され、代わりに伯耆倉吉3万石を与えられました(実質は配流であり4千石でしかなかった)。倉吉八犬伝公式サイトです。


境港市(さかいみなとし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県境港市 さかなと鬼太郎のまち 人口33,890人

「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎が描かれています。

境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者 水木しげる氏の出身地です。境港駅から東に伸びる「水木しげるロード」には、約177体(増加中)の妖怪ブロンズ像が配置され、夜間はライトアップされます。水木しげるロード以外にも水木しげる記念館、妖怪神社、鬼太郎列車、鬼太郎フェリー、米子鬼太郎空港など妖怪に出会える場所が沢山あります。

水産資源に恵まれた境港は日本海側有数の漁港で、特にクロマグロ(本マグロ)やカニ(ズワイガニ、紅ズワイガニ)が有名です。境港水産物直売センターは2022年にリニューアルオープンしました(冬:カニ・ノドグロ、夏:カキ、イカ等。足元が濡れていて滑りやすい)。

境台場公園の近くには日本最大級700種4000点の魚の剥製の展示がある「海とくらしの資料館」があります。展示数が多いうえに工夫が凝らされているため、「動かないからつまらないな」とはならず、むしろじっくり観察できるという長所が際立ちます(サメ、マンボウ、リュウグウノツカイなどが人気)。

水木しげる記念館前庭周辺に動く妖怪影絵が登場。


北栄町(ほくえいちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県東伯郡北栄町 やさしい風のふくまち 人口14,720人

青山剛昌氏原作の推理漫画・アニメ「名探偵コナン」のデザインです。

北栄町は「名探偵コナン」の原作者 青山剛昌氏の出身地で、北栄町では「コナンの里」構想での町おこしを行っています。北栄町役場から北に伸びるコナン通りにはコナン大橋がかかり、名探偵コナンのキャラクター銅像が並びます。

コナン通りにカフェ・アイス屋さん・ベーカリー・グッズ屋さんが集まった「コナンの家 米花商店街(べいかしょうてんがい)」がオープンしています。

大栄西瓜、北栄町より

コナン通り北側道の駅大栄に隣接する場所に青山剛昌ふるさと館があり、青山剛昌氏のルーツが解る資料や原作ギャラリーのほか、スマートフォンのARを使ってコナンキャラクター達と一緒に写真を撮る事もできます。

北栄町には、市町村直営では日本最大級の風力発電施設があります。日本海に面する北条砂丘に1,500kWの風車が9基建てられ、地球温暖化防止と環境問題の普及啓発のシンボルとして活躍しています。


湯梨浜町(ゆりはまちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

鳥取県東伯郡湯梨浜町 天女に会えるまち 人口16,840人

天女キャラクター「ゆりりん」と東郷池の四ツ手網が描かれています。2013年から50cc以下のミニバイクを対象に交付されています。

湯梨浜町は鳥取県中部北側にある町で東伯郡に属しています。「温泉(湯)」と「二十世紀梨」、「砂浜」から一文字ずつとって「湯梨浜」としています。東郷池を囲む北西部が平野、南部~南東部にかけて丘陵地が広がっています。ゆりりんは羽衣石地区に残る天女伝説をモデルに、羽合温泉(はわいおんせん)からハワイ州と姉妹都市関係にあるということから「ハワイアンな天女」というキャラクターになっています。

湯梨浜町の北西部にある東郷池は周囲が12km、中央付近の湖底から温泉が湧いていて冬には湖面から湯気が立ち昇る神秘的な汽水湖です。2kmほどの橋津川と通じて海とつながっていて、大和蜆という大粒のしじみが採れます。東郷湖の湖畔にははわい温泉と東郷温泉があり、東郷温泉には中国式の庭園 燕趙園、道の駅 燕趙園といった施設があります。

https://youtu.be/ajELouN0JtA

東郷湖羽合臨海公園は東郷池北西部にある都市公園です。野球場・多目的広場・スケート場などの運動施設があり、夏にはあやめ・花菖蒲・蓮、冬はイルミネーションが施されています。少し離れますが、同公園の北西側の山陰道青谷・羽合道路(国道9号)沿いに道の駅 はわいがあります(食堂、農産物直売所、コンビニ等がはいっている)。

グラウンド・ゴルフとはゴルフと同様に打数を競う競技であり、広い場所が必要なく、使用器具が簡便なことから高齢者向けスポーツとして優れています。湯梨浜町(旧泊村)が発祥の地であり、町ではグラウンド・ゴルフとウォーキングを推奨しています。


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