幻の和牛「土佐あかうし」-高知県土佐町-


高知県・土佐町では褐毛和牛「土佐あかうし」のブランド強化・品質向上に努めています。
日本で飼育されている牛は、下図のような割合になっており食肉用の和牛は、ほとんどが黒毛和種(黒毛和牛)で、褐毛和種(褐毛和牛)は1%程度です。(和牛には黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4品種があります。国内で飼育されていても、この4品種に当てはまらない牛は和牛ではなく、国内産の牛になります。)褐毛和種には熊本系と高知系があり、飼育されている褐毛和牛の約90%が熊本系で、高知系はわずかです。このように高知県で飼育されている「土佐あかうし」は、全体の0.1%しか流通しておらず「幻の和牛」とも言われています。


平成28年独立行政法人家畜改良センター調べ
画像出典元 高知県ホームページより引用

「土佐あかうし」は放牧により適度な運動をし、ストレスなく育てられています。サシと言われる霜降りが、入りすぎずヘルシーと評判です。また28月齢程度まで肥育することにより、甘みや旨みのアミノ酸が豊富になり、「赤身がうまい 幻の和牛 土佐あかうし」と言われています。


全国約1000銘柄の地酒の試飲ができる「酒まつり」-広島県東広島市-


広島県東広島市では、毎年10月に地域活性化イベント「酒まつり」を実施しています。
東広島市は酒造りの盛んな街で、中でも西条駅周辺には蔵元が集まり、兵庫の灘、京都の伏見とともに日本の3大銘醸地「西条の酒」とされています。中硬水で造る「西条酒」はやや甘みがあり、飲みやすいのが特徴です。また吟醸酒造りには欠かせない縦型精米機も西条で開発され、その仕組みは現在でも使用されています。
このように酒文化と関わりの深い東広島市では、毎年10月に「酒まつり」が開催され、全国約1000銘柄の地酒が集まり、期間中約20万人が来場します。

画像出典元 広島県観光連盟ホームページより引用

西条駅周辺は多くの酒蔵が密集し「酒蔵通り」と呼ばれています。赤レンガの煙突や、赤瓦の屋根、白いなまこ壁がレトロな空間を造っています。2017年には、「西条の酒造設備群」として、「日本の20世紀遺産」に選定されています。


織田信長公 天下取りの出発点「清州城」-愛知県清須市-


愛知県清洲町(現清須市)は、町制100周年を記念して「清州城」を再建しました。(鉄筋コンクリート造・模擬天守)
「清州城」は織田信長公の居城として知られ、天下取りに名乗りを上げた「桶狭間の戦い」には「清州城」から出陣したとされています。また信長と家康の同盟「清洲同盟」や、信長亡き後の後継者を決める「清州会議」、天下分け目の「関ヶ原の戦い」では東軍の重要拠点になりました。
清須市では「清州城」を市のシンボルとして、また後世に伝える重要な歴史、文化財の展示の場として全国に発信しています。

画像出典元 清須市ホームページより引用
画像出典元 清須市観光協会ホームページより引用

現在の「清州城」は鉄筋コンクリート造り三層四階建てで、各階ごとにテーマに沿った展示がされています。また体験コーナーでは、甲冑・打ち掛けの試着体験・記念撮影もできます。(詳しくはコチラ 清州城ホームページから)


選択無形民俗文化財「龍ヶ崎の撞舞」-茨城県龍ケ崎市-


茨城県龍ケ崎市では選択無形民俗文化財「龍ヶ崎の撞舞」を、市の尊い文化遺産・市の誇る民俗芸能として、保存事業を行っています。
龍ヶ崎の撞舞(つくまい)は毎年7月の下旬、龍ケ崎市の八坂神社祇園祭の最終日に行われます。2人の舞男が唐草模様の衣装とアマガエルの被り物を身に着け、高さ14mの柱に登り、舞を披露、四方に矢を放ち、雨乞い、五穀豊穣、無病息災を祈願します。

いばキラTVより
画像出典元 龍ケ崎市ホームページより引用

上記のキャラクターは、「龍ケ崎市マスコットキャラクター・まいりゅう」です。撞舞の舞男に憧れる龍の男の子で、舞男の出で立ちで、さまざまなイベントに現れます。
人気のまいりゅうグッズはコチラ。


鉄道記念物に指定された津山扇形機関庫と転車台-岡山県津山市-


2018年、JR西日本津山駅構内にある「津山扇形機関庫と転車台」が、鉄道記念物に指定されました。鉄道記念物とは、鉄道発達の歴史上の重要な物事等を後世に伝えていくための制度で、津山の機関車庫は44番目の指定になります。
機関車庫と転車台は「津山まなびの鉄道館」の施設の一部で、見学することができます。

画像出典元 津山まなびの鉄道館ホームページより引用

扇形機関車庫には、人気の「D51形蒸気機関車」や、1両だけ製造された試作車の「DE50形ディーゼル機関車」など貴重な車両が展示されています。
月に数回、「転車台回転実演イベント」も行われます。詳しい日程はコチラ「イベントスケジュールカレンダー」から。

また津山市には、「昭和レトロな木造駅舎」や、鉄道ファンにより掘り起こされた「美作河井駅手動転車台」など浪漫あふれる鉄道遺産が残っています。


恐竜で町おこし-福井県勝山市-


1982年勝山市北谷の杉山川流域で、ワニの全身骨格が発見されました。この事をきっかけに、現在に至るまで幾度となく発掘調査が行われ、多くの化石が発見されています。特に有名なのが恐竜の化石で、勝山で発掘され、学名の付いた恐竜が5種にも及びます。
フクイラプトル・キタダニエンシス  フクイサウルス・テトリエンシス  フクイティタン・ニッポネンシス  コシサウルス・カツヤマ  フクイベナートル・パラドクサス

勝山市には、多くの恐竜のオブジェが設置されており、「恐竜のまち勝山」をアピールしています。その中核となる施設が「福井県立恐竜博物館」で、全身骨格44体、忠実に再現されたジオラマ、充実した専門解説、化石発掘体験など、子供も大人も楽しめます。

画像出典元 福井県立恐竜博物館ホームページより引用

コチラの写真は福井市の「福井駅恐竜広場」の様子です。勝山の恐竜たちは、勢力範囲を拡大しているようです。

画像出典元 福井県ホームページより引用

レブンアツモリソウの保護活動-北海道礼文町-


北海道礼文町では、レブンアツモリソウの保護活動を行っています。
レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)は、北海道の礼文島でのみ生息する固有種で、希少性から「特定国内希少野生動植物種 」に指定されています。かつては礼文島各地に自生していましたが、盗掘被害などにより激減し、今では保護地区などごく限られた地域でのみ自生しています。
礼文島ではレブンアツモリソウ保護地区において、立入防止柵の設置、監視カメラの設置、定期的な巡回を行っています。普段は立ち入ることのできない、保護地区・群生地ですが、開花時期5月下旬~6月下旬には一般公開され、レブンアツモリソウを自然の状態で間近に見ることができます。

画像出典元 礼文町ホームページより引用

礼文島は「花の浮島」とも呼ばれ、本州では標高の高いところで生息する高山植物が、礼文では低地で見られます。礼文では「レブンアツモリソウ」以外にも、固有種、希少種、他の地域では見ることが難しい花が、たくさん咲いています。詳しくはコチラ「れぶん花図鑑」を参照。


世界農業遺産「静岡の茶草場農法」で栽培される「掛川茶」-静岡県掛川市-


静岡県は緑茶の生産が日本一で、なかでも掛川市は質・量共に日本を代表する緑茶の生産地です。静岡の緑茶はほとんどの地域で、世界農業遺産に認定されている「静岡の茶草場農法」で栽培されています。「茶草場」というのは、茶畑の畝間(うねま:茶の木と木の間の根本)に敷くススキやササを刈り取る草地のことで、茶畑の周辺に点在します。「茶草場」 で刈り取られた草を敷くことで、茶の香りや味が良くなるとされています。

茶畑の間に点在する黄色の線で囲まれた部分が茶草場
画像出典元 掛川観光協会より引用

掛川茶の美味しい秘訣は、「茶草場農法」ともう一つ「深蒸し」にあります。深蒸し煎茶は、普通煎茶よりも蒸し時間を2倍から3倍長くする製法 で、とってもまろやかでコクがあり、充実したうま味がでます。
また厚生労働省の平成20-24年のデータで、掛川市が男女ともに最もガン死亡率が低いという結果が 示され、緑茶によるガン予防効果の可能性が注目されています。
深蒸し掛川茶PRパンフレットはコチラ


ハンバーガー伝来の地「佐世保バーガー」-長崎県佐世保市-


長崎県佐世保市は、ハンバーガー伝来の地です。
第二次大戦当時、海軍の鎮守府が置かれた佐世保では、戦後には米海軍基地が置かれ、街は米兵で賑わいました。その頃米海軍関係者よりレシピを教わり、手作りのハンバーガーを作ったのが「佐世保バーガー」の始まりとされています。


画像出典元 佐世保観光コンベンション協会 ホームページより引用

「佐世保バーガー」のこだわりは、「地元の食材を使うこと」「注文を頂いてから作る、手作りバーガー」の2点です。店舗ごとに味も大きさも様々、色んなハンバーガーに出会えるのが「佐世保バーガー」の魅力です。
様々な佐世保バーガーが食べられる「佐世保バーガーマップ」はコチラ。
目印はアンパンマンの原作者「やなせたかし氏」デザインの「佐世保バーガーボーイ」。


選択無形民俗文化財「チャグチャグ馬コ」-岩手県滝沢市・盛岡市-


岩手県滝沢市・盛岡市では、伝統行事「チャグチャグ馬コ」の保存事業を行っています。
岩手県は奈良時代の頃より有名な馬産地で、大型で優秀な「南部駒」の産地としても知られていました。馬と人のつながりが深い地域で、例えば「南部曲り家」に代表されるように、馬と人が一つ屋根の下で暮らし、馬コ(うまっこ)は貴重な労働力として、家族の一員として大切に育てられていました。「チャグチャグ馬コ」 は、馬コの一年の労をねぎらい、無病息災を祈願する神事です。

画像出典元 盛岡市ホームページより引用

「チャグチャグ馬コ」 は、毎年6月の第2土曜日に開催されます。
100頭前後の馬コが、色鮮やかな装束で飾られ、まず馬の神様が祀られた滝沢市の「鬼越蒼前神社」をお参りします。その後14km離れた盛岡市の「盛岡八幡宮」まで4時間ほどかけて行進します。
馬コが歩くたびに、装束に付けられた700個とも言われる鈴が「チャグチャグ」という音を奏でます。この鈴の音は、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に選定されています。