兵庫県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【兵庫県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 近畿 (四輪自動車)

兵庫県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ


神河町(かみかわちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県神崎郡神河町 兵庫のまんなかでキラリと光るまち 人口10,917人

町のマスコットキャラクター「カーミン」と町の花サクラのデザインです。

https://youtu.be/nir25D6z5z4

カーミンはウサギではなく、神河町の形をした頭の森の妖精なんだそうです(チャームポイントは大きなお耳)。面積の8割を山林が占める神河町は1000m級の山々に囲まれ、標高800~900mあたりに広がる高原地帯と名水で有名です。

砥峰高原(とのみねこうげん)は90haに及ぶ日本有数のススキの大群生地で、春に山焼きを行うことによって美しい草原が守られ、秋にはあたり一面がススキの絨毯になります。また映画「ノルウェイの森」、大河ドラマ「平清盛」のロケ地にもなりました。とのみね自然交流館では食用コオロギの粉末を使ったジェラート(トッピングで追加あり)が食べられます。

仙霊茶は古くは京都宝鏡寺に奉納されてきたお茶です。300年の栽培の歴史を持ち皇室に献上されるなど知る人ぞ知るお茶です。

神埼農村公園ヨーデルの森は町立の農業公園です。馬、羊、犬猫、カピバラ、アヒル、ウサギ、カンガルー、猛禽類など動物の種類が豊富で、ドッグショーやバードパフォーマンスを行うなどよく馴れています。各種体験も行っています(入園料中学生以上1,000円 4歳~小学生500円)。


芦屋市(あしやし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県芦屋市 憧れを、日常に。 人口94,470人

㊤海と山と川の芦屋市の自然を背景に、ヨット・桜・花火をレイアウト㊦芦屋市の花のコバノミツバツツジを散りばめたもの。

https://youtu.be/9jA4eIKA7Iw

芦屋市は財界人・著名人が数多く居住していることで有名ですが、かつて文豪・谷崎潤一郎氏も一時芦屋に住んでいました。引っ越し歴約40回と言われる谷崎氏の足跡は各地に残されていますが、物語の舞台にしばしば芦屋が登場します。芦屋市には芦屋市谷崎潤一郎記念館があり、谷崎氏に関する資料の展示や季節に応じた特別展が催されます。

ヨドコウ迎賓館はアメリカ建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計による別荘(山邑邸)です。20世紀を代表する建築の一つで国の重要文化財になっています。見学可能です(入館料 大人500円 小~高校生200円)。

芦屋市立あしや温泉はわずかに黄色みがかったナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉です(ちょっと金属の匂いがします)。足湯あり、源泉かけ流し、入浴料380円とお安いです。

2022年現在、村上春樹氏「風の歌を聴け」に「猿の檻のある公園」と書かれた打出公園について市がリニューアルを予定、猿の檻の撤去を巡って賛否の声があがっています。

芦屋市は2016年から防災、通行の安全化、良好な都市景観づくりを目的とした無電柱化を推進しています。


洲本市(すもとし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県洲本市 笑顔あふれる生活交流拠点~みんなでつくる元気な“すもと”~ 人口42,064人

菜の花と水仙を左右に配し、市のランドマークである三熊山の天守閣(洲本城)と山海が描かれています。

淡路島には立川水仙郷と灘黒岩水仙郷(南あわじ市)の2つの水仙の名所があり、島を代表する観光地です。菜の花と水仙はどちらも洲本市の花です。

洲本城(別名三熊城)は三好氏の重臣・安宅治興が築いたもので、後に脇坂安治によって改修されました。模擬天守閣は、1928年に昭和天皇の即位式を記念して建造されたもので、現在は展望台としての機能を失っていますが、天守台からの眺めはとても良いものです。11月上旬に洲本城まつりが行われます。洲本城WEBガイド。

洲本市を含め淡路島は、古代~平安時代にかけて、皇室・朝廷に食材を貢いだ「御食国」(みけつくに)として知られています。淡路島のご当地グルメ「淡路島牛丼」は「淡路島産の牛肉、玉ねぎ、米を使用する」というルールのもとに各店ごとに工夫され、様々な味の「淡路島牛丼」が生まれています(淡路島牛丼は、淡路市、洲本市、南あわじ市の淡路島全体プロジェクトです)。

洲本市はドラゴンクエストの生みの親堀井雄二さんの故郷で、淡路ごちそう館御食国から北へ徒歩3分ほどのところにドラゴンクエスト記念碑があります。

名水、湯谷薬師の水と大師清水の示現水。示現水は擁壁の下から湧出しています。


稲美町(いなみちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県加古郡稲美町 水と緑 風薫る 万葉のまち 人口30,704人

イメージキャラクター「いなっち」が描かれたナンバープレートです。

稲美町は米作を中心とした農業が盛んでブランド米「万葉の香」が有名です。稲美町は雨の少ない瀬戸内気候であり、農業用水を確保する為に多くのため池が造られています(兵庫県の溜池は、約43,200有り全国1位です)。稲美町の特産品いろいろ

稲美町には天満大池、加古大池のほか約80ほどの溜池があり、稲美町の面積の約1/9が水辺になり、散歩、カヤック、釣りやバーベキューなどに利用されています。稲美町は「いなみ野ため池ミュージアム」という活動を通して、水辺空間をより素晴らしい姿で次代へ引き継ぎつげるように努めています。

https://youtu.be/7JEQRGXFJ1I

JA兵庫南にじいろふぁ~みんは天満大池公園付近にあります(カフェレストラン併設のファーマーズマーケット)。


赤穂市(あこうし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県赤穂市 はばたけ 未来へ 赤穂 人口45,357人

観光マスコットキャラクター「陣たくん」、雁木模様(下)と勘亭流文字の文字で赤穂義士をイメージさせるものとなっています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

赤穂市は兵庫県南西部の西播磨地域にある市です。北部は山地・丘陵地、南部は瀬戸内海に面した千種川(ちくさがわ、名水百選)が形成した低地となっています。おおむね千種川が播磨灘に注ぐ河口部に市街をなしています。江戸時代に最大6万石を誇った赤穂藩の中心地であり、元禄年間の赤穂事件で知られる地域です。臨海部の工業地帯を背景に発達したため、主要な産業は製造業(化学>窯業・土石製品>電気機械器具)で、近年は小売・卸売業の比率が高くなってきています。地場産業として製塩が挙げられ、赤穂の塩と塩味饅頭(しおみまんじゅう)、いかなご、坂越(さこし)の牡蠣などを特産品としています。

赤穂城跡は赤穂市上仮屋にある史跡です(播州赤穂駅南口からお城通りを500mくらい南下)。明治維新まで赤穂藩の政庁が置かれていた場所で、1649~1661年に浅野長直(浅野長政の孫にあたる)によって築城されています。石高に対して大きな規模の城で、曲線的な石垣が特徴的です。本丸庭園・二の丸庭園(復元)が国の名勝となっています。周辺に蔵造りの赤穂市歴史博物館、赤穂大石神社(大石邸の一部含む)、赤穂玩具博物館などがあります。

兵庫県立赤穂海浜公園は赤穂市御崎にある公園です。面積71.7haの広大な公園で臨海部にあり、塩田跡を活用したものです。人工湖である赤湖と白湖周辺に遊園地「わくわくらんど」、海洋科学館、塩田を再現した塩の国(塩づくり体験棟を含む)などがあります。ヤシの木が舘並ぶ太陽のプロムナードがインスタ映え・TikTok映えスポットとして人気があります。当地のマラソン・トライアスロン大会(南側はビーチに隣接する)や牡蠣祭り、グルメフェスの会場でもあります。

海の駅しおさい市場は赤穂市坂越にある商業施設(魚市場)です。坂越の漁業協同組合が運営する施設で、その日に捕れた魚を海鮮問屋浜焼きで食べることができる市場です。牡蠣で有名なかましま水産に隣接していて、毎年1月の坂越牡蠣まつりが有名です。

奥藤酒造郷土館は、赤穂市坂越にある慶長年間から400年ほど続く酒蔵です。藩政時代には藩の御用酒屋をつとめた歴史ある蔵で、酒造りの道具や廻船関係の資料の展示のほか、当地の地酒「忠臣蔵」や「乙女」の利き酒ができます(入館無料)。

桃井ミュージアム&カフェは赤穂市御崎にある博物館です。当地の伝統工芸品 雲火焼(うんかやき)や赤穂緞通ほか骨董品などを展示するミュージアムに瀬戸内海に面した水琴窟で有名な庭園、カフェが併設されています(入館料:大人500円、小中学生200円、金券を買って内部で利用できるというシステム)。赤穂緞通の方に興味がある方は、赤穂緞通工房ギャラリー東浜も見てみると良いと思います。

*余談。赤穂の塩はオーストラリアで取れる天日塩を原料としている。日本の工場で再融解し、にがりを加える「差塩製法」という技法をとっている。


川西市(かわにしし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県川西市 元気でうるおいのあるオンリーワンのまちづくり 人口156,400人

川西市のシンボルキャラクター「きんたくん」と市花のリンドウが描かれています。

きんたくんは昔話・童話で知られる金太郎をモチーフにしたキャラクターで、川西市には金太郎のモデル「坂田金時」のお墓が満願寺にあります(岡山県勝央町にも同様の説話あり)。坂田金時は源頼光の家来四天王の一人とされ、酒呑童子を退治した話が有名です。

川西市の多田地区は清和源氏が武士団を形成した土地です。清和源氏とは清和天皇の皇子のうち4人、孫の王のうち12が臣籍降下(皇族が姓を与えられ、臣下に降りること)して源氏を名乗ったもので、一般に武家として知られます。多田神社は源氏三神社の一つで、源満仲、頼光、頼信、頼義、義家の五公が祭られ「清和源家発祥の地」といわれています。

最北部の黒川地区は日本一の里山と呼ばれています。この地区の特産品「一庫炭(菊炭)」は、お茶席用の高級品として全国に出荷されています。毎年9月上旬~11月上旬にかけて黒川ダリヤ園がオープンし、約460品種1,200株のダリヤが様々な花を咲かせます。

川西市は三ツ矢サイダー発祥の地です。1881年に平野鉱泉が飲料に適していることがわかり、炭酸飲料水「平野水」が作られ、1907年ごろにはクエン酸や砂糖などが添加され、今の三ツ矢サイダーの原型が形作られました。


神戸市(こうべし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県神戸市 BE KOBE 人口1,537,000人

海のと山の稜線をイメージさせる波型の表現に神戸市のシンボル「神戸ポートタワー」が描かれています。

和楽器の鼓のような外見をしたポートタワーは、1963年に建設され、建造物としては日本初の夜間ライトアップが行われました。2010年には改修工事が行われ、LEDによる様々なイルミネーションが神戸の夜景を彩ります。

灘区・東灘区には有名な日本酒の蔵元が集まっています。この地区は、酒造りに適した宮水(西宮神社の南東側一帯の湧水)と酒造好適米山田錦(兵庫県が国内生産の8割を占める)の産地が近く室町~江戸時代から日本酒の名産地です。蔵元の一覧・見学はこちらのリンクから「灘五郷酒造組合 灘五郷:酒蔵

北区有馬町の有馬温泉は日本書紀、風土記、万葉集に紹介される日本三古湯の一つであり、非常に長い歴史を有します。環境省が指定する療養泉の9つの主成分のうち7つを有する世界的にも珍しい温泉です。有馬温泉の温泉むすめ

「BE KOBE」という言葉は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージです。モニュメントはメリケンパーク内にあります。


三田市(さんだし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県三田市 明日の風が見えるまち 人口109,072人

三田市観光大使「キッピー」が描かれています。キッピーは2022年にハッピーと結婚しました。

兵庫県南部、六甲山地の北側に位置する三田市は1980年頃までは人口3~4万人の典型的な農村でしたが、大規模開発と利便性の向上により1996年には人口10万を超えています。

北摂三田ニュータウンを抱える三田市は、計画的に開発された都市部と緑豊かな郊外の2つの顔を持ちます。郊外の農村地帯では、特産品の三田米、里山では松茸や三田栗、三田牛などが生産されています。また観光農園も盛んで、「ブルーベリー狩り」「いちご狩り」「しいたけ狩り」「鮎のつかみ取り」などを行っています。三田市観光協会ちょこっと三田へ(レジャーのページ)。

富士が丘にある三田温泉 ことぶきの湯はジム、図書館、レストランが併設されたスパです。兵庫県立人と自然の博物館は、兵庫県三田市のフラワータウン深田公園内にある自然史系博物館です(入館料:大人200円 子供無料)。動物・植物・鉱物・恐竜など幅広い展示が楽しめます。


丹波篠山市(たんばささやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県丹波篠山市(旧篠山市) おしゃれなワクワク農村へ 人口42,620人

2019年(令和元年)5月1日より「篠山市」から「丹波篠山市」に市名が変更されました。

マスコットキャラクター「まるいの」「まめりん」(上側のみ)を筆頭に、特産品の黒豆・猪・栗・松茸がキャラクター化されています。

丹波篠山は、猪肉を味噌だしで煮込んだ「ぼたん鍋」発祥の地とされています。ナンバープレートにはありませんが、茶、山の芋、丹波焼(日本六古窯の一つ)なども有名です。

篠山城は、1609年に徳川家康が諸大名に命じて、当時山陰道の交通の要衝であった篠山に築城させたものです。天守の代わりに置かれた大書院は1944年に失火により焼失しましたが、現在は復元されて観光名所に、三の丸広場はデカンショ祭りなどのイベントに使用されています。

デカンショ節とは「デカルト」「カント」「ショーペンハウエル」の頭文字から取った、「出稼ぎしよう」からなどがあり、語源は判っていません。主として元来用いられてきたみつ節の変形と考えられています。2015年に「丹波篠山 デカンショ節」として日本遺産になっています。


丹波市(たんばし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県丹波市 丹(まごころ)の里 65,750人

丹波竜をモチーフにしたマスコットキャラクター「ちーたん」が描かれています。

2006年に丹波市の篠山川河床の篠山層群で化石の一部(肋骨・尾椎の一部)が発見されました。その後の3度の発掘によって草食恐竜ティタノサウルス形類の化石と判明、2014年に新種「タンバティタニス・アミキティアエ」(発見地のタンバ+ギリシア神話の女巨人ティタニス+友情を意味するアミキティアエ)と名付けられました。この化石は第一発見者の2人によって通称「丹波竜」と名付けられました。丹波竜化石工房 ちーたんの館

ちーたんの体のしま模様は篠山層群の地層を表しています。篠山層群は日本最古級の化石が眠る地層が地表に露出しています。流れのある川ではなく、流れのない湖沼の堆積によって形成されたことで化石の保存状態が良いのです。丹波竜の他にササヤマミロス・カワイイ(哺乳類)やヒョウゴバトラクス・ワダイ(両生類)などが見つかっています。

2022年3月26日に道の駅「丹波おばあちゃんの里」がリニューアルオープンしました。


姫路市(ひめじし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

兵庫県姫路市 生きがいと魅力ある住みよい都市 人口535,700人

姫路城の帽子をかぶったイメージキャラクター「しろまるひめ」が描かれています。

姫路城(白鷺城)は1993年に法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録されています。①その美的完成度が我が国の木造建築の最高位にあり、世界的にも他に類がないこと。②天守群・櫓・門など建造物、掘・石垣など土木建造物の保存が良好で、日本独自の防御に工夫した建造をよく示していること。以上が評価されました。

姫路城公園周辺には好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)、姫路市立動物園、姫路市立美術館、兵庫県立歴史博物館などがあります。以前妖怪の特別展示があった兵庫県立歴史博物館は、令和5年3月末まで改修のための休館となっています。

姫路市は見どころが多いので列挙します。①御座候(回転焼きの老舗)の聖地、あずきミュージアム(餃子や肉まんもあり。入館しなくても買える)。②トリノミュージアムはヴィンテージカーの見学ができる、車好きにはたまらない博物館です。③日本玩具博物館は古今東西のおもちゃを集めた博物館です。白壁作りの棟が1~6号館まであり、世界的にみても屈指の内容です。④白浜海水浴場北にある白浜温泉。全国の銭湯ファンには有名な昭和レトロの銭湯です。


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