和歌山県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【和歌山県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 近畿 (四輪自動車)

和歌山県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ


由良町(ゆらちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート」

和歌山県日高郡由良町 白い岬と紺碧の海 自然が語る由良のまち 人口5,393人

由良町の花 スイセンと観光PRキャラクター「ゆらの助」が描かれています。

白崎海洋公園は「日本のエーゲ海」と呼ばれる全国有数のダイビングスポットで、白い石灰岩と青い海とのコントラストが美しい海岸です。インストラクター付きの体験ダイビング・オートキャンプ場・海釣り公園など施設が整っています。道の駅 白崎海洋公園。ダイブスポットのKODAKUSAN(白崎水中洞窟)についてはこちらのリンクに動画があります。

興国寺は鎌倉幕府3代将軍 源実朝の菩提を弔うために建立されたものです。その昔、本堂が火災で消失したときに天狗が現れ、一夜にして再建したという言い伝えが残っています。由良町には天狗醤油や天狗力餅など天狗伝説にちなんだ名物があります。興国寺は金山寺味噌や醤油の発祥の地とされています。

由良町の名物はアカモク・わかめ・しらす・クエなどです。しらすは和歌山のプライドフィッシュであり、クエは和歌山の冬の味覚を代表する魚です。

アカモクは「ギバサ」、「ギンバソウ」などとも呼ぶ褐藻類(海藻)の仲間です。近年栄養価が注目されて健康食品になっていたりします。刻んだものを茹でて醤油・ポン酢などと一緒にごはんにぶっかけて食すというのが一般的な食べ方です。


印南町(いなみちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

和歌山県日高郡印南町 人も自然もいきいき豊かで活力あふれる町 人口7,949人

印南町のシンボルであるユニークな橋、かえる橋(かえる大橋とも)のナンバープレートです。

かえる橋は1995年に地域づくり推進事業の一環として建設されました。JR紀勢本線印南駅付近少し北にあります。印南町は「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」との意味合いでカエルの意匠を積極的に取り入れています。上記駅舎もカエルだらけです。

印南町はキャラクターにカエルの「カッちゃん・エルちゃん」を採用しグッズ制作・販売を開始、毎年いなみかえるのフェスティバルが開かれたり、観光交流施設かえるの港をオープンするなど「かえるの町化」が続いています。

町の魚イサキ、印南町より

印南町はエンドウ、小玉スイカ、真妻ワサビ、スターチスなどが特産品で、とりわけ真妻ワサビは、印南町真妻が発祥の地かつ高級ワサビとして有名ですが、生産者・水量の減少からごく僅かに生産されるのみです(美味しんぼの103巻で紹介されていました)。

印南町はかつお節の発祥地です。室町時代の「花鰹」は煮て干した鰹を削っていましたが、江戸時代に紀州印南浦の角屋甚太郎という人物が、燻製による製法(燻乾法)を考案したと伝わっています。甚太郎が燻乾法を土佐の宇佐浦に伝えたことで、土佐節(現在我々が食べるものとほぼ同じ)が広まりました。追記:なお、改良土佐節(今の枯節)は二代目甚太郎の考案だそうです。


有田川町(ありだがわちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

和歌山県有田郡有田川町 有田川沿いに広がる街 人口26,240人

あらぎ島の棚田と特産品の有田みかん、有田川を泳ぐ鮎のデザインです。

あらぎ島は有田川が屈曲する部分にある棚田で、日本の棚田百選、国の重要文化的景観にも選ばれています。その7,315坪の雄大さに加え季節によって趣を変えることから、写真愛好家に人気のスポットです。あらぎ島で生産される米はブランド米「あらぎ島の米」として道の駅などで販売されています。近くにあらぎ島展望所と道の駅 あらぎの里があります。

ぶどう山椒、有田川町より

有田川町は全国的に有名なブランド「有田みかん」の主要産地で、全国出荷量の10%を産出します。有田みかんは有田川町、湯浅町、広川町、有田市が指定地域で、一定の基準を満たした果実のみを地域ブランドとして出荷しています。日本農業遺産「有田みかんシステム」。

有田川は鮎やアマゴの釣りが有名で、漁の期間には県内・県外から釣り客が訪れます。有田川町は海に接していませんが、有田川漁業協同組合があり稚鮎の稚魚の放流などを行っています。


上富田町(かみとんだちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

和歌山県西牟婁郡上富田町 豊かです 水も緑も人情も 人口15,050人

富田川の流れ、町の花サクラ、町の木ヤマモモ、白いシルエットで特産品のひょうたんの形を表しています。

岡地区では50年ほど前からひょうたんを栽培しており、熊野参りの縁起の良いお土産になっています。上富田町ではひょうたんランプづくり体験も行っていて、温州みかんなど柑橘類や紀州南高梅、スモモ、ヤマモモの栽培も盛んです。

救馬渓観音(すくまだにかんのん)は飛鳥時代に役行者が開いたお寺です。小栗判官が参拝し祈願すると愛馬の病がたちまち治ったといういわれがあり、競馬関係者の方など縁起を担ぐ方も多いそうです。広い境内にはたくさんのお堂があり、裏山にはあじさい120種1万株が植えられています。わんことにゃんこも居ます。

酒まんじゅう、上富田町より

道の駅くちくまのです(お土産は揃っている、アクセス・規模・食品などは概ね低評価)。

富田川は「ダムの無い川」や鮎釣りスポットとして有名です。伏流水で育つ苔を食べて育った富田川の鮎は雑味が少ないといわれています。また、国の天然記念物「オオウナギ生息地」があります。オオウナギは1.5m~2mくらいになるといわれ、南西諸島に多く生息し本州では生息地が限られています。


岩出市(いわでし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

和歌山県岩出市 活力あふれるまち ふれあいのまち 人口53,280人

岩出市のイメージキャラクター「そうへぃちゃん」と市の花サクラ、関西空港の飛行機が描かれています。

https://youtu.be/QkWQ7qUu5_k

そうへぃちゃんは根来寺の僧兵をモチーフにしたキャラクターです。岩出市は南を紀の川、北は北泉アルプスに挟まれ、関西国際空港がある大阪府泉佐野市、田尻町、泉南市からも近い位置にあります。

根来寺は室町時代末期に最盛期を迎え、寺領72万石と僧兵(根来衆と通称する)1万の一大宗教都市を形成していました。根来寺僧によって種子島から伝来したばかりの火縄銃がもたらされ、僧兵による鉄砲隊を有しています。1583年以後の秀吉の紀州攻めの際には雑賀衆と共に秀吉と戦い、2~3の堂塔を残して全山焼失しました。現在の根来寺のほとんどは紀州徳川家によって再建されたものです。

2020年ねごろじサイトミュージアム・根来寺遺跡がオープン、根来寺遺跡の発掘によって発見された中世根来寺の姿を伝える展示施設です。近くに道の駅 ねごろ歴史の丘や蒸気機関車D51930の展示があります。


和歌山市(わかやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

和歌山県和歌山市 水と緑と歴史のまち 人口364,200人

和歌山市を代表する和歌山城と和歌山マリーナシティ、森と雲の上部がWをかたどっています。

和歌山城は豊臣秀吉が弟秀長に築城させた城ですが、紀州徳川家の居城として有名です。天守は復元天守で本丸、二の丸が私立和歌山城公園となっています。公園内には和歌山県護国神社、和歌山城公園動物公園、水禽園、紅葉渓庭園などがあります(動物公園・水禽園・紅葉渓庭園は入場無料)。和歌山市観光案内所は和歌山城の北西側、和歌山市役所南別館内(わかやま歴史館として資料展示もあり)にあります。

和歌山城ではおもてなし忍者という忍者姿のスタッフが登頂サポートや観光案内などを行っています。紀州徳川家の8代将軍吉宗が設けた御庭番や紀州藩軍学者によって書かれた「正忍記」がありますが、県内に忍者村が無いことなどから紀州忍者の認知度は高くないようです。

1994年に開園した和歌山マリーナシティは、地中海をイメージしたテーマパーク「ポルトヨーロッパ」や紀州黒潮温泉、海の幸が堪能できる黒潮市場、のんびり釣りが楽しめる海釣り公園などが集まるレジャー施設です。


海南市(かいなんし)

海南市ホームページより

和歌山県海南市 元気・ふれあい・安心のまち 人口51,110人

日本農業遺産「下津蔵出しみかんシステム」のロゴとPRキャラクター「海ニャン」のデザインです。

下津蔵出しみかんシステム」は2019年に日本農業遺産に認定されています。このシステムの主要な特徴は、収穫したみかんを蔵で熟成してから出荷することにあります。熟成されることでみかんの糖度が高くなるだけでなく、他産地が出荷しない時期に出荷を行うことが可能になります。

みかんとお菓子の始まりのまち 海南市」~お菓子という字に「果」の字が入るように、古代の日本では穀物のほかに間食として木の実や果物が食べられていました。そのため、果物のことを「水菓子」と呼んでいました。垂仁天皇(前29-70年頃)の命により田道間守(たぢまもり)という人が不老不死の理想郷から橘の実(みかんの原種)を持ち帰り、下津町橘本神社の近くにある六本樹の丘に植樹したといわれています。

海南市は紀州漆器の産地としても有名です。漆器のまち黒江にはノスタルジックな町並みが残り、紀州漆器伝統産業会館 うるわし館は物販・資料館・観光案内所を兼ねています。

和歌山県立自然博物館は水族館を併設し、和歌山県の自然を紹介しながら標本・化石・映像展示などを行っているご当地型の博物館です。周辺は琴ノ浦温山荘園(国の名勝)になっています。

県下最大のため池「亀池」の周囲はぐるっと遊歩道が敷かれ、亀池公園になっています。桜や紅葉の名所とされています。


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