富山県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【富山県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


四輪自動車の地方版図柄入りナンバープレートはコチラ「地方版図柄入りナンバープレート 一覧 (四輪自動車)」または 地方版図柄入りナンバープレート 北陸信越 (四輪自動車)

富山県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

当サイトの画像は、日本経済研究所さんの承諾を貰って使用しています。コピー・転載は禁止されています。

原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

原付のご当地ナンバー市町村区別目次はコチラ


黒部市(くろべし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県黒部市 大自然のシンフォニー 文化交流のまち 人口41,560人

新緑の山々を背景に、(新)山彦橋を渡る黒部峡谷鉄道のトロッコ列車のイラストと市のキャッチフレーズのロゴ(右下)が描かれています。新黒部市誕生10周年記念として交付されました。

https://youtu.be/0jogflShjqA

黒部市は北西部が市街地、南東部が黒部峡谷(飛騨山脈の北端)になっています。昔は日本屈指の精錬所を有する鉱業のまちで、現在は世界最大のファスナーメーカーYKKが黒部工場と事業所を置いています。黒部峡谷にはトロッコ列車が走り、自然の景観と黒部峡谷口の宇奈月温泉鐘釣温泉黒薙温泉などが観光資源になっています。

生地は(いくじ)は、生地漁港と黒部漁港を有していて水産業が盛んです。魚の駅いくじという施設があり土産と鮮魚や扱っています。この辺りは「清水(しょうず)」と呼ばれる黒部扇状地湧水群が湧出していて、湧水めぐりが観光の目玉になっています。市街では塩昆布・干物・かまぼこ作りや地酒・醤油・味噌の醸造などが行われています。

くろべ牧場まきばの風は市が管理する牧場です。うしのいえMOOガーデン・見晴台・バーベーキューハウスなどがあり、ヤギ・羊・ウサギのふれあいと搾乳の体験を行っています。

YKKセンターパークはYKK株式会社の技術博物館で、ファスナー・YKKの技術のあゆみをテーマにした展示が行われています(無料)。有料でファスナー作り体験もできるようです。カフェを併設していて、YKKブラジル農園のコーヒーを地元の湧水で淹れてくれます。

道の駅うなづき(地ビールが人気、レストラン主体の道の駅)、道の駅KOKOくろべ(R4.4月22日にオープンしたまだ新しい施設、子供が遊ぶための施設がある)。


朝日町(あさひまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県下新川郡朝日町 うみ彦・やま彦・夢産地 人口9,941人

ビーチボールバレー発祥の地であることからビーチボールとコートが描かれています。左下側には郷土料理・名物のたら汁のイラストがはいっています。イラストは市内の中学生が夏休みの自由研究で考案したもので、2015年に300枚限定で交付されています。

朝日町は富山県の北東端にある町です。市街は町域の北西部に固まってあり、町域南部~東部は白馬岳・朝日岳といった北アルプスの山々、町域中部から市街にかけて二級河川の小川が流れています。北側の日本海沿岸部の宮崎・境海岸は浜辺に翡翠の原石が打ちあげられることがあり、「ヒスイ海岸」として観光名所になっています。古くは北陸街道の宿場町や関所として栄たちであり、またビーチボールの発祥の地でもあります。

新潟県糸魚川市と朝日町をつなぐ国道8号は「たら汁街道」として呼ばれていて、たら汁を食べさせる店が出ています。同国道沿いは越中宮崎駅前にヒスイテラスという施設があり、ヒスイ海岸の交流拠点となっていて石の鑑定もしてもらえます。また、新潟県との県境の辺り(境関所跡、富山県道374号沿いにある)に林酒造所という富山県で最も古い酒蔵があります(「黒部峡」や「林」が有名)。

小川温泉は小川沿いにある温泉で越中4名湯の一つとされます。執筆時点では小川温泉元湯ホテルおがわと不老館があり、どちらも日帰り入浴対応です。ホテルおがわは混浴露天風呂や野天風呂があるため水着の貸出も行っています(ホテルおがわの日帰り入浴はHPに記載が無く、受付時間が限定される)。

当地には「バタバタ茶」という変わった喫茶の習慣が残っています。これは後発酵茶(黒茶・プーアール茶の仲間)に少し塩を入れ、二本の茶せんで泡立てて飲むものです。茶せんがぶつかることから「ばたばた茶」と称します。朝日町蛭谷(びるだん)にバタバタ茶伝承館があります。

百河豚(いっぷく)美術館は鯉が泳ぐ池の島に建つ美術館です。ふぐ料理の老舗「太政」創業者 青柳政二氏の私財寄付により設立されたもので、館名も氏の雅号「百河豚」を冠しています。同氏が蒐集した日本・東洋古美術が専門の美術館で、書・仏像・漆塗り・浮世絵・水墨画・陶磁器などが展示されています。


高岡市(たかおかし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県高岡市 ほっとホット高岡 人口165,549人

立山連峰をイメージしたプレートに雨晴海岸(あまはらしかいがん)と女岩、奈良時代の歌人・中納言 大友家持が描かれています。2013年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

高岡市は富山県の北西部の高岡・射水・氷見地域にある市です。富山市に次ぐ県内人口2位の市で2005年に西礪波郡福岡町(にしとなみぐんふくおかまち)と新設合併して現在の市域としています。能登半島の付け根にあるため、雪雲が留まりやすく豪雪地帯になっています。加賀前田家2代目の前田利長が築いた高岡城の城下町として発達し、1615年高岡城廃城の後は商工業のまちとして発展してきました。現在では化学工業、金属、パルプ・紙製品などの製造業と商業が主要な産業となっています。また、銅器・漆器が伝統工芸として受け継がれていて、特に銅器は国内シェアの9割を占めます。

高岡城は1609年に前田利長が築いた城で、同年富山城が火災により大半を焼失したことをうけて築城されたものです。また、同時に当地の地名を「関野」から「高岡」に改めました。前田利長が隠居城として使用したものの廃城は1615年と短命でした。現在は高岡古城公園として整備され、射水神社(越中総鎮守)や動物園、市立博物館などがある桜の名所として親しまれています。また、城周辺には重伝建の金屋町、山町筋、旧高岡共立銀行本店(赤レンガの銀行)などがあります。

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは高岡市中川にある高岡市美術館2階にあります。高岡市は「ドラえもん」や「オバケのQ太郎」などで知られる藤子・F・不二雄の出生地です(藤子不二雄Aこと安孫子素雄は隣接する氷見市出身)。愛用品や原画といった貴重な品々が展示されています。また、当地では高岡駅前や高岡おとぎの森公園にドラえもんのモニュメントが見られ、道の駅万葉の里 高岡(国道8号沿い)でもドラえもんグッズが販売されています。

高岡山瑞龍寺は高岡市関本町にある曹洞宗の寺院です。高岡城を築城し、当地で没した前田利長の菩提として建造されたもので、中国の径山万寿寺(きんざんじ。日本の金山寺味噌や醤油発祥との説がある寺院)を模したものとされています。仏殿・法堂・山門が近世禅宗様建築の代表作として国宝に指定されているほか、高さ117cmの烏枢沙摩明王像(うすさまみょうおう=ウッチュシュマ、アグニ。炎で不浄を清める火の仏)があり「トイレの神様」として人気になっています。

雨晴海岸(あまはらしかいがん)は高岡市北側の太田あたりの海岸をいいます(能登半島国定公園、日本の渚100選)。岩礁が多く、3000m級の立山連峰を望む景勝地であり、当地の観光名所としてキャンプ場や道の駅 雨晴などができています。また、道の駅に隣接して「雨晴」の地名の由来になった義経岩(義経一行が雨宿りをしたとされる岩)と神社があります。

ミュゼふくおかカメラ館は高岡市福岡町にあるカメラをテーマにした博物館です。国内外のクラシックカメラの展示やカメラの仕組みや歴史の解説といった展示、写真など資料4000点ほどを収蔵しています(入館料は企画展ごとに異なる)。周辺は高岡城周辺と同じく重伝建となっています。


富山市(とやまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県富山市 人・まち・自然が調和する活力都市とやま 人口418,700人

立山連峰と「AMAZING TOYAMA」のロゴが描かれています。

富山市から望む立山連峰は呉羽山公園展望台からのものが有名です(近くに富山市民俗民芸村がある)。ほかに富山市役所に高さ70mの展望台があり観光名所化しています。「AMAZING TOYAMA」は富山市のブランドイメージ醸成の為の企画で、AMAZING TOYAMA写真部と同名のyoutubeのチャンネルが活動しています。

富岩運河環水公園(カナルパーク)は牛島町の船溜まりを整備した親水公園で、小運河や人工島が造成され、市民の憩いの場として活用されています。「世界一美しい」といわれるスターバックス富山還水公園店や富山県美術館があります。春から秋にかけて富岩水上ラインというクルーズが出ています。

富山市ガラス美術館はTOYAMAキラリ内の2階~6階にあります(常設展示の観覧は大人200円)。北側は市最大の商業地域の総曲輪、東側に池田屋安兵衛商店(薬問屋、越中反魂丹で知られる)や石谷もちや(老舗の和菓子屋、茶房有り)などがあります。

富岩水上ラインで行ける岩瀬周辺には、北前廻船問屋森屋・「満寿泉」で知られる株式会社 桝田酒造店・三角どらやきで知られる和菓子屋 大塚屋などがあります。クラフトビールを飲ませるKOBO BREW PUBという店ができています。

富山市郷土博物館(通称富山城、遺構は石垣・堀と千歳御門)は、1954年の富山産業大博覧会のパビリオンの一つとして造られた復興天守です。内部は常設展として富山城に関する展示を行っています。また、城址公園内には佐藤記念美術館があり、こちらは茶道具・日本画・墨蹟などの展示と茶室があります。


南砺市(なんとし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県南砺市 さきがけて 緑の里から 世界へ世界遺産の街 人口51,670人

市のブランドマーク・キャラクターの「なんとくん」となんとめでた祭(ねつおくり)の花火が描かれています。南砺市誕生10周年記念として50cc1,000枚、50~90cc200枚、90~125cc200枚の交付になりました。

南砺市は富山県南西にある市で、石川県金沢市や富山市と隣接しています。1995年に菅沼合掌造り集落相倉集落が岐阜県の白川郷と共に「白川郷、五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録され、城端サービスエリア(ハイウェイオアシス、アニメ制作会社ピーエーワークスが本社スタジオを置く)や5か所の道の駅(井波、上平ささら館、たいら五箇山和紙の里、利賀、福光)ができるなど観光都市化が進んでいます。

南砺の伝統産業はバット製造(福光・シェア日本一)・五箇山和紙・井波彫刻(井波・北川地区の木彫刻)・です。とりわけ井波彫刻は日本遺産の認定を受けていて、井波彫刻総合会館(美術館・博物館)で見ることができます。4年に一度南砺市いなみ国際木彫刻キャンプが開催されています。また、南砺市バットミュージアムというバットがテーマの博物館があります(ユニフォームもある)。

井波にある瑞泉寺は真宗大谷派の寺院です。越中一向一揆の拠点として使われ、伽藍は堅牢な石垣に囲まれています。随所にみられる彫刻は井波彫刻の職人が施したもので、とくに太子堂のものが有名です。

絓絹(しけ絹)とは城端地域で産出されている絹織物で、2匹の蚕がつくった1つの繭(玉繭)から糸を取って作ります。希少な産物で、JOHANAS(ヨハナス)のブランド名がついています。

利賀(とが)地域にある利賀瞑想の郷はネパール観光局から「名誉観光事務所」として認定された施設です。旧利賀村が「そばの郷」建設のために資料を収集したことがきっかけで、ネパールのツクチェ村と姉妹都市になっています。


魚津市(うおづし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県魚津市 蜃気楼の見える街 人と自然と文化が共生する元気都市“魚津” 人口42,200人

「”蜃気楼の見える街”魚津」のロゴと市のイメージキャラクター「ミラたん」が描かれています。当初は50cc以下の白ナンバーのみの交付でしたが、2016年に追加で90c以下、125cc以下が交付されました。

魚津市は富山県東部にある市で、江戸時代から蜃気楼の名所として知られています。蜃気楼は海面温度や気温、風などの環境により発生します。A~Eランクに分かれ、肉眼ではっきり視認できるものはC以上と稀なため、なかなか見ることができない現象です。「魚津浦の蜃気楼」として登録記念物(景勝地)になっています。

魚津水族館は1913年(初代)に開館した現存する日本最古の水族館で、地元の水生生物に重点を置いた展示を行っています。富山湾を再現した大水槽、アマモ場の再現や田んぼ・富山の河川の生き物も展示されています。ホタルイカの生態研究では世界トップクラスとされています。

ミラージュランドは富山県唯一の遊園地で、上記魚津水族館とともに魚津総合公園内にはいっています。入園は無料で乗り物に乗る時にチケットを使います(1枚150円 11枚綴り1,500円)。乗り物のほかプールやバーベキュー場、ふれあい牧場などがあります。2020年から、蜃気楼観測の一環として観覧車塔に温度計が設置されています。

魚津埋没林博物館は、国の特別天然記念物に指定されている魚津埋没林と蜃気楼を紹介する施設です。埋没林は林が火山灰や火砕流などで埋もれて化石になったものです。周辺はみなとオアシス魚津として整備され、魚津漁港・魚津おさかなランド(鮮魚販売)・海の駅 蜃気楼・浜焼きコーナーなどがあります。

尾崎かまぼこ館は見学ができるかまぼこ工場です。アワビや白エビなど変わった原料のかまぼこや鯛の形をしたものなど工夫が見られます。同工場ではかまぼこ手作り体験を行っています。


小矢部市(おやべし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県小矢部市 魅力・安心・充実 しあわせ おやべ 人口30,330人

シンボルキャラクターの「メルギューくん・メルモモちゃん」が描かれています。50cc以下の白ナンバーのみ500枚の交付になりました。

倶利伽羅峠(くりからとうげ)は小矢部市と石川県津幡町の境にあります。平安時代末期の倶利伽羅峠の戦いのおり、木曽義仲が敵軍に向けて松明を角につけた牛(火牛)を敵軍に向けて放ったという記載があり(「源平盛衰記」)、当地ではメルヘンおやべ火牛祭りという祭りを行っています。メインイベントとして火牛の計レースが行われています(動画版)。

小矢部は、1976年から一級建築士でもある市長の松本正雄元市長が「こどもたちに夢をもたせたい」として、市の公共建築はヨーローッパや東京の有名な建築を模すことを決定、35か所に建設が行われ、「メルヘンの街」として有名になりました。コスプレ撮影のイベントが行われるなど観光誘客を行っています。

三井アウトレットパーク北陸小矢部は石動駅から北東に2kmほど、国道8号沿いにあります。北陸地方では初めてとなるアウトレットモールで、商業施設面積26,000㎡ 173店舗の大型商業施設となり、市域で最も人を集めています。周辺に道の駅 メルヘンおやべ、天然温泉風の森、ドッグラン、足湯などが整備されています。

稲葉山(標高347m)は後述する宮島峡と共に県定公園に指定されています。山頂から中腹にかけて稲葉山牧場が広がり、山頂付近には展望台・風力発電所・ふれあい動物広場があります。

宮島峡は子撫川中流の5kmほどの渓谷で、一の滝~三ノ滝と様相の異なる3つの滝が見られます。二の滝周辺には宮島温泉滝乃荘があり、日帰り入浴もやっています。

水牧にあるきときとファームはオリーブ園を中心とした農場です。年間40種類以上の野菜を栽培していて、随時穫りごろのものを収穫体験できます。直売所も併設しています。


上市町(かみいちまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県中新川郡上市町 「確かな地域力」で創る 存在感あふれる上市 人口20,830人

剱岳を背景に「剱岳」のロゴ、マスコットキャラクターの「つるぎくん」が描かれています。

上市町は富山県東部にある町で、古くから立山修験の裏参道として知られています。街の南東部は剱岳をはじめとして大日岳、奥大日岳など立山連峰・北アルプスの山々が連なっています。剱岳・早月尾根登山の入り口 馬場島(ばんばじま)には青少年旅行村馬場島荘(宿泊・入浴・レストラン)とともに「試練と憧れ」と書かれた鎮魂碑があります。

上市町には多くの製薬会社が拠点をおいていて、工業が盛んな土地柄です(「ムヒ」シリーズの池田模範堂が有名)。また、日本海味噌醤油株式会社の本社工場が上市駅前にあります。

https://youtu.be/wD-E-VN2zco

アルプスの湯は上市町保健福祉総合センター(つるぎふれあい館)にある入浴施設です。露天風呂は源泉、内風呂は加水した大型浴槽と変わり湯(ワイン・薬草風呂など)になっています。近隣の湯神子温泉(ゆのみこおんせん)は宿泊施設ですが、日帰り入浴もやっています。

黒川にある穴の谷(あなんたん)の霊水は霊場のなかにある湧水です。108段の石段を降りた先の薬師如来を祀る洞窟内に湧いています。硬度5.1と湧水の多い富山県内でも低い硬度となっています。駐車場まで距離があることから、汲んだ水を上に運ぶ機械(有料)があります。

おおかみこども花の家は映画「おおかみこどもの雨と雪」のモデルになった古民家です。車一台分の山道となっていてアクセスは厳しいですが、かつては200人ほど人が住んでいた集落の名残だそうで、100年を越す歴史がある雰囲気のある家です(間取りや映画で使われた経緯など)。


砺波市(となみし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県砺波市 花香り、水清く、風さわやかなまち 庄川と散居に広がる健康フラワー都市 人口48,660人

砺波平野の散居村のイラストと市の花チューリップが描かれています。

散居村は固まって住まずに広大な耕地の中に民家が点在するものです。砺波平野の散居村は国内最大のもので、220平方キロメートル内に約7,000戸があります。富山県道346号に展望台があります(となみ夢の平スキー場のあたり)。また、となみ散居村ミュージアムに農機具などの展示があります。

砺波市はチューリップが特産で、毎年砺波チューリップ公園でとなみチューリップフェアが開かれ、毎年4月下旬~5月上旬には300品種300万本が咲きます。また、チューリップ四季彩館では球根の冷凍保存により一年を通して開花が見られます。

庄川水記念公園は庄川沿いにある公園で、「水公園」の名で親しまれています。庄川峡観光協同組合が管理していて、庄川特産館・庄川ウッドプラザ(土産屋)・庄川水資料館・足湯などの施設があります。春は桜まつり、夏には庄川水祭り、秋は庄川ゆず祭り、1月7日に厄払いの鯉の放流が行われます(箸で作られた橋、日本箸もある)。

https://youtu.be/NcKjvTgkV9w

油田(あぶらでん)の駅周辺には若鶴酒造の三郎丸蒸溜所があり、清酒・ウイスキーなどを製造しています。2022年5月25日から大正蔵・三郎丸蒸溜所の見学を再開しています。また、市内には立山酒造株式会社(「銀嶺立山」で知られる北陸屈指の酒蔵)もあり、酒好きには有名です。

庄川峡は南砺市の五箇山から砺波市(旧庄川町)に至る全長約20kmの渓谷で、紅葉の名所として知られています。砺波市側おまき温泉の辺りから庄川峡遊覧船が出ていて、南砺市側の大牧温泉(船でしか行けない温泉)へのアクセスとなっています。

庄川大仏は庄川町金屋光照寺にあります。高さ10.2m(蓮台含む)のコンクリート製の大仏で、10万体の遺骨が使用されているとされています。近くにトナミ醤油という食品メーカーがあり、醤油・味噌・金屋美人(ゆずジュース)、柚子胡椒などを作っています。


滑川市(なめりかわし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県滑川市 ときめき かがやき ひかりの街 なめりかわ 人口33,320人

背景に市章、右側にイメージアップキャラクターの「キラリン」が描かれています。ナンバー左のひらがなが入る部分にK,R,Nの文字が入ります(上記画像はK)。市制60周年記念として交付されました。

滑川市の海岸全域を含む、富山市の常願寺川左岸から魚津市の魚津港まで15kmの海岸から沖合1,260m(満潮時)は、「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。3~5月にはホタルイカが産卵の為に押し寄せ、産卵を終えたイカが砂浜に打ち上げられる現象を「ホタルイカの身投げ」と呼び、春の風物詩になっています。

滑川漁港周辺は、ほたるいかミュージアム道の駅ウェーブパークなめりかわ深層水体験施設タラソピア・海洋深層水の足湯があり観光地化が進んでいます。ホタルイカミュージアムはホタルイカの飼育方法が確立していないため、水揚げが無いときはイカがいません。道の駅から東に少し離れた所に海洋深層水分水施設アクアポケットがあり、深層水(脱塩したものもある)を分けてもらえます。

滑川市民交流プラザの5階は「あいらぶ湯」という入浴施設になっていて(温泉ではない)、海洋深層水のお湯に入ることができます。ガラス張りの展望テラスを兼ねていて眺望の良い風呂です。また、昭和の隠れ湯 塩湯は常盤町にあるおがくずや薪で沸かしたレトロな銭湯です。

瀬羽町周辺は、滑川宿場回廊として北陸街道の宿場町だった頃の町並みを残しています。旧宮崎酒造(国の指定登録文化財)は建物内に飲食店がはいっていて、美濃焼・アクセサリーなどを扱う朱雀堂が2021年にオープンしています。

行田公園(ぎょうでんこうえん)は滑川市の中央、中川沿いにある公園です。同市の出身者がハナショウブ35種15,000株を寄贈したことから、ハナショウブ園が整備されて有名になりました。また、行田の沢清水は平成の名水100選に選ばれています。


入善町(にゅうぜんまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

富山県下新川郡入善町 扇状地にひと・くらし輝くまち 入善 ~エコ・ネットタウンを目指して~ 人口25,010人

水玉と青のラインを背景にマスコットキャラクターの「ジャンボール三世」が描かれています。50cc以下の白ナンバーのみ500枚の交付となりました。

ジャンボール三世は入善ジャンボ西瓜をモチーフにしたキャラクターで、正式名を「ニューゼン ジャンボ~ル ライス チューリップヒ ディープシーウォーター アワビーヌ スイカリアン キング 三世」といいます(つまり特産品名を並べたもの)。他に海洋深層水で育った牡蠣が有名です。

黒部川下流の扇状地上にあるため、町域では多くの湧水が見られます。高瀬湧水の庭(車10台くらいの駐車場あり)や、2.7haの森林内に多数の湧水がある杉沢の沢スギが有名です。沢スギでは杉の伏条現象(枝から根が伸びることで1株の樹木が複数の幹をもつこと)が見られます。森林内の調査で菊咲き(花弁が80~100程度、極めて珍しい)の桜が見つかり、「入善乙女キクザクラ」と名付けられています。

明日温泉 バーデン明日(あけび)は黒部市宇奈月町との境あたりにある温泉・宿泊施設です(日帰り入浴は大人550円、3歳以上300円)。

にゅうぜんフラワーロードは入善町中央公園付近で行われる花祭りで、9.3haほどの敷地に300万のチューリップ菜の花などが植えつけられ、春(4月中~下旬)には満開となります。

木根にあるダックスファームは、自家焙煎の珈琲を北アルプスの水で淹れてくれる喫茶店です。店名の通りアヒルが泳ぐ池があり、天気の良い日には立山連峰を見ながら珈琲が飲めます。

入善駅から南東100mくらいのところにある扇原清月堂は和菓子・洋菓子共に扱う昔ながらのお菓子屋さんです。たぬきのケーキ「ポンポコ」が有名なお店です。


立山町(たてやままち)

立山町ホームページより

富山県中新川郡立山町 豊かな自然 水と緑と 人が輝く躍動のまち 人口26,210人

マスコットキャラクターの「らいじぃ」と立山連峰、50cc以下、50cc~90cc、90~125cc、の3種類各100枚ずつが交付されています。

立山連峰は古来より「七十二峰八千八谷」といわれる群峰で、飛騨山脈の北部にあります。特に雄山は阿弥陀如来・イザナギに、剱岳(一般人が立ち入ることができる山の中で最も危険な山)は不動明王・タヂカラオに例えられる、信仰と強く結びついた山々です。上記2つの山は氷河を有しています。

立山駅は立山黒部アルペンルートの入り口になっていて、ケーブルカーからトロリーバスを使って室堂(標高2,450m)に行くのが雄山登山の一般的なアクセスです。室堂駅にはレストランやラウンジが有り、周辺には地獄谷の源泉を使った温泉やホテルがあります。また、アルペンルートには雪の大谷があり、立山からロープウェイを使えば黒部ダムに行くこともできます。

雄山神社のお祓いを受ける峰本社は雄山の頂上に建っています。国司の子佐伯有頼(後の慈興上人)という人が白鷹に導かれて岩窟に至り、立山権現の神勅を受けて開いたとされています。登拝者は河口や海の小石を1~3個持って行く習わしがあります。

富山県[立山博物館]は立山山麓の芦峅寺(あしくらじ)にあります。展示館・遙望館(映像ホール)・まんだら遊苑・教算坊(旧家、イベントで茶会をしたりしている)・カモシカ園に分かれた施設です。

立山グリーンパーク吉峰は温泉・宿泊施設・アウトドア体験(アスレチック・ハーブ園)・食事処などがはいっています。また、越中陶の里陶農館では越中瀬戸焼の体験ができます。


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