石川県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

【石川県編】

全47都道府県を網羅 掲載市町村区630以上


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石川県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

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宝達志水町(ほうだつしみずちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県羽咋郡宝達志水町

石川県中部 水と人が奏でるハーモニーのまち 人口13,420人

左側に町の花サクラ、右側にマスコットキャラクターの「ほっぴーさん」、上部背景に山並みが描かれています。

宝達山(標高637m)は宝達志水町の南東側にある山で、山頂部付近は宝達山頂公園になっています。1584年には金鉱山が開かれ、その後も昭和中期まで石灰岩や蛍石などが採鉱されていました。現在でも宝達山麓ではキハダ・またたび・せんぶりなどの薬草や宝達葛・自然薯・紋平柿が採れます。

千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイは、宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町に至る観光道路です。アスファルトで舗装されておらず、日本で唯一の砂浜を走れる道路となっています。

当地の日帰り入浴施設は里湯ちりはま志乎(しお)桜の里温泉古墳の湯があり、どちらも温泉(里湯ちりはまはかけ流し、古墳の湯はかけ流しと循環式併用)です。両施設ともサウナ・水風呂が付随していて入浴料は大人460円です。

宝達志水町はオムライスを考案した大阪「北極星」創業者の北橋茂男氏の出身地であることから、オムライスで町おこしを企画しています。

ヤマチ醤油(近岡屋醤油)は大正8年創業の醤油蔵です。醤油・ポン酢・味噌の定番のほか、土産・贈答用のセットを取り扱っていて、ネット通販サイトなどで高い評価を受けています。ご当地ソフトクリームにもなっています。


金沢市(かなざわし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県金沢市 世界の「交流拠点都市金沢」をめざして ~市民が創る誇りあるまち~ 人口465,700人

金沢の冬の風物詩「雪吊り」と雪に見立てた前田家の家紋 加賀梅鉢が描かれています。

https://youtu.be/qZDQKyG9yyc

雪吊りは冬の樹木の枝が雪の重みで折れることを予防するため、縄で枝を支持するものです。兼六園の雪吊りは特に有名で、毎年冬の風物詩として全国のニュースになります。加賀藩は江戸を除く大名では最大の石高を有し、江戸時代には名古屋に並ぶ大都市でした。大戦中に空襲の対象にならなかったため、金沢は歴史的風情の残る建物が残る地域となっています。

金沢市は年間700万人を超える観光客を集める日本有数の観光地で、日本三名園の一つ兼六園金沢城金沢21世紀美術館妙立寺(忍者寺)などが有名です。ひがし茶屋街(東山地区)には復元された茶屋が並び、国指定重要文化財のお茶屋「志摩」や金沢市立安江金箔工芸館、お茶屋美術館などがあり、商業施設が密集しています。

近江町市場は160店舗以上の商店が入る一大商店街で、「金沢の台所」(当地では「おみちょ」)と呼ばれることがあります。1721年に始まったということですから300年余の歴史ある市場です。カレーのチャンピオンや回転寿司(金沢市は回転寿司コンベアの製造が国内トップ、発祥の地ではない)が有名で、最近は惣菜屋やコロッケがご当地グルメになりつつあります。

尾山神社は金沢城公園の近くにある神社で、加賀藩前田家の祖 前田利家と芳春院(まつ)を祀っています。神門にはステンドグラスがはめ込まれ、本堂には金沢初のレンガ造りがみられます。また、神門の避雷針は日本初(オランダ人医師ホルストマンの助言による)のもので、北陸は冬季に強い雷(当地では鰤起こしと呼ぶ)が起きやすいことから設置されたものです。

当地には色々と地域色の強い食べ物があります。有名なものだと治部煮(じぶに)・ふぐの子(卵巣の糠漬け)・おでん(車麩や蟹面=香箱がにの甲羅に味噌と身をつめたもの)、和菓子だと五色生菓子・長生殿(日本三代銘菓)・氷室万頭(ひむろまんじゅう)などです。


志賀町(しかまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県羽咋郡志賀町 夢・未来の創造 笑顔あふれる能登ふれあいの郷 ~私たちが主役の新志賀町物語~ 人口20,840人

日本海に沈む夕陽を背景に旧福浦灯台(右)と大島諸願堂(左)のシルエットが描かれています。

旧福浦灯台(きゅうふくらとうだい)は日本最古の西洋式木造灯台で、1876~1952まで使用されました。福浦灯台から福良港を挟んで南側にあります。大島諸願堂は大島の海岸の出崎に立つ石づくりの六角地蔵塔です。室町時代に船持(船主)の武太夫が、大島沖で難破し犠牲になった息子と乗組員を弔うために作ったといわれています。

志賀町は志賀原子力発電所(原子炉2基)を有し、電力関連事業・電気機械製造など工業よりの自治体です。ズワイガニやトラウトサーモン、天然牡蠣など海の幸、ころ柿や赤土スイカなどが生産されていますが、第一次産業従事者は減少傾向にあります。

増穂浦海水浴場には元世界一長いベンチ(460.9m)があります。道の駅とぎ海街道シーサイドヴィラ渤海(ホテル、日帰り入浴あり)、志賀町とぎ地域福祉センターますほの湯が近くにあり当地の観光名所になっています。

赤住の原子力発電所近くに北陸電力関連のPR施設として、アリス館志賀(エネルギーや原子力発電を紹介する技術博物館)と花のミュージアムフローリィ(植物園)があります。どちらも入館無料です。

能登金剛は志賀町の海岸線一帯(全長29km)を指します。義経の舟隠し・厳門・碁盤島・「ゼロの焦点(松本清張原作の映画)」のロケ地になったヤセの断崖といった奇岩・奇景が広がっていて、能登金剛遊覧船クルーズ厳門巡りというクルーズが行われています。

富来八朔祭り(くじり祭り)は年に一度、男神を神輿に乗せて富来八幡神社の女神のもとに送る祭りです。この場合の「くじる」とは女性器をいじる程度の意味合いで、神の逢瀬を皆で囃し立てるといった趣旨のお祭りです。最近は性的な意味合いが薄れています。


小松市(こまつし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県小松市 ひと・まち・みどりが輝くこまつ ~小松の人と自然が大好きです~ 人口106,900人

歌舞伎の隈取のイラストに「こまつ」のロゴがはいっています。50~125cc(3種)+ミニカー・小型特殊が交付されています。

小松市は石川県の南部にある市で、歌舞伎の演目「勧進帳」の安宅の関(小松市安宅町)を有することから「勧進帳のふる里」としています。建設機械の小松製作所(コマツ)の企業城下町として発展してきた歴史があり、日本有数の機械工業の産業集積地になっています。一方で九谷焼・加賀絹織といった伝統工芸や稲作も行われています。

小松空港(飛行場)は軍民共用の空港で、防衛省が管理していることから、航空交通管制は航空自衛隊が行っています。小松市・金沢市・福井市などへのアクセス拠点として利用されるほか、航空自衛隊のPR事業として航空祭が行われています。駐車場近くに石川県立航空プラザがあり、航空機の展示が行われています。

加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森は伝統工芸(と和菓子)のテーマパークで、13万坪の敷地面積を擁しています。菓子・友禅・金箔・九谷焼などそれぞれテーマを持つ11の館と、50種以上の伝統工芸体験があります。テーマパークは森の中に立地していて、森林浴の遊歩道を兼ねています。

日本自動車博物館は、1978年に実業家の故前田彰三氏が半生をかけて収集した実用車をもとに、富山県小矢部市に開いた日本初の自動車博物館です(1995年に現在地に移転)。レストランとミュージアムショップが併設されているほか、「世界のトイレ」として各国の便器が設置されています。

観音下町(かながそまち)にある農口尚彦研究所は日本酒の酒蔵です。「現代の名工」(厚生労働大臣が定める卓越した技能者)として表彰を受けた農口尚彦氏が杜氏を務めています。テイスティングルーム「杜庵」(茶室をイメージした寂空間)やギャラリーを併設した現代的な施設で、2017年から本格稼働しています。


野々市市(ののいちし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県野々市市 にぎわいとやすらぎに満ちた 快適・文化都市 人口52,140人

丸みを帯びたプレートに影をつけて野々市市の「N」に見えるようにしています。市の花・木ツバキと斜自体の「nonoichi」ロゴ(右下)が描かれています。50c~125cc+ミニカー・小型特殊の交付となっています。

野々市市は石川県中部にある市です。面積は13.56k㎡と小さく、山も海もない平地となっています。本州の日本海側では最大の人口密度を有する金沢市のベッドタウンであり、石川県立大学・金沢工業大学の2つの大学が所在しています。

野々市市は自然林を持たず、市域全域が市街になっています。野々市中央公園は野球場・テニスコート・相撲場などの運動場を備えつつ、椿山(人口の築山)に椿が200品種・約800本、椿館(温室)では300種・700本が栽培されています。また、わずかな耕地面積を有し、キウイフルーツとヤーコンが特産品として認定されていて、ワインや酢・焼酎・菓子などに加工されています。

米やもち米、大豆などを生産している林農産は野々市市内に耕地・店舗をもっています。「23世紀型のお笑い系百姓」という売り込みでyoutube配信を行っていて、人気が出ています。「宇宙茶」「林さんちの~~」シリーズ、「超普通じゃないコシヒカリ」などが販売されています。

喜多家住宅は国指定重要文化財の商家(灯油、酒造を生業としていた)です。19世紀中頃に建てられたもので、石川県に残る典型的な商家のなかでも古く、貴重な建築です(入館料:大人400円 子供200円)。水毛生家住宅(みもうけじゅうたく)は市指定文化財で、1850年頃に建てられた農家で、京風の茶室と洗練された庭があります。住人がいるため非公開の施設ですが、イベント時に一般開放されることがあります。

100満ボルト金沢本店は野々市市にあります(市内にはヤマダ電機・ケーズデンキもあり)。スターバックス金沢野々市店など、当地には「金沢」ないし「金沢南」などと付く店舗が多くあります。


輪島市(わじまし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

石川県輪島市 ”あい”の風がはぐくむ 快適・活気・夢のまち 人口27,700人

輪島塗のお椀の形をしたナンバープレートです。50c~125cc+ミニカー・小型特殊の交付となっています。

輪島市は輪島塗・輪島の朝市・白米千枚田(2001年に国の名勝に指定)・温泉などが有名な観光業が盛んなまちです。また、水産業も盛んに行われ、輪島港の水揚げ高は県内一となっています。一方で高齢化により人口は毎年減少し続けています。

輪島朝市は日本三大朝市に数えられる大規模な市です(店舗数200軒程度)。千年ほどの歴史を有する市で、朝8時から11:30くらいまで店舗が出ています。朝市通りには永井豪記念館、周辺に輪島ドラマ記念館、足湯があります。

石川県輪島漆芸美術館は漆芸(漆工芸)専門の美術館で、輪島塗の工程と歴史を常設展示しています。手作り体験として沈金(文様に漆を刷り込んで金箔や金粉で色を付けること)体験を行っています。輪島漆会館は商工業共同組合の施設で、こちらは展示と販売を主に行う施設です。

輪島キリコ会館はマリンタウン内にあります。祭りで使われるキリコ(切籠=担ぎ棒のついた巨大な灯籠、能登の祭りを代表する)を常設展示する工芸博物館で、大型スクリーンによる祭りの光景の再演やLEDによる照明演出を行っています。1~2階が吹き抜け、3階は展望台になっています。

總持寺祖院(そうじじそいん)は門前町門前にある曹洞宗の寺院です。一時期永平寺と大本山の地位を巡って論争があったものの、現在は「能登の大本山」として親しまれています。伽藍の多くは登録有形文化財になっています。

当地のえがら饅頭は餅粉・上新粉で作る餅にこしあんを包み、クチナシで着色したもち米を貼り付けたものです。もち米の触感や見た目をいが栗に見立て、「いが饅頭」と呼んでいたものが訛って今の呼び名になったといわれています。


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