熊本県ご当地ナンバープレート紹介・一覧

原付・小型バイクのご当地ナンバー

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熊本県ご当地ナンバープレートの紹介です。地域の観光・グルメ・道の駅情報なども少し扱っています。

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氷川町(ひかわちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県八代郡氷川町 大地の恵み 歴史の香り 人口11,149人

町花サクラと氷川、PRキャラクターの「ひかりん」が描かれています。合併10周年記念として、2015年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

氷川町は熊本県中部にある町で、八代郡(やつしろぐん)に属しています。2005年に竜北町と宮原町が合併してできた市で、熊本市から南27kmほどのところにあります。全域が八代平野に含まれ、おおむね平坦地ですが町域東部はなだらかな丘陵になっています。江戸時代から昭和にかけて干拓事業が行われており、町域の西部は干拓によって得られた土地です。現在の氷川町は農業を主要な産業とし、町域の4割以上が耕地で米やい草、梨や柑橘類などの栽培が盛んに行われているほか、近年は商業も町の財政を支える柱に成長しています。町域南東部に九州縦貫自動車道の宮原SAがあるため、「宮原」と憶えている人が多いのではないでしょうか。

立神峡里地公園は氷川町立神にある公園です。当地の自治体名にもなっている二級河川 氷川の立神あたりの渓谷のことを「立神峡(たてがみきょう)」といい、川が侵食してできた岸壁は高さ75mにも及びます。「肥後の空滝」「肥後の赤壁」などとも呼ばれる絶景で、夏は避暑地や釣り場、秋は紅葉の名所とされています。周辺にキャンプ場や火の国橋や竜神橋(吊橋)、立神峡五百羅漢などがあるほか。火之国屋という施設があり、キャニオニング(登山の沢登りとは逆に渓谷を下るアクティビティ)などのスポーツや忍術体験などの山のレジャーが行われています。

道の駅 竜北は氷川町吉野にある国道3号の中規模の道の駅です。レストランの男前チャンポンが有名で、物産館「ビストログリーン」では晩白柚(ばんぺいゆ)の加工品や吉野梨、不知火みかんやい草が入ったソフトクリームなどを売っています。道の駅の向かいは竜北公園という自然公園で、全長126mのローラーすべり台「レッドドラゴン」があります。

肥後高田焼伝七窯は氷川町今(いま)にある陶器製造業者/カフェです。高田焼(こうだやき)は1633年に現在の八代市において細川家の御用窯として始まったもので、「八代焼」ともいい、八代市および氷川町で製作されています。素地に磨きをかけてから白い陶土を埋め込むなど、焼き物としては珍しく象嵌を施すことが特徴的です。また、当地の窯は併設されたカフェのカレーが人気で、デリバリーにも対応しています(手びねりなど体験も可)。


山江村(やまえむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県山江村 山の香り豊かな、くりの里 人口3,276人

栗の木とPRキャラクター「やまえくり平」が描かれています。村制130周年記念として、2019年4月にミニバイク50cc以下で100枚、第二弾としてその後の8月に90cc以下、125cc以下20枚ずつが交付されています。

山江村は熊本県南部にある村で、球磨郡に属しています。人吉市に隣接する村域南側の人吉盆地あたりに人口が集中しており、中部~北部にかけては村域の9割を占める山林です。品質の高い栗を産出することで知られる地域であり、とくに「やまえ栗」などと呼びます。過疎地域に指定されていて、平成初期は農業と建設業、サービス業が主要な産業でしたが、第1次・第2次ともに従業者が減少しているため、現在は商業が村を支えています。少子高齢化により人口は減少しているものの、製造品出荷額や年間商品販売額などはむしろ増加しており、現在のところは活気を失っていません。栗・山菜・しいたけ・わさび・ヤマメなどを特産品としています。

山江温泉ほたるは山江村万江甲にある宿泊・日帰り入浴施設です。12種類の風呂が自慢の大浴場のほか、レストランと山江村物産館「ゆっくり」を併設しています。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、無色透明のさらっとした湯です(入浴料:大人450円、3歳から300円、70歳以上350円)。

時代の駅むらやくば(ときのえきむらやくば)は山江村山田甲にある施設です。昭和12年に建てられた旧村役場を回収したもので、1階は地場の野菜などを利用した農家レストラン、2階が会議室・研修室(宿泊施設として利用可)になっています。

丸岡公園は山江村大字万江 甲にある公園です。桜やツツジの名所とされる場所で、人吉盆地をのぞむ高台にあります。ツツジの季節にはつつじ祭りとして物販やパフォーマンスなどが行われています。

地鶏ファーム自然の里は地鶏や卵を使った料理が食べられるレストランです。山江山田丙にあるレストランで、かなりな山奥にありますが「地鶏の炭焼き」と書かれた看板が出ています。老夫妻が営むお店で、「知る人ぞ知る地鶏がおいしいお店」として山江村公式HPで紹介されていたりします。


天草市(あまくさし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県天草市 “人”と“海”のふれあうまち 人口74,796人

天草灘に浮かぶ島とイルカのイラストに「TAKARAJIMA」の文字が描かれています。2014年からミニバイク50cc以下~125cc以下と小型特殊車両を対象に交付されています。

天草市は熊本県南部沖合に浮かぶ天草諸島(天草地域)にある市です。2006年に本渡市・牛深市など2市8町が合併して生まれた市で、県内では熊本市、八代市に次いで人口3位、日本の離島自治体では最も人口が多い地域になっています。広さ683.86k㎡は八代市を越え、県内最大ですが、その多くは山林が占めます。本土とは国道266号(324号と一部重複、「天草5橋」という)、天草飛行場、フェリーなどで連絡しています。年中楽しめるイルカウォッチングなどシークルーズや南蛮文化・キリシタンの歴史を伝える施設などがあり、観光業を主要な産業としています。また、農業や漁業も行われており、米・牛肉・南蛮柿(いちじく)、みかん・ポンカンなどの柑橘類のほか、いわし・鯛・とらふぐなどの海産物を特産品としています。少子高齢化に加えて転出に歯止めがかかっておらず、県内でも顕著な人口減を示しています。

崎津天主堂(カトリック崎津教会)は天草市河浦町にある教会です。ユネスコ世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する要素の一つ、崎津集落にあります。隠れキリシタンの里として知られる同集落はルイス・フロイスの「日本史」に「サキノツ」として紹介されるものですが、外界から隔絶されていたため島原・天草の乱に加わらなかったことで荒廃を免れました。天主堂は1873年に禁教令が解かれた後に建てられたもので、キリスト教弾圧として厳しい絵踏みが行われた吉田庄屋役跡になります。ガイダンス施設として周辺に道の駅 崎津があります。

大江天主堂は天草市天草町にある教会です。こちらも禁教令が解除された後に建てられたもので、1892年に当地に赴任してきたフランス人宣教師のガルニエ神父が私財を投じて建設したものとされています。白亜のロマネスク様式の建造物で、前述の津崎天主堂に並びこちらも人気のある教会です。また、大江地区には隠れキリシタンの隠れ部屋がある邸宅があり、国内唯一の現存物であると考えられています。

道の駅 天草市イルカセンターは天草市五和町ニ江にある国道324号沿いの小規模の道の駅です。当地のイルカウォッチングの受付を行う場所の一つで、レストランとお土産コーナー、イルカウォッチングの情報発信コーナーがあります。レストランの刺身定食や海鮮丼など海産物が売りの道の駅で、近くの海岸に触ると「胸が大きくなる」「乳がよく出る」とされるおっぱい岩があります。

道の駅 有明(愛称:リップルランド)は、天草市有明町にある国道324号沿いの小~中規模の道の駅です。有明町はタコが特産であるためタコのモニュメントが点在し、「たこ飯のリップルランド」と称しています。レストランのタコのステーキが名物で、その他たこ飯、チャンポンなどが提供されています。また、温泉入浴施設を併設しています。

天草市天草キリシタン館は天草市船之尾町にある資料館です。1966年に開設された施設で、天草切支丹の歴史を伝来、南蛮文化、弾圧、天草・島原の乱などのテーマに基づいて資料を展示・紹介しています。2010年にリニューアルされて、天草切支丹館から天草キリシタン館に名称変更とともに施設が新しくなっています。市内にはほかに天草コレジヨ館、天草ロザリオ館があり、同様に地域の歴史を紹介しています。


長洲町(ながすまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

長洲町ホームページより

熊本県玉名郡長洲町 金魚と鯉の郷 人口14,914人

㊤有明海に沈む夕日を背景に破魔弓祭(的ばかい)、マスコットキャラクターの「ふれきんちゃん」のイラスト。2014年から50cc以下のミニバイクを対象に交付。㊦ひらがなで「ながす」の表記、左側にくまもん、右側に合併65周年記念のロゴ(町の木クロガネモチ、町の花キンギョソウ、有明海などをイメージ)、背景に造船所の町。2022年10月からミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付された。

長洲町は熊本県北西部にある町で、玉名郡に属しています。熊本市から北西40km、福岡市から南80kmほどのところにあり、地方港湾の長洲港を有し熊本県北部の海の玄関口となっています。町域西側から南側にかけて有明海に接し、東側は小高い丘陵地帯です。もともとは有明海に突出した細長い州で、漁業を中心に発展してきた地域です。海苔や金魚の養殖などで知られる地域で、耕地面積率・水田率が共に県の平均より高く、稲作が盛んに行われています。一方主要な産業は製造業で、造船やサッシなど金属製品が製造されています。新高(ジャンボ梨)・トマト・みかん・海苔・アミの塩漬けなどを特産品としています。

金魚と鯉の郷広場は長洲町大字長洲にある公園です。広さ8.4haではらっぱ広場、多目的広場などの広場と修景池、せせらぎ、噴水などの親水施設があります。金魚の水族館・コミニティ施設の「金魚の館」(金魚すくい・スーパーボールすくいができる)があります。また、毎月第四日曜に軽トラ市が行われています。

長洲港は長洲町の西側、浦川の河口部の南側にある地方港湾です。県内では熊本港、三角港に次ぐ貨物取扱量を誇る港で、有明フェリーとして対岸の島原半島にある多比良港と同港をフェリーが繋いでいます(所要時間45分、年間90万人ほどが利用している)。

長洲の金魚養殖は寛永・正保・慶安年間に記録が残っていることからおよそ350年ほどの歴史があります。現在は14軒ほどの金魚・鯉の養殖事業者があり、国内有数の金魚の産地の一つです。昔は「ふれ売り」といって天秤棒の両端に金魚がはいった桶を下げたふれ売り師が「きんぎょ~えっ、きんぎょっ」と声を出して金魚が売られていました。

四王子神社は長洲町長洲の前述の長洲港の北側にある神社です。当地の祭り破魔弓祭(的ばかい)で知られる神社で、日本武尊・大碓命・景行天皇・御刀姫を祀っています。あまり大きな神社ではないですが、時折花手水を行ったり、保護猫がいたりして町民に親しまれています。周辺に駄菓子屋さんがあります。


和水町(なごみまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県玉名郡和水町 ほっと一息、なごみの時間 希望(ゆめ)あふれ、人と地域が輝くまち  人口9,212人

「なごみまち」の読み仮名と町花のひまわりが描かれています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下を対象に交付されています。

和水町は熊本県北西部にある町で玉名郡に属しています。2006年に菊水町・三加和町(みかわまち)が合併し新たに「和水町」としています。福岡県との県境となる町で、九州縦貫自動車道の菊水ICあたりとなります。町域は南北に細長く、北部では階段状に耕地が広がり、稲作・果樹作・畜産など農業を主要な産業とする自治体です。南部には装飾古墳が点在しており、特に江田船山古墳が歴史教科書に記載されることが多く有名です。米・野菜・豆腐・日本酒などを特産品としています。※一部農家で炭素循環農法の試みが行われている。微生物・常在菌を活用するもので、結果的にほぼ無施肥・無農薬で収量・質が維持できるようになる農法。

道の駅 きくすいは和水町江田にある県道16号沿いの中規模の道の駅です。物産館「ロマン館」、レストラン、日帰り入浴施設「光明石温泉」を有しています。また、キャンプ場とカヌーの体験を行うカヌー館が併設されています。周辺には江田船山古墳(5-6世紀頃の前方後円墳。75文字の銀象嵌がなされた直刀が出土していて、これは日本最古の本格的記録文書とされる)、トンカラリン(全長464.6mのトンネル状の遺構。いつ何のために作られたのか判っていない)、肥後民家村など歴史関連の見どころがあります。

三加和温泉(みかわおんせん)は和水町大田黒にある温泉郷です(国道443号南側)。三加和温泉なごみの湯(ふるさと交流センター)、「栗山温泉 紅さんざし」、「湯亭 上弦の月」、「美感遊創」の4つの入浴施設があり、なごみの湯が普通のスパ、残り3つは貸し切り湯です。美感遊創の入り口はコンビニ内にあり、部屋の名前も「カレーパン」など商品にちなんだものになっています。

金栗四三(かなくりしそう。従五位)の生家は和水町中林にあります。金栗四三は「日本のマラソンの父」と称される人物で、1891年に生まれ、オリンピックの日本代表選手として数々の大会に参加し、箱根駅伝の創設や高地トレーニングの導入を行うなどした人物です。この家は築200年を超える古民家としても古いもので、2019年に放送されたNHK連続ドラマ「いだてん」では実際にロケ地として使われました。また、隣接する玉名市に金栗四三の住家・資料館や墓などがあります。


水上村(みずかみむら)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県球磨郡水上村 人と自然を活かして・みずかみ 人口2,024人

日本三大急流河川のひとつ 球磨川と市房山、桜が描かれています。2013年にミニバイク50cc以下を対象に50枚が交付されています。

水上村は熊本県の南東部にある村で、球磨郡に属しています。九州山地に抱かれた山の村で、全域190.96k㎡のうち可住地面積は10%以下の8.8%に過ぎません。おおむね球磨川上流の市房ダムに注ぐ湯山川や大平川沿いに居住地があります。米・茶・栗や肉牛などの農業を主な産業とする村で、市房ダム周辺の景観や湯山温泉といった観光資源があるため、観光業も産業の柱になっています。森林浴用のウォーキングロードを有し、林野庁による「森林セラピー基地」に認定されています。若年女性の減少率が2010-2040年で60%を超えると推計されており、消滅の可能性が高いです。

市房ダムは水上村油山にあるダムで、球磨川の洪水を防ぎ、あわせて灌漑や発電を行う多目的ダムです(重力式コンクリートダム)。1960年に完成したもので、周囲13.4kmのダム湖を市房湖と呼びます。市房湖周辺に桜が植栽され、「1万本桜」と呼ばれる県下屈指の桜の名所となっています。また、高さ80mにもおよぶ噴水があります(有料:500円で10分ほど稼働)。周辺に水の上の市場という物産館があり、土産物や軽食などを売っています。

湯山温泉は市房ダムの東側、水上湯山にある温泉です。歴史は定かではないですが、古くから知られていたようで、いくつかの旅館や民宿などが出ています。共同浴場として湯山温泉元湯(内風呂と露天風呂。サウナなし)があります。泉質は単純硫黄泉、ぬるっとするアルカリ性の湯でph9.66を誇ります。

生善院(=しょうぜんいん。猫寺とも)は水上村岩野にある真言宗智山派の寺院です。人吉・球磨地域を治めた相良藩内で起きた化け猫の祟りを鎮めるために創建されたものとされ、通称を「猫寺」といいます。山門脇に狛犬ならぬ狛猫がおいてある一風変わった寺で、現在は猫の置物や猫襖などがあり猫好きの聖地となっています。「おたけさん」と呼ばれて親しまれる寺院で、人吉・球磨地域では有名な場所です。


湯前町(ゆのまえまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県球磨郡湯前町 活き活きと輝き、誇れる町、ゆのまえ 人口3,563人

PRキャラクターの「ゆっくん」が描かれています。町制施行75周年記念として、2013年にミニバイク50cc以下を対象に75枚が交付されました。

湯前町は熊本県の南東部にある町で、球磨郡に属しています。球磨川流域の人吉盆地の東端(「奥球磨」ともいう)に位置し、熊本市~宮崎市を結ぶ国道219号が走るため県の陸の玄関口の一つとなっています。歴史的には鎌倉期~明治維新までの700年ほど相良氏が統治し、日本遺産『「相良700年が生んだ保守と進取の文化」~日本でもっとも豊かな隠れ里-人吉球磨~』の一角をなす地域です。人吉盆地は県内有数の米どころであるため、農業を主要な産業とし、米・米焼酎・打刃物・市房漬・もち麦などを特産品とするほかゆのまえ温泉の入浴施設があります。

ゆのまえグリーンパレスは湯前町の国道219号の南側にあるキャンプ場です。標高250mほどの高台にあり、グラウンドゴルフ・パターゴルフ場やゴーカート乗り場なども整備されています。また「ゆのまえ温泉 湯楽里」という入浴施設があり、海から遠く離れた当地で塩湯に浸かることができます。キャンプ場の南方に潮神社と賽神社いう一対の神社があり、潮神社は名称通り塩水が湧くことから生命の源とされる神社です(乳がよく出る、安産祈願の神社でおっぱい型のものを奉納するいわれがあることから「おっぱい神社ともいう」)。賽神社は塞の神、つまり一般には道案内の神様を祀るものですが、(男性の方の)生殖器崇拝と関係があり、子孫繁栄の神様でもあるため男性の神様としても祀られています。両社をあわせて参拝すると「夫婦円満」というわけです。

湯前まんが美術館(那須良輔記念館)は湯前町上里にある漫画を専門とする美術館です。1992年に当地出身の那須良輔(自動漫画家・政治風刺漫画家・エッセイスト)を記念する施設で、当地で11月に行われる「ゆのまえ漫画フェスタ」の開催地になっています(入館料:一般300円、小中学生100円、町民は無料)。湯前駅周辺のみどころとして市房山里宮神社(湯前城跡にある。市房山を神体とする市房山神宮の下宮)、庄籠製菓舗(「奥くま巻き」という長さ50cmほどのロールケーキで知られる菓子屋)などがあります。

湯前駅から県道43号錦湯前線を南下していくとくまモン太陽光発電所があります。これは太陽光発電所の中央区画にくまモンの顔をデザインしたもので、くまモン部分は発電を行わないダミーパネルです。太陽光発電所は20年ほど残るため、地域の人が親しみやすいようにキャラクター化したそうです。また、川辺製菓舗(焼酎ケーキが地元で有名)や城泉寺(県内最古の木造建築)などがあります。


大津町(おおづまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県菊池郡大津町 みんなでつくろう 元気 大津 人と自然にやさしい 心かよいあうまち  人口35,843人

PRキャラクターの「からいもくん」が描かれています。2012年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー・小型特殊車両を対象に交付されています。

大津町は熊本県北部の菊池郡にある町で、菊池郡に属しています。熊本市と阿蘇山の中間に位置し、町域の東側が阿蘇の外輪山に接しています。江戸時代に肥後~豊後を結ぶ豊後街道(肥後街道)が拓かれ、宿場町として発達した地域です。現在の大津町の主要な産業は製造業で、熊本市のベッドタウンないし本田技研のオートバイの製造拠点として機能していますが、近年は国道沿いの商業の集積が目に付きます。農業は畜産(肉用牛)の比率が高く、くまもとあか牛や黒毛和牛、乳牛などが育てられています。さつまいも・芋焼酎、茶、豚肉などを特産品としています。国道325号(久留米~阿蘇~延岡)と国道57号(長崎~雲仙~大分)が縦横に走り、交通条件に恵まれているため住宅開発が行われ、人口増加が続く地域です。

道の駅 大津は、大津町大字引水にある国道57号沿いの中規模の道の駅です。レストラン・物産館のほか、鶴屋百貨店 大津店、工芸館・陶芸工房・インテリアグッズ専門店などがはいっています。また、熊本市内からの阿蘇山と外輪山の玄関口/観光拠点施設として機能しています。あか牛や馬刺しのほか、からし蓮根も人気のようです。

大津中央公園は大津町大津の市街地にある公園です。幼児向けの遊具や芝生広場のある公園ですが、漫画「ワンピース」のキャラクターの銅像(ロロノア・ゾロ)ができて、当地の観光名所になっています。マスことキャラクターの「からいもくん」の像もあり、多数の方が写真を撮っているようです。周辺に「キムチの里」という手作り漬物屋があり、80種以上の漬物を扱っています。

昭和園は大津町室にある公園です。山の傾斜を利用した公園で、テニスコートや児童広場のほか約4万株のつつじ園があり、ツツジの名所とされています。また、つつじ園ですと大津町杉内にも大津つつじ園という施設があります(入園無料)。


菊池市(きくちし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県菊池市 癒しの里 人口47,034人

丸みを帯びた形状のプレートに菊池川の流れと木の葉が描かれています。2011年からミニバイク50cc以下~125cc以下、ミニカー、小型特車両を対象に交付されています。

https://youtu.be/0_X3e56E97Q

菊池市は熊本県北部(県北、熊本地域)にある市です。2005年に旧菊池市・菊池郡七城町・旭志村・泗水村が新設合併し、菊池市としています。市域東側は一級河川菊池川の上流部で、菊池渓谷(日本名水百選)や菊池温泉がある山間部、市域西側や南側の菊池平野を中心に市街を成しています。平安時代より栄えた豪族菊池氏が戦国時代まで支配し、多くの城を築いた地域です。その後江戸時代から米作りが盛んに行われるようになりました。現在の菊池市は米、しいたけ、ごぼうや畜産(旭志牛)など第一次産業と食料品製造、電子部品・電子回路などの製造業を主要な産業としています。1954年に菊池温泉が湧出してからは宿泊業などの観光業も盛んに行われるようになり、「熊本の奥座敷」と呼ばれるほどになりました。

菊池渓谷は菊池川上流部の水源あたり、阿蘇市と菊池市またがる渓谷です。全長4kmほどのかなり長い区間をいいます。当地の市街地から東へ17kmほどのところにあり、夏は避暑地、秋は紅葉の名所として知られ、標高500~800m、1,193haほどの自然休養林(憩いの場)となっています。水の駅プレジャーパーク(アウトドアレジャー施設)や菊池渓谷温泉 岩蔵があり、2023年4月にビジターセンターがオープンしています。

菊池公園は菊池市隅府にある公園です。菊池市の市街の北東側の小高い丘の上にあり、大型アスレチックや芝生広場、菊池武光の騎馬像があります。当地の桜の名所として親しまれる同公園ですが、菊池城の城山公園でもあり、南北朝時代に南朝について戦った菊池氏3代をはじめ、菊池氏一族を祀る菊池神社が隣接しています。

道の駅 七城メロンドームは、菊池市七代町にある国道325号沿いの大規模の道の駅です。名称通りメロンの形の屋根をもち、メロンパンやメロンジュースを名物にしています。アイス・だんご・ハム・雑貨コーナーを備え、併設のレストランはデリカスタイルで好きな小鉢を取ることができます。なお、西600mほどの山鹿市にはいったあたりに道の駅 水辺プラザかもとがあり、道の駅のはしごができます(こちらは宿泊・温泉施設を併設)。

有明の里 泗水孔子公園は平成4年に完成した中国宮廷建築様式の公園です。1889年に発足した旧泗水町の名称の由来は、郡名の「合志(こうし)郡」と孔子の生誕地、山東省泗水県とをかけたダジャレからと言われます。また、同県とは1994年から友好都市提携しています。回廊には三国志や中国の花鳥風月をテーマにした絵画が描かれ、元町立の施設としてはかなり本格的です。道の駅 泗水 養生市場という国道387号の道の駅が併設されています。

道の駅 旭志(きょくし)は菊池市旭志川辺にある国道325号の中~大規模の道の駅です。旧旭志村は県内有数の畜産地帯であることから、旭志牛の肉を名物としています。レストランと物産館にコスモス園が併設されています。また、旭志村はホタルの里としても有名で、初夏には道の駅周辺の二鹿来川・渡瀬川でホタルが見られます。


玉名市(たまなし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県玉名市 人と自然がひびきあう 県北の都 玉名 人口64,066人

PRキャラクターの「タマにゃん」と黄緑色のラインに音符が描かれています。2015年にミニバイク50c以下を対象に1,000枚が交付されています。

玉名市は熊本県北部の沿岸部にある市です。もともと熊本県北部の中心的な都市でしたが、2005年に玉名郡岱明町・横島町・雨水町と合併し「新玉名市」としています。熊本市の北東に隣接し有明海に面した自治体で、有明海苔養殖の発祥地として知られています。主要な産業は卸売・小売業など商業ですが、県庁所在地に隣接する自治体としては農業の比率が多く、水田や畑が目立ちます。少子高齢化による自然減と社会減が両方みられ、2040年あたりで人口5万ほどになると推計されています。トマト・みかん・有明海苔・あさり・シャコなどを特産品とするほか、中心市街に玉名温泉、市域南側に小天温泉を有しています。

玉名温泉は玉名市の中心市街、岩崎と立願寺あたりにある温泉です。1300年ほど前から知られ、古くは立願寺温泉と呼ばれたもので旅館・ホテル11軒、スパが5軒ほどあります。「炭鉱の街」として知られる福岡県大牟田市に近いことから「三井の奥座敷」などと呼ばれていましたが、炭鉱業の衰退と共に寂れつつあります。温泉大通り沿いの立願寺公園内にせせらぎ風の足湯があります。泉質は単純温泉、単純弱放射能温泉、塩化物泉で、無色透明のサラサラとした湯です。

小天温泉(おあまおんせん)は玉名市南部の小天にある温泉です。現在は那古井館と草枕温泉 てんすいの2軒の温泉施設で構成されています。夏目漱石の小説「草枕」の舞台「那古井温泉」のモチーフになった場所とされています。周辺に夏目漱石が宿泊した前田家別邸、玉名市草枕交流館(観光案内所)などがあります。また、玉名市岱明町の鍋松原海水浴場のそばに「潮湯」という温浴施設がありますが、これは温泉ではなく海水を沸かしたものです。

蓮華院誕生寺は玉名市築地にある真言律宗の寺院(別格本山)です。皇円大菩薩(当地が出身、浄土宗の開祖 法然の師)を祀るもので、戦国時代に焼失した浄光寺蓮華院の跡地に1930年に中興されたものです。創建されてからまだ新しいため歴史的風情はありませんが、直径2.88m、高さ4.55mの世界一の大梵鐘や木造5重等などがあることで知られる大規模な寺院で、本院から3kmほど市街から北側に離れた場所に奥之院を有しています。

高瀬裏川水際緑地公園は玉名市高瀬にある公園です。県指定文化財の高瀬眼鏡橋など一群の石橋があり、周辺は湊町として栄えたため、大八車が脱輪しないようわだちが設けられているなど独特の歴史的景観となっています。肥後しょうぶ6,300株が植えられており、6月に花菖蒲の名所として花しょうぶ祭りが行われています。


南関町(なんかんまち)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県玉名郡南関町 緑にいきづく関所の里 人口8,942人

自治体名の前に「南」をデザイン化した町章が描かれています。九州では最も早く導入されたもので、2012年からミニバイク50cc以下を対象に交付されています。

南関町は熊本県北西部にある町で、玉名郡に属しています。熊本市の北西50km、福岡市から南へ70km、熊本県と福岡県との県境となるあたりに位置しており、平安時代から官道に宿場や関所が開かれ交通の要衝として発展した地域で、現在に至るも九州自動車道が通り玉名PA、南関ICがあります。生産用機械や食品加工など製造業を主要な産業としていますが、人口減少が顕著であるため、各産業とも衰退傾向にあります。米・南関そうめん・南関あげ・栗・竹細工などを特産品とするほか、小代焼の11の窯元のうち1つがあります。

豊前街道南関御茶屋跡は南関町関町にある国指定の史跡です。古代に官道が通り、町名の由来である「みなみのせき」という呼び名が定着したあたりで、現在みられる御茶屋は1852年に建てられたものを修復したものです。参勤交代時に藩主が休憩・宿泊施設として利用したものですが、明治時代には個人所有となり、民家や料亭としても利用されていました。周辺に南関城跡があります。また、南の関うから館(温泉入浴施設/会議場などコミュニティ施設)という温泉入浴ができる施設がありましたが、閉館しています。

大津山自然公園は南関町関東にある公園です。南関ICの近くにある公園で、大津山一帯が公園となっているため150haの広さを誇ります。駐車場の冠木門が印象的な公園で、当地の花見スポットであるため、近くに特産品センターなんかんいきいき村、いきいき村工芸館という物産館があります。また、大津山阿蘇神社があります。

南関町ふるさとセンターは南関町上長田にある複合施設です。県道29号に面して関所村(物産館)、関所亭(レストラン)があります。南関あげを使ったきつねうどんやだご汁、南関そうめんや小代焼などを売っています。

古小代の里公園は南関町宮尾にある公園です。小岱山(筒ヶ岳、観音岳など複数の山々で構成、玉名市・荒尾市・南関町にまたがる)の山麓で作られる小代焼(=しょうだいやき。国指定伝統的工芸品)の古窯を中心に整備された公園で、梅の名所とされています。3月中旬にこの地方の窯元が集い、陶器・梅まつりが行われています。


人吉市(ひとよしし)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県人吉市 物語都市ひとよし ~いで湯と球磨焼酎・笑顔の里~ 人口30,655人

人吉市の伝統工芸品「花手箱」をイメージし、黒縁に椿の花をあしらったたナンバープレートです。2012年にミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されました。

人吉市は熊本県南部にある市です。日本三大急流の一つ、球磨川が流れる人吉盆地にありかつては人吉藩相良氏の城下町として栄えました。現在でも熊本県の南東部を構成する人吉・球磨地域の中心都市です。卸売・小売業や観光業などの第3次産業を主要な産業とする地域で、ほかに飲料・たばこ・飼料、金属製品の製造などが行われるほか、木工(きじ車や花手箱)や酒造といった伝統的な工業も行われています。また、球磨川下りや城下町の古い街並み、人吉温泉などの観光資源を有しています。焼酎や鮎、包丁など鍛冶製品(現在鍛冶製品の生産は終了しているが、研ぎは行っている)、味噌・醤油などを特産品としています。熊本駅ー人吉駅間にSLが走ることでも知られていましたが、部品調達や技術者の確保が難しくなったため、2024年3月をもって運行終了予定となっています。

人吉駅は人吉市青井町にある九州旅客鉄道の駅です。くま川鉄道との共同使用駅ですから、人吉温泉駅も含まれます。駅前には観光案内所のほかにお城のモニュメントやからくり時計(こちらも城の形)が置かれています。また、駅の西側に人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(モゾカ)ステーション868という鉄道博物館があり、昔の駅舎や蒸気機関車の転車台などがあります。

人吉城は人吉駅の南西側の球磨川を渡ったところにある城跡です。鎌倉時代に相良氏が築いたものとされ、本丸には天守は築かれず、護摩堂があったといわれています。市内を見渡す高台にあり、現在は人吉城公園として櫓や塀が復元されています。また、小規模ながら庭園も残っています。城の麓に人吉城歴史館がありますが、令和2年の集中豪雨で被害を受けたため休館しています。

青井阿蘇神社は人吉駅の南側にある神社です。健磐龍命(=タケイワタツノミコト。「阿蘇大明神」などとも。初代天皇の神武天皇の孫にあたる)とその后神である阿蘇津媛命、子の國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)を祀る神社で、当地では「青井さん」とも呼ばれます。社伝によれば806年に創建されたもので、本殿など5棟が国宝に指定されています(茅葺きの社寺では初の国宝指定、また県内初の国宝)。

道の駅 人吉/人吉クラフトパーク石野公園は人吉市赤池原町の鳩胸川の屈曲部にある公園です。国道219号の道の駅ですが鳩胸川が間に挟まるので、少し国道からは離れています。人吉市の伝統文化・伝統工芸・球磨焼酎をテーマにした施設があり、物産館やレストランのほかに木工・硝子・鍛冶・陶芸・革小物などの工房があり、体験ができるようになっています。また、キャンプ場を併設しています。


山都町(やまとちょう)

出典元「日経研調べ ご当地プレート

熊本県上益城郡山都町 風かおる、文楽と石橋の郷 人口13,503人

人形浄瑠璃の一種、清和文楽の人形と水を通す石橋「通潤橋」、特産品のブルーベリーが描かれたナンバープレートです。合併10周年記念として、2015年にミニバイク50cc以下を対象に500枚が交付されています。

山都町は熊本県東部にある町で、上益城郡(かみましきぐん)に属しています。2005年に矢部町・清和村・蘇陽町が合併して誕生した町で、九州の中央部に位置することから「九州のへそ」を商標登録しています。北側は阿蘇カルデラの南外輪山、南側は熊本県と宮城県に跨る九州脊梁山地に挟まれた格好の山間の町で、その町域は544.67k㎡と広く県内の自治体では3位、全国の町で54位ほどです。主要な産業は農林業で、米・酒・高原野菜(トマト・きゅうり・ピーマンなど)・柚子・唐辛子などを特産品としています。江戸時代末期に作られた通潤橋(水路橋)や毎年9月の第1土曜・日曜に行われる八朔祭りで知られています。

通潤橋(つうじゅんきょう)は山都町長原と下市の間、老ヶ滝川にかかる石造りの単アーチ橋です。水利に恵まれなかった白糸台地一帯に水を送るために造られたもので、長さ78m、幅員6.3m、高さ20m余の水路石橋です。当地の観光名所として、灌漑用水の利用が少ない農閑期には15分おきに放水が行われています。また、周辺に道の駅 通潤橋(県道320号沿い、小~中規模、通潤橋の資料館を併設)があります。

道の駅 清和文楽邑(せいわぶんらくむら)は、山都町大平の国道215号沿いにある小規模の道の駅です。レストラン、物産館のほか地元に伝わる清和文楽(人形浄瑠璃の一種)の紹介をする博物館施設と劇場を併設しています。こちらの施設はくまもとアートポリス(1988年から行われている県の事業)に関係するもので、特徴的な建物が目に付きます。矢部茶・栗・ジビエを使った食材などが人気です。

幣立神社(へいたてじんじゃ)は山都町大野にある神社です。「九州のヘソ」や「日本最古の神社」として紹介される有名な神社で、健磐龍命(=たけいわたつのみこと、神武天皇の孫にあたる。阿蘇神社の祭神)が阿蘇に下向した折に、幣帛(=へいはく、神道で神に奉るもののうち、神饌を除いたものをいう)を立てて天神地祇を祀ったことが始まりとされています。天孫降臨の伝承を持つ高千穂にも近く、様々な神話や伝承を受け継いでいます。近くにパン屋やカフェがあります。

清和高原天文台は山都町井無田(いむた)にある天文台です。阿蘇山の南外輪山に位置し、標高700mの空気の澄んだ場所にあります。天文台にレストラン「星座の森」と宿泊棟が併設されています(観望会参加費:高校生以上510円、小中学生300円、未就学児無料)。

道の駅 そよ風パークは山都町今にある国道265号沿いの大型の道の駅です。施設自体は1996年にオープン、2012年に道の駅に登録されています。2020年に運営会社が経営破綻し、コロナ禍の影響もありしばらく営業していませんでした。同年10月末から指定管理者を変えてリニューアルオープンしています。物産館、レストランのほか宿泊施設が併設され、ブルーベリーの収穫体験やジャム作りなど体験を行っています。周辺に蘇陽峡(そようきょう)という景勝地があります。


相良村(さがらむら)

相良村ホームページより

熊本県球磨郡相良村 相性が良くなる村 人口4,070人

自治体名上に水色で「SAGARA」の文字、下部に川辺川の流れと鮎、左側にPRキャラクター「サガラッパ」が描かれています。村誕生60周年を記念し、2016年にミニバイク50cc以下を対象に60枚が交付されました(実物はカラー)。

相良村は熊本県南部にある村で、球磨郡に属しています。人吉・球磨地域を構成する自治体の一つで、村域南部で球磨川に接し、中部から北側にかけては丘陵や山岳地帯になります。村を南北に流れる川辺川(一級河川、球磨川に注ぐ)沿いに集落を成しています。農業を主要な産業とする村で、特に相良茶の産地として知られ茶畑の風景が特徴的です。令和2年7月の集中豪雨により川辺川・球磨川が共に氾濫し、広範囲が浸水するなど被害を受けていますが、現在復興が進められています。米・茶・葉たばこ・あか牛・馬刺し・鮎などを特産品としています。

さがら温泉 茶湯里は相良村深水にある温泉入浴・宿泊施設です。入浴・宿泊施設のほか、レストランと売店、温水プールなどが併設された複合施設になっています。国道からははずれますが人吉ICから車で8分ほどのところにあり、当地の観光施設になっています。

雨宮神社(永江雨宮神社とも)は相良村川辺にある神社で、国道445号から石段を112段登ったところにあります。小さな無人の神社と巨石のトンネルがあり、熊本水と緑の百景に選ばれています。周辺のこんもり茂った森は近年では「トトロの森」と呼ばれています。

相良村の茶の生産量は熊本県内1位を誇り、「さがら茶」としてブランド化されています。この茶はさっぱりした味わいが特徴で、最高級の茶として知られています。農林水産大臣賞、日本茶Award2019審査員奨励賞など様々な賞、品評会1位などに選ばれています。


原付のご当地ナンバー都道府県別目次はコチラ

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